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ボディケア

2015.11.10 Tue

これって生理不順?原因を知って正しく対策!

#生理

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

生理不順 原因
生理がきちんと来ていない気がする…
これって生理不順?どうして?とお悩みではないでしょうか。

生理不順=月経不順とひとことで言っても、人によって生理周期や生理の日数、経血量など、その現れ方には個人差があります。それに、年令や環境によって悩みの内容や原因も様々です。

まず、自分の生理の状態を知り、生理不順かどうか、そして原因を確認してみましょう。

1.生理不順とは?

次の範囲からはずれている場合、生理不順と考えられます。

・25日〜38日周期
・たまにずれたとしても7日以内
・1回の生理が3〜7日

正常な生理周期は、25日から38日です。生理が始まった日から数えていき、38日以内に次の生理が始まれば、生理周期は正常です。この周期からはずれている場合が、生理不順=月経不順です。

自分の生理周期が28日ではないことで心配する方がいますが、上記の範囲であればあまり心配する必要はないかもしれません。

また、生理周期がズレると心配になりがちですが、それも7日以内であれば、生理不順を心配するほどではないと言えるでしょう。

また、1回の生理が3〜7日続くのが正常な周期です。これよりも生理の期間が短い、もしくは長い場合も、生理不順の可能性があります。

2. 生理不順の2つの原因

生理周期は女性の体調を敏感に反映するものです。生理不順がある場合は、まず婦人科に受診することをおすすめします。

生理不順の主な原因は、病気の場合とホルモンバランスの乱れです。どちらも、早く改善することが望ましいことに違いはありません。

2-1.ホルモンバランスの乱れによる生理不順

女性ホルモンのバランスが乱れると、体調にさまざまな不調が現れます。生理不順もそのひとつです。

生理不順を引き起こすホルモンバランスの乱れには、大きく分けて次のような場合があります。

①10代の女性の生理不順

10代の女性はまだ成長期にあるため、ホルモンバランスが安定せず、生理不順になりやすい状態にあります。多くの場合は20代に入り性成熟期を迎え、女性ホルモンの分泌バランスが整ってくれば、自然に生理周期も安定すると言われています。

②40代の女性の生理不順

更年期に入り卵巣機能が低下し始め、ホルモンバランスの乱れると生理不順が起こります。プレ更年期から更年期の生理不順がこれにあたります。

特に、閉経を迎える50歳前後は、ほとんどの女性が生理不順になります。この時期の生理不順は体の自然な変化であることが多いのですが、いつ生理になるかわからない状態が続くので、いつも生理用品を持ち歩くようにしましょう。

③生活習慣によるホルモンバランスの乱れで起こる生理不順

生理不順になり、婦人科で受診しても病気ではなく、はっきりとした原因がわからない。そんな場合は、疲れやストレス、食事など、生活習慣によってホルモンバランスが乱れていることがあります。

生活習慣によるホルモンバランスの乱れは、人によって様々で、「これさえ改善すれば、バランスが調整される」と言い切れるものではありません。

次の項目で、自分の生活習慣をチェックして、改善点を見つけてください。

・仕事や人間関係のストレスが多い
・過度なダイエットをくりかえしている
・外食中心の食生活で、食べるものに偏りがある
・過度なスポーツをしている
・薄着で体が冷えやすい
・睡眠不足
・喫煙、飲酒の習慣がある
・薬を常用している

激しいスポーツというのは、フルマラソンのようなハードなスポーツや、体脂肪を極端に下げるような厳しいトレーニングのことを指すので、週末にレジャーとしてのスポーツを楽しむのであれば問題ありません。

いくつかの要因が複合的にホルモンバランスに影響を与えていることが多いので、思い当たるものがいくつかあった人は生活全体を見直してみましょう。

2-2.その他

生理不順は婦人科系の病気が原因している場合もあります。
心配な場合は、早めに婦人科に受診して、相談してみましょう。

3. 生理不順のタイプ

生理不順=月経不順の現れ方は様々です
大きく分けて4つのタイプの生理不順について説明しますので、あてはまると思う方は婦人科を受診してみましょう。

①稀発(きはつ)月経

生理の正常な周期は25日〜38日のサイクルです。

このサイクルが39日を超える場合、稀発月経と言います。原因は卵巣のはたらきが不十分で、ホルモンが十分に分泌されていないことが考えられます。

②頻発月経

生理周期が24日以下という短いサイクルになることを頻発月経と言います。

原因として、卵巣のはたらきが低下し、黄体ホルモン(プロゲステロン)が十分に分泌されていないことが考えられます。

③過長(かちょう)月経と過多月経

生理期間が8日以上だらだら続く状態を過長月経と言います。

また、出血量が増える、経血にレバー状のかたまりが混じる、生理痛がひどいなどの症状が見られるのが過多月経です。

④過少月経と過短(かたん)月経

経血量が極端に少なく、ナプキンの表面に経血がわずかに着く程度で終わってしまう状態を過少月経と言い、生理が2日以内で終わってしまう場合を過短月経と言います。

4. 生理不順のセルフケア

生理不順は女性の卵巣や子宮の病気のシグナルである場合もあるので、まず婦人科で受診することが大切です。

病気でないということがわかったら、次の3つのことに気を付けて生活を見直してみましょう。

①バランスのとれた食事

食事
生理不順を改善するだけでなく、女性ホルモンの分泌を整えるために、食生活への意識を高めましょう。

不規則で栄養バランスのかたよった食生活は、女性ホルモンの分泌の大敵です。また、忙しいからと言って外食中心の食生活になると、野菜やミネラルが不足しがちで、ホルモンバランスの乱れの原因になります。

②ストレス改善

アロマ

アロマテラピーやマッサージなど、ほっとする時間を持つことも、おすすめです。

ホルモンの分泌は心のバランスと深く関わっているので、上手なストレス解消法を見つけましょう。

③規則正しい生活

おしり ぶつぶつ 睡眠

人間が本来持つ生体リズムに反するような夜型の生活や、毎日の就寝、起床時間が不規則な生活は、知らないうちにストレスになってしまうことがあります。夜は早めに就寝し、朝起きたら、ちゃんと太陽の光に当たる生活をするように心がけましょう。

5.まとめ

生理不順はただ、生理の周期が不安定だというだけではなく、女性ホルモンの分泌が低下していたり、ホルモンバランスが乱れていたり、さらには病気が原因の場合もあります。まず婦人科で受診するようにしてみましょう。

また、病気が原因でない場合も安心せずに、正常な生理周期になるように、生活習慣を見直すことが大切です。

この記事は2016年4月22日時点での情報になります。
また、効果・結果には個人差がございますのでご了承ください。

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