良質な睡眠におすすめ！オーガニックのピローミストでリラックス

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夜ぐっすりと眠るためには、寝る前にリラックスした状態でいることが大切です。
リラックスする方法はいろいろありますが、その1つに“香り”があります。

心地よい香りに癒されて、寝つきを良くしたい…
手間をかけずに香りで安らぎたい…
そんな人には、精油でつくられた手軽なアロマ雑貨「ピローミスト」がおすすめです。

今回は、香りが良質な睡眠に効果的である理由や、ピローミストの魅力・使い方をお伝えする他、おすすめのオーガニックアイテムも紹介します。

ピローミストって何？睡眠への影響や魅力とは

ピローミストとは、その名の通り、枕や布団に使うミスト状のフレグランスです。
おやすみ前の使用を想定し、リラックス作用のある精油でつくられている商品が多くあります。

睡眠の質と香りの関係

睡眠の質には自律神経が影響します。自律神経とは、体や脳が活動的なときに優位になる「交感神経」と、その反対で、体も脳も落ち着いているときに優位になる「副交感神経」から成るものです。

交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、夜になっても目が覚めていたり気持ちが高ぶっていたりして交感神経が優位な状態でいると、睡眠の質が悪くなってしまいます。
ぐっすりと眠るためには、おやすみ前にリラックスし、副交感神経が優位になっていることが重要です。

入浴やストレッチ、深呼吸など、リラックスの仕方はいろいろありますが、精油を用いる方法もあります。

精油は植物の香り成分がギュッと凝縮されたもので、その香りは、心と体を癒したり、より良い状態へ導くことに役立ちます。
植物の種類によって精油の香りと作用は様々なので、まずは自分のお気に入りのものを見つけてみましょう。

ピローミストの使い方と魅力

ピローミストの使い方はとても簡単で、寝具にシュッと吹きかけるだけ。
お疲れのときでも億劫にならずに使える手軽さが、ピローミストの魅力です。
忙しい人や面倒くさがり屋な人にピッタリなアイテムですね。

また、香りを嗅ぐことに伴って、自然にゆっくりと呼吸がしやすくなるように感じます。
香りと呼吸の相乗効果でよりリラックスしやすくなることも、ピローミストの良いところです。

京都の眠りの専門店発のピローミストを紹介！特徴は？

ピローミストはアロマ専門店やオーガニックコスメを取り扱うショップで販売されていることが多いですが、今回は、眠りの専門店がつくるアイテムを紹介します。

市田商店「ぴろま 枕用フレグランス」　20mI　全8種　1,600円～2,700円（税抜）

ぴろま 枕用フレグランスは、京都に店を構える寝具とリラクゼーショングッズの専門店・市田商店のオリジナル商品です。

夜寝る前に寝具に使用することを目的につくられたアイテムですが、リビングなどでルームフレングランスとしても活用できます。

ぴろま 枕用フレグランスは100％植物由来のミスト

ぴろま 枕用フレグランスは、天然素材でつくられていることが魅力的なピローミストです。

香りの成分は精油のみで、人工的につくられた香料は使われていません。
エタノールは、有機栽培によるサトウキビのシロップを蒸留した、オーガニック発酵のアルコールが用いられていて、このアルコールはオーガニック認証※も受けています。
※有機JAS（日本）、USDA（米農務省認証オーガニック）、BIO SUISSE（スイス有機農法認定機関）

香りだけでなくエタノールも植物由来という、天然素材への強いこだわりが伝わりますね。
同時に、質の良い眠りを追求する、眠りの専門店ならではの商品であることも感じられます。

サイズや内容量も手頃！初めてのピローミストにおすすめ

スプレーボトルの大きさは、直径約2.5cm、高さ約11cmと、手のひらに収まるコンパクトサイズで、携帯にも便利です。

旅行先や出張先に持っていけば、泊まる宿が自宅の寝室の雰囲気と異なって気持ちが落ち着かない！という場面でも活躍します。

内容量は20mlで、1回分の使用量の目安となる3、4プッシュを毎晩使うとすると、3ヶ月前後の持ちとなります。
このピローミストよりも内容量がたっぷりの商品もあるため、それらと比較すると量は少なめですが、その分価格が低めに設定されています。

ぴろま 枕用フレグランスは、内容量も価格も、ピローミストを初めて使う人には入門編として試しやすいアイテムです。

ぴろま 枕用フレグランスの香り

柑橘系やフローラル系、木々の香りなど、このピローミストは8種類の香りが展開されています。

・京都産ひのき
・ホーウッド
・白檀＆乳香
・ベルガモット
・柚子
・スイートオレンジ
・ラベンダー
・ローズ
※ローズのみ2,700円（税抜）。そのほかは1,600円（税抜）

ひのきや柚子など和の香りがあることから、古都京都に店を構える市田商店らしさを感じるラインナップです。
また、このピローミストは比較的低価格であることと、ジャンルの異なる香りがブレンドされた商品ではないことから、複数購入し、その日の気分に合わせて使い分けたり、お気に入りの香りを組み合わせて使うのも良いですね。

ここでは、全8種類の中から4つの香りをピックアップして紹介します。

京都産ひのき

森林浴をしているような気分になれて、爽やかでありながらもホッとするひのきの香りは、日本人にとって馴染み深いものです。
香りに甘さやクセもないため、万人受けしやすいことから、老若男女を問わずおすすめできます。

白檀＆乳香

白檀と乳香はどちらも樹木系で、よくお香に使われる香りです。
香りの特徴はそれぞれ異なり、木の幹の中心から抽出される白檀の香りは甘く爽やかで、樹脂から抽出される乳香の香りには深みがあります。この2つがブレンドされると、スッキリとしつつ、気持ちを落ち着かせてくれる香りになるのです。
また、特徴的なエキゾチックな香りでもあるため、人によって好みは分かれるかもしれませんが、明るい気持ちになれるので、1日の終わりに使うミストの香りにおすすめです。

柚子

柚子は、日本人にはお馴染みの柑橘系の香りですね。
柚子と言えば冬至のイメージがありますが、ピローミストは夏場の使用にも向いています。暑くて寝苦しいときに、甘酸っぱくフレッシュな柚子の香りで気分を変えることができますよ。
また、柚子は柑橘系ですが香りに強い酸味を感じないため、リフレッシュしつつも気持ちを穏やかにすることができます。

ラベンダー

リラックス作用のあるラベンダーは、夜寝る前におすすめの定番の香りです。眠りの質を高めて、翌朝すっきりとした目覚めに導きます。
花の香りなのでやや甘さがありますが、くどくはないため、フローラル系の香りが苦手な人も試しやすいです。ラベンダーのピローミストを使えば、心地よい花の香りに包まれて、よりゆったりとした気分で眠りにつくことができますよ。

京都産ひのきのピローミストをレビュー

今回ぴろま 枕用フレグランスをお試した私が特に気に入ったのは、京都産ひのきの香りです。
京都産ひのきの香りを実際に使用した感想や、このミストの使用感を紹介します。

京都産ひのきのピローミストを使ってみて

とにかくお疲れの日や、ストレスを感じているとき、前向きな気持ちになりたいときなど、どんな気分の日にも、ひのきの香りは心にスッと馴染んで、気持ちを鎮静させてくれるような感覚があります。

甘さやスパイシーさがなく、フルーティーでもなければ、独特な雰囲気やインパクトもないように感じるこの香りですが、ある意味、気分を選ばずに使える万能な香りだと思いました。

爽やかで落ち着きのあるひのきの香りを嗅いでいるときは、まるで森林浴をしているときのように無意識に深呼吸をしていて、清々しい気分にもなり、そのままスーっと寝入ってしまいます。
あくまで個人の感想ではありますが、ひのきの香りは、寝つきを良くするというピローミストに求めることを叶えてくれる香りだと実感しています。

ぴろま 枕用フレグランスの使用感

このピローミストは、寝具にシュッと吹きかけるとすぐに揮発しました。
寝具の素材や生地の厚さによって一概には言えませんが、このミストの使用後は乾くのを待たずに横になれるため、とにかく早く寝たいときに助かります。

また、ミストを吹きかけた後の寝具はべたつかないため、不快感もありません。

香りの強さは控えめで、とても穏やかです。
ミストを吹きかけた瞬間は枕元にフワッと香りが広がりますが、10分程経つと、うつ伏せ気味になって枕と鼻の距離が近くなると香りがわかるくらいに、ほんのりと香る程度に変化します。

日頃から香水を使用する人にとって、このピローミストの香りの強さはやや物足りなく感じるかもしれませんが、精油は高濃度で香りが強い場合よりも、ほんのりと香るくらいの方がリラックス作用が高まります。

ぴろま 枕用フレグランスは、布団に入ってから眠りにつくまでの間を、よりリラックスさせるために香りの強さが配慮されたアイテムであると感じました。

まとめ

質の良い睡眠のために今の生活習慣を大きく変えることが難しい場合でも、手軽に使えるピローミストがあれば、忙しい毎日にも、おやすみ前に癒しのひと時をつくることができます。

プレゼントにピローミストを贈るのも良いですね。自分だけでなく、大切な人を労わりたいときにもおすすめのアイテムです。

お気に入りの香りに包まれながら眠りにつく…。そんな安らぎを、ピローミストでぜひ体感してみてください。