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ノロウイルス徹底対策!「かからない・広めない」ための6つの基本

ノロウイルス 対策
「ノロウイルスにかからないためには、どうやって対策したらいい?」、「家族がノロウイルスになったから、うつらないように対策をしたい」と、お考えではありませんか?

ノロウイルスは、感染力が強いため、正しい対策をしなければ、人からうつったり、家庭内で感染が広がったりすると言われています。

今回は、ノロウイルスにかからない・広めないための対策や、どのようにノロウイルスに感染するかなどをご紹介します。



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1.ノロウイルスがうつる4つの経路

ノロウイルスの対策をするために、まずはノロウイルスの感染経路を確認しましょう。

①手に感染者の便や吐物中のノロウイルスがつく

ノロウイルスの感染の中でも、手から感染しやすいと言われています。

ノロウイルスに感染した人の便や吐物中にいるノロウイルスが飛び散ったり、感染者が手で触れた場所(トイレのドアノブなど)を触ったりし、それが体内に入り、感染することがあります。

感染者の吐物や便の中には、数百万~数億個のノロウイルスがいるため、少量でも手につくと感染する可能性があります。
ドアノブ

②乾燥したノロウイルスが風に舞い体内に入る

カーペットや布団、服などについた吐物や便の消毒が不十分だと、ウイルスが乾燥した時に、風で舞い上がって体内に入ることがあると言われています。

ノロウイルスは、乾燥した環境でも活性を失わないので、乾かないうちに適切な処理を行うことが大切です。

③手にノロウイルスがついたまま調理する

ノロウイルスに感染した人が、手にノロウイルスがついたまま調理をすると、食材や調理器具がノロウイルスに汚染されることがあります。

食材や調理器具が汚染されたまま調理をすると、それが食べ物を介して、食べた人の体内に入り、感染することがあります。

吐き気や下痢など、ノロウイルスに似た自覚症状がある場合は、感染を広げないためにも、調理を控えた方が良いでしょう。

④加熱が不十分な二枚貝(カキなど)を食べる

カキをはじめとするホタテ、ハマグリなどの二枚貝は、ノロウイルスを持っている可能性があります。ノロウイルスを持った貝を、加熱が不十分なまま食べると、ノロウイルスの感染にかかりやすくなると考えられています。

二枚貝は、海水中のプランクトンをエサとしていますが、海水には下水処理場で取り切れなかったノロウイルスが流れこんでいると言われています。

ノロウイルスはプランクトンと一緒に二枚貝の体内に入り、蓄積されていくため、二枚貝にはノロウイルスが濃縮されることがあるようです。

ノロウイルスは、貝の中心部を85~90度で、90秒以上加熱することで死滅するため、十分に加熱して食べることをおすすめします。
牡蠣

2.ノロウイルスにかからないための基本の対策は手洗い

ノロウイルスの流行する季節、ノロウイルスにかからないようにするためには、手洗いが良いと言われています。

食事の前やトイレを使用した後など、手洗いを心がけるようにしましょう。正しい手の洗い方をご紹介します。

〈手洗いのタイミング 例〉
・食前
・吐物や便の処理を行った後
・トイレを使った後
・帰宅した後
・調理前

ノロウイルスは、とても小さなウイルスで、手のシワのすきまなどにも入り込みやすいため、ただ手を洗うのではなく、洗い方も意識してみましょう。

〈正しい手洗いの手順〉
①水を流して汚れを落とす
②石鹸を出し、両手をこすり合わせるようにして、手のひらと指の表面を洗う
手洗い1

③手の甲と指の背中を、もう一方の手を使って洗う
④両手を組み合わせ、指と指の間を洗う
手洗い2

⑤親指の根本を、もう一方の手でにぎるようにして洗う
⑥指先は、もう一方の手のひらの上で垂直に、ひっかくようにして洗う
⑦手首をもう一方の手でにぎり、手首のしわに沿って洗う
手洗い3

⑧流水で、泡や汚れのすすぎ残りがないよう、時間をかけてすすぐ
⑨ペーパータオルや清潔なタオル(共用のものは避ける)を使って水気を拭き取る

3.ノロウイルスを広めないための4つの対策

ノロウイルスの感染者が近くに出た場合、周囲の人も気をつけなければ感染がどんどん広がってしまいます。

そこで、感染者以外の人ができる、感染を広げないための対策を4つご紹介します。

3-1.汚れた衣類を除菌する

布団や衣類などの布製品に吐物や便がついた場合は、ウイルスの活性は失われないため、そのまま洗濯すると洗濯槽や衣類全体にウイルスがついて広がってしまう可能性があります。

洗濯は、除菌後に行いましょう。

除菌には、次亜塩素酸ナトリウムや、アルコール消毒液(※)を使ってください。

※アルコールは、ノロウイルスの除菌に有効ではないと言われてきましたが、近年では、ノロウイルスの代替ウイルスを用いたウイルス試験でウイルス除去が期待できる商品が出てきています。すべてのアルコール消毒液がノロウイルスの除菌が可能なわけではありません。

次亜塩素酸ナトリウム 商品例:
ハイター

画像元:kao 製品カタログ ハイター
※色物の場合、色が落ちてしまう可能性があるので、ノロウイルスの除菌が可能なアルコール消毒液をお使いください。
※除菌効果が強いので、用法・用量を守り、扱いには十分に注意しましょう。

〈次亜塩素酸ナトリウムを使った除菌方法〉
①マスク、手袋、エプロン(カッパ)などを着用する
②原液を商品の表示に従って薄め、消毒液を作る
(ハイターやブリーチの場合。商品によって原液の濃度は異なります)
③水しぶきが飛ばないように注意しながら、水でおおよその汚れを流す
④原液を商品の表示に従って薄め、消毒液を作る
⑤消毒液に、30分程度衣類をつけおきする
⑥消毒液を捨て、他の衣類とは分けて洗濯する

3-2.吐物や便の処理後は手洗い・うがいをする

吐物や便の処理を行う方は、処理後、必ず手洗いうがいをしてください。

除菌の際は、菌に直接触れないように手袋やマスクをしますが、どんなタイミングで菌が手につくかは分かりません。

面倒でも、処理の度に手洗いやアルコール消毒を行い、手から体内にノロウイルスが入るのを防ぎましょう。

また、処理の際は使い捨てのマスク、手袋、エプロン(カッパ)などを着用し、その都度ビニール袋に入れて捨ててください。

3-3.感染者が触れた可能性のある場所を除菌する

ドアノブ、水道の蛇口、洋式トイレのフタなど、感染者が触った可能性のある場所は、消毒することをおすすめします。

消毒には、場所を選ばずに使用が可能な、アルコール消毒液がおすすめです。ノロウイルスの消毒が可能と言われる次亜塩素酸ナトリウムは、ドアノブや配管などの金属に使用すると、サビつきの原因となることがあります。

商品の使用方法に従い、適切な方法で除菌してください。

3-4.調理器具・調理台を消毒する

ノロウイルスの感染者が感染後に調理をした場合は、調理器具や調理台をしっかり消毒してください。

調理器具・調理台・食器の消毒を行う場合は、次亜塩素酸ナトリウムや、熱湯による煮沸消毒、ノロウイルスの除去が可能なアルコール消毒液(ノロパンチ・ノロキンクリアpro)で消毒しましょう。

ここからは、「次亜塩素酸ナトリウム」、「アルコール消毒液」、「熱湯」を使った、キッチン周りの消毒方法をご紹介します。

〈消毒方法〉
・次亜塩素酸ナトリウムの場合
①マスク、手袋、エプロン(カッパ)を着用する
②原液を商品の表示に従って薄め、消毒液を作る
③消毒したい食器や調理器具を30分程度つけおきする
④消毒液がそのまま人体に入るのを防ぐため、最後に水ですすぐ

・アルコール消毒液の場合
①マスク、手袋、エプロン(カッパ)を着用する
②消毒したい部分に、直接アルコールを噴射する
③人体に影響のない成分でできているので、消毒後の拭き取りや洗い流しは不要

・煮沸消毒の場合
①マスク、手袋、エプロン(カッパ)を着用する
②85度以上の熱湯を準備する
③消毒したい部分に85度以上の熱湯を1分間かける

4.ノロウイルスにかかった際の注意点

ノロウイルスは、対処を誤ると、治りが遅れたり、重症化したりすることがありますので、特に、子どもや高齢の方の場合はお近くの保健所や病院に相談することをおすすめします。

ノロウイルスになった際の、ご家庭での注意点を3つご紹介します。

4-1.吐き気・下痢を我慢しない

吐き気や下痢は、ノロウイルスを外にだすための、体の防衛反応なので、吐き気や下痢は我慢しないようにしましょう。

ノロウイルスを体外に排出することで症状が落ち着いていきますので、下痢止めなどの服用は避けましょう。

4-2.水分・食べ物を正しく摂る

水

ノロウイルスの症状で、下痢や嘔吐を繰り返していると、脱水症状が起こりやすくなるため、水分や栄養を摂ることは必要です。

しかし、摂り方を間違えると、嘔吐や下痢を誘発することがあるため、水分や食べ物を摂る際のおすすめな方法をご紹介します。

・飲み物、食べ物を急に摂らない

一旦吐き気や下痢がおさまっても、一度にたくさんの水分や食べ物を摂らないようにしてください。

胃に一気に食べ物や飲み物が入ると、胃に負荷がかかるため、下痢や嘔吐を誘発してしまうことがあります。

自分で量を調節できない子どもの場合は、大人が時間をかけて、適切な量を与えましょう。

・水分を摂る際の目安

自分で水分を摂ることができない感染者には、10mlの水分を5分おきというのを1つの目安に、様子を見ながら水分を与えるのがおすすめです。

乳幼児は、体重を基準とし、体重1kgにつき50mlを4時間以上かけて与えるのが良いと言われています。

例:
体重10kgの子ども……500mlを4時間
体重15kgの子ども……750mlを4時間

※一気飲みを防ぐために、哺乳瓶やコップなどではなく、スポイトやスプーンを使って与えるのをおすすめします。

・ノロウイルス感染中におすすめの飲み物

ノロウイルスに感染している間の水分補給には、脱水症状を防ぐため、イオン飲料(アクエリアス、OS-1など)がおすすめです。

イオン飲料は、嘔吐や下痢で失われたミネラルを、効率的に補給するのに役立ちます。

イオン飲料を飲む際も、一気飲みをせず、常温のものを小まめに飲み、胃への負担を防ぎましょう。

・ノロウイルス感染中の食べ物の摂り方

嘔吐や下痢の症状が落ち着いても、はじめのうちは量や食べる内容にも注意してください。

治りかけは、少量の食べ物でも嘔吐することがあると言われています。

食べるものは、胃への負担が少ない、おかゆや流動食を、少量ずつ回数を分けて食べるようにしてください。

また、冷たいもの、辛いもの、油っぽいもの、クエン酸を含むフルーツ(いちご、レモン、グレープフルーツなど)は、胃に刺激を与えることがあるので避けましょう。

5.まとめ

ノロウイルスにならないための対策や、ノロウイルスになった場合の正しい消毒などについてお話ししました。

ノロウイルスの流行する時期は、ご自身やご家族の感染を防ぐためにも、手洗いなど正しい対策を行ってください。

この記事は2015年12月7日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。


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