イヤイヤ期の接し方、食事・着替え・お風呂は?年齢別の対応

Pocket
LINEで送る

イヤイヤ期 接し方
訪れてしまった、イヤイヤ期。自己主張の激しさに手を焼き、「どんな風に接したらいいのか…」「一体いつまで続くのかな…」と、途方に暮れている方も多いと思います。

今回は、ママやパパのストレスを和らげる、イヤイヤ期の子どもへの上手な接し方をご紹介します。この時期の子どもの特徴をしっかり理解して、子どもの気持ちに寄り添った対応をしていきましょう。

1. イヤイヤ期とは?

1-1 イヤイヤ期はどんな時期?

イヤイヤ期 接し方
イヤイヤ期は「第一次反抗期」ともいい、強い自己主張が始まり、ママやパパの意見と子どもの意見がずれてぶつかり合う時期です。

脳の発達や体の変化に伴って、精神的にも子どもの中に自我が芽生え、自立心が強くなり、なんでも自分でやりたくなります。
しかし、まだうまく言葉で自分の気持ちを伝えることができず、「イヤ」を繰り返すため、「イヤイヤ期」と呼ばれています。

自己主張する子どもの気持ちをくみ取るのは難しく、親にとっては悩みが絶えませんが、子どもの成長には不可欠な過程です。

1-2 イヤイヤ期は、いつからいつまで?

イヤイヤ期 接し方
イヤイヤ期が始まる時期は個人差がありますが、1歳半~2歳頃に始まるのが一般的です。
よく「魔の2歳児」と言われるのは、2歳前後から「イヤイヤ」が際立ち始めるためです。

気に入らないことがあると突然泣きわめき、好きだったおもちゃや食べ物を放り投げたり、泣き叫んでひっくり返ったり…こんなイヤイヤ期は、ある程度言葉を介してコミュニケーションができるようになるまで続きます。

平均で3歳後半くらいには徐々に安定し、4歳になる頃にはほとんど終わると言われていますが、これにも個人差があります。

1-3 イヤイヤ期は、親のコミュニケーション能力が試されている

イヤイヤ期 接し方
イヤイヤ期は、親のコミュニケーション能力が試されています。

子どもは、イヤイヤ期に自分の感情をしっかり出すことで、心を成長させます。
この大切な時期に、イヤイヤに直面したママやパパは、「時間がない」「うるさい」など、大人の都合を優先して、何とか押さえつけようとしがちです。

更に、親の気持ちに余裕がある時は大目に見て許し、そうでない時は禁止したりするなど、大人の身勝手な状況次第で、子どもへの対応を変えてしまいがちです。

イヤイヤ期は、誰もが通る道です。この道を通らないと、思春期以降で、幼児期に発散できなかったストレスが大きな反抗期としてやってくると言われています。

子どもの心の成長と、この先の関係づくりのために、ママやパパのコミュニケーションを駆使して、しっかり向き合うことが大切なのです。

2. イヤイヤ期に注意したい6つのこと

イヤイヤ期 接し方

2-1 子どもを睡眠不足にさせない

睡眠不足が原因で不機嫌になり、すべてのことにイヤイヤを言うことがあります。
子供は夜は決まった時間に寝かせ、昼寝の時間を作り、睡眠時間を規則正しくとるようにしましょう。

2-2 子どもを一方的に叱らない

子どもを一方的に叱らないようにしましょう。
「いい加減にしなさい」などの言葉は、一方的に叱られたと感じ、子どもの中では曖昧で理解できないと言われています。
子どもを落ち着かせたら、なぜそれがいけないのか、きちんと理由を教えてあげましょう。

2-3 子どもの要求の言いなりにならない

子どもの要求の言いなりにならないようにしましょう。
子どもなりに、その時々で主張があり、どんな自分でも受けとめてほしいと思っていますが、イヤイヤされるのが嫌だからと、わがままや要求の言いなりになってはいけません。
大切なのは甘えさせてあげることで、甘やかすことではありません。
子どもの発するメッセージに耳を傾け、親としてできる限りの心の支援をすることが大切です。

2-4 子どもを脅しで言い聞かせようとしない

子どもを脅しで言い聞かせようとしてはいけません。
「○○しないと、お菓子をあげないよ」など、子どもが好きなことを利用して、脅して言い聞かせてしまうと、子どもは自分が行動する際に、強迫観念や不安を感じるようになります。
子どもに納得してもらう時はできるだけ、プラスの声掛けをするようにしましょう。

2-5 子どもとの約束をやぶらない

子どものとの約束をやぶってはいけません。
「後でやろうね」「今度ね」など、子どもと約束した時は、必ず守りましょう。子どもは、きちんと覚えています。
子どもがまだ自分から伝えることが出来ないときは、「この前、○○の約束したよね」とママやパパの方から提案してあげるようにしましょう。

2-6 子どもをお菓子や物でつらない

子どもをお菓子や物でつってはいけません。
「○○が出来たらお菓子をあげるよ」「買ってあげるから、いうことを聞いて」と、お菓子や物でつるのはやめましょう。
イヤイヤ期は、周りとのコミュニケーションを学んでいく大事な成長過程です。条件付きでないと、反応できない状態を作り出してしまいます。

3. イヤイヤ期全般の接し方、8つのコツ

イヤイヤ期 接し方
イヤイヤ期全般で、子どもの接し方における8つのコツをご紹介します。
接し方をちょっと工夫するだけで、ママやパパの困難も少し緩和できるはずです。早速みていきましょう。

① イヤイヤには共感する

イヤイヤ期 接し方
子どものイヤイヤには、共感してあげましょう。
癇癪を起こした際には、「〇〇をしたかったんだね」「出来なくて悔しかったよね」など、子どもが表現したいのに表現できずにいる気持ちを代弁してあげましょう。

それでも「イヤ」を連発する場合は、「そうだよね、嫌だよね」と負の感情に共感を示すだけでも、「理解してくれている」と子どもに伝わるはずです。

② 積極的に言葉をかける

イヤイヤ期 接し方
日常生活の中で、積極的に言葉をかけましょう。
イヤイヤ期のこの時期は、言葉が劇的に発達する時期です。いろいろな言葉を使って、たくさん話しかけてみましょう。

ある程度コミュニケーションが取れるようになると、興味とともに質問がどんどん増えますが、適当に答えず、分かりやすい的確な答え方をしましょう。
同じことを何度も聞かれることがありますが、「さっき教えた!」はNGです!

③ 出来るだけ自分でやらせる、出来たら誉める

イヤイヤ期 接し方
やりたいことは出来るだけ自分でやらせて、出来たら誉めてあげましょう。
何でも自分でやりたがるこの時期、自分でやるにはまだまだ上手くできずに、時間もかかります。そのためどうしても、ママやパパが代わりにやってあげてしまいがちです。

しかし、そこをグッと我慢し、時間が許す限り子どもにやらせてあげましょう。子どもは、自分でやりたい事には物すごい集中力を発揮して頑張ります。
出来ないと決めつけたり、出来なかったことで「だから言ったでしょ」と叱責したりするのはNGです。補助をしてあげながら、出来たらすかさず、いっぱい誉めてあげましょう。

④ 別のものに興味を逸らす

イヤイヤ期 接し方
イヤイヤが続き、泣き叫ぶ場合は、別のものに興味を逸らしてあげましょう。
子どもの関心を逸らすために、場所を変えてみたり、全然違うことをすすめてみたりしましょう。

また、気持ちの切り替えがスムーズにできるよう、「〇〇したら、帰ろうね。」など、見通しの持てる声掛けをしましょう。
予め声掛けをすることで、ストレスの軽減に繋がります。

⑤ 自分で選択させる

イヤイヤ期 接し方
選択肢を設けて、自分で決めさせてあげましょう。
なんでもやりたいこの時期は、大人から言われるのではなく、自分で決められるというのが、子どもにとってとても魅力的なことです。
「これとコレなら…どっちがいい?決めて教えて」と、聞いてあげましょう。

ここで挙げる選択肢は、子どもの為のものでなくても大丈夫です。大人の事情で決めたものであっても、子どもとしては「自分で決めた!」と満足し、納得してくれます。

⑥  好きなことを見つける

イヤイヤ期 接し方
子どもの好きなことを、見つけてあげましょう。
イヤイヤ期は、子ども自身が自信を持って、親に見てもらいたいことが増えて行く時期です。普段からよく観察して、子供が好きなことやものを見つけてあげましょう。

中断したらイヤイヤを始めた…というときは、ママやパパにもっと見て欲しいサインかもしれません。
いつもと違う子供の様子を感じたら、そこは5分だけでも余計に子どもに付き合うようにしましょう。
子供が習得したことを、見ることが出来るかもしれません。そして、子供の成長を感じた場合は、思いきり笑顔で褒めてあげましょう。

⑦ 事前に時間を決めて、約束をする

イヤイヤ期 接し方
事前に時間を決めて、約束をすることで、行動がスムーズになります。
あらかじめ、「長い針がここになったら」「アラームが鳴ったら」などの、約束をしておきます。
突然中断されてしまうと、「イヤイヤ」が始まり、なかなか応じそうもない素振りを見せることがあります。しかし、時間を伝えておくことで、子どもなりのプランを頭の中に立てられるようになります。

小さい頃から、「後◯◯分経ったら○○は終わりね」「この長い針がここまで動いたら◯◯食べようね」などと、時間に紐付けて約束するようにしましょう。

⑧ どんな対応をしてもダメな時は抱きしめる

イヤイヤ期 接し方
どんな対応をしてもダメな時は、子どもを抱きしめてあげましょう。
あらゆる接し方を試してみても全くダメな時ことも多々あります。
そんな時には、子どもを抱きしめてあげましょう。イヤイヤ期でお互いに苛立っていても、気持ちが次第に解れていきます。

ぎゅっと抱きしめ、甘えをしっかりと受けとめ、子供の感情を包み込んであげましょう。
何歳になっても、子供は親に抱きしめられるとホッと安心するものなので、試してみてください。

思春期は、抱きしめようにも抱きしめさせてもらえません。イヤイヤ期ならではのコミュニケーションを大切にしてください。

4. イヤイヤ期の接し方:食事、お着替え、外出などシーン別

4-1 食事編

イヤイヤ期 接し方

スプーンや食器を投げるとき

スプーンやフォークを上手に使えないことがストレスとなって、投げることがあります。
子どもの気持ちを受容し代弁してあげた後で、してはいけない理由や出来ない理由を説明し、使い方を教えてあげるようにしましょう。

また、ママやパパが関心を示してくれるのが嬉しくて、遊び感覚で食器を投げる場合もあります。大きなリアクションを取らず、無言で拾い、無言で手渡すようにしましょう。必要以上に関わらないことが大事です。

自分のものを食べないとき

自分のものを食べずに、大人のものを食べたがる場合は、「これが欲しいんだね」と、一度受容し代弁してあげましょう。
ダメと禁止されると、否定された気持ちになってますます強く自己主張してくることがあります。
「これは、味が濃いから◯◯になったら食べられるよ」など、未来に展望を持たせてあげるように伝えてあげましょう。
そして、その次に、「こっちを食べてみる?」など、代案を立てて気を逸らしてあげましょう。

食べ物を投げるとき

食べ物を投げたり、食べ物で遊び始めたりする場合、ママやパパが見てくれることで、テンションが上がってしまうことがあります。
一度子どもの気持ちを受容し代弁してあげた後で、してはいけない理由を伝えましょう。
それでもまだ、ふざけて物を投げるようなら、一括の一声をかけてあげましょう。

食べた後にもっともっとと欲しがるとき

食べた後にもっともっとと欲しがる時は、「もっと?じゃあ、あと○回ね」と回数を指定し、「これが最後の一口ね」と、自分の食べる量が決まっていることを伝えていくようにしましょう。
2歳くらいまでは、満腹感がわからない子どもが多いので、出来るだけ育児書などで指定している規定量をオーバーして与えないようにしましょう。
規定量を間食して、更に欲しがって泣く場合は、遊びなどで気を逸らしてあげてください。

食べた後にお菓子を欲しがるとき

食べた後にお菓子を欲しがる場合は、子どもなりに暇を感じていたり、甘えたりしていることが多いです。
一度子どもの気持ちを受容し代弁してあげた後で、あげられない理由をきちんと伝えましょう。
そして、遊びに誘って気を紛らわせてあげましょう。決して、要求に折れないことが大事です。

4-2 お着替え編

イヤイヤ期 接し方
お着替えのとき、ママやパパが着せようとした洋服をイヤがることがあります。
しかし、多くの場合は何か強いこだわりがあるわけではありません。この場合は、「じゃあ、赤い服にする?それとも青い服にする?」と別の服を提案し、子どもに選ばせてあげましょう。
この場合、すんなり受け入れてくれることがあります。

もしも指定された洋服を着せなければいけない時も、イヤがる場合は、一度他のことに気を逸らせ、無理に着せないようにしましょう。

コミュニケーションがとれるようになってきたら、なぜイヤなのか、どれならいいのか、子どもの意見を聞いてあげましょう。

4-3 お出かけ編

イヤイヤ期 接し方
お出かけもイヤ、おうちにいるのもイヤ、そんなやりとりが多くあります。
こんな時、お気に入りのお人形があれば、「○○と一緒にお出かけしよう」と誘ってみてください。イヤイヤのスイッチが切り替わることがあります。

泣き叫んで動こうとしない子どもは、ある一定の時間泣き続けると、「なんで泣いているのかわからない状態」になります。
泣いてる途中に、気を逸らせてあげる働きかけをしつつ、この時期は泣くのが当たり前と割り切り、15~30分早めの行動をとるように心がけましょう。

お出かけ前の準備も自分でやりたがる時、全部やらせていたら時間がない!そんな時は、「今日はどれを自分でするのかな?」、「○○と、○○と、○○の3つだと、どれがいい?」と選ばせてあげましょう。
子どもが決めたもの以外はママやパパが先に行い、子どもが自分で選んだものだけは、じっくりと時間をかけて自分でやらせましょう。

このとき、子どもが助けを要請してくるまでは、ひたすら待ちましょう。
もしもお出かけ前で急いでいる時は、「何か手伝えることあるかな?」「時計の長い針が○になったら、ママがやってもいいかな?」などの声掛けをして、子どもの反応をみましょう。

仮に、もしママやパパが手伝うことになった時も、「今回はできなかったからやるね。」と、一言かけてから行うようにしてください。
この一言で、子どももすんなりと、ママやパパの介助を受け入れることができます。

4-4 買い物編

イヤイヤ期 接し方
買って、買って!の「駄々こね」ですが、これにはママやパパへの甘えがあります。子どもは「買って」と言えば、買ってもらえると勘違いしているのです。
ここでも、スルーすることが大事です。受け止めているようで受け止めていない、そんな流し方をしましょう。

ポイントは、無感情であることです。子どもに「その話は聞けない」と態度で示すようにしましょう。

4-5 歯磨き・お風呂編

イヤイヤ期 接し方
歯磨きやお風呂を嫌がる子どもは、嫌がることで自分に注目してくれるので、ママやパパとの遊び感覚でイヤイヤしていることが多いです。

歯磨きやお風呂など、生活の中で必ずしなければならないことの場合は、子どもの言葉遊びにのらず、スルーすることが大事です。
スルーし続けることで、子どもは「この時には遊んでくれない」と判断し、自分で行動するようになっていきます。
そして、歯磨きやお風呂が終わった時には、たくさん誉めてあげましょう。

4-6 睡眠編

イヤイヤ期 接し方
イヤイヤ期では、眠いのに眠くないと言って遊び続ける傾向があります。これには、ママともっと一緒にいたい、もっと遊びたい、本当に眠くないの3つの理由が考えられます。

この場合、「あと○回ね」と回数を指定して、遊びに区切りをつけさせましょう。
回数がきて泣いても、そこの約束に折れてはいけません。泣かせても、決まりは守るものと教えましょう。

眠る前の入眠の儀式を設けることで、それまでの時間と、寝なければいけない時間と、子どもなりに区別できるようになります。
絵本の読み聞かせや、子守歌など、眠りにつくための時間を作るようにしましょう。

5. 年齢別、イヤイヤ期の特徴と接し方

年齢ごとのイヤイヤ期の特徴と、接し方についてご紹介します。

5-1 1歳児のイヤイヤ期の特徴と接し方

イヤイヤ期 接し方
1歳児のイヤイヤ期は、自分のやりたいことははっきりしていますが、意識の移り変わりが激しくて、こだわりが少ないのが特徴です。

そして、様々な感情や気持ちを感じるようになっていますが、それがどういう意味を持つのかは理解していません。
そのため、自分でも分かっていない感情が多く、どうしていいか分からずに、ただ泣くことが多くあります。
泣く時は抱っこして、気持ちを落ち着けてあげましょう。

この時期に一番多いイヤイヤは、「自分でやりたいのに、ママはさせてくれない!」ということです。
駄目だよと禁止されることで泣きだすので、出来ることはママやパパは補助にまわり、子どもにやらせてあげましょう。
また、こだわりが少ない時期なので、「○○やってみる?」と違うことを提案して、すり替えてみることも効果的です。

5-2 2歳児前半のイヤイヤ期の特徴と接し方

イヤイヤ期 接し方
2歳児前半になると、単語を使って気持ちや言葉を伝えられるようになり、たとえ自分で言葉に出せなくても、周りが話している内容などは、ある程度理解しているのが特徴です。
そのため、分かっているのに伝えられないことから生じるギャップにストレスを感じて、イヤイヤが起こります。

こだわりが強くなるので、正解するまで泣き続けることもありますが、「○○したいの?」「○○を取るの?」など、根気よく、いろいろなことを聞いてみてください。

もしもダメな場合は、「ごめんね。わからないの。」と言って、抱きしめてあげましょう。

それでもダメなら、最終手段としてその場は離れ、子どもが自分でイヤイヤを納めることができるまで、放っておいてあげてください。
泣いている我が子を放っておくのは辛いとは思いますが、これも成長の一歩と思い、勇気を出して離れてみましょう。

5-3 2歳児後半のイヤイヤ期の特徴と接し方

イヤイヤ期 接し方
2歳児後半になると、自分でできることが増えるため、より一層自分でやりたい願望が強くなるのが特徴です。
しかし、やらせてあげても、うまく出来ないことに腹が立って、イヤイヤを起こします。

この時期の子供は、できないことを認めたくないプライドが高い子どもたちなので、自分で解決策を見つけるまで見守ってあげましょう。できるだけ手をかけずにいることは、子どもの考える力を養ういい機会になります。

最終的に子供が答えを出すまでひらすら待つのは、ママにとっても忍耐が必要です。イライラしがちですが、そこをぐっとこらえましょう。

また、この時期はこだわりが一段と強くなり、独自のルールを築き、そのルールを崩されることに一番反応を起こします。
人にはそれぞれ、違った思いや価値観があって、自分の思った通りにいかないこともあると知る、大切な成長過程です。

このパターンのイヤイヤを起こした時には、なぜイヤイヤしているのかを代弁し、受け止め、相手の思いを代弁し、融合案を提案するようにしましょう。
徐々に相手の気持ちも受け入れられるようになっていくので、根気強く付き合うことが大切です。

5-4 3歳児以上のイヤイヤ期の特徴と接し方

イヤイヤ期 接し方
3歳児になると、ある程度は話ができるようになり、会話も成立するようになってきます。
自分のやりたいことや気持ちを、言葉で伝えられるようになるので、子ども自身のストレスも減り、イヤイヤが減ってきます。

本人のこだわりは残っていますが、自分の能力のレベルを分かるようになってきているので、ママや周囲を困らせるような内容でこだわることは減ってきます。
ママは、数少ないながらも残っているこだわりを「この子のやり方」と割り切って、子どもの意思をできるだけ尊重するような関わり方をすると、スムーズに過ごせます。

6. イヤイヤ期の子どもに接するママ・パパの4つの心得

6-1 時間に余裕をもって、じっくり付き合う

イヤイヤ期 接し方
この時期は、出来るだけ時間に余裕をもち、子どもにじっくり付き合いましょう。
時間がない時は、早めに行動するようにし、ゆったりスケジュールを組み、子どもに出来るだけ合わせて見守ってあげることが大切です。

「どうしてイヤなの?」「どうしてそんなことするのかな?」などの質問を積極的に行い、ママやパパも、しっかり子どもの言葉に耳を傾け、反応をみてあげましょう。

6-2 イヤイヤを一緒に楽しむ

イヤイヤ期 接し方
子どものイヤイヤ期を、一緒に楽しみましょう。
イヤイヤを受け入れても、落ち着くどころかヒートアップしていくことがあります。ぐずったり癇癪を起こしたりするスイッチは、突然オンになります。

何を言っても、返ってくる答えはイヤばかりになることも。
そんな様子に、ついイライラしてしまいがちですが、オウムのようにイヤを繰り返す我が子の姿を、楽しむ余裕を持ちましょう。

6-3 怒りはコントロールする

イヤイヤ期 接し方
イライラしてしまうことも多くなりますが、怒りはコントロールしましょう。
子どもの自我が芽生え、要求が増えてくるので、本人も訳が分からなくなって、泣き叫んでしまうことが多くなります。
そんな時に、大人が怒りに任せて怒鳴ってしまうのでは、何一つ解決にはなりません。

感情が爆発しそうな時は、深呼吸をしたり、隣の部屋に一時避難したり、写真を撮ってみたり…。怒りを鎮めるよう、工夫をしてみましょう。

大人の笑顔が増えると、子どもも笑顔になって、イヤイヤやイタズラは減っていくと言われています。
心の余裕をしっかり持つようにして、笑顔で接してあげるように、意識してみてください。

6-4 リラックスできる時間を作る

イヤイヤ期 接し方
疲れがたまってしまう前に、大人も十分にリラックスできる時間を作りましょう。
毎日子どものイヤイヤに付き合うと、どうしてもストレスが溜まりがちです。心身ともに疲れてしまうことがないように、自分のことも気遣うことが必要です。

可能ならば子どもを一時保育や親戚に預け、少し離れてみるのもリフレッシュできて良いでしょう。
離れてみることで、改めて子どものかわいさが認識できて、「明日からまた頑張るぞ!」という気持ちが沸いてきます。自分自身を、時には甘やかしてあげてください。

7. まとめ

イヤイヤ期は、ママやパパの言うことを聞いてくれない、でも、まだ自分で何か出来るわけでない…そのアンバランスの状態に、イライラが募りがちです。

まずはイヤイヤ期が、子どもの成長の証であることを理解しましょう。そうすればイヤイヤ期の子どもと接する時に、ママやパパ、そして子ども自身にも、気持ちの余裕が生まれますよ。
気持ちの余裕があればこそ、子どもの変化にも気づくことができ、成長を感じ、親子で互いに良いコミュニケーションが取れるようになります。

育ち盛りの子どもとの時間は、あっという間に過ぎていきます。後で振り返ればきっとママやパパの宝物になるはずです。
イヤイヤ期は「心を育てる時期」と割り切って、子どもの気持ちを受け入れてあげましょう!

この記事は2016年8月7日(日)時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。

Pocket
LINEで送る