生理前や生理中のタイミングで、顔や足のむくみがひどくなった経験はありませんか?
中には、生理前から生理中にかけて、一時的に体重が増えたり、体が重くなったりするように感じる方もいるようです。
生理前や生理中に起きるむくみに対処するには、マッサージなどで血行を良くすることが大切だと言われています。
色々な不調が重なって、気持ちまでブルーになりやすい生理前や生理中だからこそ、嫌なむくみは前もって防ぎたいですよね!
今回は、生理前や生理中のむくみの主な原因をはじめ、生理によるむくみが起こったとき自分でできる対処法などをご紹介します。
1.生理前・生理中にむくみが起こる主な原因
生理前・生理中のむくみは、女性ホルモンの分泌量が関係していると言われています。
生理のときは、女性はホルモンバランスが乱れるタイミングでもあるといわれており、この女性ホルモンの乱れにより、体がむくみやすくなってしまうことがあるようです。
一般的に、女性は女性ホルモンが乱れることで、体温が下がりやすくなる、決行が悪くなる、むくみが起こりやすくなるなどの不調が起きてしまうことがあるとされています。
2.むくみができたときにおすすめの対応策
生理前や生理中の、顔や足のむくみにおすすめの、自分でできる対応策を2つご紹介します。
2-1.手足ブラブラ体操(足のむくみ編)
脚のむくみが気になる場合は、仰向けに寝た状態で手足を上にあげ、力を抜いてブラブラさせます。
この動作を、1分程度行います。1分間続けるのが難しければ、途中で休みながら無理のない程度に行ってください。
途中から手足が温まってくるのを感じるかと思います。
朝起きたときや、夜寝る前に行うのがおすすめです。
2-2.足湯(顔・足のむくみ編)
身体の末端にある足を温めることで、全身の血行を良くすることが期待できます。
40度くらいのお湯を桶(おけ)に用意し、そこに足を入れます。しばらくすると全身が温まってきます。
お風呂に入る方法もありますが、足湯の方が使うお湯の量も少なく服を脱いだりするという手間をかけることがないので、簡単に行うことができ、おすすめです。
じんわりと足元を温めることで、ゆううつな気分もほぐれていきそうですね!
お湯が冷めてきたら、熱いお湯を追加できるよう、あらかじめ沸かしたお湯を用意しておくのも良いでしょう。
3.生理前・生理中の注意点
むくみを防ぐために、生理前・生理中は特に控えた方が良いことを2点ずつご紹介します。
普段何気なくやっていることでも、生理前・生理中はむくみを助長させることがあるので、できるだけ意識しましょう。
①アルコールの摂取
生理前・生理中は、いつもよりもアルコールが体内にとどまりやすいといわれています。そしてアルコールを分解しようと水分がたまることによって、むくみを引き起こしやすくなります。
まったく飲まないようにとまでは言いませんが、体のことを理解したうえで、飲み過ぎないことが大切です。
特にむくみが気になる方は、生理前の期間(特に生理の10~12日前)はアルコールの摂取をできるだけ控えましょう。
②塩分の摂り過ぎ
生理前・生理中は塩分を摂り過ぎないように注意しましょう。
塩分(ナトリウム)を摂り過ぎると、身体は体内のナトリウムの濃度を一定に保つために水分を欲するといわれています。しょっぱいものを食べるとのどが渇くのはこのためだと考えられています。
この状態でのどが渇くと、必要以上に水分を摂ってしまうため、身体に水分が増えた状態になり、水分の排出が間に合わなくなってしまうことがあります。こうして、むくみが起こりやすくなると言われているのです。
③辛いものの食べ過ぎ
生理前・生理中は、辛いものの食べ過ぎに注意しましょう。
唐辛子やカレーのような辛いものを食べると汗をかきますが、いつもより体が敏感になっている生理中には、刺激を与えすぎてしまうことがあります。
④身体を冷やす
特に生理中は、身体を冷やさないように気をつけましょう。
身体が冷えると、代謝が悪くなり、身体の外に水分を排出しにくくなってしまうといわれています。
身体の冷えが気になる方は、薄いカーディガンやストールなど、体感温度によって調整できる上着を持っておくと便利です。
特に生理中は、お腹や腰まわりを冷やさないようにしておきましょう。
4.日常でできるむくみ対策
日常でできる、むくみの対策方法をご紹介します。ぜひ、実践してみてください。
①温かいしょうが紅茶を飲む
むくみには、身体を温め、余分な水分を排出することが期待できる、しょうが紅茶がおすすめです。
飲みにくく感じる方は、黒砂糖やはちみつを混ぜてみると飲みやすくなります。
〈作り方〉
①熱い紅茶を淹れる
②しょうがをひとかけすりおろす(チューブでも結構です)
③紅茶にすりおろしたしょうがを入れる
④お好みで黒砂糖やはちみつを入れる
②軽い運動をする
血行を良くするために、日々、軽い運動を心がけましょう。
軽度の運動は、ストレス解消や気分転換になり生理前や生理中のイライラ解消にもつながることがあります。
しかし、体が痛むときや、体調がすぐれないときに、無理に体を動かすことはおすすめしません。特に生理中は、身体を労ってあげることも大切です。
③ストレスをためない
ストレスがたまると緊張状態が続き、それにより、血行が悪くなり老廃物や余分な水分が体外に排出されにくくなることがあります。
軽く体を動かしてみたり、リラックスできる時間を作ったりなどして、ストレスがたまらないようにしましょう。
④睡眠をとる
睡眠が不足すると、成長ホルモンの量が減り代謝が落ちると言われています。代謝が落ちると、水分の排出も行われにくくなるので、むくみやすくなってしまうことがあります。
また、できるだけ質の良い睡眠をとるために、寝る前のスマートフォンを使用するのはやめる、寝る直前にご飯を食べないなどの工夫もしましょう。
⑤カリウムをとる
バランスの良い食事は身体にとって重要ですが、むくみが気になる場合はカリウムが含まれた食材を意識してとるようにするのがおすすめです。
カリウムは、身体の余分な水分を排出する役割があると言われています。
5.まとめ
生理前や生理中のむくみについて、お分かりいただけましたか?
生理でむくみが気になるときは、塩分や刺激の強い食べ物を控えめにしつつ、体の血行が悪くならないよう、意識しましょう。
生理前や生理中は、心や体が不安定になったり、普段より敏感になったりします。
訳もなくイライラしたり、何もしたくなくなったりするものです。それは、体からの「無理をしないで」というメッセージなのかもしれません。
特に生理中など、いつものような調子が出ないときは、ゆったりマイペースに過ごしてくださいね。
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