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閉経の年齢を迎える前に知っておくべきこと

閉経 年齢

女性は40代に入って自分の体に、今まで感じたことのない変化を自覚するようになると、不安になるものです。

 特に閉経は、女性の体にとって大きな変化で、その影響は体にも、心にも、小さいものではありません。閉経の年齢を意識するようになったら、なるべく早く心がまえをして、生活習慣を見直すことをおすすめします。

 ここでは、一般的な閉経の年齢、閉経前の兆候と、閉経してからの変化について、ご説明します。


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1.閉経の年齢には個人差がある

 閉経とは、卵巣の中の卵胞がほとんどなくなることで、月経がなくなることです。日本人女性の閉経年齢の平均は50歳前後と言われています。

 もっとも人数が多いのが50歳前後ですが、人によっては30代で閉経を迎える人もいるし、60歳まで月経がある人もいます。

 閉経の年齢の差には、いろいろな要因がありますが、早期閉経の原因としては、

・喫煙
・ストレス
・偏りのある食生活(野菜しか食べない、など)

 が、考えられるとされています。

 逆に閉経が遅くなる要因として、

・肥満
・出産、授乳経験

が、考えられています。

 一定の範囲の中であれば、閉経は早い方が良いとも、遅い方が良いともいえません。どちらにも、メリット、デメリットの両方があるからです。

<閉経が早い場合>
【メリット】
 女性ホルモンの分泌や性機能維持のためのエネルギーが不要になるため、若々しさを維持しやすくなるというメリットがあります。

【デメリット】
 女性ホルモンエストロゲンの分泌が止まり、エストロゲンがもたらす恩恵が失われることです。エストロゲンは女性の健康を大きく底上げする働きをもっており、分泌がなくなること、体調が崩れる可能性があります。

<閉経が遅い場合>
【メリット】
 女性ホルモンエストロゲンの恩恵に長期間あずかれるということがメリットです。

【デメリット】
 女性機能維持に多大なエネルギーが消費されるので、体力が消耗しやすくなる傾向があります。

2.閉経の兆候

 月経がなくなると言っても、多くの場合は、月経周期が長くなったり、短くなったり、と、月経不順を繰り返しならが、徐々になくなることが多く、すっぱりなくなるという人の方が少ないようです。

 医学的には、前の生理が終わってから1年過ぎても生理がない場合に、閉経と定義されています。

 閉経前の兆候として、次の①~⑤のタイプの生理不順のうちのいずれか、もしくはいくつかが起こる可能性があります。また、このような生理不順が始まってから2~3年後に閉経する人が多いようです。

①月経の量が多いのに、月経周期が短くなる。
②経血量が減り、月経周期が不規則になる。
③月経周期が不規則になり、月経のない月がある。
④少ない出血が不規則に続く。
⑤経血量が減ったり、増えたりを繰り返す。

「これが最後の月経」とはっきりわかるような変化はなく、なんとなく月経周期が不規則になり、経血量が多くなったり、少なくなったりをくり返すうちに、閉経を迎えるという人が多いようです。

でも、閉経したと思っていたら、また月経が来たということもめずらしいことではありません。1年月経がなかった後、50代で妊娠したという女性もいるそうです。

 閉経したかどうかを、はっきり知りたい場合は、婦人科や更年期外来に受診して相談してみましょう。

3.閉経に備えて生活習慣を見直そう

 「閉経すると女性として終わってしまうのではないか」、「どんなふうに体の変化があるのか」という不安を、閉経前の女性の多くは感じています。実際、閉経後、女性の体はどのように変化をするのでしょうか。

 変化に備えての対策もご紹介しますので、参考にしてみてください。

3-1.閉経後の性生活

 閉経したからといて、性交できなくなるということはありません。避妊のわずらわしさがなくなるというメリットもあります。

しかし、閉経後は性交痛が出やすいことがあるのも事実です。

 これは女性ホルモンエストロゲンの分泌が低下することで、粘液の分泌が減少し、性交時に粘膜が傷つきやすくなるからです。

 だからと言って、閉経後の性交はつつしむべき、ということではありません。体の変化を受け入れ、パートナーと協力しあい、ゼリーやローションといった摩擦をやわらげる補助具を使用して臨むようにしましょう。

3-2.閉経後の太りやすさ

 女性ホルモンエストロゲンは、脂質やコレステロールの代謝に大きくかかわっています。閉経後は、エストロゲンの分泌が止まってしまうので、脂質、コレステロールを控えめにするのがおすすめです。

 閉経後、太りやすくなった、ダイエットをしてもなかなかうまくいかないという女性が多いのはこのためだからです。

閉経の兆候があったら、美容という意味でも、健康という意味でも、体調の変化に備えて、脂質とコレステロール控えめの食生活に、切り替えていきましょう。特に、脂質の多いおやつを食べるのが習慣化している人は要注意です。

 今まで運動なんてしなくても太らなかったという人も、少しずつ適度な運動習慣をつけておいた方がいいかもしれません。

3-3.閉経後のメンタル

 女性ホルモンエストロゲンの分泌が止まると、精神面でも変化が起こります。

・イライラしやすくなる
・攻撃的になる
・落ち込む、憂うつになる など

 このような精神状態になりやすい傾向があります。ちょうど老後の心配や、家族関係の変化などが重なる時期なので、人によってはうつ状態がひどくなってしまうこともあります。

 おすすめなのは、すでに閉経を経験した先輩女性に話を聞いてもらうことです。
女性同士の食事

3-4.閉経後の美容

 女性ホルモンであるエストロゲンは、「美のホルモン」とも呼ばれ、女性らしい美しさにおおいに関与しているホルモンです。
 その分泌が止まってしまうのですから、残念ながら、変化も起こります。

・ウエストのくびれがなくなり、おなかが出やすくなる。
・薄毛が進行する。
・肌荒れしやすくなる。
・口臭、体臭がきつくなる。
ウエストを測る女性

 女性ホルモン、エストロゲンの分泌が低下する、更年期は、エストロゲンと同じようなはたらきをする、大豆イソフラボンを積極的に摂るのがおすすめです。

イソフラボンの代謝物質であるエクオールという成分も、女性ホルモンと同じようなはたらきをすることが期待され、サプリメントも販売されています。

 今まで運動なんてしなくても太らなかったという人も、少しずつ適度な運動習慣をつけておいた方がいいかもしれません。美容のためだけでなく、メンタルにも適度な運動は良い影響を与えてくれます。
ヨガ女性

4.まとめ

 女性の健康と美は、女性ホルモンであるエストロゲンに守られている側面が強いと言われています。閉経し、このエストロゲンの分泌が止まることで、女性にとってはあまりうれしくない変化がたくさん起きます。

 でも、女性の平均寿命が86歳という時代、50歳前後で閉経を迎えても、まだまだ人生は続きます。体の変化に合わせた生活習慣を身につけて、それまで以上に健康的な生活を心がけるようしましょう。

 最近、50歳になった女優さんのインタビュー雑誌が話題になりました。それを見て、「ああ、こんな50歳になりたいな」と思った人も多いのではないでしょうか。

 閉経やそれにともなう体や心の変化を怖がらず、前向きに受け止め、明るく楽しい生活を送るよう、心がけることが大切です。

 どんな生活をするかで、美しさや健康に大きな差がでるのが閉経後です。自分なりのすてきなライフスタイルを探してみましょう。
この記事は2016年3月3日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。


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