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提供:健栄製薬株式会社

【5分で分かる】ノロウイルス検査の注意点と検査の流れ


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ノロウイルス 検査
「ノロウイルスの検査ってどこでできるの?」、「ノロウイルスみたいな症状が出ているから、これはノロウイルス?」と、お悩みではありませんか?

ノロウイルスの検査は、研究機関や行政機関(保健所や検査センター)や、最寄りの医療機関(病院)で行うものとがあります。しかし、いずれも検査の必要性がなければ、簡単に受けることができません。

今回は、各機関での検査の対象者や、検査の特徴、ノロウイルスになった時の対処法などをお話しします。



1.ノロウイルス検査を行っている場所と対象者

ノロウイルスの検査は、

研究機関や行政機関(保健所や検査センター)
最寄りの医療機関(病院)

で行われていますが、場所によって検査の対象者が異なります。

1-1.保健所や検査センターでの対象者

保健所や検査センターでの検査は、

・食中毒や大規模な感染の原因を調べる
・食品を取り扱う事業の従事者ノロウイルスの有無を調べる

という目的の方が対象です。

個人で、ノロウイルスに感染したかを確認したいという方は、基本的に病院で検査を行うことになります。

1-2.病院での検査対象者

大規模な二次感染を引き起こす心配がなく、食品にかかわる業務に携わっていなければ、病院で検査を受けます。

病院での検査は、

・食品などを取り扱わない職場に復帰する前に診断書をもらいたい
・個人で感染しているか確かめたい

という方が対象です。

しかし、診断書などが必要ではなく、個人でノロウイルスかどうか確かめたいという方の場合は注意が必要です。

以下の条件に当てはまらない方は、病院に申し出ても検査を受けられないことがあります。

・3歳未満の方
・65歳以上の方
・悪性腫瘍のある方
・特定の薬物投与をしている方
・臓器移植を行った方

なぜ病院で検査が受けられない?
ノロウイルスの検査は、病院に行けば必ず受けられるものではありません。それは、

・ノロウイルスには特効薬がない
・病院でのノロウイルス検査の結果が100%の精度ではない
・ノロウイルスの検査が保険適用外の場合が多い
・ノロウイルスの症状は2日程度で治まることが多い

という4つの理由からです。

ノロウイルスの診断は、医師が症状などから判断してくだすのが基本で、医師が必要性を感じなければ、ほとんどの場合検査が行われません。

どうしても検査が必要な場合は、事前にノロウイルスの検査ができるかどうかは、病院に問い合わせた上で、職場にノロウイルスの検査結果を提出さなければならないなど、検査が必要な旨を伝えてください。
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2.ノロウイルス検査の流れ

ここでは、病院でのノロウイルス検査の、一般的な流れをお話しします。

2-1.内科・消化器内科に行く

病院で検査を行う方は、お近くの内科、消化器内科に行きましょう。そして、検査を受けたいということを伝えてください。

ノロウイルスは、基本的に症状などから診断されるため、いつでも検査が行われるわけではありません。検査を希望する場合は、前もって申し出ましょう。

2-2.便を採取する

便を採取し、そこにノロウイルスが含まれていないかどうかを検査します。

便から直接採取する方法と、肛門から綿棒を入れて便を採取する方法とがあります。各病院によって、自宅からわざわざ便を持ってくるなど、事前に準備が必要な場合もありますので、検査が可能か病院に問い合わせる際に確認しておきましょう。

2-3.検査の結果が出る

病院の多くが使用している検査キットの検査結果は20~60分程度と、短時間で分かります。結果は、陽性もしくは陰性で出ます。

必要があれば、診断書をかいてもらうことも可能です。その場合は、事前に申し出ましょう。

3.ノロウイルス検査の費用

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ノロウイルスの検査は、各医療機関によってバラつきはあるものの、保険適用では1000円前後で受けることができます。

しかし、検査が保険適用になるのは、

・3歳未満の方
・65歳以上の方
・悪性腫瘍のある方
・特定の薬物投与をしている方
・臓器移植を行った方

のみです。

保険が適用されない方の場合は、検査に5000円前後かかります。
※医療機関によっては、金額は異なります。詳しくは事前に問い合わせてみてください

4.病院での検査の精度

病院で受けられるノロウイルスの検査は簡易的なもののため、精度は100%ではありません。使用する検査のキットや、採取する便の量によっても、精度が変わってきます。

検査結果にかかわらず、医師の指導に従って、過ごすようにしましょう。

5.飲食業の従事者などは研究機関や行政機関で検査する

飲食業の従事者など、正確な検査が必要な場合は、研究機関や行政機関で検査を行ってください。

飲食業・食品製造の従事者がノロウイルス検査を受ける際は、病院ではなく、研究機関や行政機関で検査を行います。

飲食業・食品製造の従事者が、事業所全体で検査を行う場合は、ノロウイルスの検査を行っている研究機関や、最寄りの保健所に依頼してください。

研究機関や行政機関での検査は、病院でできる検査とは違い、遺伝子レベルでの検査になるので、精度はとても高いです。

結果は、各機関によりバラつきはありますが、即日から1週間程度かかります。

費用は、7000円~2万円前後と、各機関によって異なるので、検査を依頼する前に、あらかじめ問い合わせておきましょう。

6.ノロウイルスの疑いがある時の対処法

自分や家族などがノロウイルスになった時の、対処方法をお話しします。ノロウイルスの正しい対処方法を知って、落ち着いて対処してください。

6-1.保健所・病院に相談する

病院

ノロウイルスに感染した可能性があったら、重症化や二次感染を防ぐために、お近くの保健所や病院に相談してみてください。

ノロウイルスは、2日もすれば症状が落ち着きますが、脱水を引き起こすことがあるため、嘔吐が止まらない、水分が摂れない、症状が出た場合は、すぐに病院での処置が必要です。

症状に合わせた処置を行ってもらったり、ノロウイルスに感染した際に気をつけるポイントや注意点などのアドバイスをきいてみてください。

6-2.吐き気・下痢を我慢しない

体のノロウイルスを出すと、症状が落ち着いていきます。そのため、下痢止めなどの薬は使わず、嘔吐や下痢を我慢するのはやめましょう。

ノロウイルスを体の外に出さずにとどめておくと、治りが遅くなります。

6-3.水分、食べ物の摂り方に注意

脱水症状や栄養の不足を防ぐため、水分や栄養を摂る必要がありますが、摂り方を間違えると、下痢や嘔吐を誘引する場合があります。

ノロウイルスに感染している時の、水分や栄養の摂り方についてご紹介します。

・飲み物、食べ物を急に摂らない
のどが乾いている時や、空腹の時でも、水分や食べ物を一度にたくさん摂らないようにしましょう。

胃の中に水分や食べ物が突然摂ると、胃に負担がかかって、下痢や嘔吐を誘発してしまいます。

自分で水分を摂れる大人の場合、少量ずつ時間をかけながら水分や食事を摂るよう心がける程度で良いです。しかし、自分でその量をコントロールできない乳幼児は、大人が時間をかけて少しずつ与えましょう。

・水分の取り方の目安
乳幼児は脱水症状が起きやすいので、大人が注意して水分を摂らせることが大切です。

適切な水分の摂り方は、10ml程度の水分を、5分おきに与えながら、様子を見るようにしてください。

与える水分の目安は、体重1kgにつき、50ml以上を、4時間ほどかけて与えるのが望ましいと言われています。

例:
体重10kgの子ども……500mlの水分を4時間かけて与える
体重15kgの子ども……750mlの水分を4時間かけて与える

※哺乳瓶を使うと飲み過ぎてしまうため、スポイトやスプーンなどを使うと良いです。

・ノロウイルスの時におすすめの飲み物
ノロウイルスで嘔吐や下痢が続いている時は、脱水症状を防ぐために、イオン飲料(アクエリアス、OS-1など)を飲むのがおすすめです。ノロウイルスで失われた、ミネラルを効率よく補うことができます。

また、冷えた飲み物は、胃に負担をかけるので、必ず常温で飲みましょう。

・正しい食事の摂り方
嘔吐が治まっても、しばらくは少量食べるだけで嘔吐する可能性があります。少しずつの量を食べるのと同時に、胃に負担をかけないおかゆなどの流動食から食べ始めてください。

特に控えた方が良いのは、油っぽいものや、冷たいもの、辛いもの、果物(クエン酸を含む、グレープフルーツ、レモン、いちご)など、弱った胃への刺激となるものです。

一度にたくさん食べられない時は、少ない量を1日5回などに分けて摂るようにしましょう。

自分や家族の誰かがノロウイルスにかかった恐れがある場合は、ノロウイルスを周りに広めないように注意が必要です。次の章で、ノロウイルスの感染を広めないための対策法をお話しします。
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7.ノロウイルスの感染を広めないための対策

ノロウイルスの検査結果にかかわらず、ノロウイルスの疑いがある方は、正しい知識と対処法を知り、二次感染を防ぐことが大切です。

感染を広めないために、大切な対策方法をご紹介します。ノロウイルスは、ウイルスの感染力が強いため、まずはどのようにノロウイルスが感染するかをお話しします。

〈ノロウイルスの感染経路〉
①感染者の便や吐物中のノロウイルスが手につく
②乾燥して風に舞ったノロウイルスが体内に入る
③ノロウイルスの感染者が作った料理を食べる
④カキなどの二枚貝を加熱せずに食べる
⑤ノロウイルスに汚染された井戸水を飲む

二次感染を防ぐためには、特に①~③の感染経路を断つよう、注意が必要です。

それぞれ、詳しく説明します。

①感染者の便や吐物中のノロウイルスが手につく
感染者の便や吐物の中のノロウイルスが飛び散り、それに触ったり、感染者が触れた場所(ドアノブ、つり革など)を触ったりすることで、体内にウイルスが入り、感染します。

②乾燥して風に舞ったノロウイルスが体内に入る
カーペットなどの布製品に便や吐物の処理が誤っていると、それらが乾燥した時に、ノロウイルスが風に舞って体内に入り、感染します。

体から出てしばらく経っても、ノロウイルスは感染力を持っています。

便や吐物の正しい処理や、ノロウイルスのついた洗濯物の洗い方は、「9-6.排泄物、吐物を正しく処理する」で詳しくお話しています。

③ノロウイルスが手についた可能性の高いまま調理をする
ノロウイルスの感染者が、手にウイルスをつけたまま料理をすると、食材や調理器具が汚染され、感染します。

感染経路を認識した上で、感染を防ぐ方法をご紹介します。

7-1.手洗い・うがいをする

ノロウイルスに感染しないようにするには、小まめに手洗い・うがいを行ってください。食事の前、トイレの後、色々な人が触れる場所を触った後などは、石鹸を使い正しく手を洗い、特に人混みにでかけた時は、うがいも行ってください。

水道や石鹸が近くになく、手を洗えない場合は、消毒用エタノール(アルコール消毒液)の使用で、予防を期待できます。

これまで、アルコールの消毒液はノロウイルスに対して期待できないとされていましたが、ノロウイルスの代替ウイルスを用いたウイルス試験で、ウイルス除去に対して期待できる商品が開発されました。

その一つが、「ノロパンチ(健栄製薬)」です。
ノロパンチ400mL(フィルムあり)m

価格:メーカー希望小売価格(購入は全国のドラッグストアで)
ノロパンチは、ノロウイルスの代替ウイルスによる実験で、ウイルス除去の働きが立証されている数少ない商品です。

次亜塩素酸系の消毒剤(※)のように、金属製品をサビさせることがなく、人体に優しく、除菌に働きかけるまで30秒から1分と時間が短いのが特徴です。

※次亜塩素酸系の消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)……ノロウイルスの消毒に働きかける唯一の消毒剤と言われていました。その分、消毒の力が強く、手指に触れると、肌荒れが起こされるので、手の消毒には絶対使用しないようにしましょう。

・正しい手の洗い方
ノロウイルスは、10~100個のウイルスだけでも十分に感染する可能性があります。他のウイルスの場合、10万個程度は必要なため、感染力が強いといえます。

ノロウイルスは、他のウイルスや細菌と比べ、非常に小さいため、手のシワや爪の中などに入り込み、簡単な手洗いでは落とすことができません。

意識して手指、手のひら、爪の中など、洗い残しのないように洗いましょう。

〈手洗い〉
①指輪・時計などをはずす
②流水で汚れをあらかじめ流す
③手のひらと指を、両手をこすり合わせるようにして洗う
手洗い1

④手の甲と指の背中を、片方ずつ洗う
⑤指の間を、両手を組み合わせるようにして洗う
手洗い2

⑥指先を、片方の手に爪を立ててこするように洗う
⑦親指を、もう片方の手で握るようにして洗う
⑧手首のしわにそって洗う
手洗い3

⑨すすぎ残しのないよう、流水で時間をかけてすすぐ
⑩ペーパータオルや、清潔なタオルで手をふく

※③から⑧までは30秒、⑨のみで20秒程度の時間をかけるようにしましょう。

〈アルコール消毒〉
①消毒液を手のひらに出し、指先を、手のひらに爪を立てるようにしてこする(消毒液が少なすぎると蒸発してしまう)
②手のひらをこすり合わせ、消毒液をなじませる
③手の甲になじませる
④両手の指を組むようにして、消毒液を指の根元から先になじませる
⑤親指をもう片方の手で握るようにして消毒液をなじませる
⑥手首のしわにそうように、消毒液をなじませる
⑦消毒液をしっかり乾燥させる

7-2.感染者が触れた場所を消毒する

感染者が調理器具やトイレのドアノブなど、触れた可能性のある場所は、しっかり除菌を行ってください。

ドアノブ、トイレの便座や壁などは、アルコール消毒液(ノロパンチ)で消毒を行ってください。

・アルコール(ノロパンチ)による消毒の方法
ノロパンチを消毒したい場所(※白木、桐、ニス、ラッカー塗装品への使用はお控えください)に吹きかけ、清潔なキッチンペーパーなどを使い、拭きます。

ウイルスの除去時間が短く、金属製の場所も消毒できます。一度拭いて15秒程度経過してから使用すると効果的です。

7-3.排泄物、吐物を正しく処理する

吐物がついてしまったカーペットや布団などの布製品は、二次感染を防ぐために、消毒が必要です。

消毒には、次亜塩素酸ナトリウムや、アルコールなどの、消毒液を使いましょう。

〈カーペット、布団などの消毒方法〉
準備するもの
使い捨てのビニールorゴム手袋
マスク
使い捨てのカッパやエプロン
ビニール袋

①マスク、手袋、カッパなどを装着する
②ペーパータオルなどで排泄物や吐物を取り除く
③ノロパンチか、次亜塩素酸ナトリウム(濃度0.1%)で拭く
④処理が終わったら、ビニール袋にゴミやマスク、手袋、カッパを入れ、袋の口をしばり、できるかぎりすぐに捨てる
⑤処理が終わったら、手をよく洗う

〈汚れた布製品の洗い方・除菌方法〉
汚れた布製品は除菌しないで洗濯機に入れると、他の衣類や洗濯機にノロウイルスが付着するため、二次感染の原因となることがあります。

準備するもの
塩素系漂白剤(商品例:成分表示に「次亜塩素酸ナトリウム」の記載があるもの)
マスク
使い捨ての手袋
洗いおけやバケツ

①マスクと使い捨ての手袋をつける
②洗濯が可能な衣類やシーツなどは、塩素系漂白剤を薄めた水に30分つけおきする
③吐物の混じった水しぶきを浴びないよう、布の出し入れは静かに行う
④洗濯機に入れて、洗濯する

※塩素系漂白剤は、衣類の色が落ちるので、色落ちの気になるものは、汚れを拭き取り、アルコール消毒液で消毒してから、洗濯機で洗濯します。

ノロウイルスの除菌力が立証された、布製品に使えるアルコール消毒液には、「ノロパンチ」と「ノロキンクリア PRO(KINCHO)」の2つの商品があります。
ノロパンチ400mL(フィルムあり)mノロキンクリアプロ

両者の働きに違いはほとんどありませんが、除菌が完了するまでにかかる時間が違います。「ノロパンチ」は除菌の働きが得られまでに30秒、「ノロキンクリア PRO」は10分かかります。

8.まとめ

ノロウイルスの検査や、予防方法、かかってしまった時の注意点などについてお話ししました。

ノロウイルスの検査は、さまざまな理由から、やらない方が良いといわれる場合もありますが、必要な場合は検査のデメリットも理解した上で検査を行ってください。

ほとんどのノロウイルスは、2日程度で症状が治まりますが、ノロウイルスを持っている間は、周囲に広めないよう、気を配ることも大切です。

※この記事は2015年10月09日時点の情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。


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