唇にニキビ!?治ったと思ったらまたできた・・・!というのを繰り返していませんか?
唇周りのニキビには、他の箇所とは異なる原因もあるといわれており、状況に応じた対策をとっていく必要があります。
今回は、ニキビと間違われることも多い「ヘルペス」についてや、唇の付近にできるニキビの原因・対策方法やニキビを防ぐためにおすすめしたい保湿化粧品などをご紹介します。
1.唇の周りにできるニキビの主な原因
ここでは、唇の周りにできるニキビの原因についてお伝えしていきます。
唇周りにできるニキビの主な原因としては、身体の内側からの影響が多く考えられています。それぞれご説明します。
原因①食生活の乱れ
食生活が乱れることで、唇の周りをはじめとした肌にニキビができることがあるといわれています。
香辛料や糖分の多すぎる食事をとったり、ファストフードやコンビニ弁当ばかり食べたりするなどの偏った食事による栄養不足には注意が必要です。それらによってビタミンB2・ビタミンB6が不足することも、ニキビができる一因となることがあるといわれています。
原因②ホルモンバランスの乱れ
ニキビは、ホルモンバランスが乱れてしまうことでできてしまうこともあるといわれています。
ホルモンバランスの乱れには、主に過度のストレス・生理周期・睡眠不足などが関係していると考えられています。
原因③カミソリによる刺激
唇周りのニキビだけでなく、どのニキビができる原因としてもあげられることがある「外的刺激」。唇の付近の肌に起こりうる外的刺激といえば、男女ともに「カミソリ」によるものが多いのではないでしょうか。
ひげそり(シェービング)の習慣がある男性はもちろん、女性も産毛処理をすることがあるでしょう。
そのときにカミソリの刃が肌の角質層を傷つけてしまうことがあるのです。
過度な外的刺激は、ニキビを誘発させてしまう原因につながることがあるといわれています。
丁寧にシェービングすることを意識することが大切です。
原因④クレンジングのすすぎ残し
口元のクレンジングが不十分だった場合、唇の周りに残ったメイク料やクレンジング料が原因でニキビが発生することがあります。
特に、なかなか落ちない口紅やグロスをつけている場合に起こりやすいといえるでしょう。
2.すこやかな肌に!肌らぶ編集部おすすめ化粧品
肌らぶ編集部が選んだ、肌荒れを防いですこやかな肌を保つためにおすすめしたい化粧品をご紹介します。今回は、トライアルセットが販売されているスキンケアシリーズを選びました。
■オルビス 薬用クリア(医薬部外品)
販売:オルビス
トライアルセット:洗顔フォーム・化粧水・保湿液(すべて医薬部外品)、約3週間分
価格:1,200円(税抜)、送料無料
保湿成分:ヒアルロン酸など
【肌らぶ編集部コメント】
ベタつかず、さっぱりとした使い心地の薬用スキンケアシリーズです。
ニキビを防ぎ、肌をひきしめてうるおいを与えます。
乾燥を防いで肌の柔軟性を保ってくれるので、肌の乾燥が気になる方にもおすすめです。
■NOV ACアクティブ(医薬部外品)
販売:常盤薬品
トライアルセット:クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液(すべて医薬部外品)、約1週間分
価格: 1,500円(税抜)、送料無料
保湿成分:セラミド・ヒアルロン酸・リピジュアなど
【肌らぶ編集部コメント】
常盤薬品工業からリリースされている、ニキビを防ぐスキンケアシリーズです。
みずみずしい使用感で肌をうるおし、すこやかな肌へ導きます。
「セラミド」や「ヒアルロン酸」「リピジュア」などの保湿成分を配合。
3.肌荒れを防ぐための日常生活でのポイント
肌荒れ対策として大切なのは、毎日のお手入れや生活習慣に意識を向け、丁寧に継続していくことです。ここでは、肌荒れを防いですこやかな肌をキープするためのヒントをいくつかご紹介します。
3-1.化粧品でしっかり保湿ケアをする
すこやかな肌を目指すために、毎日のスキンケアでしっかり水分と油分を補いましょう。
口元・唇周りのような細かい部分は、ついついお手入れをおろそかにしてしまいがちです。
清潔な手・またはコットンで、化粧水などのスキンケアアイテムを丁寧に塗布しましょう。
また、シェービングの後にも、丁寧なスキンケアで肌を保湿をすることが重要です。
3-2.食生活を見直す
肌だけではなく身体のためにも、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。
そのなかで特に意識して取り入れたい栄養素の一例は、「ビタミンB2」や「ビタミンB6」です。
あくまでバランスの良い食事を心がけた上で、できるだけ普段の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
忙しくてなかなか自炊することができない方は、状況に応じてサプリを活用するのもいいかもしれません。
3-3.過剰な糖質摂取を控える
上記でお伝えしたような健康的な食生活を心がけつつ、砂糖や炭水化物などの「糖質」を過剰にとらないことも意識しましょう。
過剰な糖質はニキビを誘発させる原因のひとつとされています。
たとえば、
・砂糖
・炭水化物(麺類、パン)
・ジュース
・スナック菓子
・ジャンクフード
などは、食べ過ぎることのないよう気をつけましょう。
3-4.食事をしたら唇付近を水洗いする
食事後の唇周りは、ナプキンやティッシュなどで拭くのではなく、水で洗うことをおすすめします。
ナプキンやティッシュで拭く時の摩擦は、唇やその周りの肌にも負担を与えやすく、ニキビを誘発させる可能性もあります。
また、歯磨きをする際も、歯磨き粉の洗い残しがないよう、必ずゆすいだ後に口元を洗うようにしましょう。
3-5.睡眠の質を上げる
良質な睡眠をとることは、全身の健康にとって必要不可欠な要素の一つです。
睡眠時間は6時間以上とるように意識してみることをおすすめします。
仕事等で難しいという方は、短時間でも良質な睡眠がとれるよう、下記の2点を意識してみましょう。
・電気を消したら携帯電話は見ない
寝る前の携帯電話(スマートフォン)等のブルーライトは、脳が活性化されて眠りが浅くなってしまうといわれています。スマートフォンではなく本を読む、テレビではなくラジオをつけるなどの工夫をしてみましょう。
・寝間着(パジャマ)にこだわる
快適な睡眠を目指したい方におすすめしたいのは、コットンやシルクなどでできた、ゆったりしたサイズの寝間着(パジャマ)です。
きつすぎる寝間着は、身体がリラックスしづらく寝返りも打ちづらくなってしまうこともあるので、控えることをおすすめします。
3-6.唇周りのシェービングに気をつける
男性・女性共に、ひげ(または産毛)を剃る時は次の3点を意識しましょう。
・お風呂場では剃らない
お風呂場は湿気が多く雑菌が繁殖しやすい場所といえます。洗面所や部屋などで処理しましょう。
・必ずシェービングクリームを塗る
何もつけないと肌が傷つきやすくなります。シェービングクリームなどで、肌を保護してあげましょう。
・使い終わったカミソリは必ず洗って乾かす
雑菌の繁殖を防ぐためにも、カミソリを使用した後は水洗いしてから湿気のない場所で乾燥させ、保管しましょう。
4.唇ニキビと口唇ヘルペス
唇にできるニキビとよく混同されやすいのが『口唇ヘルペス』ではないでしょうか。
「水疱」とよばれるぶつぶつ(発疹)ができるヘルペスは、ウイルスが原因で神経が分布している部位に発生するといわれています。
一方「ニキビ」は毛穴に皮脂が詰まることが発生の主な原因と考えられています。
このように、口唇ヘルペスとニキビでは、そもそもできる原因が異なるといわれているのです。
また、唇周りに起こりうる肌悩みとしては、それ以外に「口角炎」などもあります。
少しでも違和感を感じたら、自分だけで解決しようとせず、病院へ行き、専門の医師による診断を受けることを検討しましょう。
信頼できる薬剤師さんに相談するのも手段の一つです。
5.最後に
「肌荒れは身体からの何かしらのサインである」という場合もあるということがお分かりいただけましたでしょうか。
できるだけ同じことを繰り返さないように、今一度、自分自身のスキンケアや生活習慣をじっくり見直しましょう。
また、唇周りの肌悩みとしてはヘルペスや口角炎などもあるようです。
肌や唇の状態によっては、早めに病院へ行くことも検討してみてくださいね。
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
レバー、ブリ、納豆、卵、牛乳、うなぎ、まいたけ など
・ビタミンB6を多く含む食材例
豚肉、牛肉、鶏肉、サツマイモ、まぐろ、さんま、さば など