若く見える 髪色

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ヘアスタイル

2016.08.29 Mon

人気スタイリストが教える、40代の女性が若く見える髪色の法則

#40代 #ヘアカラー

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

若く見える 髪色女性は髪の毛がきれいだと、3割増しで美しくに見えると言われています。 40代になると、なんとなく髪型が決まらなくなり、白髪やパサつきも気になってきます。

20代のままの茶髪には、違和感があるけれど、急に落ち着いたおばさんっぽい髪にするのも抵抗がありますよね。

そこで今回肌らぶ編集部では、多くの人気女優、モデル、タレントのヘアメイクを手がける、人気ヘアメイク・スタイリストの森上マリコさんを直撃。 40代の女性におすすめの若く見える髪色を教えていただきました。


1.自然に若々しく見える髪色、3つの法則

今の自分にはどんな髪色が似合うか、自分ではなかなか客観的にわからなくて、つい美容室で「前と同じに」と言ってしまいがちです。

大人の女性にふさわしい髪の色って、どうやって決めたらいいのでしょう?森上マリコさんに3つの法則を教えていただきました。

1-1.眉の色と瞳の色で決める

「その人の雰囲気に合っていて、自然に見える髪の色の原則は、眉毛の色と、瞳の虹彩の色の中間の色です」と、ヘアメイク・スタイリストの森上マリコさん。

かわいらしいのに甘すぎない、フェミニンなスタイリングが得意で、30代、40代の女性の支持を集めるスタイリストです。 若く見える髪色01 森上マリコさん 「日本人は黒い瞳、と思い込みがちですが、実は濃いブラウンの人が圧倒的に多いんです。ですから、髪の毛の色としては、濃いブラウンから、やや明るめのブラウンが、日本人の女性に似合う色としておすすめです」 マリコさんは、髪の色はおまかせというお客様には、この法則でヘアカラーを提案することが多いそうです。

「瞳の色も、年齢を重ねると変化します。一般的には、だんだん明るい色になると言われています。ですから、それに合わせて眉の色、髪の色も微妙に変化させると、自然で若々しい印象になりますよ」 眉の色と髪の色 なるほど、自分の変化に合わせる方が、若々しく見えるということですね。 つい若い頃の自分をそのままキープしたいと思ってしまいますが、変化に対応する方が、若く見えるということでしょう。

「この法則で、眉の色も決められます。アイブロウの色を選ぶとき、自分の目の色と、髪の色と、自然なグラデーションになるようなブラウンを選ぶと、眉だけが浮いてしまうメイクを避けられると思います」と教えてくれました。

なるほど、眉の色と髪の色、バランスに気を付けるようにしましょう。

1-2.髪型に合わせて決める

パーティーメイク top 髪型によっても、若く見える髪色は変わると言います。確かに、30代後半から40代というのは、自分に似合う髪型にも迷いがちです。

「40代前後になると、薄毛や髪にボリュームがなくなることでお悩みの方が増えてきます。それで、髪に立体感を持たせるためにハイライトのカラーを入れる方もいるんですが、ストレートの方には、あまりおすすめしていません」

ハイライトカラーは、ウェーブやカラーのふくらみを際だたせるものなので、ストレートだとその効果が出しにくいそうです。 その他にも、前髪を作っている人は、眉の色とのバランスを考えて、髪の色、眉の色だけが浮いて見えないようにする必要があるとのことです。

「おでこを出している人や、髪を結んだり、ハーフアップにすることが多い人は、生え際の白髪を、こまめにお手入れするようおすすめします。やっぱり、白髪のお手入れをさぼっているというのは、老けて見える原因になってしまうので」と、マリコさん。

根元のリタッチだけなら、時間もお金もかからないから、面倒くさがらずにするようにしましょう。 若く見える髪色02

1-3.肌の色に合わせて決める

若々しく、自然に見える髪色は、肌の色とも関係があると、マリコさんは言います。

「髪の毛は、顔をふちどる額縁のようなものですから、当然、顔全体の肌の色とのバランスや相性も大切です。肌と髪の色の相性は、大きく分けて2つあります」

①青白い肌色には、アッシュ系の髪色

アッシュグレーが入った寒色系のブラウンなど、アッシュ系のマットな髪色は、肌の青白さを強調します。

瞳の色にグリーンが入っている人や、青みのある色白の肌の人に似合う髪色とされています。 若く見える髪色03 マリコさんによると、「アッシュ系のブラウンは、最近流行の無彩色メイクに合う髪色です。スタイリッシュなスタイリングやファッションが好きな人におすすめです」とのことです。

若く見える髪色04 アッシュ系ブラウンのヘアカラーだと、ガーリーなスタイルをしても、クールな印象を与えることができるのだそうです。

②黄色みのある肌色には、赤味のあるブラウンの髪色

日本人に多い、黄色みのある肌色と、濃いブラウンの瞳の色に良く合う髪色が、赤味のあるブラウンです。

「赤味のあるブラウンは、肌を健康的な色に見せてくれるので、優しい穏やかな印象を与えることができます。暗めの色を選ぶと、落ち着いたしっとりしたスタイルにも合わせやすい髪色です」とマリコさん。 若く見える髪色05 赤味のある髪色が落ち着いて見えるというのは、意外な発見です。 アッシュ系がとがったイメージだとすると、赤味のあるブラウンは穏やかなイメージ、ということなんですね。 若く見える髪色06 健康的な印象の赤系のブラウンは、どんな髪型にも合う、人気のカラーです。

2.ライフスタイルで違う、若く見える髪色

フェロモン 女 その人の瞳や肌の色に似合う色だけでなく、ファッションや自分をどう見せたいか、というポイントでも髪色の選び方は変わってくると、マリコさんは言います。

「たとえば専業主婦でママ同士のおつきあいが中心の女性と、キャリアウーマンで男性と肩を並べて働いている女性では、自分をどう見せたいかが全然違いますよね。髪の色を変えることで、自分のイメージを演出している女性も多いんですよ」

①仕事をする女性はアッシュ系

様々な年代の女性がいるオフィスで働く女性は、若い人とメイクやファッションの情報を共有することも多いからか、アッシュ系のモード感のある髪色を選ぶ人が多いそうです。 クールなファッションや、ビジネススーツにも合う、アッシュ系ブラウンは、やり過ぎ感のないスタイリッシュさがあるので、おすすめです。 若く見える髪色07

②小さなお子さんのいるママには、赤味のあるブラウン系

「髪色に赤味があると、顔色が健康的で優しく見えるので、幼稚園や学校での集まりが多いママには、赤味のあるブラウンが人気です」と、マリコさん。

屋外でのアクティブなイベントも多い小さなお子さんのいるママには、顔色が良く見える赤系ブラウンがおすすめです。 若く見える神降08

3.40代の髪の悩み【白髪・薄毛・ツヤなし】対策

40代女性の髪の3大悩みと言えば、白髪・薄毛・ツヤがなくなる、ということでしょう。

白髪染めのヘアカラーを繰り返していると、頭皮が弱って薄毛になったり、髪が傷んでツヤがなくなるのでは、と心配になることもあります。

「美容院で月に1回程度髪を染めているかぎり、白髪染めのヘアカラーが原因で、頭皮をひどく傷めたり、髪が傷むということはないと思います。でも、カラーを入れた髪をなるべく長く、きれいにキープするには、やはり毎日のセルフケアが大切です」

マリコさんがすすめるのは、ヘアカラーをした髪用のトリートメントでのお手入れです。

「ヘアカラー用のトリートメントでお手入れすることで、リタッチの頻度を減らすこともできるので、おすすめです」 洗い流さないトリートメント 使い方 髪1 「ヘアサロンで髪にカラーを入れたときに、髪の状態を見てもらって、良いトリートメントをすすめてもらうのが理想ですが、今は市販のものでも良いものがたくさんあるので、トリートメントはした方がいいと思いますよ」

マリコさんは、40代の女性には、薄毛や抜け毛に悩んでいる人も多いと言います。

「年齢を重ねると、だんだん髪が細くなる人が多いんです。そうすると、髪の本数は変わらなくても、ボリュームがなくなるせいで、髪が薄くなった、少なくなったと感じるんです。抜け毛が気になるという方も、ごっそり束になって抜けるのでない限り、実はそれほど抜け毛が増えているわけではない場合が多いんですよ」

髪が長いと、ショートの人よりも抜け毛のボリュームが何倍もあるため、抜け毛が気になりやすい傾向にあります。 髪を結んでいる人は1日に抜け落ちる髪がそのまま束ねられているので、シャンプーやブラッシングのときに、いっぺんにたくさん髪が抜けたような気になるそうです。

「確かに、髪が細くなってハリやコシがなくなると、髪のボリュームがなくなります。ボリュームを出したい方は、ヘアマニキュアで白髪染めをすると、ハリが出るので、おすすめです」 三軒茶屋 ヘアカラー 女性 ツヤがなくなったように感じるのは、ヘアカラーのせいではなく、乾燥が原因の可能性もあると言います。

「頭皮や髪が乾燥すると、切れ毛が増えて、髪のツヤがなくなることがあります。やはり、自分の髪や頭皮の状態に合ったシャンプーやトリートメントを選ぶことが大切です」と、マリコさんは言います。

いくら美容院に行ってお金をかけても、毎日のセルフケアで手を抜いたら、せっかくの髪色もきれいに見えなくなってしまうんですね。

若く見える髪色というのは、若い人と同じ髪色にするということではないと言います。その人の瞳の色、眉の色、肌の色に合わせた髪色を、いつもきれいにキープしていることが、若々しさの秘訣だそうです。

生え際の白髪をこまめにリタッチする、トリートメントを欠かさない、など、お手入れの良さも、若く見えるポイントだということを覚えておきましょう。

<取材先> 森上マリコ(ヘアメイク・スタイリスト) アフロートDL、アフロートジャパンのスタイリストとしても活躍中。
URL:http://www.afloat.co.jp/

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