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提供:健栄製薬株式会社

ワセリンは誰でも使える保湿剤!効果的な使い方と選び方


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ワセリン
ワセリンが良いって聞くけど、実際のところどうなのかな。どうやって使ったら効果的なんだろう。と思っていませんか?

ワセリンは、赤ちゃんから大人まで誰でも使用することができるとっても便利で優秀なアイテムです。

本日は、ワセリンについて正しく理解していただいた上で、より働きかけをUPさせる事につながるおすすめの使い方や選び方をご紹介します。



1.ワセリンの役割と働き

まずは、ワセリンとはそもそも何なのか?についてご説明します。

ワセリンは、原料である原油を高純度に精製して作られた、皮膚を保護する保湿剤です。

バリアのように肌表面に留まることによって、主にホコリや化学物質などの刺激から肌を守る膜を作る働きをしてくれます。
ワセリン
化粧水や美容液などと違って、肌内部までは浸透せず、その人の持つ自然治癒力を助けます。肌内部に影響しないということなので、肌に心配がある方でも使用することができます。

原油といっても元をたどれば動物や植物などが何億年もかけて地球内部に堆積したものであり、ワセリン自体は化学製品ではなく天然由来の製品です。

2.おすすめの使い方6選

ワセリンは、1つ持っていれば、状況によって様々な使い分けができます。特におすすめの6つの使い方を紹介します。

①ハンドケア・ささくれケア

指 細く 指マッサージ準備
手や指先になじませて、ハンドクリームとして使用することができます。ワセリンの油分が水をはじきますので、手をしっかりガードしてくれます。ささくれが気になる方に特におすすめです。多く塗りすぎるとベタベタしてしまいますので、まずは少量をしっかりなじませてからから様子をみましょう。

基本的には気になった時に塗れば良いですが、おすすめは入浴後に塗ることです。手を軽く洗い、潤いがなくならないうちにワセリンをなじませておけば、翌朝にはすべすべを実感することができます。

②唇の乾燥防止

唇の色 唇の保湿
ワセリンは唇にも使用可能なので、リップクリームとして使用することができます。市販のリップクリームに比べると刺激が少ないので、乾燥して荒れた箇所へも使用できますし、唇の縦じわが気になる方にもおすすめです。

また、唇パックとしても使用することで、より艷やかでぷっくりした唇を作れます。
ハチミツとワセリンを大体1:1の割合で混ぜて唇に塗り、その上からラップをして5~10分待つだけです。わざわざパックを買う必要がないので大変おすすめです。

③ボディの乾燥防止に

ボディローション
ワセリンは顔だけでなく全身に使用可能です。入浴後すぐ、肌の潤いが残っている間にワセリンを塗りましょう。ワセリンは赤ちゃんから大人まで年齢を問わず使用することができます。

気温・湿度の高い夏場であれば1日1回入浴後だけで問題ありませんが、秋・冬などの乾燥が激しい季節は、入浴後だけでなく起床後にも塗ると良いでしょう。この他にも、外出前など気になった時に都度ぬるとさらに効果的です。

④スキンケアの仕上げor保護剤に

スキンケア 化粧水
入浴後、普段のスキンケアの最後にワセリンを塗ることで、先につけたスキンケア成分をより閉じ込めると同時に、睡眠中の水分蒸発を防ぐため乾燥対策になります。

薄く塗ることを意識すればベタつきも気になりませんが、気になる方は頬や口周り・目元など、特に乾燥しやすい部分にだけ塗るようにしましょう。
乾燥肌 スキンケア
また、化粧水ですら染みてしまう程の敏感肌やアトピー性皮膚炎をお持ちの方は、洗顔後、何もつけない状態でワセリンを塗りましょう。

外敵から肌を守るためのバリア機能が衰えている状態の時は、肌内部に刺激となるような余計なものを入れずにしっかりと保護をしてくれるワセリンがおすすめです。アトピー性皮膚炎による炎症部位をステロイドで治療した後にも使われています。

⑤マメ・靴擦れ予防

靴 かかと
靴との摩擦が起こりやすいかかとにワセリンを塗っておくことで、靴擦れの防止になりますし、特にランニングをする際などに足の指に塗り込めば、マメの防止にもなります。

また、たっぷり塗っておくことでワセリンが潤滑油となり、疲労も軽減してくれるので、結婚式等で慣れないヒール靴を履く日などに使用しましょう。

⑥花粉症対策

ワセリンを鼻の中に塗ることで、フィルター代わりとなり、鼻内部の粘膜に花粉が付着するのを防いでくれます。お風呂あがりや外出前に、綿棒を使って鼻の穴の中や入り口に厚めに塗ってからマスクをしましょう。

3.ワセリンを効果的に使用するためのポイント

誰でも安心して使用できるとお伝えしましたが、そのために大切な3つのポイントをお伝えします。

①オイリー肌、ニキビ肌の方は塗り過ぎに注意する

元々皮脂が多い部分やニキビ部分は塗り過ぎない、または避けるようにしましょう。

ワセリンを塗りすぎると、肌表面の脂の割合が高くなり、余計に皮脂が目立ったりニキビが悪化してしまう可能性があります。

ただし、オイリー肌・ニキビ肌の方でも保湿はとても大切なので、塗る場所と量だけ気をつければ使っていただいて問題ありません。

②アトピー性皮膚炎の方、肌が弱めの方は白色ワセリンを選ぶ

ワセリンは大きく分けると白色(はくしょく)ワセリンと黄色(おうしょく)ワセリンの2つに分類されますが、アトピー性皮膚炎の方、赤ちゃんや敏感肌など肌が弱めの方は精製度が高く、不純物が少ない白色ワセリンを選びましょう。

黄色ワセリンの方が不純物が多いといっても、身体に害のあるものが入っているわけではありません。ただ、ここでいう「不純物=原料である原油に由来する芳香族炭化水素と呼ばれる化合物」が原因でアトピー性皮膚炎を持つ方やお肌がデリケートな方は刺激を生じることもありますので、該当する方・心配な方は白色ワセリンがおすすめです。

③酸化したワセリンは使用しない

ワセリンは一度開封すると酸化しやすい製品のため、使う前に色と匂いを確認して、酸化していないかを確認してから使うようにしましょう。酸化したワセリンは色に黄色みが増して、油の匂いも強くなります。

また、商品に記載されている使用期限を守るのはもちろんですが、開封してからも、酸化しないようにできるだけ早く使い切るようにしましょう。開封後の使用期限については明確にこれというものはないのですが、蓋をきちんとしめて日が当たらない場所に置くなど、正しく保管すれば長持ちさせることができます。

【裏ワザ】
捨てるのはもったいないという方への裏技です。ボトルタイプの場合、色がおかしいなと思ったら、色が変化した箇所をきれいなスプーンで削ってみましょう。
ワセリン
削って出てきた箇所の色と匂いが問題ないようでしたら、ひとまずは使用可能です。(責任はとれませんので、様子を見ながら、心配なら新しいものを買ってください)

4.ワセリンの種類と特徴・選び方

ワセリンには2種類あるとお伝えしましたが、こちらで改めて説明いたします。

■黄色(おうしょく)ワセリン

比較的精製度が低く、不純物の含有量が多いのが黄色ワセリンで、色も黄色っぽいことが特徴です。主な販売区分としては「雑貨品」であり、医薬品や医薬部外品などには該当しません。

メリットとしては安価なことと、比較的どこでも手に入りやすいことですが、アトピー性皮膚炎の方、赤ちゃん、敏感肌の方は刺激を生じることがあります。

【代表的な黄色ワセリン】
黄色ワセリン
商品名:ヴァセリン オリジナルピュアスキンジェリー
販売元:ユニリーバジャパン

■白色(はくしょく)ワセリン

黄色ワセリンをさらに精製し、不純物を取り除いたものが白色ワセリンで、色も名前の通り白色です。主に「医薬品」または「化粧用油」として販売されています。

黄色ワセリンに比べると価格は少し高めにはなりますが、病院や薬局などの医療機関でも使用されており、敏感肌やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患のある方でも安心して使えるのが特徴です。該当しない方でも、顔などデリケートな部分にも使用したいのであれば、最初から白色ワセリンを選んでおいた方が気持ち的にもいいかと思います。

【代表的な白色ワセリン】
白色ワセリン
商品名:日本薬局方 白色ワセリン
販売元:健栄製薬株式会社
第3類医薬品
日本薬局方(医薬品医療機器法に基づき、厚生労働大臣が定める医薬品の規格基準書)の規格に基づいて製造された白色ワセリンです。

【使いやすいチューブタイプの白色ワセリン】
チューブタイプの白色ワセリンは、直接指が触れることがないため衛生的に優れているだけでなく、元々精製度が高い白色ワセリンの中でもさらに精製度が高くて柔らかく、より不純物が少ないのが特徴です。

プロペトホーム 丸石製薬
商品名:プロペトホーム
販売元:丸石製薬株式会社
第3類医薬品

さらに、強酸や強アルカリを伴わない精製方法による製造で、不純物がより少なく肌への刺激がほぼないのが下記の白色ワセリンソフトとベビーワセリンです。
アトピー性皮膚炎や敏感肌などの皮膚疾患を持つ方、お肌がデリケートな赤ちゃんには白色ワセリンの中でもよりおすすめとなっています。
白色ワセリンソフト
商品名:日本薬局方 白色ワセリンソフト
販売元:健栄製薬株式会社
第3類医薬品

ベビーワセリン60g

商品名:ベビーワセリン
販売元:健栄製薬株式会社
化粧用油

5.保湿成分の比較

ワセリンと同じ保湿成分にヘパリン類似物質、尿素があります。それぞれ一言で言うと保湿剤というくくりにはなりますが、働きが全く異なります。
それぞれの特徴を理解して、状況に応じて正しく使い分けましょう。

■ワセリン
⇒皮膚の表面に油脂性のバリアを作り、水分が蒸発することを防ぐ。
■ヘパリン類似物質
⇒肌内部で水分と強力に結びついて、保湿性を発揮。
■尿素
⇒人が元来持つ保湿成分として働く。

成分  白色ワセリン ヘパリン 類似物質 尿素
 役割  ・水分の蒸発を防ぐ
・肌を保護する
 ・保湿
・血行を促す働き
・霜焼けの予防
 ・保湿
 長所  アトピーでも使用可能  サラッとした使用感  角質をやわらげる働きもある
 短所 少しベタつく  アトピー・乳児湿疹は要注意  ・アトピーは刺激になる
・目や口の周りはNG

1.白色ワセリン

代表的な製品として、先にご紹介した「日本薬局方 白色ワセリン」や「ベビーワセリン」などがあります。

使用感としてベタつくことがあげられますが、ホコリや化学物質などの外的刺激から肌を守るバリア機能を持つ膜をしっかり作るため、保湿性が長持ちします。

より精製度の高い白色ワセリンであれば、アトピー性皮膚炎の方でも使用できるというのが特徴で、炎症部位をステロイドで治療した後にも使われます。

2.ヘパリン類似物質

代表的な製品として「ヒルドイドソフト」「ヒルドイド軟膏」などがあります。水との相性が良く、水と強力に結びついて保湿性を発揮します。

また、血行を促す働きも期待できるため、寒い季節の手足などに塗れば、霜焼けの予防にもなります。

軽度の乾燥肌を持つ子どもの身体に塗るのには適していますが、アトピー性皮膚炎の炎症部位や乳児湿疹のある顔などに塗ると、刺激や痒みになることがあります。あくまでも炎症のない乾燥症状にのみ使用するようにしましょう。

3.尿素

代表的な製品として「ケラチナミン軟膏」「ウレパール軟膏」などがあります。尿素は元々、人の肌内部に存在する保湿成分の一つです。

保湿性に加えて角質を柔らかくする働きも期待できますので、手足や肘、かかとなど角質が厚くなり、ガサガサになった肌にもおすすめです。

アトピー性皮膚炎で掻くことで傷がついた肌に使用すると、ピリピリとした刺激になることがあるので注意が必要です。

また、目や口の周りなど粘膜に近い箇所も刺激になることがあるので使用は適していません。

いかがでしたでしょうか?
特に冬場は家に一つあるととっても便利なワセリン、ぜひお試しください。

この記事は2015年9月28日時点での情報になります。
また、記事の内容には個人差がございますのでご了承ください。


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