「ヘアブラシの簡単な洗い方が知りたい」「ヘアブラシによって洗い方って変えた方がいいのかな」と思ってはいませんか?
ある日ふと気がつくと、「ヘアブラシに髪の毛やホコリがびっしり付いていて驚いた!」という経験をお持ちの方も多いですよね。
汚れたままのヘアブラシを使っていると、髪の毛に汚れを付けているような気がして気持ちが悪いですね。
さらに、場合によっては髪を傷めてしまうこともあり、ブラッシングすることでヘアケアに気を使っているつもりでもヘアブラシが汚れていると逆効果になる可能性もあるんです!
今回はブラッシングを効果的に行えるようにするためのヘアブラシの簡単な洗い方やお手入れ方法をご紹介します。
明日からさっそく清潔に洗ったヘアブラシで髪をとかして、クシ通りのよいさらさらヘアを目指しましょう♡
1.ヘアブラシの洗い方手順【素材別】
ヘアブラシの洗い方は、ブラシの素材によって少し異なります。
清潔なヘアブラシで髪をとかすと頭皮の皮脂を髪の毛の表面に行き渡らせてコーティングさせることができ、ツヤ感もアップすると言われているので、ぜひご自分のヘアブラシを洗う際の参考にしてみてください。
「全体がナイロン(プラスチック)」「木製・ナイロン(プラスチック)」「獣毛」の3つのタイプ別にヘアブラシの洗い方をご紹介します。
自分がどんなタイプのヘアブラシを使っているのかをしっかり把握して、ヘアケアの基本であるブラッシングの魅力を引き出せるようにしましょう!
1)ナイロン(プラスチック)ヘアブラシの簡単な洗い方
ナイロン(プラスチック)のヘアブラシにおすすめの洗い方は、水洗いです。
柄の部分もブラシ部分もナイロン(プラスチック)のヘアブラシは、水やシャンプーに長時間浸けておく、浸け置き洗いもできるものが多いので水洗いの手間を省きやすいと言われています。
さらに楽にヘアブラシを洗いたい方は、シャンプーを付けた髪をとかして、すすぐだけでもヘアブラシの汚れをある程度落とせると言われています。
それでは、ナイロンのヘアブラシのブラシ部分の洗い方をご紹介します。
①手でとれる髪の毛や汚れをとる
ヘアブラシについた髪の毛や汚れを取れるだけ取っておきましょう。
②洗面器に水とシャンプーを入れる
水を溜めた洗面器にシャンプーを約5プッシュ分入れましょう。
シャンプーを入れたら、水とシャンプーが混ざるように軽くかき混ぜます。
③洗いたいヘアブラシを振ってシャンプーを泡立てる
洗いたいヘアブラシを振って洗面器の中のシャンプーと水を泡立てます。
水面が泡でうまるまで、バシャバシャと泡立てましょう。
④ヘアブラシを泡だった洗面器に浸ける
泡だった洗面器にヘアブラシを浸けて、一晩放置します。
⑤一晩たったら汚れを振り落とす
一晩たったら、ヘアブラシを洗面器の中で振ります。汚れがふやけて浮いているので、振ると髪の毛などが自然に落ちてくると思います。
取れそうで取れない汚れは、手で取り除きながら落としきりましょう。
⑥シャワーでシャンプーを洗い流す
ぬるま湯のシャワーでヘアブラシについたシャンプーを洗い流します。
ここで、ヘアブラシにぬめりが残らないようにしっかりと洗い流しましょう。
⑦タオルで水分を拭き取る
タオルで水分を拭き取りましょう。
ブラシの毛先を下に向けて、タオルの上でポンポンとたたきながら水気を切ることがおすすめです。
⑧乾いたタオルに乗せて自然乾燥させる
乾いたタオルに毛先が下になるように乗せて、自然乾燥させます。
毛先を下に向けることで残ってしまった水分が、根本部分に溜まってしまうことを防ぎます。
2)木製・ナイロンヘアブラシの汚れをしっかり落とす洗い方
木製やナイロンのヘアブラシの汚れが目立つときは、水洗いを行いましょう。
木製のヘアブラシは水洗いを頻繁に行うのではなく、2週間や3週間おきに行うのがおすすめです。あまり頻繁に水洗いしてしまうと、ヘアブラシの木が傷んでしまうこともあるので注意が必要です。
また、使われている木の種類によっては水にあまり強くなかったり、カビが生えたりすることもあるので、水洗いしてもよいヘアブラシかどうか確認してから洗いましょう。
ナイロン(プラスチック)のヘアブラシは上記でご紹介した「浸け置き洗い」もできますが、汚れがひどい場合には、こちらの洗い方を試してみましょう。
それでは、木製・ナイロンのヘアブラシの汚れをしっかりと落とす洗い方をご紹介します。
①クリーナーや歯ブラシで髪の毛や汚れを取る
ヘアブラシについている髪の毛や汚れを、ブラシ用クリーナーや使わなくなった歯ブラシで取っておきます。
ブラシ部分の根本から先端に向かって、髪の毛や汚れをスライドさせて取っていきましょう。
木製のヘアブラシでピンの部分も木でできているものは、ブラシ用クリーナーを使うとピンの部分が傷ついてしまうこともあるようです。その場合は、ティッシュやいらなくなった柔らかい歯ブラシを使って髪の毛や汚れを取るようにしましょう。
②泡立てたシャンプーで洗う
ヘアブラシに泡立てたシャンプーを付けながら洗っていきます。
その際、手でヘアブラシに残っている髪の毛などを取り除きながら、ブラシ部分の根本から先端に向けて汚れを移動させるイメージで洗っていきましょう。
汚れがひどい場合は、洗面器にシャンプーとぬるま湯を入れて少し浸けておき、いらなくなった歯ブラシでこすります。
③ぬるめのシャワーでシャンプーと浮いた汚れを流す
ヘアブラシにぬるめのシャワーを当てながら浮いた汚れとシャンプーを洗い流しましょう。
シャンプーのぬめりなどが残らないように、しっかりとシャワーで洗い流すことが大切です。
ヘアブラシにシャンプーが残ってしまうと、汚れが付いていることと変わらず、髪の毛にとって良くありません。シャンプーを洗い流しきれたか不安なときは、洗面器にお湯を張って左右に振って泡立たないか確認しながら、しっかりとシャンプーを落としましょう。
④タオルで水気をしっかり切り自然乾燥
ヘアブラシを振ったり、タオルを当てたりながら水気を切っていきましょう。
水気が残っていると、時期によってはカビなどが発生してしまうことも考えられます。
できる限り水気を切ったあとは、毛先(ブラシ部分先端)を下に向けて自然乾燥させましょう。
3)獣毛ヘアブラシの洗い方
豚毛やイノシシ毛などでできた獣毛のヘアブラシは、基本的に水洗いは良くないと言われています。
獣毛のヘアブラシは水洗いしてしまうと毛が抜けたり、ニオイが強くなったりすることがあるためです。
ただ、「あまり高価な(獣毛の)ヘアブラシじゃないし、1度きれいに洗ってしまいたい!」という方もいらっしゃいますよね。
どうしても水洗いしたい場合は、水かぬるま湯ですすぎ洗いを行ってみてもよいでしょう。
それでは、獣毛ヘアブラシの洗い方をご紹介します。
(※製品によって水洗いをすると不具合を起こす原因になることがあります。水洗いする場合は自己責任で行いましょう。)
①クリーナーや歯ブラシで髪の毛や汚れを取る
獣毛ヘアブラシも最初に髪の毛や汚れを取れるだけ取っておきましょう。
あらかじめ汚れを取っておくことで、傷みやすい獣毛のブラシが水につかっている時間を短くできるため、不必要にヘアブラシを傷めなくてすむと言われています。
②洗面器に水やぬるま湯を溜める
洗面器などヘアブラシを洗うのに使用しても大丈夫な容器に水やぬるま湯を溜めましょう。
ブラシ部分が浸せるくらいの水かさが必要です。
③水やぬるま湯に浸す
獣毛ヘアブラシを水やぬるま湯に浸して、やさしく左右に振ります。
水中でヘアブラシを振っても汚れがあまり落とせないときは、ブラシクリーナーを使って優しい力でこすりましょう。
ヘアブラシの細かい汚れを落としたいときは、ようじなどを使用するとピンポイントで汚れを落としやすくなりますよ。
※獣毛ヘアブラシを洗う際は、シャンプーなど洗剤を使用して洗わないでください。
④ヘアブラシを振って水分をしっかりと切る
汚れをすすいで落としたら、ヘアブラシを振って、水気をしっかり切りましょう。
左右や下に向かってヘアブラシを勢いよく振ります。水気が残ってしまうと獣毛が傷んでしまうことがあるので、取り除ける水分はここでできるだけ取っておきましょう。
タオルなどで水分を拭き取ってしまうと、細かい獣毛の毛先にタオルの繊維が入ってしまうことがあると言われています。タオルを使いたい場合は、柄の部分などを拭く程度にしましょう。
ただ、メーカーによって、タオルでヘアブラシの水分を拭き取ることをおすすめしていることもあるので、メーカーの指示を先に確認しておきましょう。
⑤毛先を下に向けて乾かす
毛先を下に向けて、完全に乾くまで陰干しで自然乾燥させます。
その際、洗面所などは避けて湿気のない場所に置いておきましょう。
生乾きだとカビなどが生えてしまう原因になることもあるので、しっかりと乾かしてください。
2.ヘアブラシのお手入れ方法
ヘアブラシの洗い方をさらに簡単にするためには、日頃のお手入れで髪の毛や汚れが溜まらないようにしておくことが大切です。
クシ通りのよいさらツヤ髪のためのヘアケアは、きれいなヘアブラシで行いたいですよね?こまめにヘアブラシのお手入れを行い、いつでも清潔な状態のヘアブラシを保ちましょう。
それでは、洗う以外のヘアブラシのお手入れ方法を3つご紹介します。
①ヘアブラシ用クリーナーでお手入れ
ヘアブラシクリーナーでヘアブラシについた髪の毛やホコリを取り除きましょう。
ヘアブラシの洗い方でも、手順をご紹介しましたが、ヘアブラシクリーナーでのお手入れは毎日行うこともおすすめです。
こまめにヘアブラシのお手入れを行っていれば、水洗いの頻度を少なくできるでしょう。
②ウエットシートで拭く
ヘアブラシを使用した後は、ウエットシートでブラシ部分を拭きましょう。
皮脂やホコリは1度の使用でもヘアブラシに付くため、ヘアブラシに汚れを溜めないためにこまめに拭き取ることが大切です。
③ヘアブラシにネットやガーゼを付けておく
「こまめなお手入れが面倒くさい…」という方もいらっしゃいますよね?そういった場合は、ヘアブラシを使用する前にネットやガーゼを付けておきましょう。
髪の毛などが溜まってきたと思ったタイミングで、ネット(ガーゼ)を引き上げて剥がすだけで、ヘアブラシのお手入れ完了です。
汚れたネット(ガーゼ)を外した後は、使用する前にまた新しいネット(ガーゼ)を付けておきましょう。
最近では、100円ショップなどでヘアブラシ用のネットが販売されているので、購入して付けるだけでお手入れ準備完了です!
3.まとめ
ヘアブラシの洗い方や手順をご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ヘアブラシは、ほぼ毎日使う物です。使う度にヘアブラシが汚れていることを忘れずに、定期的に洗うなどのお手入れを行うことが大切です。
ヘアブラシを清潔に保ちながらヘアケアを行って、クシ通りのよいさらツヤ髪を目指しましょう♪
「ヘアブラシを洗いたいな」とお考えだった方は、さっそくお持ちのヘアブラシを今回ご紹介した洗い方で洗ってみてくださいね!
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
1:ヘアブラシクリーナーを根本部分に差し込む
このときヘアブラシを傷めることがないように、やさしく入れましょう。
2:ブラシクリーナーを毛先に向かって引き上げる
毛先に向かってブラシ部分をとかすように、髪の毛やホコリを取っていきましょう。