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妊娠初期の腹痛には流産の危険もある!?腹痛の種類と気をつけたい事

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妊娠初期 腹痛妊娠初期の腹痛の中には、流産や子宮外妊娠といった「異常な妊娠」を知らせる大事なサインがあるのを知っていましたか?

妊娠超初期の腹痛とは違い、妊娠初期の腹痛には赤ちゃんからの大切なサインとして、気をつけてもらいたい症状の1つと言われています。

妊娠初期におこりやすい腹痛の種類は、心配の必要が基本的に無い「妊娠初期におこる腹痛」と「便秘や下痢が原因の腹痛」、気をつけてもらいたい「流産や異常な妊娠による腹痛」の3つになります。

今日は妊娠初期に、どんな腹痛があるのか、腹痛がなぜ大切なサインなのか、妊娠初期の腹痛を予防する方法と合わせて、ご紹介していきます。



1.妊娠初期の腹痛は基本的には心配ない

妊娠初期の正常な腹痛は、子宮が大きくなることでの腹痛や便秘や下痢による腹痛であることが多い為、痛みが長時間続くものではないので心配する必要が無いといわれています。
お腹が張って痛みが続くこともありますが、横になり安静にしておさまる場合には、心配は必要ないといわれています。

※赤ちゃんと母体のためには、正しい診断を医師のもとで受けることが大切です。今回ご紹介する情報はあくまで参考にとどめ、自身の体調についてはかかりつけ医にしっかりと相談するようにしてください。

妊娠初期の腹痛の中には、一般的に以下のような症状があると言われています。
・生理痛に似た痛み
・引っ張られるような痛み
・お腹が張り、痛みを感じる
・下腹部がチクチクする
・下腹部がつる感じの痛み
・腰からお腹にかけての痛み
・キュッと感じる軽い痛み
・下腹部に鈍痛を感じる

どのようなことが原因でおこる腹痛なのか細かく見ていきましょう。

原因1子宮が大きくなることでおこる腹痛

子宮が大きくなり、周囲の臓器を圧迫するのが原因でおこる腹痛と子宮の大きさに靭帯が伸び、耐え切れずに足の付け根あたりが傷みだす腹痛の2つがあります。

これらの腹痛は、子宮が大きくなる上での腹痛によるもので、痛みの症状としては、下腹部の痛みや引っ張られるような痛み、下腹部がチクチクする、下腹部がつる感じの痛みが出てきます。横になって安静にすると症状が軽くなると言われています。

原因2便秘による腹痛

妊娠をすると便秘になりやすくなります。これは、子宮が大きくなり腸が圧迫されて、排便がスムーズに行われないためです。長い時間、排便ができないことで腹痛が起きやすくなります。もともと便秘気味の方は更に悪化してしまうこともあります。

痛みの症状としては、下腹部に強い痛み(鈍痛)があります。便秘には、食物繊維や腸を整えるオリゴ糖などを摂りいれるとよいと言われています。

あまりにひどい痛みや排便ができない場合などには、病院の先生に相談しましょう。妊婦でも飲める薬を処方してくれることがあります。

原因3下痢による腹痛

妊娠すると分泌されるホルモンで体内のホルモンバランスを崩し、身体が冷えたり、食品添加物や刺激の強い食品、ストレスなどが原因になり、多くの妊婦さんが下痢になりやすくなります。また、ひどい便秘から下痢になる場合もあります。

身体を温める、食事を改善する、ストレスを無くすなど、改善することができますが、長く続く下痢には注意が必要です。体内の水分が大量に排出されるため、脱水症状になります。水分補給をしっかり行いましょう。

また、下痢は流産や早産になりやすいと良く言われていますが、長引く下痢によって子宮口が開きやすくなる可能性が高くなります。下痢が直接の原因ではないのですが、長く続く場合には、医師に相談しておきましょう。

2.妊娠初期の気をつけるべき腹痛

妊娠初期に特に気をつけたい腹痛の原因は「流産」と「子宮外妊娠」につながるものと言われています。

●流産

妊娠12週(妊娠初期)までは、流産(何らかの理由で胎児が育たない、または流れ出てしまう)しやすく、また妊娠初期に流産する確率は10~15%と言われています。

【妊娠初期の流産の主な原因】
・胎児の染色体異常によるもの
・受精卵に問題がある

など、約6割がこの時期の流産の原因といわれており、母体に問題はない場合が多いとされています。
とはいえ、少しの腹痛でも気になり不安になってしまうことが多いでしょう。
参考として、どんな腹痛の症状があるのかご紹介します。

・痛みがずっと続く
・痛みが強くなる
・下腹部に強い痛みがある
・下腹部が締め付けられる

これらの症状が継続してある場合は、流産または流産しかかっている可能性があります。

自分で判断せずに早めに産婦人科を受診してください。

また、腹痛と合わせて、気をつけておいてもらいたいサインが4つあります。
・出血
・腰痛
・基礎体温が下がる
・つわりや妊娠初期症状がなくなる

これらの症状が腹痛と合わせて出た場合には、すぐに病院で診察してください。
早めに診察することで、切迫流産と診断が出ても妊娠を継続できる場合があります。
自己判断せず、心配なことがあれば迷わずに診察することをおすすめいたします。

●子宮外妊娠

子宮外妊娠とは、異常な妊娠といわれ、子宮以外での場所で着床し胎児が成長してしまう妊娠のことを言います。

子宮外妊娠になった場合には、卵管などの育っていけないところで胎児が大きくなるので痛みが続き、どんどんひどくなっていきます。放置しておくと、卵管などが破裂し大量に出血することがあります。母体への影響も心配されます。

子宮外妊娠は妊娠が継続しているため、妊娠検査薬では陽性反応が出ます。妊娠検査薬から異常な妊娠か確認することができません。
横になり、安静しても症状がかわることがないので、早めに病院で診察を受けてください。

3.妊娠初期の腹痛と生理痛の違い

妊娠初期におきやすい腹痛は、子宮のあたりがチクチクする、お腹が引っ張られるといった、下腹部に鈍い痛みがあります。
さらに、痛みには個人差があり、1日痛みが続く場合や、不規則に来る痛みがあり、生理痛によく似ていることから見分けることが難しいと言われています。

妊娠初期の腹痛が起きやすい時期は、生理予定日の1週間前と言われています。
この時期は基礎体温が高温期に入ってから1週間後にあたり、受精卵が着床し「胎芽」とよばれる時期になります。

着床出血も起こることから生理と勘違いし生理痛と判断してしまうこともあるようです。

4.妊娠初期に気をつける行動

妊娠初期におこる腹痛は、妊娠したら起きてしまう腹痛や流産による腹痛など防げない腹痛と思いがちですが、症状を軽くするために事前に気をつけられる行動がいくつかあるのでご紹介します。

●ハイヒールを履かない

妊娠初期 腹痛 ヒール
転んで、おなかをぶつけ、流産や早産にさせないためにも妊娠中は転びやすい靴を履くのは控えましょう。

●自転車やバイクに乗らない

妊娠初期 腹痛 自転車
妊娠初期に不必要な衝撃やお腹に力を入れる動作は控えましょう。流産や早産を起こしやすくしてしまいます。

●自動車の運転を控える

妊娠初期 腹痛 車
運転し慣れた道でも突然の急ブレーキなどでお腹をぶつけることがあります。また、お腹が張っているときなどの長時間ドライブは避けるようにしましょう。

●通勤ラッシュを避ける

妊娠初期 腹痛 通勤ラッシュ
満員電車では、人と人がぶつかることも多く、急ブレーキで転ぶこともあります。職場に早めに妊娠したことを告げて、通勤ラッシュを避ける時間の出社にしてもらうなど、できるだけ調整しましょう。

●重い荷物を持たない

妊娠初期 腹痛 重い荷物
お腹に力がかかる作業は基本的に控えていきましょう。子宮を刺激することで、流産や早産の危険があります。

●長時間の立ち仕事を控える

長時間同じ姿勢で仕事をすると、お腹が張ってきます。お腹が張っている状態=子宮が収縮しています。収縮は出産時におこる動作と近い為、身体が出産と勘違いし早産を招くことがあります。
こまめに休憩を取るなど、お腹が張らないように気をつけましょう。

●ストレスを溜めこまない

妊娠初期 腹痛 ストレス
流産の原因の1つとして、新たに注目されています。流産に限らず、妊娠中のストレスは胎児に影響するといわれています。
ストレスになるようなことは避けて、リラックスできるように心がけましょう。

●お腹を冷やさない

妊娠初期 腹痛 お腹冷やす
お腹を冷やすと、血行が悪くなります。身体が冷えることで、子宮に必要な栄養が行かず、胎児の成長に影響することもあります。
ひどい場合には、成長が止まり流産の診断を受けることもあります。

また、お腹を壊す原因にもなりますので、お腹を冷やさずに過ごしましょう。

3.まとめ

妊娠初期の特に12週目までは流産がしやすい時期です。腹痛や出血、継続する痛みなど体に少しでも違和感や異変があった時には、すぐに病院に行くことが重要です。

自己判断したり、後回しにしたりせずに病院へ行きましょう。自分の身体だけではなく、おなかの赤ちゃんも大切にしていきましょう。

この記事は2015年7月20日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。


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