「かっさを使ってみたいけど、使い方が分からない…」「かっさを使うとどんなメリットがあるの?」と、疑問に思ってはいませんか?
耳慣れない言葉のせいで「難しそう…」と敬遠している方も多いのではないでしょうか。
しかし、実はかっさには専門的な知識や特別な技術は必要ありません!
基本的な使い方さえ覚えれば、誰でも簡単に行うことができるのです。
そこで今回は、今日から実践できるかっさの使い方をご紹介します!
1.使って実感したいかっさの魅力
「かっさ」とは、専用のかっさプレートや陶製スプーンのれんげで肌をこすり、血行をよくしたり、リンパの流れをサポートする美容法のことです。
もともとは中国の民間療法であり、近年は日本でもかっさをメニューとして取り入れているエステサロンもあるようです。
かっさの魅力はなんといっても、体の巡りをよくしてくれること。
そのため、むくみ対策などにもなると言われているのです♡
2.かっさの使い方|基本のポイント
かっさの魅力が分かったところで、早速かっさの使い方を見ていきましょう!
ここではまず、かっさを使う前に覚えておきたい、かっさの使い方のポイントをお伝えします。
【用意するもの】
・専用のかっさプレート(ない場合は陶製のれんげで代用可)
・オイルやクリームなどの潤滑料
かっさプレートは形や色、素材などさまざまなものがあります。自分が使いやすい、お気に入りのものを探してみてください。
【かっさの使い方のポイント】
*かっさを使う部分にオイルやクリームなどの潤滑料を塗る
まずは、かっさを使いたい部分にオイルやクリームなどの潤滑料をまんべんなく塗りましょう。この潤滑料は、かっさでこすることによって起こる摩擦から肌を守るためのものです。
顔のお手入れをするときは特に、オイルやクリームを使うことをおすすめします。
*かっさは、血行やリンパの流れである経路に沿ってこする
身体の場合、基本的には内側から外側、上から下に行うとよいとされています。また、顔の場合は下から上、内側から外側に向かって行いましょう。
ただし、こする方向は部位によっては異なる場合があるので、パーツごとに確認してみましょう。
*かっさを使う部分によってかっさプレートの辺を使い分ける
こするときは、基本的にはかっさプレートの好きな辺を使って行いましょう。身体の広い面などはかっさプレートの広い辺で、顔などの細かい部分はかっさプレートの細くなっている辺を使うのがおすすめです。
3.かっさの使い方|顔編
かっさは顔や腕、足など、さまざまな部分に使用できますが、まずは顔にかっさマッサージをする方法をご紹介します。
※違和感を感じたときは、かっさマッサージを中止し、病院で専門医に相談してください。
【かっさの使い方】
① フェイスラインに沿って、あごの下から耳に向かってかっさを引き上げます。あごから耳にかけては老廃物がたまりやすいとされているので、しっかりとリンパを流すように行いましょう。
② 口元から耳に向かって、頬をやさしく引き上げます。さらに、同じように顔の外側に広げるイメージで、鼻の脇から耳に向かってなでましょう。
③ 目頭から目尻にかけて、目の下の頬骨に沿ってなでていきます。目の下は皮膚が薄いため、力を入れずにやさしく行うようにしましょう。
④ 眉の上から髪の生え際に向かって、おでこをなでていきます。眉間の方から始めて、徐々に顔の外側に移動させていきましょう。
4.かっさの使い方|身体編
続いて、身体のセルフマッサージを行うときのかっさの使い方を見ていきましょう。
「デコルテ」「腕」「足」「お腹」と、4つの部分別にご紹介します。
①デコルテ
鎖骨まわりなどのデコルテは、他の部分のかっさマッサージをより効率的にするためにも、しっかりと流してあげることが大切です。
【かっさの使い方】
① 耳の下から肩にかけて、首の前側をかっさでなで下げます。
② 鎖骨の上あたりを、内側から外側にかけてなでます。
③ 鎖骨の下を脇に向けてなで、少しずつ位置を下げながら、デコルテをほぐしましょう。
①~③までの動きを左右順番に行ってみてください。
②腕
普段あまり触る機会がない二の腕も、かっさマッサージで血行をよくしてあげましょう。
【かっさの使い方】
① 脇の下をぐるぐるとなでてほぐします。
② 肩からひじの下までなでます。このとき、腕の内側→外側という順番に行うようにしましょう。
③足
むくみやすく、セルライトのできやすい足も、しっかりとかっさマッサージを行っていきましょう。
【かっさの使い方】
① 脚の付け根(太ももの根元)を外側から内側に向かってなでます。
② アキレス腱からひざの裏に向かって下から上になでます。ひざの裏まで念入りに行ってください。
③ ひざの裏を下から上に向かってなでます。
足のむくみが気になる方はぜひやってみてください。
④お腹
脂肪のつきやすいお腹まわりも、しっかりとかっさでほぐしていきましょう。
【かっさの使い方】
①みぞおちあたりからおへその下くらいまで、一気にかっさプレートをなで下げます。位置を変えて2~3回行いましょう。
②お腹の下腹部を下に向かってなでます。
③おへそのまわりをかっさプレートでなでます。
④脚の付け根を外側から内側に向かってなでて、血行やリンパを流しましょう。
5.かっさを使うときの注意点
手軽に取り入れられるかっさですが、使用時には気をつけたいことがいくつかあります。
この章では、かっさを使うときの注意点を6つお伝えします。
①オイルやクリームなどを使用する
2章でもお伝えしましたが、かっさマッサージを行うときは、オイルやクリームなどの潤滑料を使用することをおすすめします。
これらをつけずにマッサージを行うと、摩擦が生じて肌に負担がかかってしまうことがあります。
オイルやクリームを使って、すべりのよい状態でかっさマッサージを行いましょう。
②力を入れすぎない
早く実感したいからと、力任せにマッサージを行うことはやめましょう。
肌や筋肉を傷めてしまう可能性があります。
特に、顔の皮膚は薄く、デリケートです。やさしくソフトタッチで行い、肌を傷つけることのないようにしましょう。
③食後すぐの使用は避ける
食後すぐにかっさマッサージを行うことは避けましょう。
食後すぐに行うと、消化不良を起こしてしまうかもしれません。
食事から2時間程度経ってからマッサージを行うのがよいと言われています。
④使用後は水分補給をする
かっさ使用後は、水分補給を忘れずに行いましょう。
また、なるべく身体を冷やさないように温めることも大切です。
身体を温めることで、かっさマッサージでよくなった血行やリンパの流れを、よりスムーズにしてあげましょう。
⑤ケガをしているときや発熱時は避ける
ケガをしていたり、発熱しているときは避けましょう。
肌や身体に負担がかかってしまうことがあります。
自分の体調をふまえて、地道にかっさマッサージを行っていきましょう。
⑥妊娠中の方や体調がすぐれないときは使用を控える
上記でもお伝えしたように、かっさは肌や身体に負担がかかることがあります。
そのため、妊娠中の方や体調がすぐれないときは、かっさの使用を控えるようにしましょう。
また、高齢の方や肌質がデリケートに傾きやすい方は、強くこすりすぎないよう、ごく軽くなでるように行ってください。
6.最後に
かっさマッサージの方法や、かっさプレートの使い方などをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
かっさは、むくみ対策にもなる美容の味方と言えそうですね。
上手に取り入れて、憧れのすっきり小顔とほっそりボディを演出していきましょう♪
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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