2017年4月26日 更新

石鹸を手作りしてみよう!簡単お手軽なオリジナル石鹸の作り方

石けん 手作り
「石鹸を手作りしてみたいんだけど、どうやって作るの?」と疑問をお持ちではありませんか?

自分オリジナルの手作り石鹸を、普段の生活で使えたら気分が上がりそうですよね!

しかし、いざ自分で作ろうとすると「何だか難しそう…」と不安になってしまう方も少なくはないはず。

そんなアナタのために!今回は「簡単」「お手軽」なレシピに絞って、石鹸を手作りする方法をご紹介します。

思い立ったらすぐに作れるので、ぜひ一緒に試してみて下さい!



1.手作り石鹸の作り方3つと特徴

手作り石鹸のレシピをご紹介する前に、そもそもどんな作り方ができるのか、レシピの種類を簡単にご紹介します。

今回は大きく分けて3つの作り方をご紹介します。

①苛性ソーダを使った作り方
②グリセリンソープを使った作り方
③石鹸素地を使った作り方

3つの作り方はそれぞれ、レシピの難易度や出来上がった石鹸の質感が異なります。

自分が目指す石鹸や試してみたい作り方によって、どのレシピを参考にするのかを判断してみてください。

①苛性ソーダを使った作り方

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石鹸作りで一番基本的、かつ本格的な作り方は、苛性ソーダを使った作り方です。

【特徴】
・なめらかでマットな仕上がり
・難易度は中~高度
・苛性ソーダの扱いに注意が必要
・乾燥・熟成に1ヶ月以上かかる

苛性ソーダとオイルを混ぜ合わせ、乾燥させて作る方法です。
混ぜるオイルの種類や配合によってキャスター石鹸、マルセイユ石鹸などと呼ばれ、洗い上がりや石鹸の持ちも変わるといわれています。

本格的な作り方なので手間がかかり、乾燥・熟成のために時間が必要ですが、石鹸の成分にこだわりたい方におすすめです。

一方、材料に含まれる苛性ソーダは一般的に、強アルカリ性の劇物のため、取り扱いには十分な注意が必要です。
苛性ソーダを使用する際は、小さなお子さまとの作業は避けた方がいいでしょう。

また、苛性ソーダは薬局で購入できますが、そもそも取り扱っていないか、取り寄せのみで対応している店舗がおおいようです。
実際に薬局で苛性ソーダを買う場合は住所・氏名を記入する書類を書き、身分証明書と印鑑が必要になることもあるので、購入する場所を決めたら、事前に調べておくとよいでしょう。

②グリセリンソープを使った作り方

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グリセリンソープを使った作り方は、比較的簡単に石鹸作りを楽しむことができます。

【特徴】
・なめらかで透明or半透明な仕上がり
・難易度は易しめ
・アレンジが簡単
・すぐに使うことができる

グリセリンソープを溶かし、好きな型に流しこんで固めるだけの簡単な作り方です。

グリセリンソープとは、植物オイルとグリセリン(保湿成分として使われることが多い)などでできた固形石鹸です。
単体で使用もできますが、主にクラフト石鹸の原料として使われ、半透明のものやすでに色が付いたものが販売されています。

「MPソープ」とも呼ばれていて、薬局、クラフト専門店やインターネットなどで購入することもできます。

好みに応じて色や香り付けなどのアレンジができるのも特徴のひとつです。
また、冷えて固まればすぐに使うことができるのも嬉しいですね。

③石鹸素地を使った方法

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石鹸素地を使った作り方では、特別な道具を使わず簡単にオリジナル石鹸が作れます。

【特徴】
・マットで、少しごつごつとして素朴な仕上がり
・難易度は易しめ
・やけどの心配がなく、後片付けが楽
・乾燥のために2週間~1ヶ月必要

石鹸素地とは、簡単に言うと石鹸が粉状になったもので、この石鹸素地にお湯などを加えてこねることで手作り石鹸ができます。
型どりをせずに手で成形することもでき、特別な道具がなくてもすぐに作れるのが特徴です。ただし、1ヶ月程度の乾燥期間は必要です。

石鹸素地はクラフトショップや薬局、ドラッグストア、インターネットで購入できます。

2.【簡単】手作り石鹸のレシピ2つ!

3つの手作り石鹸の方法を知ったところで、今回は比較的取り組みやすいレシピ2つに絞ってご紹介します。

この2つのレシピなら、材料がそろいさえすればすぐに作ることができ、アレンジ次第でかわいいオリジナル石鹸ができます!

包装をデコレーションしてちょっとしたプレゼントにもおすすめです。

2-1. グリセリンソープを使った手作り石鹸

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まずご紹介するのは、グリセリンソープを使った手作り石鹸のレシピです。

難しそうに見える石鹸作りも、グリセリンソープを使えば比較的簡単に作業できます!
気軽に石鹸作りにチャレンジしてみましょう!

2-1-1.道具と材料

まずは必要な道具と材料を準備しましょう。

<道具>
・耐熱容器
・石鹸の型(熱に強いもの)
・カッター

<材料>
・グリセリンソープ(型に合わせた量)
・お好みの食紅など(色づけ用)
・お好みの精油(香り付け用)

グリセリンソープははちみつ入りやアロエ入り、透明なものから白く色づいたものまで、さまざまな状態で販売されているので、お好みのものを選んでください。

2-1-2.手作り石鹸の作り方

それでは、グリセリンソープを使った手作り石鹸のレシピをご紹介します。

①グリセリンソープをカッターで切り、2cm角程度にそろえる

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溶かしやすくするために、グリセリンソープをカットしていきます。
お子さまと一緒に作る場合は、カッターの刃の扱いに注意してください。

②耐熱容器にグリセリンソープを入れ、電子レンジ500wで20~30秒温める

カットしたグリセリンソープをレンジで溶かします。
レンジにかけるとすぐに溶けるので、様子を見ながら溶かしてください。
色を2層に分けるなどアレンジしたい場合は、耐熱容器をそれぞれ分けて溶かすと便利です。

③溶かしたグリセリンソープを着色・香り付けする

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着色や香り付けをする場合は、このタイミングで加えてください。
マーブル模様にしたいときは、食紅などをそのままグリセリンソープに混ぜ、適度にかき混ぜます。
全体を色付けたい場合は、少量の水に食紅を溶かしてからグリセリンソープと混ぜると、均一に着色できます。

④グリセリンソープを型に流し込む

着色などアレンジしたグリセリンソープを型に流し入れます。熱くなっているので、やけどに気を付けてください。

⑤粗熱がとれたら型から外す

少し冷ますと型から外れるようになります。取り出しにくいときは冷蔵庫で冷ましましょう。

2-1-3.石鹸作りのポイント

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グリセリンソープでの石鹸作りにそう難しい工程はありませんが、ポイントをおさえるとよりきれいにアレンジすることができます。

①色付けや精油は少しずつ加える

グリセリンソープをアレンジするときは、精油や食紅などを一気に加えずに、様子を見ながら少しずつ混ぜるようにしましょう。
精油は100gのグリセリンソープに対し、10~30滴程度が目安と言われています。
色付けは食紅の他にも、クレイ(泥)やターメリックなどのスパイス、茶葉を入れるのもおすすめです。
いずれも比較的すぐに色が付くので、少しずつ加えていきましょう。

②泡が気になるときは無水エタノールをスプレーする

溶けたグリセリンソープを型に流し込むとき、表面に空気が混ざって泡立つことがあります。
泡立ちを消したい場合は、無水エタノールスプレーをかけると表面がなめらかになります。
無水エタノールは引火しやすいので、火の気がない場所で使いましょう。

2-2. 石鹸素地を使った手作り石鹸

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次は、石鹸素地を使用した手作り石鹸のレシピをご紹介します。
こちらも混ぜてこねるだけの簡単な工程なので、お菓子作りのような感覚で楽しく作ることができます。

実際に、肌らぶ編集部員も自宅で作ってみました!

2-2-1.道具と材料

まずは必要な道具と材料を準備しましょう。

<道具>
・ボウル
・ゴムベラ(手でこねる場合は不要)
・石鹸の型(手で整える場合は不要)

<材料>
・石鹸素地 300g
・お好みのハーブティーかお湯 150ml
・お好みの精油 5滴

石鹸の持ちを良くしたい場合は、お湯やハーブティーの代わりにオリーブオイルなどお好みのオイルを混ぜる方法もあります。
その場合は、石鹸素地300gに対し45mlオイルを配合し、密封できるビニール袋などでこねるのがおすすめです。

筆者の場合上記の材料に加えて、しっとりとした質感を出すために、家にあったはちみつを大さじ1/2足してみました。

2-2-2.手作り石鹸の作り方

石鹸素地を使った手作り石鹸のレシピをご紹介します。

①小鍋で濃くハーブティーを煮出し、少し冷ます

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色や香りを出したいので、濃くハーブティーを煮出し、やけどしない程度まで冷まします。
お湯で混ぜる場合も温度には注意してください。
今回はレモンピールとローズマリーを合わせました。

②ハーブティーに精油を加える

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煮出したハーブティーに、お好みで精油を加えます。
今回はカモミールのアロマオイルを加え、この工程ではちみつを溶かしました。

③石鹸素地をボウルに入れ、ハーブティーを加えながらこねる

石けん 手作り

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石鹸素地に少しずつハーブティーを加え、様子を見ながらゴムベラや手でこねます。
石鹸素地をつぶすようなイメージで、耳たぶ程度の硬さまでまとめながらこねていきましょう。

筆者の場合、最初はゴムベラを使っていたのですが、途中で手ごねに切り替えました。
手ごねの方が、硬さやまとまりを確認しながら作業できるように感じました。

④型に入れるか、手で成形する石けん 手作り

お好みの型に入れるか、手で形を整えます。
ぎゅっと力を込めて形成すると、後で崩れずに使うことができます。

はちみつを少し加えたせいか、まとめるときに多少のべたつきを感じました。
ハーブティーを飾り付けとして表面に埋め込んでみました。

⑤割りばしの上や、バットの上で1か月程度乾燥させる

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すぐに使ってみたくなるところですが、2週間~1カ月程度乾燥させましょう。
割りばしの上に載せるか、天ぷらを作るときなどに使うバットに乗せると、効率よく乾燥させることができます。

2-2-3.石鹸作りのポイント

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基本的に混ぜてこねるだけの簡単な作業ですが、実際に作る上でのポイントをご紹介します。

①水分は少しずつ様子を見ながら入れる

ハーブティーなどの水分は、硬さの様子を見ながら少しずつ入れましょう。
あまり神経質になる必要はありませんが、水分が多すぎると、ぐちゃぐちゃしてまとまりにくくなってしまいます。

②光が当たらず、風通しの良い場所で乾燥させる

日光が当たってしまったり、湿度が多かったりすると、十分に乾燥できずに腐りやすくなってしまうことがあります。
特にはちみつや牛乳などの食品を加える場合は、できた後保管する場所にも気を付けましょう。

2-2-4.感想

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実際に作ってみると、工作やお菓子作りのような感覚で作業ができて、とても楽しく作ることができました。
作業時間も15分程度で、すぐに成型まで進みます。
レモンピール・ローズマリーのハーブティーと、カモミールの香りがふんわりと漂う、さわやかな石鹸ができあがりました。

3.手作り石鹸アレンジのアイデア

石けん 手作り
手作り石鹸は、アレンジ次第でデザインや質感が自由自在に変化します。
作ってみた人の数だけオリジナルの石鹸ができますよ!石鹸をアレンジするアイデアの一例をご紹介します。

3-1.オイル

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石鹸素地をこねるときに、どのオイルを混ぜるかで質感の変化を楽しむことができます。

手作り石鹸によく使われるオイルは、キャスターオイル、オリーブオイル、ココナツオイル、アボカドオイルなどです。

オイルの効果によって、洗浄力や泡立ち、洗い上がりが変化します。
例えば、石鹸にココナツオイルを入れると泡立ちが良くなり、アボカドオイルを入れると洗い上がりがしっとりすると言われています。
それぞれのオイルを単体で加えても良いですし、オイルを混ぜて入れてみるのも面白いですね。

オイルを混ぜた場合はすぐに洗顔や身体に使用せず、まずは手を洗うために使うなど、自分の肌に合うか確かめながら使ってみましょう。

3-2.精油

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精油(エッセンシャルオイル)を加えることによって、アロマの香りを楽しむことができます。

ただし、精油を入れ過ぎると刺激が強すぎてしまうことがあるので注意しましょう。
お好みですが、グリセリンソープ100gには10滴~30滴程度、石鹸素地100gには1~2滴程度が目安です。

3-3.トッピング

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牛乳、はちみつ、コーヒー、泥(クレイ)…アイデア次第でいろいろなトッピングで石鹸を作ることができます。

グリセリンソープに「フレンチクレイ」という天然の泥を加えると、透明ではなくなり、スクラブのような質感でさっぱりとした洗い上がりになるといわれています。

また、はちみつや牛乳などの食材を加えると、しっとりとうるおいますが比較的傷みが早くなることもあるようです。
保管場所に注意し、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

4.まとめ

今回は、簡単・お手軽にできる石鹸作りの方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

オリジナルの石鹸は自分好みの形や香りにできますし、作ってみると愛着がわくものです。

興味があれば、ぜひ一度作ってみて下さいね!

この記事は2017年2月7日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。