爪水虫の症状と治し方とは?爪水虫に似ている病気も紹介!

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爪水虫 症状
「爪水虫の症状を知りたい」「自分が爪水虫なのか確かめたい」と情報をお探しではありませんか?

気がついたら、爪の様子がおかしくてビックリ!そして慌てて検索…なんて方もいるのではないでしょうか?

今回は、爪水虫の症状や治し方、より早く治すためのポイントについてご紹介します。

1 爪水虫の症状と種類

爪白癬 水虫
爪水虫は正式には爪白癬(つめはくせん)といい、白癬菌(はくせんきん)という体のどこにでもいる真菌(カビ)の一種が、爪の中で増殖することで発症します。

爪水虫は足の爪に発症することが多いですが、手の爪にも発症します。

爪水虫になるとどんな症状が出るのでしょうか。

1-1 爪水虫の症状

爪水虫 症状(2)
白癬菌が爪に感染し爪水虫になると、段々と症状が表れてきます。

爪水虫の症状は、

症状1 爪の色が白、黄~褐色に変化する
症状2 爪が厚くなる
症状3 爪に縦に筋が入る
症状4 爪が浮いた状態になる
症状5 爪が変形する
症状6 爪がポロポロと崩れる
症状7 爪の周りにかゆみや痛みがでる
症状8 爪の周りに赤み(炎症)が出る

などがあります。

爪水虫は、最初は親指になることが多く、症状が進むと他の指にも感染することがあります。

爪水虫の初期症状はほとんどなく、自覚することは難しいです。
しかし、爪水虫を放置すると、爪の変色や爪の厚さや変形を引き起こします。

爪水虫が進行すると治療にも時間がかかるので、爪の変化に気づいたらすぐに病院に行くようにしましょう。

1-2 タイプ別 4種の爪水虫

爪水虫には、4つの病型があります。
それぞれの特徴をご説明します。

1 遠位・側縁部爪甲下型(えんい・そくえんぶそうこうかがた)

爪の先や側面から白癬菌が感染するタイプです。
爪が変色したり、爪が厚くなり盛り上がったようになります。

爪水虫の多くがこのタイプと言われています。

2 近位部爪甲下型(きんいぶそうこうかがた)

爪の付け根から白癬菌が感染するタイプです。
爪の付け根が扇状に白く濁ります。また、爪の先も白く濁ることがあります。
症状の進行が早いことが特徴です。

足の爪水虫のタイプとしてはかなり珍しいタイプです。

3 白色表在型(はくしょくひょうざいがた)

爪表面の傷口から白癬菌が感染するタイプです。
爪の正面が白くなります。また斑点状に白くなることもあります。

飲み薬が基本となる爪水虫の中では、塗り薬で治療しやすいタイプです。

遠位・側縁部爪甲下型に比べて発症数は少ないです。

4 全層異形成型(ぜんそういけいせいがた)

上記の爪水虫を放置すると起きてしまいます。

爪全体症状が表れ、歩くたびに痛みを感じる場合もあります。

2 爪水虫になってしまう原因

水虫 かゆみ3
爪水虫になってしまう原因の多くは、他の足の部分の水虫から爪に白癬菌が感染したケースです。

水虫には、爪水虫の他に、足の指の間にできる趾間型水虫、足の裏に水ぶくれができる小水疱型水虫、かかとがザラザラになる角質増殖型水虫があります。

これらの水虫を放置してしまうことで、固い爪の奥にまで白癬菌が侵入し、爪水虫になってしまうのです。

そのため、爪水虫になっている方は、他の水虫も発症しているケースがほとんどです。

3 爪水虫を治すなら!皮膚科を受診すべき3つの理由

水虫を治す市販薬はたくさん販売されています。しかし、爪水虫のような症状が出ていたら、皮膚科を受診することをおすすめします。
皮膚科の受診をおすすめする理由は3つあります。

3-1 爪水虫は病院で処方される飲み薬での治療が基本のため

爪水虫の治療は抗真菌薬の飲み薬を基本に、塗り薬を併用して治療していきます。

爪水虫は皮膚の奥にまで白癬菌が侵入しており、また、爪そのものも固いため塗り薬だけで完治させることが難しいからです。
また飲み薬は成分が長く体にとどまるというメリットもあります。

水虫の飲み薬は病院でしか処方されません。飲み薬は持病があったり、別の薬を服用している方などには使えないことがあるからです。
定期的な血液検査で、治療の経過と副作用のチェックを必要とします。

3-2 爪水虫以外の水虫も進行している可能性が高いため

爪水虫の原因でもお伝えした通り、爪水虫になってしまった方のほとんどは、爪水虫以外の水虫も進行しています。

たとえ爪水虫だけが治っても、他の水虫もしっかり治さなければ、またすぐに感染してしまう可能性があります。

進行してしまった趾間型水虫や小水疱型水虫、角質増殖型水虫なども同時にしっかり治療するためにも、皮膚科に通うのがおすすめです。

3-3 爪水虫に似ている症状の病気はたくさんあるため

爪水虫は、医師でも見ただけでは水虫だと判断することができません。
顕微鏡で取れてしまった爪の一部を見て、水虫を引き起こす白癬菌がいるか確認して水虫と診断をくだします。

爪が変色、変形するといった爪水虫に似た症状を起こす病気には以下のようなものがあります。

■爪カンジダ症
■爪乾癬(つめかんせん)
■掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
■爪異栄養症(そういえいようしょう)
■厚硬爪甲(こうこうそうこう)
■爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)
■爪甲鉤弯症(そうこうこうわんしょう)
■糖尿病

また、病気になっていなくても爪は体調の良しあしが露骨に表れる部分です。
体調が悪いときは、爪が変色したり、爪の正面がデコボコになったりすることもあります。

爪水虫の治療、または他の病気の治療を適切に受けるためにも、爪に異常を感じたらまずは皮膚科を受診することをおすすめします。

4 爪水虫をスムーズに治す2つのポイント

爪水虫は、完治までに時間がかかります。
スムーズに爪水虫を治すための日常生活のポイントを2つご紹介します。

このポイントを守れば、爪水虫が完治したあとの水虫予防にも繋がります。ぜひ実践してくださいね。

4-1 足を蒸らさない・乾燥させる

爪水虫を引き起こす白癬菌は高温多湿だと増殖力を増すので、足が湿気ないようケアしましょう。

爪水虫をはじめ足が水虫になる大きな原因は、靴を長時間履くことにあります。
職種によっては難しいかもしれませんが、靴をこまめに脱いで熱と湿気を逃しましょう。

オフィスには、別の靴やサンダル、スリッパなどを用意して、1日中同じ靴を履くことは避けましょう。

メインで履く靴は2~3足をローテーションで使うようにしましょう。
1日履いた靴は、風通しの良い日陰で干して湿気を飛ばします。

お風呂に入った後は、指の間までしっかり拭いて水気をとりましょう。
ドライヤーで乾かすのがおすすめです。

4-2 足を清潔に保つ

水虫を引き起こす白癬菌の増殖を防ぐためには、足を清潔に保つことが大事です。

優しく丁寧に足を洗うようにしましょう。指1本1本、そして指の間までたっぷりの泡でしっかり洗います。

なお、分厚くなった足の裏の皮膚をとろうとスポンジや軽石で足をゴシゴシとこするのはやめましょう。
小さな傷ができ、白癬菌を肌の奥に侵入させやすくしてしまいます。

靴下は1日2~3回履き替え、菌の増殖を防ぎましょう。通気性の良い5本指靴下がおすすめです。

足ふきマットやバスタオルなどは毎回洗濯し、床掃除などもこまめにおこないましょう。
よく履く靴が水洗いできるのであれば、靴も洗濯しましょう。

5 まとめ

爪水虫の症状や治し方についてご紹介しました。いかがでしたか?

爪水虫は、他の足の水虫を放置することで発症することが多く、塗り薬だけでは完治させるのが難しい症状です。
また、爪水虫に似た症状の病気はたくさんあるので、まずは皮膚科を受診し、飲み薬と塗り薬を併用してしっかり治すのがおすすめです。

日常生活の中では、足の乾燥と清潔を心がけるのがスムーズに完治させるためのポイントです。

この記事は2016年6月26日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。

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