爪がなぜかボロボロになってしまった経験ってありませんか?
変色したり、爪の表面がはがれてしまったり・・・。
今回は、気付いたら爪がボロボロになる原因についてまとめました。
女性だったら誰だって、自分の手はきれいに見せたいですよね。
爪は目に付きやすい場所だからこそ、常に健康的に美しく保ちたいですよね。
爪がボロボロになってしまうことを防ぐためには、原因によって対策が異なるので、大きく5つの原因に分けて調べました。
1.爪がボロボロになる主な原因
爪がボロボロになる原因はさまざまですが、主な原因としては水虫、乾燥、血行不良、老化、ストレスなどが挙げられるといわれています。
原因は大きく分けると内的要因と外的要因がありますが、今回はどちらもあわせてご紹介いたします。
爪がぼろぼろになる原因①爪水虫になる
水虫菌になることで爪がボロボロになる可能性があります。
その水虫による感染症のことを爪白癬(つめはくせん)と言います。
爪白癬とは白癬菌(はくせんきん)という水虫の原因であるカビの一種が爪の内部に入り込み、繁殖して起こるといわれています。
この菌に触れただけですぐに爪白癬に感染することはありませんが、この菌が足に付着したまま長時間放置すると、感染するリスクが高まるといわれています。
爪がぼろぼろになる原因②乾燥
爪は必要な水分と油分を保持できず乾燥することで、折れやすくなったり、変色したり、二枚爪になったりすることがあります。
乾燥は水仕事をすることが多い人やマニキュアをする人によく見られるようです。
爪が乾燥することで下記のような現変化が起こり得ると言われています。
爪の乾燥
爪が白くなる
爪の表面だけがはがれる(二枚爪)
爪が折れる・爪が薄くなり押すと曲がるぐらい柔らかくなる
爪の乾燥を引き起こす主な2つの原因についてご紹介します。
■水仕事をする
爪が乾燥する原因の一つとして水仕事で使用する洗剤に含まれる成分と、洗剤を洗い流すための冷水が挙げられます。
特に主婦は日々の食器洗いや衣類の洗濯で、長時間手が冷水にさらされたり洗剤に触れたりする機会が多く、その影響で爪に十分な油分、水分が保持できなくなり乾燥しやすくなってしまうことがあるようです。
■マニキュアをする
マニキュアをする人はマニキュアを落とす際に、除光液を使用するのではないでしょうか。
この除光液の中に含まれるアセトンという成分が爪の油分や水分を奪ってしまうことがあるようです。
最近ではアセトンフリーの除光液も多く販売されていますが、アセトン以外の成分も爪の油分や水分を奪うことがあります。
また近年ではジェルネイルが主流となってきています。
持ちがいいことと、きれいな仕上がりになることから、幅広い年齢層の方が使用しているジェルネイルですが、ジェルを落とす際にもアセトンが使用されています。
爪がぼろぼろになる原因③爪を圧迫する
足の爪はサイズの合わない靴やタイツによって爪が圧迫され、巻き爪になることで、爪がボロボロになってしまうこともあるようです。
圧迫されるだけで爪が折れたり、曲がったりするわけではありません。
この状態を長く続けてしまうことにより爪が圧迫され、徐々に変形し巻き爪となってしまうこともあるのです。
・爪のきわが巻かれるように丸く変形し皮膚に食い込んでいる
・強い痛みがある
・白い粉が吹いている
巻き爪はなったことがある人や見たことがある人も多いのではないでしょうか。
巻き爪になる人の多くは、合わないサイズの靴や締め付けるタイプのタイツを、長時間履いていたことが原因の一つだと言われています。
巻き爪は湾曲爪(わんきょくそう)と陥入爪(かんにゅうそう)に分類されます。
湾曲爪とは、いわゆる巻き爪のことで爪自体が湾曲することをさし、陥入爪とは、その湾曲した爪が皮膚に食い込んでしまう爪のことを言います。
最初は特に大きな痛みを伴うことはありませんが、悪化すると激しい痛みが伴ったり、歩くことができなくなったりする人もいるとされているため、早めに対策をとりましょう。
爪がぼろぼろになる原因④栄養不足や爪の老化
老化や栄養不足によって爪がボロボロになる原因は、たんぱく質と亜鉛不足だといわれています。
ここでは栄養不足と爪の老化が原因で現れる症状についてご説明します。
■栄養不足
特徴:爪に横線のような筋が入っている
爪に横線のような筋が入る理由は主に栄養不足だとされています。
■老化
爪に縦線のような筋が入る原因としては、主に老化が考えられるようです。
爪がぼろぼろになる原因⑤その他の原因
ここまで説明した以外にも、爪がボロボロになってしまう原因はあります。
それぞれの特徴をまとめました。
■爪に1本黒い線が入る
■爪の周りの皮膚が赤くはれる
■爪が黄色く変色する
明らかに色がおかしかったり変形したりする場合は、原因が爪ではない可能性があります。
上図のような状態になった場合は早めに医師の診察を受けましょう。
2.そもそも爪の役割とは?
爪の役割は大きく分けると以下の2つだとされています。
■指先の皮膚の保護
指の先には末しょう神経や毛細血管が流れています。
これらを保護する為に爪があるといわれています。
■細かい作業をする
人は指先に爪があるおかげでこの爪を使い、物をつかむことができたり歩くことができたりするとされています。
3.爪をボロボロにしないための対策
爪をボロボロにしないためには、薬で治療する方法と生活の中で改善する方法と2種類あります。
ここでは原因の章で紹介した原因に対しての対策をまとめています。
対策①水虫の薬を使う・医師に相談する
白癬菌(はくせんきん)に感染した場合は専門医の診察を受けましょう。
白癬菌は自然治癒で治ることは難しいとされており、専門医の診察のもと内服薬と外用剤を処方してもらい治療する必要があるようです。
また原因⑤でご紹介した症状の場合は体からのSOSのサインかもしれません。
必ず医師の診察を受けましょう。
対策②ネイルケアをする
ネイルケアで大切なのは保湿をするということです。
前述でも述べたように爪がボロボロになる主な原因は乾燥だとされています。
ここではネイルケアの方法をご説明します。
■爪を切った後はヤスリをかける
爪切りで爪を切ったら切りっぱなしにはせず、ヤスリをかけましょう。
爪を切ったらそのまま放置している人が多いのではないでしょうか。
切った後の爪の断面には見えない凹凸があるのです。
このちょっとした凹凸のある断面が何かの拍子に、衣類に引っかかったり物にぶつかったりすることがあります。
これを繰り返すことによって爪がボロボロになっていくことも考えられます。
普段爪を切りっぱなしにする人は気にも留めないかもしれませんが、爪切りにはどんな簡易的なものでもヤスリがついています。
爪を切った後にはヤスリを使い、凹凸のある断面を滑らかに保ちましょう。
■ネイルケアアイテムを使う
最近ではネイル専用のオイルやクリームなども販売されているので、そういったネイル専用のケアアイテムを使うのもいいでしょう。
爪にうるおいを与え、爪を保護する役割を果たしてくれるといわれています。
また爪が折れたり、欠けたりするのを防ぐ為に、爪を補強してくれるベースコートを使用するのもいいでしょう。
■ささくれ、深爪にならないよう心掛ける
ささくれになってしまったら爪切りやネイルニッパー(はさみのような形をしたネイリストに良く使われる道具)などを使い、取り除きましょう。
ささくれとは爪の周辺が乾燥し白くなり、皮がむけたりひび割れたりすることを言います。
このささくれが衣類などに引っかかり、皮がむけた部分から汚れなどが入り込んでしまうことがあります。
ついささくれを見つけるとむいてしまいたくなりますが、むいてしまうと傷口が広がる可能性もあるため、爪切りやニッパーで切り取りましょう。
■水仕事を行う際はゴム手袋をする
水仕事をする際には手にゴム手袋をはめ、冷水ではなくぬるま湯を使用することもおすすめです。
冷水を使用してしまうと指先が冷え血行が悪くなることがあります。
また食器用洗剤もそのまま使用するのではなく、水で薄めて使用することも良いでしょう。
対策③爪を圧迫させない
靴選びの際は爪を圧迫しないちょうど良いサイズの靴を選びましょう。
サイズの合わない靴は爪をボロボロにするだけではなく、外反母趾になる可能性もあります。
先の尖ったスタイリッシュなパンプスやヒールの高いサンダルは足をきれいに見せてくれますが、足の爪には負担がかかりがちです。お店で店員さんに相談してみるのもいいですね。
また引き締め効果の高いタイツなども爪に負担がかかる場合があります。
足を細く見せたい一心から引き締めるタイプのタイツを選びがちですが、タイツ選びの際にも足の爪にあまり負担がかからないものを選ぶことをおすすめします。
対策④健康的な食事を心掛ける
爪に必要な成分はたんぱく質と亜鉛だといわれています。
どちらの栄養素も不足していると健康的な爪を作ることが難しくなることもあるようです。
積極的にバランスよく摂取することを心掛けましょう。
■たんぱく質が多く含まれる主な食品
・魚類:しらす、いわし、いくら、すじこ、たらこ、あじ、はまぐり
・肉類:牛肉、ビーフジャーキー、サラミ、くじら(赤肉)、生ハム
・卵類:たまご(ゆで)、うずら卵(生)、
・乳製品:パルメザンチーズ、脱脂粉乳、プロセスチーズ
・豆類:凍り豆腐、きなこ、大豆、フライビーンズ
コンビニで買える食品にもたんぱく質が摂取できるものがあります。
サラダチキンや半熟煮たまご、豆乳などです。
簡単に手に入るものから摂取していきましょう。
■亜鉛が多く含まれる主な食品
・魚介類:牡蠣、するめ、ほや、かに缶
・肉類:ビーフジャーキー、豚レバー、牛肩ロース、牛リブロース
・乳製品:パルメザンチーズ、脱脂粉乳、プロセスチーズ
・豆類:凍り豆腐、きなこ、大豆、えんどう豆
普段の食事から亜鉛を摂取するのが難しい場合はサプリメントなどで補ってもいいでしょう。
4.まとめ
今回は爪がボロボロになってしまう原因と対策についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
爪を健康的に保つには普段のネイルケアや、バランスのとれた食生活が大切だということはご理解いただけたかと思います。
爪がボロボロになる原因を理解し、いつまでも美しく健康な爪でいたいものですね。
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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