角栓は古い角質が毛穴の部分に詰まった状態でいるものを指します。
毛穴に詰まった角栓はなかなか取りづらいので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
角栓をそのまま放置してしまうと、皮脂と混ざって酸化し、黒ずんで見えてしまうことがあります。
早めに対策し、角栓の目立たない肌にしたいものですが、間違った方法で角栓を取ることは好ましくありません。
正しい方法で角栓を取り除くことが重要となってきます。ここでは、気になる角栓を洗顔によって洗い落としやすくする方法についてご紹介していきます。
目次
1. 角栓が取れない!?間違いやすい洗顔のポイント
まずは基本の洗顔を再確認しましょう。
洗顔の目的は、肌に残った汚れや不要な皮脂を洗い流して、肌を清浄にすることです。
肌の汚れと同様に角栓汚れも洗い流すことができますが、この際に間違った洗顔を行うと肌へ負担をかけてしまうこともあります。
ただどんな方法が間違っているのかわからない方もいることでしょう。ここでは洗顔の間違いやすいポイントについてご紹介したいと思います。
1-1.熱すぎるお湯or冷たすぎる水で洗顔している
洗顔ではすすぐ際の温度について確認をしておきましょう。
洗顔のお湯の温度が高すぎても、反対に冷たすぎる水でも肌には負担になってしまい、場合によっては肌が乾燥しやすくなってしまうこともあります。
洗顔の際に使用するお湯の温度は、30~35度程度のぬるま湯がちょうどいいと言えるでしょう。
このお湯で洗顔料の泡をしっかりと洗いすようにしましょう。
1-2.泡立てずに洗顔料を使っている
洗顔の際に、洗顔料を泡立てずに使っている方もいるかもしれません。
しかし、それでは摩擦により肌に負担をかけやすいだけではなく、余分な皮脂などの汚れを十分に洗い落とすことはできません。
洗顔料は弾力のある泡まで泡立て、やさしい力加減で肌に乗せるようにしましょう。
2. 角栓汚れを洗い落とす!正しい洗顔方法
毛穴の角栓汚れが酸化して黒ずんでしまったりする前に、日々の洗顔でスッキリと角栓汚れを洗い落としましょう。
ここからはその方法についてご紹介します。
①手を洗い、顔全体を予洗いする
洗顔料を出す前には手をしっかり石鹸で洗ってください。
手のひらなどに汚れが付着していると、汚れがそのまま顔についてしまいますし、また洗顔料の泡立ちも悪くなってしまいます。
また、洗顔料を乗せる前に、顔全体をぬるま湯で予洗いしましょう。
こうすることによって、肌についた大まかなホコリなどの汚れを洗い落とすことができます。
②洗顔料をたっぷりと泡立てる
洗顔料を泡立てる際には、手のひらで細かく泡立てていきます。この際にごく少量のぬるま湯を足して泡立ちやすくします。
手のひらで泡立てるのが苦手だという方は、泡立てネットを使用してみてください。
泡立てネットを使用すれば、簡単にキメの細かい泡をつくることができます。
泡は、キメが細かい感じになるようにすることが大切です。荒い泡や、泡立ちが少ないと角栓汚れを落としにくくなりますから、細かい泡がたっぷりとできるように意識して泡立てを行うようにしましょう。
③泡を顔にのせて、転がすように洗う
洗顔の際には、泡で角栓汚れを包み込むように、やさしい力加減で洗います。
手のひらと肌が直接触れ合って、ゴシゴシと強く洗うようなことは避けてください。
肌に摩擦による負担をかけやすくなってしまいます。
手のひらと肌が触れ合わない程度で、ゆっくりと泡で汚れを取るイメージで洗っていきます。
④しっかりと泡をすすぐ
すすぎではぬるま湯を使い、しっかりと洗い流すようにします。
こめかみや髪の生え際はすすぎ残しの多い部分なので、意識してすすぐようにしましょう。
ぬるま湯を顔につけるようにして、20回程度すすぎ洗いします。
⑤水分を拭き取る
最後のタオルドライは、顔についた水分を吸い取らせるように、そっと押さえるようにして行うようにしましょう。
3. 角栓をできにくくするためのスキンケア
角栓はできてしまうとなかなか取れないものですから、できにくくすることが大切です。
ここからは、角栓をできにくくするためのスキンケアについてご紹介します。
3-1.酵素洗顔でのスペシャルケア
角栓をできにくくするためのスキンケアとして、酵素洗顔を取り入れてみるのもおすすめです。
酵素には、タンパク質を分解する性質を持っているものがあり、私たちの体の中では食べ物を消化するときに関係しています。
角栓汚れは主にタンパク質でできているため、洗顔料に酵素を取り入れることによって、より角栓汚れを洗い流しやすくすることを期待したものが酵素洗顔です。
酵素洗顔はパウダー状になっているのが一般的で、この酵素パウダーを普段使っている洗顔料にまぜて使うものが多いです。
酵素洗顔はより皮脂などの汚れを洗い落としやすいといわれているため、メーカーの指定する頻度に従うか、週に1度程度のスペシャルケアとして使用するのがいいでしょう。
また、酵素洗顔をしたあとは肌が無防備な状態になりやすいとされているため、そのあとの保湿のお手入れや、紫外線対策を忘れずに行うようにしましょう。
3-2.毎日の保湿ケア
洗顔で余分な皮脂や汚れを洗い落とした後は、肌に水分と油分をバランスよく補うために、保湿のスキンケアを行いましょう。
化粧水や乳液などの保湿アイテムを使う場合は、手のひらで温めながら塗ることをおすすめします。
保湿アイテムを肌の温度に温めて使用することで、より肌になじみやすくなるといわれています。また、全体になじませた後は、ハンドプレスをして、手でそっとおさえるようにしてみるといいでしょう。
4. 角栓をできにくくするための生活習慣
角栓のできにくいすこやかな肌を保つためには、日ごろの生活習慣も重要です。
私たちの体は食事したものによってできているので、バランスの良い食生活はすこやかな肌のために大切なことです。
また、バランスの良い食生活と同じように重要なのが睡眠です。
睡眠時間を確保する、質の良い睡眠をとるように意識しましょう。
5. まとめ
角栓が取れないと悩んでいる方は、正しい洗顔やスキンケアで地道な対策をを行うことが大切です。
無理にピンセットなどでとるようにするのは避け、角栓のできにくいなめらかな肌を目指しましょう。
ぜひ、日々の洗顔方法や生活習慣を見直してみてくださいね。
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