「ベロ回し体操のやり方が知りたい!」「ベロ回し体操をすると何がいいの?」
ベロ回し体操は、道具を使わずにできるので簡単で、美容と健康のサポートができると言われる、魅力的な運動です。年齢とともに増えるほうれい線や顔周りのたるみ対策を行いたい方には、気になる運動のひとつかもしれません。
今回は、そんなベロ回し体操のやり方や魅力、ベロ回し体操を行う際のポイントなどをご紹介します。
肌のたるみ対策をし、いつまでも健康的なフェイスラインを保つためにも、早速はじめてみましょう!
目次
1.ベロ回し体操の魅力
ベロ回し体操を行うことによって、期待できることをご紹介します。ベロを回すだけの単純な動きでも、ベロ回し体操にはさまざまな魅力があります。
1-1.老け顔の予防
ベロ回し体操は、老け顔の予防に繋がると言われています。ベロ回し体操は、主に口の周りの表情筋を鍛えることができるとされているのです。口の周りにはたくさんの筋肉がありますが、普段生活しているだけでは、使われていない筋肉も多いと考えられています。
これらの筋肉を鍛えることで、
・ほうれい線
・顔周りのたるみ
・二重あご
などをできにくくすることが期待できると言われているのです。
ほうれい線・顔周りのたるみ・二重あごは、老け顔の要因の1つにもなるので、これらをできにくくしておくことで老けた顔に見せにくくすることが期待できるでしょう。
1-2.顔色の不良・むくみの予防
ベロ回し体操により、顔色や唇の色がよくなるとともに、むくみやクマを目立ちにくくすることが期待できます。口の周りの筋肉が動き、顔周りの血行がよくなると考えられているためです。
顔周りの血行がよくなることで、血行不良により引き起こされる、顔周りのさまざまな不調を防ぎやすくすることができるとされています。顔がむくみにくくなると、ダイエットをしたわけでもないのに、顔がシュッとした印象に見えやすくなるという声もあるようです。
顔色の不良やむくみが目立ちがちな起床時やメイクの前などに、ベロ回し体操を行うとよいかもしれませんね。
1-3.口臭の予防
ベロ回し体操を行うことで、口臭を出しにくくすることが期待できます。ベロ回し体操でベロをしっかり動かすことで、唾液が出やすくなるためだとされているのです。唾液は、加齢や日頃のストレスなどが原因で減少することがあると言われています。
唾液には、さまざまな成分が含まれ、口内をキレイに保つ働きも持っており、唾液を促すことで、口臭や歯周病などの対策の1つになることがあるそうです。
また、唾液は口内の環境を整えるだけでなく、外から入ってきた雑菌から体を守る働きも持っていると考えられています。
2.気になる!ベロ回し体操のやり方
ベロ回し体操のやり方をご説明します。
①口を軽く閉じて、歯茎をなぞるようにしてベロを回します。時計回りに20回行いましょう。
②同じように逆方向に20回ベロを回します。
※①から②までの流れを、1日に3回を目安に行いましょう。回数を守り、毎日続けてみてください。はじめのうちは、目標の回数に達する前に疲れてしまうこともありますが、無理は禁物です。自分のペースで行い、様子を見ながら少しずつ回数を増やしていきましょう。
3.ベロ回し体操のポイント
ベロ回し体操を行う際のポイントをお話しします。一般的に言われているやり方にならって、さっそくベロ回し体操を行ってみましょう。
3-1.ベロは大きく回す
ベロ回し体操をする際は、ベロ回しの動きを大きくするように心がけましょう。特に、ほうれい線の気になる方は、ほうれい線の位置にベロが届くようにするとよいと言われています。ほうれい線を口の中から押し返すようなイメージでやってみましょう。
また、小さくベロを動かすだけでは、筋肉の動きも少なくなるため、ベロ回し体操の魅力が半減する可能性もあるそうです。
歯茎の表面をベロでしっかりタッチし、表情筋を意識しながら回してみましょう。
3-2.回しすぎないようにする
ベロ回し体操を行う回数を増やしすぎないように注意しましょう。美容や健康によいとされるベロ回し体操ですが、やりすぎると、ほうれい線をはじめ、顔周りのシワが深くなったり、筋肉が張ったりする原因になることがあると言われています。
これは、ベロ回し体操のやりすぎで、顔周りの筋肉に無理な力がかかることがあるためです。
また、はじめのうちは特に、使い慣れない筋肉を使うことにより、あごや筋肉を痛めてしまう可能性もあるようなので、自分にとって無理のない回数から試してみましょう。
ベロ回し体操は、回数をかせぐことではなく、毎日続けることが大切です。早く結果を出すために、回数を多めにやろうなどとは考えないでくださいね。
3-3.ベロに力を入れすぎない
ベロ回し体操の際、ベロに力を入れすぎないようにしましょう。ベロに力を入れすぎると、歯にダメージを与えてしまうことがあり、歯並びに影響したりする可能性があると言われています。
回数も力加減もほどほどに、ベロ回し体操の基本のやり方を守って行うことが大切です。
4.ベロ回し体操だけじゃない!顔のたるみの予防対策方法
気になる顔のたるみやほうれい線の予防対策方法は、ベロ回し体操だけではありません。ベロ回し体操以外の、顔のたるみ・ほうれい線の予防対策方法をご紹介します。
顔のたるみは、「表情筋の衰え」をはじめ、「肌の弾力の低下」「日頃の悪い姿勢」などさまざまな原因によって引き起こさると言われています。
こうした原因を踏まえ、ベロ回し体操とあわせた予防対策を取り入れることで、すこやかな印象のフェイスラインを目指すことができるでしょう!
4-1.姿勢に気をつける
日頃から、よい姿勢を保つように意識しましょう。猫背や前かがみなどの姿勢でいると、顔のたるみにつながることがあります。
デスクワークやスマホを操作しているときの姿勢は注意が必要です!
試しに電車の席に座ってスマホを操作している人を見てみてください。首は前に出て、顔はうつむき、あごの皮膚がたるみ、口元が下がり気味ではありませんか?
こうした姿勢が習慣になると、顔の皮膚が下に引っ張られた状態が続くため、肌をたるみやすくさせてしまうことがあるそうです。
普段から、お腹に力を入れて背筋を伸ばすようにし、デスクワークなどの際も、できるだけよい姿勢をキープできるように心がけましょう。
スマホを操作する際も、できるだけ顔が下を向かないように、気をつけることをおすすめします。
4-2.よく噛んで食べる
食べ物を食べる際は、よく噛んで食べるようにしましょう。よく噛むという行為は、美容にも健康にもよいことだと考えられているのです。
よく噛むと、口の周りの筋肉を使うので、肌をたるみにくくすることが期待できるとされています。さらに、唾液を出すためのサポートにもなるでしょう。よく噛むことで満腹中枢が刺激されるので、食べ過ぎの防止につながることも!
一口につき30回程度を目安に噛むようにし、硬いものも積極的に食べるようにしてみましょう。
4-3.表情筋を使うようにする
普段から表情筋を積極的に使うように心掛けましょう。よく笑う人やしゃべる人の表情筋は、そうでない人に比べて衰えにくいと考えられているのです。
ベロ回し体操を日常に取り入れるのはもちろんのこと、人と積極的に会話し、楽しいときやおかしいときには、思いっきり笑うようにするとよいでしょう。
人と会話する機会の少ない方や、表情をあまり変えないポーカーフェイスの方は、「あいうえおエクササイズ」もおすすめです。
【あいうえおエクササイズ】
あいうえおエクササイズは、「あ・い・う・え・お」の形に口を動かすエクササイズです。顔周りの筋肉の衰え対策にご活用ください。
5.まとめ
ベロ回し体操のやり方やベロ回し体操で期待できること、顔のたるみを防ぐ対策方法などをお話ししました。
ベロ回し体操は、用意するものもなく、自宅でくつろいでいるときなど、すき間時間に簡単にできるのが魅力的ですよね。
回数を多くやるのではなく、決まった回数を守り、毎日継続して行うことがポイントです。いつまでも若々しい印象を保つためにも、早速今日から実践してみてください。
肌らぶ編集部
キレイになりたいあなたに価値ある情報を提供する美容メディア「肌らぶ」編集部。スキンケア・メイクを中心に、みなさまのキレイに寄り添った記事を日々執筆中。肌のお悩みからコスメの最新トレンド情報までお任せください!
⇒肌らぶ編集部員一覧を見る