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フライング検査はやめるべき!?早期妊娠検査薬について知っておいてほしいこと

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妊娠検査薬 フライング


妊娠検査薬をフライングで使ったら正確に測れないってホント?いつからなら正確に測れるの?と知りたいと思いませんか?

フライング検査を行うと、正しい判定結果が得られない場合も多く、精神的にも良くない影響を与えてしまう恐れがあるので、生理予定日の1週間後から使うようにしましょう。
しかし、どうしても早く知りたい方は、早くから精度の高い結果が得られる「早期妊娠検査薬」というものもあります。

本日は、妊娠検査薬をいつから使えるのか、フライング検査でも使える妊娠検査薬などをご紹介していきます。

※検査薬はあくまで可能性を確認するためのものです。正しい診断のためには、きちんと病院を受診しましょう。


1.フランイング検査とは

フライング検査とは、「生理予定日の1週間後から使用できる妊娠検査薬を、予定よりも前に使用し検査すること」を指しています。

予定よりも早く検査をすると通常は反応しない場合が多いため

・がっかりしてしまう
・化学流産を知ってしまう
・妊娠検査薬を無駄にしてしまう

など、子どもを授かりたいと思っている方にとっては、気持ちを保ちにくくなる要素もあるので、あまりおすすめできません。

2.精度の高い判定は「生理予定日の1週間後から」

日本で購入できる一般の妊娠検査薬は、hCGの濃度:50mlU/ml以上で反応するように開発されていることから「生理予定日の1週間後から」使用するように明記されています。

hCGの濃度の増え方は正常な妊娠をした場合、順調に増えると排卵後14日目(ちょうど生理予定日)ごろには、妊娠検査薬に反応する50mlU/ml以上に増えていきます。

生理は、排卵の約2週間後(1~2日前後の誤差あり)にくるようにできています。この日数は、安定した周期の方や不規則な周期の方も変わることがないと言われています。
そのため、誤差を含めても、正常な妊娠をしていればほぼ確実に妊娠検査薬が反応する50mlU/ml以上に増えている「生理予定日の1週間後から」を使用タイミングとされています。

※hCGの濃度の量の増え方には個人差があります。

また、正常な妊娠以外でも尿の中にはhCGホルモンが分泌されることがあり、妊娠をしていなくても反応することがあります。

・子宮外妊娠
・流産や中絶後
・hCG注射の投与
・不純物(糖尿、蛋白尿、血尿)
・閉経時(hCGと似てる物質がでるため)
・絨毛性疾患

3.どうしても早く知りたい方は「早期妊娠検査薬」を正しく使う

それでも早く知りたい!という方は、「早期妊娠検査薬」を使用することも1つの手でしょう。

早期妊娠検査薬は、ホルモンhCGの濃度が25mIU/mL以上で検査することができるタイプのものです。

妊娠した場合、hCGの濃度は排卵後の10日前後から増えていきます。排卵後12日頃(着床から3日)には25mIU/mLまで増える事から、生理予定日の3日前から早期妊娠検査薬が使用できます。
※28日周期の生理予定日は排卵14日後に生理がくるという計算に基づいています。
※hCGの濃度の量の増え方には個人差があります。

●妊娠の週数とhCGの濃度の例

2週 0.2mIU/ml
3週 20~50mIU/ml
4週 50~200mIU/ml
5週 200~1000mIU/ml
6週 1000~6400mIU/ml
7週 4000~12800mIU/ml

早期妊娠検査薬は、生理予定日前より検査可能と言われていますが、早ければ早く検査するほど、判定の精度は低くなります。

●検査日からの判定精度の例

生理予定日 正確さ
1日前 85%
2日前 70%
3日前 52%

早くに反応が出ていても、正しい妊娠をしているのか分からないことから、知らなくても良い化学流産を知ってしまう可能性があります。

化学流産の場合、早期妊娠検査薬で陽性が出ても後から陰性になる可能性があります。

化学流産とは、着床後に何らかの原因で妊娠が継続せずに妊娠が終わってしまうこと言います。医学的用語ではなく、基本的にフライング検査を行うことで知ってしまう流産のことで、血の塊で外に出てくることが多い為、特別な処置は不要とされています。

妊娠成立の基準は、赤ちゃんの心音(成長)が確認出来て、初めて妊娠成立となります。
妊娠3週で妊娠が分かると、エコー検査を受けても、ほとんどの方が赤ちゃんのお部屋(胎嚢)が見えるだけとなり、病院を受診しても「また来週来てね」と言われてしまい、不安な1週間を過ごすことになりかねません。

妊活中は、過剰なストレスを避けるためには、フライング検査を控えることをおすすめします。

4.早期妊娠検査薬の注意点

・検査薬は湿気に非常に弱いので使用する直前に開封するか、開封後は早めに使用しましょう。

・有効期限の切れたものは、検査結果の精度に影響する可能性があります。使用はやめましょう。

・1度使用した検査薬やテストスティックは必ず破棄しましょう。再検査には使用しないで下さい。

・正しく使用してない場合には正しい判定結果が出ないことがあります。説明書の通りに正しく使用しましょう。

・0度~30度の温度で使用または保管しましょう。冷凍などはしないように常温で保管しましょう。

・陽性反応の確認後、生理予定日になったら産婦人科を受診しましょう。

5.妊娠したかも!?と思ったら特に気を付ける6つの行動

早期妊娠検査薬で陽性反応が出たら、妊娠の可能性を踏まえて、行動に注意を払いましょう。
妊娠初期には特に気をつけてもらいたい6つの行動をご紹介します。

●妊娠初期に特に気をつけたいこと

たばこの喫煙・・・流産や胎児の発育遅延につながる
からだの冷え・・・着床しにくくなり、妊娠の継続が出来なくなる
運動不足・・・子宮や卵巣がある骨盤の中の血行が悪くなる
お酒の摂取・・・胎児性アルコール症候群になる
カフェインの摂取・・・カルシウムや鉄分の必要な栄養の吸収を邪魔する
栄養不足・・・葉酸・鉄分・カルシウムは胎児の発育につながります。

早く妊娠を知ることで、妊娠を継続するために自分の栄養面や赤ちゃんの成長に大切な栄養素を取り入れ、激しい運動、重い荷物を持つなど気をつけることに早く対応できます。

6.まとめ

早く妊娠を知ろうとすることで、正しい判定結果を得られずに、知ってしまって辛い思いをすることもあります。

とはいえ、妊娠したか不安に思うことで、毎日ストレスを抱えてしまうのは良くありません。
ご自身が一番良いと思う方法で、妊娠検査薬を使用することが精神的な負担の軽減につながるでしょう。

ただし、早期妊娠検査薬はあくまでも、妊娠の可能性があるかを確認するものです。

陽性反応が出たら必ず病院を受診しましょう。
また、陰性の場合でも妊娠の症状がある、いつもとからだの調子が違うなどあった場合には、病院を受診してくださいね。

病院で医師の診察を受けなければ、正しい診断を得ることはできません。

※この記事は、決してフライング検査を推奨するためのものではありません。

この記事は2015年6月19日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。


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