エボラ出血熱の正しい対策方法は? 正しい予防方法を紹介

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エボラ出血熱 対策「エボラ出血熱を自分で対策したい」、「エボラ出血熱の対策は、国ではどうやっているの?」と、疑問をお持ちではないでしょうか? エボラ出血熱は、エボラ出血熱の流行している地域に行かないことが、一番の対策です。

今回は、エボラ出血熱の対策方法と、国が行っているエボラ出血熱の対策方法についてご紹介します。

1.エボラ出血熱とは

エボラ出血熱とは、エボラウイルスにより感染する感染症です。潜伏期間は7~10日程度(最大21日)で、急な発熱や頭痛、筋肉痛、頭痛の症状があらわれます。症状が進行すると、嘔吐や下痢、吐血、下血など、出血を伴う症状が出ます。

中央アフリカ諸国、西アフリカで流行しており、アメリカやスペインでは二次感染者が出ています。

2.エボラ出血熱の対策方法

エボラ出血熱には、現段階で有効なワクチンがなく、予防接種はないため、かからないように対策することが重要です。

感染を防ぐためにできる対策を、国内、流行国の2パターンに分けてご紹介します。

2-1.国内でのエボラ出血熱対策方法

・流行国に極力行かない
何か特別な用事がない限りは、エボラ出血熱が流行している地域や、エボラ出血熱の感染者が出た地域には行かないようにしましょう。

エボラ出血熱は、患者の体液(排泄物、血液、吐瀉物など)に触れることで感染します。国内での感染者が出ていない今、自ら感染国に行かない限りは、感染の可能性は低いです。

現在(2015年6月23日)エボラ出血熱の流行が見られる国は、下記のとおりですので、渡航の際にはご認識の上、対策を行ってください。

〈エボラ出血熱の流行地域〉
・リベリア(西アフリカ)
・ギニア(西アフリカ)
・シエラレオネ(西アフリカ)

・外国人が集まりそうな場所に積極的に行かない
空港などの、海外からの観光客が多く集まりそうな場所は、用がない限りは近づかない方が無難です。

日本に入国・帰国する人は、検疫を受けてはいますが、100%検疫が十分とは言い切れませんし、検疫を受けていない人のウイルスに触れる可能性があるかも知れません。

・手洗いをする
手洗い現段階では、国内でエボラウイルスに触れる可能性は低いですが、万が一エボラウイルスに触れてしまった場合は、手洗いが有効です。

手洗いには、除菌効果のある石鹸で手を洗い、アルコールで消毒するのが理想的です。

また、色々な人が触る場所に触れた場合は、口や目などの粘膜に触れないように心がけましょう。ただ手を洗うだけでなく、正しい手洗いをすることで、さらにウイルス感染の予防効果が高まります。

〈正しい手洗いのポイント〉
・時計や指輪などのアクセサリーをはずす
・両手のひら、手の甲、指の間を洗う
・指先と爪の中は、手のひらをひっかくようにして洗う
・親指も付け根から洗う
・肘まで洗う
・30秒くらいかけて洗う

2-2.流行国でのエボラ出血熱対策方法

お仕事などの事情で、やむを得ずエボラ出血熱の流行国に行かなければならない場合の対策方法についてお話しします。

・手洗いをする
患者の体液に直接触れなくても、体液のついた場所に触れると感染するため、除菌効果のある石鹸やアルコール消毒液で、手を清潔にしてください。

渡航先では、石鹸やアルコール、手洗いのできる清潔な水などが整っていないこともあるので、持ち歩きが可能なアルコール消毒の製品を持って行くことをおすすめします。

・動物に触らない
ゴリラ流行国に行った際は、動物に触らないようにしてください。エボラウイルスの根源は、野生のコウモリだったと考えられています。コウモリから人に感染し、人から人へ感染することで流行しています。

コウモリの他にも、チンパンジー、ゴリラ、サル、ヤマアラシ、豚などの感染も確認されています。万が一動物に触ってしまった場合は、除菌効果のある石鹸で手を洗い、アルコールで消毒を行いましょう。

・よく分からない動物の肉を食べない
よく分からない肉が出てきたら、絶対に食べないでください。流行国では、動物を密猟し、なんの肉か分からないものを食べる機会があるかも知れません。出処が不明の肉は、火を通してあっても警戒してください。

3.国におけるエボラ出血熱の対策

国では、海外からウイルスが持ち込まれるのを防ぐ対策と、感染者が出た際の対応を定め、緊急時に備えています。

基本的には、空港にて

・サーモグラフィーによる体温測定
・すべての入国者、帰国者に対し、ギニア、シエラレオナへ行ったことがある場合は申し出るよう呼びかけ
・入国管理局による、渡航歴の確認

が行われ、該当国への渡航歴がある場合は、1日に2回の健康確認を実施しています。

また、渡航歴と発熱などの症状が見られた場合は、第1種感染症指定医療機関にて検査します。そこで感染が確認された場合は、入院などの措置が取られます。
トランク

4.エボラ出血熱の疑いがあれば保健所に連絡する

西アフリカへの渡航経験があり、発熱などの症状が見られた場合は、最寄りの保健所に連絡してください。二次感染を防ぐためにも、保健所への連絡なしに病院に行くのは止めてください。

下記ページより、お住まいの近くの保健所を検索できます。
厚生労働省 保健所管轄区域案内
出典:厚生労働省

5.まとめ

エボラ出血熱は感染力が強く、致死率も高いことから恐れられていますが、現段階では、日常生活を送っている分には感染する可能性は低いです。

正しい知識を持ち、万が一国内での感染者が出た場合も、落ち着いて対応してください。

 

この記事は2016年7月11日(月)時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。

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