つらい生理痛の時は、なんだか食事を摂るのも苦しい・・・。生理痛がつらくならないために意識して摂るとよい食べ物はあるの?
毎月つらい生理痛に悩まされている方は、何かしらの方法で少しでも痛みを和らげることができたら嬉しいですよね。
今回は、生理痛にお悩みの方に、生理痛がつらくなってしまう前に意識して摂ることをおすすめしたい食べ物をご紹介します。
1.生理痛がつらくなる前に意識して摂りたい食べ物
生理は正常な状態で25日~38日の周期において、毎月3~7日間継続するとされています。
この期間、主に下腹部に生じる痛みである「生理痛」は、生理時に生成される物質「プロスタグランディン」の変化により起こると考えられています。
一般的にも、生理痛におすすめだとされる栄養素はさまざま挙げられていますが、栄養素は単独ではその魅力を十分に発揮することができないと考えられています。
主食・主菜・副菜の基本的な栄養バランスの整った食事を摂ったうえで、気になる栄養素を取り入れていくことをおすすめします。
さまざまな身体の変化が続く生理時は、食べ物や行動を意識して身体のバランスを整え、生理痛がつらくならないようにしていきたいですね。
①炭水化物
炭水化物は、たんぱく質、脂質とともに身体のエネルギー源として大切だと言われる栄養素です。
・玄米
・さつまいも
・かぼちゃ
・バナナ
など
②カルシウム
カルシウムは、人の身体に最も多く含まれるミネラルとされています。成長ホルモンなど、さまざまな身体の働きに関わると言われる栄養素です。
・シシャモ
・高野豆腐
・モロヘイヤ
・小松菜
・牛乳
など
③マグネシウム
マグネシウムは、カルシウムと対になり、筋肉の収縮などに関わる栄養素であるとされています。
・アーモンド
・ほうれん草
など
④ビタミンE
ビタミンEは、ホルモンバランスや血行に関わる栄養素だと言われています。
・すじこ
・ウナギ
・落花生
など
⑤ビタミンB6
ビタミンB6は、ホルモンバランスの調整や神経伝達物質の合成に関わる栄養素だとされます。
・鶏レバー
・鶏ささみ
・マグロ
・にんにく
・くるみ
など
【生理痛がつらい時は控えたい食べ物】
次の3つは、一般的に、生理痛がつらい時は意識して控えたほうがよいと言われている食べ物です。
ひどい生理痛に悩まされている方は、生理期間中は、次にご紹介する食べ物を控えることをおすすめします。
・カフェインを含む食べ物・飲み物
・アルコール
・塩分の多い食べ物
2.生理痛がつらいときに意識したい行動
生理痛がつらいときには、食べ物と併せて次のような行動を意識して行うこともおすすめだと言われています。
①好きな香りを嗅ぐ
生理痛がつらいときにはハーブティーを飲んだり、アロマオイルで部屋をよい香りにすることで気持ちを和らげることが期待できるとされています。
自分の心地よいと感じる香りを楽しむことで、ひととき痛みを忘れることができるかもしれません。
②軽く運動する
ウォーキングなどの軽い有酸素運動をするのもおすすめだと言われています。
ほどよく筋肉を動かし、汗をかくことで、気持ちを紛らわせることが期待できます。身体がつらいと感じない、無理のないレベルの運動を行いましょう。
③湯船につかって身体を温める
生理痛がつらい時には、体を冷やさないようにした方がよいとされています。湯船にゆっくりつかって、心と身体を温めましょう。
3.生理痛がつらい!つらくなる前に意識して摂りたい食べ物 まとめ
生理痛がつらいときに意識して摂りたい食べ物と、行動をご紹介しました。
紹介した食べ物を積極的に摂ったり、毎日の食事の栄養バランスにも気を配ったりして、つらい生理痛を乗り切りましょう!
肌らぶ編集部
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