水虫が治らないのはなぜ?原因としっかり治すためのポイント

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水虫 治らない
「水虫が治らない」「治ったと思っても再発してしまう」と、悩みをお抱えではありませんか?

薬を塗ったり、清潔にしているつもりなのになかなか治らない水虫。一体なぜなのでしょうか。

今回は、水虫が治らない原因、再発してしまう原因と、しっかりと水虫を治すためのポイントをご紹介します。

1 水虫が治らない原因

それでは、早速水虫が治らない原因を見ていきましょう。
当てはまるものがないかぜひチェックしてくださいね。

水虫が治らない原因1 長時間靴を履いている

水虫 治らない1
靴をずっと履いていると、靴の中は30度以上になると言われています。
また、湿度にいたっては90%以上になります。
とくに梅雨や夏場は外気も高温多湿のため、白癬菌が増殖する環境が整ってしまいます。

例えば、朝8時に家を出て夜9時に帰宅した場合、13時間もの間高温多湿の環境に足をおいていることになります。

長時間、白癬菌にとって居心地の良い環境を提供してしまうので、塗り薬などを塗ってもなかなか水虫が治らないという状況になってしまうのです。

水虫が治らない原因2 水虫薬を正しく塗れていない

足 蒸れ4
どんな薬でも正しく使うことが大切です。

用法や用量、水虫薬を塗るタイミング、塗る範囲などが適切でないと、なかなか水虫が治らないかもしれません。

薬それぞれに特徴があり、得意とする水虫の種類も異なります。
クリームタイプやスプレータイプなど塗布の仕方も商品によって異なります。

薬の使い方が不適切だと、水虫が治らなかったり、完治に時間がかかってしまいます。

水虫が治らない原因3 免疫力の低下

足の臭い 取れない
免疫力が低下すると水虫に抵抗することが難しくなり、水虫がなかなか治らない場合があります。

ストレスや食生活の乱れ、体の冷えなどによって免疫力は低下していきます。

ストレスが多かったり、外食続きなど思い当たることがあるのであれば、水虫の治療とともにストレス発散や生活習慣の改善なども心がけましょう。

なお、糖尿病などの病気で免疫が低下していることもあります。

水虫が治らない原因4 そもそも水虫ではない

足裏 汗1
そもそも、水虫でなければ水虫の薬を使っても治らないですよね。

水虫に症状の似ている病気はいくつもあります。
かぶれや、アトピー性皮膚炎、小さな水ぶくれができる汗疱性湿疹(かんぽうせいしっしん)、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)などが挙げられます。

水虫薬を1週間使っても治らない、症状が緩和されない場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。

2 水虫が再発してしまう原因

水虫は治ったと思っても、また再発して悩んでしまうことも多い症状です。
どうして水虫は再発してしまうのでしょうか。

水虫が再発する原因1 完治する前に治療をやめている

痔 かゆみ1
水虫は薬を塗ると、数日で症状が治まってきます。
そのとき、治ったと思って治療をやめてしまうと、皮膚の表面にいた菌は退治できても、角質層の奥にいる菌までは取り去ることができません。

また、白癬菌の活動が活発になる高温多湿の時期が終わると、水虫の症状が治まったように見えるので完治したと思い、薬の塗布などをやめてしまう場合もあります。

この場合は、また高温多湿の時期になり白癬菌の増殖力が増すと、再発したようにみえます。

水虫が再発する原因2 自宅やよく行く場所に白癬菌がいる

蕁麻疹 対処1
後章で詳しくお伝えしますが、水虫を引き起こす白癬菌(はくせんきん)に感染したからといって、必ず水虫になるとはかぎりません。

しかし、自宅や通っているジムなどに白癬菌が多ければ、感染する機会が増え、そこから水虫を発症してしまう可能性が高くなります。

また、同居している家族が水虫に感染していると、いくら部屋を清潔に保っても白癬菌が多くなってしまい、再発する可能性が高くなります。

3 水虫をしっかり治すためのポイント

水虫が治らない原因を知ったことで、どうすれば水虫を治せるのか何となくわかったと思います。

具体的な、水虫を治すためのポイントを3つご紹介します。

なお、水虫は自然治癒することはまずありません。そのため薬を塗って治すのが基本です。
以下のポイントを守りながら、市販薬を1週間程使っても水虫が治らない、症状が緩和されない場合も皮膚科を受診することをおすすめします。

セルフケアでなかなか治らない水虫も、医師に診てもらいアドバイスを受けることで良くなるかもしれません。
また、本当に水虫なのか検査してくれるので、もしかしたら水虫だと思っていたら別の病気だったということが判明するかもしれません。

なかなか水虫が治らないと悩んでしまうより早めに診てもらった方が、メンタル面でも安定するのではないでしょうか。

3-1 足を乾燥させる・蒸らさない

足 汗 原因
白癬菌は高温多湿だと増殖力を増すので、足が湿気を帯びないようにしましょう。

水虫になる大きな原因は、靴を長時間履くことにありますから、可能であれば靴をこまめに脱いで、熱と湿気を逃しましょう。

職場には、別の靴やサンダル、スリッパなどを用意して、同じ靴を履き続けることを避けましょう。

更に、メインで履く靴は2~3足をローテーションで使うようにしましょう。
1日履いた靴は、風通しの良い日陰で干して湿気を飛ばします。

お風呂に入った後は、指の間までしっかり拭いて水気をとりましょう。
ドライヤーで乾かすのがおすすめです。

3-2 足を清潔に保つ

足の臭い 取れない1
白癬菌の増殖を防ぐため、足を清潔に保つことを心がけましょう。

毎日丁寧に足を洗うようにしましょう。指1本1本、そして指の間までたっぷりの泡でしっかり洗います。

スポンジや軽石で足をゴシゴシしてしまうと、小さな傷ができ、白癬菌を肌の奥に侵入させやすくしてしまうので、やめましょう。

靴下は1日2~3回履き替え、菌の増殖を防ぎましょう。通気性の良い5本指靴下がおすすめです。

足ふきマットやバスタオルなどは毎回洗濯し、床掃除などもこまめにおこないましょう。
水洗いできる靴をよく履いている場合は、靴も洗濯しましょう。

3-3 薬を適切に使う

保湿
水虫を治すには、適切に薬を使いましょう。
水虫薬は、足を洗い清潔にし、しっかり乾かした後に使います。

白癬菌が広がるのを抑えるために、先に健康な周囲の肌から薬を塗り、渦巻きを描くように水虫のあるところ薬を伸ばしていきましょう。

しっかり治すためには、水虫になっていないところまで、広範囲に薬を塗ることも大切です。

また、症状が治まっても、新陳代謝で肌が入れ替わり、古い皮膚とともに白癬菌がいなくなるまでは薬を塗り続けましょう。
最低1~2ヶ月は塗り続けてください。

水虫薬にはさまざまな薬のタイプがあります。
ジュクジュクとした趾間型には、パウダーやクリームタイプ、水ぶくれができる小水疱型には、スプレー、ジェルタイプ、かかとのがさつきが目立つ角化型・角質増殖型には、クリームタイプがおすすめです。

爪白癬は、白癬菌が肌の奥に入り込み、また、爪が硬いので塗り薬では成分がしにくい場合があります。爪白癬になっているときは、他の部分も水虫になっているケースが多いですから、皮膚科を受診して治療した方がいいでしょう。

4 最後に!水虫ってどんなもの?

最後に、水虫がどんなものなのか簡単におさらいしておきましょう。

4-1 水虫は白癬菌というカビが増えることで発症する

水虫は、白癬菌(はくせんきん)という体のどこにでもいる真菌(カビ)の一種が増殖することで発症します。

白癬菌は、肌の角質の成分であるケラチンというたんぱく質を好んで栄養源にしています。

白癬菌はカビの一種のため高温多湿を好み、温度15度以上、湿度70%以上になると増殖力が増すと言われています。

体のどこにでも感染する可能性がありますが、足に発症する人が90%以上となっています。
理由は、靴を履くと温かいうえに蒸れて湿度が高くなりやすいからです。

4-2 白癬菌に感染しても、すぐに水虫になるわけではない

白癬菌は感染力が高く、白癬菌がついた垢などに触れてしまうだけでうつってしまいます。

感染経路としては、銭湯やジムなど様々な人が利用する場所、家族や同居人が水虫の場合は、家の中を裸足で歩くだけでも感染することがあります。

とくに水気が多いバスマットなどには、多く白癬菌が潜んでいると言われます。

ただ、白癬菌に感染してもすぐに水虫になるわけではありません。
水虫になるには、肌の表面から角質層まで菌が入り込まなければいけないからです。

白癬菌が角質層に入り込むまでに最低でも24時間かかると言われています。
それまでに、足をキレイに洗ったり、しっかり乾燥させて白癬菌の増殖を抑えることができれば、水虫になることはそうありません。

なお、皮膚に傷がある場合は、角質層まで菌が侵入するスピードが速くなります。

4-3 水虫には4種類ある

足に発症する水虫には4種類あり、症状もそれぞれ違います。

①趾間型(しかんがた)
趾間型 水虫
足の指の間にできて、最初は赤くなり、それから白くふやけて皮がむける水虫です。
かゆみがでることが多いです。

ジュクジュクしていて、一般的に思い浮かべられることが多い水虫です。

②小水疱型(しょうすいほうがた)
小水疱 水虫
足の裏や側面に2 ~3mm程度の小さな水ぶくれができる水虫です。
強いかゆみがでます。

③角化型(かくかがた)・角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)
角化型・角質増殖型 水虫
角質が厚く硬く、ザラザラになり皮がむける水虫です。悪化するとヒビ割れてしまうこともあります。
かかと水虫と呼ばれることもあります。

かゆみがないため、加齢や乾燥によるものだと思い込んでいる人も多いです。

④爪白癬(つめはくせん)
爪白癬 水虫
長い間水虫を放置し、爪にも白癬菌が定着してしまった水虫です。

爪が厚くなり、爪の色が濁り、そして爪の表面がボロボロになっていきます。
かゆみはありません。
厚い爪には塗り薬の成分が浸透しにくいため、飲み薬を用いることもあります。

5 まとめ

水虫が治らない・再発してしまう原因や、治し方のポイントをご紹介しました。いかがでしたか?

靴を履く時間が長いと、どうしても靴の中が高温多湿になって水虫が悪化しやすくなります。
しっかり治すためには、足の乾燥と清潔に保つことが大切です。

職種や職場によっては、靴を脱げないところもあると思いますが、ぜひできるものだけでも実践してください。

なかなか治らないと悩んでいた水虫の症状が落ち着いてくるでしょう!

この記事は2016年6月21日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。

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