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2015.11.10 Tue

うがいの知識まとめ版!正しいうがいの方法とうがいの効果

#うがい #健康

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

うがい
風邪には、うがい!というイメージがありますが、正しいうがいの方法や、うがいの効果について、実はあまり知らない…という方も多いのではないでしょうか?

うがいは、風邪予防だけではなく、口臭や口内炎などにも有効とされています。

また、水とうがい薬でのうがいは期待出来る効果が違ったり、うがい薬にも種類があったりと、うがいはとても奥が深いのです。

そこで今回は、水とうがい薬の使い分けや効果、正しいうがい方法など、うがいについての情報を幅広くご説明していきます!


1.うがいは2種類!水とうがい薬の使い分け方

うがいとは、水や薬を口に含んで喉・口をすすぎ、風邪などの原因となる細菌・ウイルスを洗い流したり、喉の乾燥を防ぐ事です。

そのうがいは【水でのうがい】【うがい薬でのうがい】の2種類に分けられます。

風邪をひいた時・風邪予防には、うがい薬!と思う方も多いと思いますが、
水・うがい薬は、それぞれ期待出来る効果が異なるので、以下のように使い分けると良いでしょう。

■うがい薬でのうがい
・インフルエンザが流行している時期
・喉に痛み、腫れ、違和感などがある時

■水でのうがい
・風邪の予防(まだ風邪などの症状がない)

うがい薬は、長期間使い続けるのではなく、症状が出ている時やインフルエンザ流行の時期などに、使用するようにしましょう。

うがい薬には、殺菌作用や抗炎症作用(炎症を鎮める働き)がありますので、
風邪・インフルエンザになった時や、喉に痛みがある時などはうがい薬を使うのが効果的です。

過去に行われた調査では、うがい薬はインフルエンザの流行を防ぐといわれています。自分自身や他者への感染予防のためにも、インフルエンザが流行る
季節はうがい薬を使用すると良いですね。

うがいしかし、単純な風邪の予防が目的のうがいに関しては、水でうがいをした方が良いといわれています。
うがい薬は殺菌効果があるため、ものによっては身体に必要な細菌にまで影響を与える可能性もあるからです。

2.タイミングも重要!正しいうがいの方法

うがいの効果をより高めるための、適したタイミング・正しい方法をお伝えします。
うがい

~うがいを行うタイミング~

・外出後
・人が多い所や、乾燥した環境にいる時
・喉が乾いている時
・就寝前
・食後
・喫煙後  など

1日4~5回程度を目安に行うと良いでしょう。
※医療機関にかかっている方は、その指示通りに行ってください。

~正しいうがいの方法~

風邪予防には水でのうがい、
風邪をひいた後や、喉に痛みがある時などはうがい薬を使用しましょう。

※うがい薬を使用する際は、説明書きに従い、適正な濃度に薄めて使用してください。

①まずは口内でブクブクうがいを行います。少し強めにうがいを行い、口内を清潔にしましょう。(2,3回)
※この時は上を向かずに口の中をすすぎましょう。

②水、もしくはうがい薬を口に含み、顎を上げて上を向きます。水分が喉の奥や喉全体になるべく行き届くよう意識して、15秒程うがいを行います。

うがい③口の中の水を吐き出します。
④これを繰り返してうがいを行います。
⑤うがいが終わったら、最後に口内をブクブクうがいで清潔にして終了です。

うがい薬を使用する際は、説明書きに従い、適量に薄めてうがいをしましょう。

3.うがい薬の選び方

うがい薬には、3つの種類があります。
期待出来る効果・特徴は、種類によって違いがあります。

①ポビドンヨードのうがい薬
…茶色いうがい薬。殺菌力・即効性に優れ、インフルエンザにも有効とされる。

②セチルピリジニウム塩酸塩(CPC)のうがい薬
…殺菌作用で細菌の増殖を抑える。①より殺菌効果は低め。無色で味付きのものが多い。

③アズレンスルホン酸ナトリウムのうがい薬
…青っぽい色のうがい薬。喉・口の粘膜の炎症を抑え、修復する。細菌・ウイルスの殺菌作用はない

殺菌効果は、①が一番高く、①⇒②⇒③の順に低くなります。

3種類のうがい薬は、以下を目安にして選ぶと良いでしょう。

■風邪・インフルエンザなどが流行している時や、口臭が気になる時

①ポビドンヨードのうがい薬:ケンエーうがい薬S・イソジンなど
うがい
【PR】健栄製薬株式会社

うがい
株式会社明治

■お子様・ポビドンヨードのうがい薬の味が苦手な方、口臭予防など

②セチルピリジニウム塩酸塩(CPC)のうがい薬:ケンエーうがい薬CP・新コルゲンコーワうがい薬ワンプッシュ など
うがいうがい

【PR】健栄製薬株式会社

うがい
興和株式会社

■喉が痛い、喉に腫れ・違和感がある時

③アズレンスルホン酸ナトリウムのうがい薬:パブロンうがい薬AZ・浅田飴水溶性アズレンうがい薬 など
うがい
大正製薬株式会社

うがい
株式会社浅田飴

上記のように、症状によって選ぶうがい薬が異なりますので、自分の症状に合ったものを選びましょう。

4.うがい薬を使用する際の3つの注意点

うがい薬を使用する際に注意する事が3つあります。
使用前に必ず付属の説明書を良く読むようにしましょう。

①原液のまま使用しない

原液のまま使用することは避け、説明書の通りに水で薄めてうがいをしましょう。
原液のままで使用したり、誤った薄め方をすると、アレルギーやショック反応などに繋がる可能性もあります。

②薄めたうがい薬は、すぐに使いきる

薄めてから時間が経過したうがい薬は、使用せずに新しいものを作りましょう。

薄めたうがい薬は、時間の経過と共に効果が失われていきます。

③甲状腺の病気の方・妊娠中の方などは、ポビドンヨードのうがい薬の使用を控える

甲状腺とは喉ぼとけの下にある器官で、甲状腺ホルモンを作っています。

甲状腺ホルモンには、脳や体の機能を活性化させる働きがあり、多すぎても少なすぎても体に影響が出るとされています。

ポビドンヨードのうがい薬を使用して、ヨード(ヨウ素)が過剰にとり込まれてしまうと、甲状腺の機能に影響が出る恐れがあります。

甲状腺に病気などがある方やヨードにアレルギーのある方は、使用を控え、必ず医師に相談しましょう。
うがい
また、マタニティさんも自己判断で使用するのは控え、医師に相談をしましょう。

5.うがいで得られる効果

正しいタイミングや方法でうがいをする事で、以下のような効果が期待出来ます。

・風邪やインフルエンザの予防
・集団の中でインフルエンザの流行を防ぐ
・風邪、インフルエンザによる喉の症状を軽減
・口臭予防
・口内炎を早く治す

■風邪・インフルエンザの予防

風邪は、喉などから細菌・ウイルスが侵入し、感染する事で生じます。

うがいで、その原因となるウイルスや細菌を洗い流します。さらに、喉の加湿をする事で、細菌が喉の粘膜に付着するのを防ぎます。

2002年の調査では、うがいをしないグループと、1日2回水でうがいをしたグループを比較し、水でうがいをしたグループの方が、風邪の発症率が約40%低かったという事が分かっています。

また、別のインフルエンザ予防に関する調査では、ポビドンヨードでうがいをするグループ・食塩水でうがいをするグループ・うがいをしないグループを比べ、うがいをするグループの感染率が低かったという事も分かっています。

■集団の中でインフルエンザの流行を防ぐ

インフルエンザは、風邪とは別のウイルスの感染でかかりますが、用法通りに正しくうがい薬を使ってうがいをする事によって、ウイルスの活発化を抑えることができるといわれています。

うがい

うがい薬を使ったうがいは、自身の予防だけでなく、会社などの集団生活の中において感染拡大のリスクをやわらげる効果があるといわれています。

■風邪・インフルエンザによる喉の症状を軽減

うがい薬には、細菌・ウイルスの殺菌作用があります。

ひいてしまった風邪やインフルエンザの症状をさらに悪化させない為にも、うがい薬でのうがいは効果的といえます。

■口臭予防

口臭は、口の中の細菌が原因となって起こる事が多くあります。
うがいうがいは、細菌・ウイルスの殺菌作用があるので、口臭を抑えるのに有効とされています。

■口内炎を早く治す

口内炎は、口の中の細菌が繁殖する事で生じる事が多いです。

殺菌作用・炎症を抑える作用があるうがい薬は、口内炎の治りを早くしたり、痛みを軽減するのに効果的です。

6.まとめ

正しいうがい方法で、風邪の予防・喉の症状の緩和・口臭予防などの効果がより高まりますので、ぜひ正しいタイミング・手順でうがいをしましょう。

また、水でのうがいと、うがい薬でのうがいは、期待出来る効果が異なります。
さらにうがい薬にも3種類ありますので、症状によって水とうがい薬を使い分けて、健康的に過ごしましょう!

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