香水を持っている・使っているけれど、実は香水の付け方が良く分からない!
本当に付けるべき位置はどこ?体以外に付けることはできるのかな?付けすぎた場合はどうしたら良い?・・・・・などなど、香水の付け方をマスターしたい方へ☆
今回は、気になる香水の使い方・疑問にお答えします!
今更ちょっと聞きづらい香水の付け方について知って、より一層香りを楽しみましょう♪
1.香水を付けるタイミング
香水は、肌に塗布した瞬間から、3つの段階に応じた香りに変化していくという特徴を持っています。
香水を付けた直後は、香りがやや強めに香り立ち、香水が丁度よく香るタイミングは付けてからおおよそ30分後のため、出かける30分ほど前に塗布することがおすすめです。
また、香水を使っていく中で3段階の香りの時間を把握したら、その中で一番好きな香りの時間に合わせ、出かける前に前もって香水を付けておくのもおすすめです。
①トップノート
トップノートとは、香水の一番初めに発する香りですのでやや強めに香り立ちますが、肌に塗布してから10分程経ったところで、香りが変化し始めます。
②ミドルノート
香水の中心とも言える香りで、ミドルノートと呼ばれています。30分~1時間後くらいに香り立つのがこのミドルノートで、香水のメインは、このミドルノートを指します。
③ラストノート
ラストに香るのが、ラストノートです。ムスクやバニラ系などの残りやすい香りがじんわりと楽しめます。
例えば、ミドルノートからラストノートへと移りゆく香りが一番好きなら、出かける2、3時間前から香水を付けておく、など、3つの移りゆく香りの時間を把握することで、より香水を楽しむことができます。
2.香水を付ける位置
香水は、付ける位置によって香り方が異なります。
プライベートや仕事など、TPOで香りを調節・使い分けることをおすすめします。
香水を付ける位置によって香りの強さを調節することができますので、参考にして下さい。
しっかりと香りを楽しみたいとき
・耳の後ろ・手首の内側・うなじ等
香水は、体温の高い部分に塗布することで、香りを効果的に感じることができます。その為、香水の香りをしっかりと感じたい時は、耳の後ろ・手首の内側・うなじといった、身体の中でも比較的体温が高い部位に塗布するようにしましょう。
ふんわりとした香りを楽しみたいとき
・ひざの裏・足首・太ももの内側等
香水は、体温の高さにより香りの漂い方が変化します。香りを控えめにしたい場合は、体温の低い部位に塗布することがポイントです。具体的には、ひざの裏・足首・太ももの内側などが体温の低い部位の代表です。
香水の香りは、低い部位から高い部位へ向けて漂うといわれています。そのため、香りを控えめにしたい場合は、下半身を中心として付けることがポイントです。
また、本当に仄かに香らせたい場合は、服を着替える前、肌着の状態でウエスト~ヒップあたりにワンプッシュ塗布することもおすすめですよ。
香水は髪に付けられる?
香水は髪に付けることもできます。
しかし、髪に傷みのある場合は、香水が髪の負担になることもありますので、様子を見て判断して下さい。
香水は服に付けられる?
衣服に香りを付けたいときは、衣服用のフレグランスを使うことをおすすめします。
通常の香水をつけると、色がついたり服の色が変わったりすることがあるためです。
3.香水の付け方
香水の塗布の仕方は、香水瓶の形状により異なります。使う香水に合わせて使用します。
スプレータイプの付け方
スプレーのタイプの香水は香りを付けたい位置を決め、その位置から10センチ~20センチ離してバランス良く吹きかけて下さい。この時、まずは1プッシュのみにしましょう。
また、空中で香水を1プッシュして、霧状になった香水が顔にかからないよう注意しながら、その下をくぐって付けるという方法もあります。
香水瓶タイプの付け方
スプレー式ではなく香水瓶にそのまま入っている場合は、付けたい部位にそのまま液を1滴垂らすかもしくは、清潔な手に取ってから付けて下さい。
香水瓶を斜めにして、瓶の底をトンと叩くと1滴出てきます。
※付ける際に瓶を傾けすぎてしまったり、強く叩きすぎてしまうと液がドバッと出てきてしまう場合がありますので注意して下さい。
また、香りを付けずに持ち歩きたい時は、香りをふりかけた物をバッグに忍ばせておくと、ほんのりと香りを楽しむことができるのでおすすめです。
バッグの中までいい香りなんて、何だかオシャレですね♪
香水を付ける際のポイント~種類を知る~
香水には4つの種類が存在します。香水のボトルの裏に記載されているのが、その香水の種類です。
4つの種類によって香りの持続時間・濃度が変わってきますので、最初に自分の香水のボトル(パッケージ)に記載されている種類を確認しましょう。
以下に目安を記載します。
①パルファム
4つの種類の中で濃度・持続時間共に1番です。
濃度・・・10~30%
持続時間・・・5時間~半日程度
②オードパルファム
2番目に濃度の濃いものが、オードパルファムです。しっかりとした香りを放ちます。
濃度・・・7~15%
持続時間・・・4~6時間程度
③オードトワレ
オードパルファムに比べ、やや軽やかに香るものが、オードトワレです。しかし、種類によってはしっかりと香るものもあります。
濃度・・・5~10%
持続時間・・・3~4時間程度
④オーデコロン
4つの中でも最も濃度が濃く、ライトな付け心地が特徴です。
濃度・・・2~5%
持続時間・・・1~2時間程度
このように種類によって香りの持続時間・濃度が異なってきますが、まずは1プッシュまたは1滴のみを付け、その香水の香りの濃さ(強さ)を把握して下さい。
例え同じ量を塗布したとしても、パルファムとオーデコロンでは、香りの漂い方や続く時間に大きな違いが出ます。
付けていく中で香りが弱く感じるものは、次から2滴付けるなど量の調節をして下さい。
また、香水は汗と混ざると香りづらくなると言われています。
その香水の香りを楽しむ為にも、汗をかいた場合は綺麗に拭くなど肌を清潔にしてから付けるよう心がけましょう。
4.付けすぎた場合の対処法
香水を付けすぎてしまった、香りがきつい・・と、香水を付ける際に失敗してしまうことって、ありますよね。
香水を付ける際に失敗してしまった、そんなときは、以下の手順で香りを抑えることができます。
①アルコール・消毒エタノールをコットンに馴染ませる
②アルコールを含ませたコットンで、香水を付けた部位を軽く抑えるようにふき取る
同じ香水ばかりをずっと付けていると、その香り自体に慣れてしまい、必要以上の量を付けすぎてしまうことも考えられます。
香水は、1プッシュで十分な香りを放ちます。
程良く香る程度が良いバランスですので、付けすぎてしまったかな?と感じた時は、焦らず香りを抑えて、ちょうど良いと思える香りを楽しみましょう。
5.香水を控えた方が良い場所
香水は、あくまでも個人的に香りを楽しむ為のものです。香りによって周りに迷惑をかけることのないように、マナーをしっかり守って香りを楽しむことが大切です。
以下の場所では、香水は付けない、または少量にしましょう。
①レストラン
食事を楽しむ場所で、香水の香りを強めに漂わせてしまうと、せっかくの食事の匂いが分からなくなってしまうだけでなく、食事の味自体を楽しむことができなくなってしまう場合があります。
自分自身も、料理の香りを楽しみづらくなってしまうかも。
レストランなどでは強い香りは控え、食事の後に付けるなどの工夫をすると良いでしょう。
②人が大勢集まる狭い場所
満員電車やエレベーターなど、多くの人が密集する狭い場所では、香水の香りを強く漂わせることは極力控えましょう。
密集することで香りが篭り、普段よりも強く感じられてしまうことがあります。
③葬儀場
葬儀場に行く際は、予め香水はつけないことがルールです。気を付けましょう。
6.香水の付け直し方法
先程お伝えした、香水の4つの種類によって異なる香りの持続時間を元に、付け直すタイミングを考えましょう。
香水の香り立ちがいまいち良くないと感じる場合は、次に付ける位置を耳の後ろ・手首の内側・うなじ等の体温の高い位置に変えて付けることをおすすめします。
逆に、香りが強いかもしれないと感じたら、次に付ける位置をひざの裏・足首・太ももの内側等の体温の低い位置に付けるようにします。
香水を付け直す前に考える
毎日同じ香水を使っていくうちに、その香り自体に慣れてしまいがちです。
ですが、自分は香りを感じなくても、まだしっかりと香りが残っている可能性もあります。
例えば持続時間5時間目安のオードパルファムを、付けてから5時間後に付け直してしまうと、香りが十分に残っている状態の所に香りがプラスされてしまうことになります。
そうすることで、周りが気になるくらいの強い香りを放ってしまうこともあります。
香水を付け直す前に、自分の使っている香水の種類と付けた時間を考えて、本当に付け直す必要があるのかを判断しましょう。
持ち運びには、アトマイザーを活用する
香水ボトルが大きすぎて持ち歩けないとお悩みの方は、アトマイザー(香水を入れる容器)に少量を移し替えると便利です。
お手軽な値段から、可愛いデザインのアトマイザーなど、種類は様々ですのでお気に入りを見つけてみて下さい!
7.香水の保管方法
お気に入りの香水が、いつのまにか変化してしまった・・
色が変わってしまった・・
なんてことのないように、香水は正しく保管することが重要です。
香水は、日が当たる場所での保管は避け、直射日光のあたらない、涼しい場所に保管することをおすすめします。
また、香水に含まれるアルコールが蒸発し、中身が黄色く変色してしまうことがあります。せっかくの香水が蒸発してしまわないよう、ふたは常にしっかりと閉める習慣を持ちましょう。
香水の残りが少なくなると、容器に空気が入りやすくなってしまいます。少なくなってきたらアトマイザーに移しかえると良いでしょう。
また、もう使わない香水・だいぶ使っていない香水があるならそのままにせず、ルームフレグランスとして楽しむなどの工夫をしても良いですね♪
8.まとめ
香水の基本的な使い方からマナーまで、今回は香水の様々な使い方をご紹介しました!香水を楽しむ為にも、香水の選び方も大切です!
今の香りが自分に合ってないかも・・と思ったときは「失敗しない!納得のいく、正しい香水の選び方」も合わせてご覧ください。
好きな香りを選び、香水の使い方をしっかりマスターして思いっきり香りを楽しんで下さいね♪
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。