便秘で頭痛になるって本当?気になる頭痛の原因と解消法

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便秘 頭痛

「便秘から頭痛になるのはなぜ?」「便秘も頭痛もつらいから何とかしたい!」と情報をお探しではありませんか?

どうやら、便秘と頭痛は無関係ではないようです。
今回は、便秘と頭痛に関係性と、便秘の解消法についてご紹介します。

1 便秘と頭痛の関係性とは?

便秘と頭痛の関係ですが、どうやら便秘が頭痛の直接的な原因になるわけではないようです。

実は「自律神経の乱れ」や「ストレス」、「便秘による腸内環境の悪化」が影響しているのです。

1-1 自律神経の乱れが便秘と偏頭痛、両方を引き起こす

ストレスや不規則な生活、体の冷えなどは血管や内臓の働きをコントロールする自律神経を乱れやすくします。
自律神経が乱れると、頭痛と便秘を併発する可能性が高くなります。
頭痛 便秘 原因1
自律神経は、人が活動したりストレスや緊張を感じたときに働く交感神経と、リラックスや眠っているときに働く副交感神経とセットになっています。

自律神経が乱れると、内臓や血管の働きをうまくコントロールすることができず、必要がないのに脳の血管が膨張してしまうことがあります。

脳の太い血管が膨張すると、周辺の三叉(さんさ)神経が圧迫されます。圧迫された三叉神経は「神経ペプチド」という痛みの原因となる物質を放出し、血管の周囲に炎症がおこります。

そうするとさらに三叉神経が刺激されて、大脳に痛みが伝わり、偏頭痛になってしまうのではないかと言われています。
(※偏頭痛のメカニズムは、厳密には解明されていません)

便を排出するための腸の動き、「ぜん動運動」は、副交感神経が働きをコントロールします。
しかし、ストレスを感じたり、睡眠不足、不規則な生活などで自律神経が乱れると、交感神経が優位になり、副交感神経の働きが低下します。

すると、腸のぜん動運動が過度になって痙攣を起こしたり、動きが鈍くなって痙攣性便秘になる可能性が高くなります。

つまり、自律神経のコントロールが鈍り、血管の働きが乱れると頭痛、腸のぜん動運動が乱れると便秘になってしまうのです。

1-2 便秘だと有害物質が体をめぐり緊張型頭痛になりやすい

便秘 頭痛 原因2
肩や首周辺の筋肉は、パソコンやスマートホンの使用や姿勢の悪さなどで緊張した状態になり、凝り固まっている人が多いです。

また、人間はストレスを感じると体に力を入れてしまうため、仕事や勉強中に首・肩に無意識に力を入れてしまっている人もいます。
首・肩周りの筋肉は緊張しやすく疲れやすいのです。

筋肉が疲れて凝り固まると、疲労物質が溜まり頭痛が起こりやすくなります。

便秘になりずっと腸内に便がとどまっていると、便が腐敗し有害物質のガスが発生します。
ガスが増えると、腸壁から体内に吸収され、血液の流れにのって有害物質が体中を巡ります。

血液の流れにのった有害物質は、汗や皮脂などと一緒に放出されます。
しかし、全ては放出されず内臓や筋肉に蓄積し、疲労しやすくなったり自律神経が乱れやすくなります。

もともと緊張しやすく疲れやすい首・肩周りの筋肉に、便秘による有害物質が溜まると、緊張型頭痛を起こしやすくなる場合があるのです。

便秘にはいくつか種類がありますが、緊張型頭痛は便秘により有害物質が溜まることが原因なので、どの種類の便秘からでも発生する可能性があります。

しかし、首・肩周りこりは、緊張やストレスも大きく関係するので、痙攣性便秘のケースが多いと言われています。

2 便秘薬・頭痛薬を使う際の注意点

つらい便秘や頭痛のときは、便秘薬や痛み止めで症状を和らげようとしますよね。

薬を飲む前に、知っておいてほしいことがふたつあります。

2-1 頭痛を伴う便秘には便秘薬を使わない方がいい

便秘 頭痛1
便秘がつらいとき、すぐに解消したいと思う気持ちはわかりますが、すぐに便秘薬に頼ることはおすすめしません。
とくに、頭痛を伴うことがある頭痛の場合は避けることをおすすめします。

自律神経の乱れ、緊張による肩や首のこりはストレスが原因で起きることが多く、頭痛を伴う便秘の場合は、痙攣性便秘のケースが多いとされているからです。

便秘にはいくつか種類があり、それぞれの症状に合わせて便秘薬を選ぶ必要があります。

市販薬の多くは、腸の便を押し出す運動、ぜん動運動を促して便秘を解消することを目的としています。

痙攣性便秘になっている状態で下剤を使い腸を刺激すると、さらに腸のぜん動運動が激しくなってしまいます。
そうなると、便がスムーズに進まなくなって便秘が悪化してしまう可能性があります。

そのため、痙攣性便秘の可能性がある場合は、便秘薬、とくに刺激性下剤と言われる薬は使わないようにしましょう。

そして、自律神経の乱れを整えることで、便秘の解消を目指すことをおすすめします。

なお、腸内環境を整える整腸薬や乳酸菌のサプリメントなどであれば、継続することで便秘解消のサポートが期待できます。

2-2 頭痛薬で便秘になる可能性がある

痛み止めの薬(鎮痛薬)の中には、副作用として内臓の働きが鈍くなり、副作用で便秘や下痢の症状がでるものがあります。

そのため、頭が痛くなって頭痛薬を飲んだときに、一時的に便秘になる可能性があります。

便秘になる可能性のある成分としては、

・アセチルサリチル酸(アスピリン)
・ロキソプロフェンナトリウム(ロキソニン)

などが挙げられます。
しかし、この場合の便秘は一過性のもので、痛み止めの服用をやめれば自然と解消されます。

3 便秘・頭痛とおさらば!自律神経を整える方法

頭痛を伴う便秘は自律神経の乱れや、首・肩周辺の緊張、ストレスが原因の痙攣性便秘のケースが多いと言われています。

痙攣性便秘はどうすれば解消されるのでしょうか。

痙攣性便秘の特徴と、その解消法をみていきましょう。

■痙攣性便秘の特徴

痙攣性便秘
ストレスなどにより、副交感神経の乱れによって起き、偏頭痛と原因が同じと言われる便秘です。
弛緩性便秘とは逆に、腸の筋肉が激しく動きすぎて、痙攣しているような動きになり便がうまく進まなくなってしまいます。

副交感神経が様々な原因で過緊張状態になり、大腸が正常に動かず便がうまく運ばれなくなってしまいます。
ウサギのフンのようなコロコロした便が出やすくなります。

また、本来吸収されるはずの水分まで一緒に排出されることがあり、便秘と下痢を繰り返す人もいます。

食後に腹痛がでたり、排便後の残便感があるなどの特徴があります。

自律神経の整え方1 ストレスをためない・発散する

ストレス発散
ストレスによる自律神経の乱れは、痙攣性便秘の大きな原因になります。
可能であれば、できるだけ早くストレスの原因となっている問題を解決しましょう。

ただ、ストレスの原因は仕事や介護など、そう簡単に解決できることばかりではありません。
普段からあまりストレスをためないよう、こまめに発散しましょう。

ストレス発散は半身浴でもカラオケでもパワースポットめぐりでも、趣味に没頭するでもなんでもかまいません。
とくにストレス発散法や趣味がなければ、ウォーキングなどの軽い運動がおすすめです。

自律神経の整え方2 規則正しい生活を送る

眠れない時の対処法
生活リズムが不規則だったり睡眠時間が短かいと、無意識にストレスを感じてしまいます。
ストレスは自律神経を乱し、血行も悪くなります。

不規則な生活は、体調を崩しやすくしますし、体に便秘や肌荒れなど様々な悪影響を及ぼします。

早寝早起きを徹底する必要はありませんが、1日のリズムが同じになるようできるところから始めてみましょう。

自律神経の整え方3 軽い運動をおこなう

ジョギング ウォーキング 運動
軽い運動をすると心身が整えられ自律神経が正常に働きやすくなります。
また、血の巡りも良くなるので体が冷えにくくなり、便秘を解消しやすくなります。

運動をする際はあまり激しいものではなく、ウォーキングなど副交感神経を優位にしやすくなる軽い運動がおすすめです。
副交感神経と交感神経のバランスを整えることで、弛緩性便秘の改善にも繋がります。

自律神経の整え方4 体を温める

便秘 おなら3
自律神経の乱れ、腸内環境の悪化を防ぐため、普段から冷え対策をしましょう。

湯船に浸かって身体を温めたり、日頃から温かい服装をしたり、腹巻きを活用するのがおすすめです。

夏場でもエアコンが効いていて肌寒いと感じたときは、温かい飲み物を飲んだり、カーディガンを羽織る、ひざ掛けを使うなどして、体が冷えないようにしましょう。

4 つらい頭痛の緩和方法

便秘 頭痛3
頭痛がすると、仕事などとてもできない状態になってしまう人もいますよね。

自分に合う頭痛薬を飲むことで対処している方が多いと思いますが、もし、ひどい頭痛に襲われたらこの緩和法も同時に試してみてください。

自律神経の乱れによる偏頭痛、有害物質が体をめぐることで起きやすい緊張型頭痛それぞれの緩和法をみていきましょう。

4-1 偏頭痛を緩和する方法

偏頭痛の症状は、脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなることが多いです。また、光や音、においに敏感になったり、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。

●痛む部分を冷たいタオルなどで冷やす

脳の血管の周囲の炎症を抑えるため、痛む部分やこめかみ付近を冷やしてあげましょう。

●暗くて静かな場所で安静にする・一眠りする

体を動かすと血の巡りが良くなってしまうので、安静にしましょう。光や音に敏感になることもあるので、可能であれば暗いところで休むのがおすすめです。

偏頭痛のピークは1~2時間と言われているので、一眠りできるのであれば、横になりましょう。
横になれない場合は、座ったままで良いので動かず安静にしていましょう。

●カフェインを摂取する

カフェインには、脳の血管を収縮する作用があると言われています。
カフェインを含んだ飲み物、コーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶ほうじ茶、ココアなどを1杯飲んでから休んでみるのもいいでしょう。
ただ、カフェインは摂り過ぎても頭痛になることがあるので、気をつけましょう。

4-2 緊張型頭痛を緩和する方法

緊張型頭痛は、頭全体が締め付けられるような痛みで、体を動かすと症状が軽くなります。めまいや肩のこりを伴うこともあります。
もし、ひどい緊張型頭痛に襲われたら、普段使っている痛み止めに加えて、この緩和法も同時に試してみてください。

●肩・首周辺を温める

緊張型頭痛をやわらげるには、肩の緊張をほぐすことが大事です。

肩・首周辺をカイロやホットタオルなどで温めましょう。
血の巡りがよくなり、新鮮な空気や酸素が筋肉に届きやすくなり、老廃物などは排出されやすくなります。

そうすると、首・肩のコリがほぐれて緊張型頭痛がやわらぎやすくなります。

●肩・首周辺を動かす

肩・首周辺の緊張をほぐすには、周囲の筋肉を動かすのも効果的です。
腕の力を抜いて、首をゆっくり回したり、後ろに反らせるなど、頭痛がひどくならない程度に筋肉をほぐしましょう。

なお、肩こり・首こりの解消・予防をしたい方は、コチラの記事もご参照ください。
肩こりの原因とは?「こり」の正体と6つの解消法

5 痙攣性便秘以外の便秘の種類と解消法

頭痛を伴う便秘は痙攣性便秘の場合が多いとされていますが、他の種類の便秘でも腸内環境が悪化して頭痛を引き起こすことがあります。

痙攣性便秘以外の便秘の特徴と解消法もみていきましょう。

5-1 弛緩性便秘・直腸性便秘の特徴

便秘は、大きく分けて機能性便秘器質性便秘に分類されます。
便秘 分類・種類
さらに、機能性便秘は、弛緩性(ちかんせい)便秘、直腸性便秘、痙攣性便秘の3種類に分けられます。

器質性便秘は、便の通り道(消化管:小腸・大腸)に物理的な障害があることが原因で起こる便秘です。
生まれつきの病気や、腸管壁のポリープやガン、腸管の癒着など物理的な理由で便が通りにくくなることによって起こります。

頭痛以外にも、血便、激しい腹痛、嘔吐などの症状が伴う便秘の場合は、すぐに消化器内科を受診することをおすすめします。

痙攣性便秘以外の機能性便秘について見ていきます。

■弛緩性(ちかんせい)便秘の特徴

弛緩性便秘
腸管が緩み、ぜん動運動(腸の筋肉が収縮する動きにより、便を運ぶ運動)が弱くなることによって起きる便秘です。
筋力不足などで胃腸や大腸が本来の位置より下がってしまうことでも起きやすくなります。
そのため筋力が弱い高齢者や女性に多いと言われています。

一般的に便秘と言うときは、この弛緩性便秘を指すことが多い、日本人に最も多い便秘とされています。

大腸に便が長時間とどまるため、便の水分が吸収され固くなり、ウサギのフンのようなコロコロした便になることがあります。

お腹が張る、排便後も残便感があるなどの特徴があります。

■直腸性便秘の特徴

直腸性便秘
直腸に便が到達しても、排便反射(便を排泄するために体に備わっている機能)が起きず、便がたまっていってしまいます。

便意を我慢することで段々と直腸が鈍感になり、便が直腸まで降りてきても、便意を脳が感じにくくなり、排出しにくくなってしまうのです。

便が長い間腸にとどまるので、便の水分が吸収されとても硬い排出しにくい便になります。

5-2 便秘の解消法

それでは、弛緩性便秘、直腸性便秘の解消法をみていきましょう。
便秘の解消だけでなく、予防にも役立ちますので、ぜひ実践してください。

1 お腹のマッサージをおこなう

日本人に多い弛緩性便秘に効果的なのが、腸のマッサージです。
マッサージで優しく腸を刺激することで、排便を促します。

簡単にできる便秘解消マッサージをふたつご紹介します。

■おへそまわりのマッサージ

立った状態で、おへそを中心にお腹を手で時計回りに押しながらさすります。
回数は10回程度で、強く押す必要はありません。

便の流れに沿うようなマッサージになるので、自然な便の排泄を促す効果があります。
便秘 マッサージ1
■ごろごろマッサージ

うつ伏せになり、5回程度、左右にゴロゴロと寝返りをうちます。
これを10分間1セットとして、1日に1回行います。

適度に体重をかけることができ、複雑な形状をした小腸をうまくマッサージすることができます。
便秘 マッサージ2

2 腹筋運動をおこなう

筋力不足が大きな原因となる弛緩性便秘を解消するためには、腹筋を鍛えたり、運動で体のコンディションを整えることが大切です。

腸のぜん動運動を活発にさせるため、お腹周りの筋肉を鍛える軽い筋トレをおこないましょう。
続けやすい、自宅でできる腹筋の鍛え方をふたつご紹介します。

●腹筋運動1

①まずは仰向けに寝ます。
便秘 体操1
②おへそのあたりを意識しながら、両足をそろえて5cm程上げます。
そのまま1分間キープします。
便秘 体操2
1分間キープするのが難しい場合は無理をする必要はありません。
足を下ろすときは、ゆっくりと下ろしましょう。

●腹筋運動2

①脚を肩幅に開いて、両膝を立てて仰向けになります。
便秘 体操3
②お腹に手を当て、肩と頭をゆっくりあげます。目線はおへそです。
便秘 体操4
③腹筋に力がはいるのを感じたら、10~15秒間、そのままの体勢をキープします。
 このとき、意識して呼吸を繰り返しましょう。

3 栄養バランスの良い食生活を続ける

和食
便秘を解消・予防、そして健康的な生活を送るためには、栄養バランスの良い食事が欠かせません。

少食であったり、無理なダイエットで食物繊維や脂質など少ないと、ぜん動運動が鈍くなってしまいます。
普段から栄養バランスの整った食生活を心がけましょう。

なお、便秘解消にとってとくに大事なものとして、食物繊維、乳酸菌、ビタミンEなどが挙げられます。

食物繊維は便をカサ増ししてぜん動運動を促し、乳酸菌は腸内環境を整え、ビタミンEは自律神経を正常に働かせるサポートをすると言われます。

●食物繊維が多く含まれる食材

・不溶性食物繊維

●野菜(モロヘイヤ、ゴボウ、芽キャベツ、カボチャ、アシタバなど)
●芋類(サツマイモ、サトイモ、コンニャクなど)
●きのこ(エリンギ、エノキ、シメジなど)
●豆類(エンドウマメ、インゲンマメ、納豆など)
●穀類(オオムギ、ソバ、玄米など)

水に溶けず、水分を吸収して膨張する特徴があります。
腸のぜん動運動を促進する働きがあり弛緩性便秘に効果的です。

・水溶性食物繊維

●野菜(エシャロット、カンピョウ、ニンニク、ゴボウなど)
●芋類(サツマイモ、サトイモなど)
●きのこ(ナメコ、シイタケ、エノキなど)
●豆類(ナットウ、インゲンマメ、エンドウマメなど)
●穀類(ライ麦パンなど)

水分に溶ける食物繊維で、腸内の水分を巻き込んでゲル状に形を変えてくれます。
便を柔らかくしてくれるので、痙攣性便秘、直腸性便秘に効果的です。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の適切な割合は2:1とされています。
1日の食物繊維の摂取基準は成人男性20グラム、成人女性18グラム以上が目標量とされているので、バランス良く摂りましょう。

●乳酸菌が多く含まれる食材

・乳製品(ヨーグルト、チーズ、発酵バター)、生ハム、塩辛など
・発酵食品(キムチ、ナットウ、ぬか漬けなど)

乳酸菌には動物性乳酸菌と植物性乳酸菌の2種類があります。
それぞれに特性があり、乳製品や肉類から摂れる動物性乳酸菌は、腸を刺激して免疫力を高めてくれます。
植物性乳酸菌は、胃酸などによって分解されにくく、生きて腸に届きやすいとされています。

バランスの良い食生活で、両方の乳酸菌を摂り入れましょう。

なお、ヨーグルトなどの乳製品は、オリゴ糖と一緒に摂るとより効果的です。
また、食中・食後のタイミングで摂ることをおすすめします。

●ビタミンEが多く含まれる食べ物

ビタミンEは、 油やナッツ類に多く含まれています。
無理なダイエットなどをしなければ、普段の食事で必要量はまかなえるビタミンです。

もし、脂質を抑えながらビタミンEを摂取したいときは、モロヘイヤやカボチャ、ダイコン、アーモンドなどを摂りましょう。

4 水分補給をおこたらない

便秘の原因3
便が固くなって排出が難しくならないよう、普段からこまめに水分を補給しましょう。

よく1日2リットルは水を飲むべきと言われますが、食事の中にも水分が含まれています。飲む量としては、1.5リットル程を目安にするといいでしょう。

なお、冷たい水は体を冷やしてしまいます。常温、もしくは白湯で摂取するようにしましょう。

5 トイレに行く習慣をつける

便秘の原因2
直腸性便秘は、便が直腸まで降りてきても、便意を脳が感じにくくなっています。
便が腸内にとどまる時間が長いと腸内環境が悪くなり、自律神経が乱れやすくなります。

たとえ便意がなくても、朝食の後はトイレに行くという習慣をつけることで、便意を適切に感じやすくなると言われています。

また、便意を感じたら我慢せずにすぐにトイレに行くことも大切です。

6 頭痛だけじゃない!便秘の悪影響

便秘は頭痛だけでなく、体に様々な悪い影響を及ぼします。
便秘が続くことによる悪影響をまとめましたので、最後に確認してみましょう。

■肌荒れ・吹き出物が出やすい

便秘が続くと、腸の中で便が腐敗し、有害物質のガスが発生します。ガスが増えると、腸壁から体内に吸収され、血液の流れにのって有害物質が体中を巡ります。
血液の流れにのった有害物質は、汗や皮脂などと一緒に放出されます。

有害物質の放出は肌細胞の担当です。
有害物質の量が多いと本来の役割である、汚れや汗の排出や新陳代謝まで手が回らなくなってしまいます。
すると肌環境が乱れやすくなり、肌荒れや吹き出物が出やすくなってしまうのです。

■苛立ちや不快感を覚える、だるさ・疲労感が出る

便秘が続いて有害物質が溜まり腸内環境が乱れると、自律神経にも影響します。
自律神経が乱れやすくなり、苛立ちや不快感を覚えやすくなるのです。
また、体のだるさや疲労感が出る人もいます。

便秘がなかなか解消されないことへの苛立ちに加えて、自律神経が乱れることで余計に苛立ちを覚えるケースもあります。

■食欲の低下

便秘により腸に便がたまると、腸に送ることができないため食べ物が胃に残ってしまい、食欲が低下しやすくなります。

便秘が続くと、有害物質が血液の流れにのって有害物質が体中を巡ります。
そうすると、吐き気や体のだるさも出て、食欲がなくなってしまうのです。

■腰痛・肩こり

便秘になると腸に有害物質のガスがたまっていきます。
たまっている便やガスが背骨や腰などを圧迫すると、腰痛になってしまいます。

また、有害物質が血液に溶けこむと、本来血液の流れにのって取り去られるはずの疲労物質が流れにくくなり、肩こりの症状が出たり悪化しやすくなります。

7 まとめ

便秘と頭痛の関係性について見てきました。いかがでしたか?
便秘と頭痛は、原因が同じ場合や、便秘により頭痛がより起きやすくなることがあるようです。

しっかり便秘を解消して、便秘と頭痛に悩まない生活を目指しましょう!

この記事は2016年7月25日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。

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