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ターンオーバーって何なの?ターンオーバーを整えるためのポイント

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ターンオーバー
「ターンオーバーってよく聞くけれど、どんなこと?」と思ってはいませんか?

ターンオーバーとは、「皮膚細胞の生まれ変わり(細胞の新陳代謝)」のことを指し、この周期が乱れることで、さまざまな肌悩みを引き起こしやすくなります。

また、一度その周期が乱れてしまうと、戻るまでに最低1ヶ月、最長数か月かかってしまうと言われているのです。

今回は、ターンオーバーが乱れることで肌に与える影響や、ターンオーバーのしくみなどをご紹介します。



1.ターンオーバーの乱れが肌に与える影響

ターンオーバーの周期が乱れる(遅くなる・早まる)ことで、

  • 肌がくすみ、なんとなく暗く見える
  • 肌が硬くなり、化粧水などが浸透しにくくなる
  • シミやシワなどができやすくなる
  • 乾燥や肌荒れなどを招いてしまう

など、多くの肌悩みが出やすくなってしまう可能性があります。

ターンオーバーが“早く”なることで、未熟な状態の細胞が、肌の表面(角質層)に出てきてしまうため、ダメージを受けやすくなってしまい、肌荒れなどを誘発しやすくなると言われています。

また、ターンオーバーが“遅く”なることで、本来は自然に剥がれるはずの古い角質(老廃物)が残って蓄積されてしまい、肌の表面を覆ってしまうことで、上記のような肌悩みが生じやすくなるのです。

日本人の多くは、ターンオーバーが遅くなることに目を向けがちですが、自分の肌に合った「正しいスキンケア」ができていないことで、ターンオーバーを必要以上に早めてしまっている場合もあります。

どんなに頑張ってスキンケアをしても、肌悩みが良くならないことがあるのは、そのためかもしれません。

2.そもそもターンオーバーって何だろう?

ターンオーバーの仕組み

肌のターンオーバーとは、“皮膚細胞の生まれ変わり”のことです。

この皮膚細胞とは、肌の一番表面にある「表皮」のことを指し、ターンオーバーはこの部分で行われます。

皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」からできており、さらに「表皮」は、「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」の4層構造になっています。

基底層で新しく生まれた基底細胞は、有棘層(有棘細胞)→顆粒層(顆粒細胞)→角質層(角質細胞)という順で、形を変えながら肌の表面に押し上げられていきます。

14日間かけて角質層まできた細胞は、核の無い状態、つまり生命力の無い細胞(角質細胞)になり、最後は、垢(老廃物)となって自然に剥がれ落ちていくのです。

このように、表皮(皮膚)は絶えることなく常に生まれ変わっていると言われています。

すり傷などの傷あとや、日焼けした肌などが数日・数週間経てばキレイな肌に戻るのは、ターンオーバーのおかげなのです。

ターンオーバーの周期は、約28日間が正常とされていますが、年齢を重ねるにつれて徐々に遅くなっていくと言われています。

そのため、年齢を重ねた肌は、スムーズに生まれ変わることができなくなり、傷やシミなどが残りやすくなるのです。

すこやかな肌を目指すためには、ターンオーバーの周期をできるだけ理想に近い周期に整えていくことがとても大切です。

3.ターンオーバーが乱れやすい時期

ターンオーバーは、季節や年代によって、乱れやすくなる時期があると考えられています。

3-1.ターンオーバーが乱れやすい季節

ターンオーバーは、1年の中でも、「夏」と「冬」に乱れやすくなると言われています。

夏の場合
夏は、紫外線量が多いことから、肌は外的な負担を受けやすくなり、ターンオーバーが乱れやすくなると言われています。

冬の場合
冬は、気温や湿度が下がることで、人の体温も下がりやすくなります。

それによって体全体の代謝も下がりやすくなってしまうため、ターンオーバーの乱れに繋がります。

3-2.ターンオーバーが乱れやすくなる年代

女性は、更年期と呼ばれる40代後半~50代になると、ターンオーバーが乱れやすくなります。

更年期には、ホルモンのバランスが大きく変化することでターンオーバーも乱れがちになり、くすみやシミ、ニキビなどの肌悩みが増える方も多いようです。

4.ターンオーバーを整えるためのスキンケアポイント

ターンオーバーを整えるためには、毎日正しいスキンケアを行い、肌をすこやかに保つことが大切です。

ここでは、肌をすこやかに保つためのスキンケアポイントをお伝えします。

4-1.肌の潤いを保つ

スキンケア 化粧水

肌をしっかりと保湿し、潤いを保つことは、肌をすこやかに保つ上でとても大切です。

洗顔で肌を清潔にした後は、化粧水でしっかりと水分を補給し、乳液やクリームなどの油分を補うことで、水分が肌から蒸発しないようにしましょう。

角質層に水分をたっぷりと与えて、肌表面に油分の膜を作ることで、乾燥を防ぐことができ、潤いを保つことが期待できます。

4-2.日焼け対策をする

日差し(紫外線)

すこやかな肌を保つためには、日焼け対策もしっかりと行いましょう。

紫外線を過剰に浴びすぎることが、ターンオーバーにも影響を与えてしまうことがあります。

長時間、屋外にいる場合は、2~3時間に一度は日焼け止めを塗り直して、紫外線から肌を保護しましょう。

夏などの紫外線が強い季節は、日傘や帽子などで肌の露出を抑え、物理的に紫外線から肌を保護することもおすすめです。

5.ターンオーバーを整えるための日常生活でのポイント

ターンオーバーを整えるためには、規則正しい生活をして、身体の内側から健康を目指すことも大切です。

ここでは、日常生活で意識したいポイントをお伝えします。

5-1.栄養バランスの良い食事をする

栄養バランスの良い食事を心がけることは、すこやかな肌を保つためにとても大切です。

皮膚のもととなる「たんぱく質」や、すこやかな肌には欠かせないと言われている「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」などを、積極的に摂り入れてみましょう。

【ビタミンを含む食品】
たんぱく質…肉類、魚介類、卵、大豆製品、乳製品 等
ビタミンA…にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草、トマト 等
ビタミンC…レモン、イチゴ、赤ピーマン、じゃがいも、カリフラワー 等
ビタミンE…ナッツ類、うなぎ、いくら、たらこ、青魚 等

5-2.良質な睡眠をとる

パジャマ(睡眠)

ターンオーバーは、眠っている間に活発に行われると言われているため、良質な睡眠をとることも、とても大切です。

良質な睡眠をとるためには、就寝する2~3時間前に入浴を済ませることをおすすめします。

睡眠は、体温が下がっていくときに誘発されると言われているため、眠る前に入浴することで体温を上げ、体温を下げやすくすることで、寝つきを良くすることが期待できるからです。

また、就寝の1時間くらい前からは、スマートフォンやパソコンの使用を控えたり、カフェインの入った飲み物を避けたりするなど、スムーズに眠りにつけるように意識しましょう。

5-3.血行を良くする

ターンオーバーを整えるためには、血行を良くすることも大切です。

血行がよくなると、細胞のエネルギーとなる“栄養分”や“酸素”が、身体のすみずみまで運ばれやすくなります。

そのため、血行が良くなると、肌の細胞が活発に動きやすくなります。

肌細胞の代謝が上がることで、ターンオーバーも整いやすくなるのです。

適度な運動
ランニング 女性

全身の血行を良くするために、適度な運動を習慣にしましょう。

「ウォーキング」や「ジョギング」などの簡単なものを、無理をせず、自分が続けられる範囲内で行うことがおすすめです。

蒸しタオル
蒸しタオル

顔の血行を良くするためには、蒸しタオルもおすすめです。

作り方・使い方はとても簡単。

フェイスタオルを濡らし、水気が残るくらいに絞り、巻物のようにクルクルと巻きます。

ラップはかけずにお皿に乗せ、500Wの電子レンジで1分ほど温めれば完成です。

できあがった蒸しタオルは、広げて顔を覆うように乗せ、そのまま2~3分待ちましょう。

なお、温めた直後の蒸しタオルはとても熱くなっているため、やけどに十分注意してください。

顔にのせたときも、熱さを感じたら、少し冷ましてから使用してください。

6.まとめ

年齢とともに遅くなっていくターンオーバーですが、なるべく周期を乱さないように意識し、早めに対策していくことがとても大切です。

また、肌悩みがある場合は、ターンオーバーの乱れからきているものかもしれないので、正しいスキンケアを行うと同時に、生活習慣を見直していきましょう!

この記事は2016年6月13日(最終更新日)時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。


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