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ファッション

2020.08.28 Fri

なぜ増えている?「コスメブランドとファッション」の融合

#コラボ #コラム

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

最近、コスメブランドから新商品を発売される際、そのメイクに合わせたファッションも同時にアピールされていることが増えてきました。

以前は、コスメブランドならコスメだけ、ファッションブランドなら洋服だけを宣伝する形が大多数でした。

ではなぜ、今、その二つを融合した形が増えているのでしょうか。

この記事では、実際にコスメブランドとファッションの融合の例をご紹介し、なぜそのような新しい形が増えているのか、それについて思うことを記します。

コスメブランドとファッションの融合の例

エテュセ × fifth

エテュセとfifthのコラボ

(引用:エテュセ × fifth)

2020年8⽉20⽇から、ファッションとメイクを提案する「fifth×ettusais スタイリングギャラリー」がスタートします。

”エテュセ”とは、1991年からスタートしたスキンケア・ベースケア・ポイントメイクを展開する化粧品ブランド。30周年を迎えた2020年にリニューアルしました。

リニューアル第三弾のAutumn Collectionでは、メイクだけでなくそれに合わせたコーディネートも提案しています。

”fifth”は、2013年にファッションECサイトをオープンし、2020年8月1日に非接触型のリアル店舗を出店しました。

そこで今回エテュセとfifthが、それぞれフィッティングルームとメイクブースを設置し、ファッションとメイクを融合した新しい空間を共同展開するのです。

M・A・C × JEANASIS

macとjeanasisのコラボ

(引用:M・A・C × JEANASIS)

M・A・Cとは、1984年にカナダで設立されたコスメブランド。すべての年齢、すべての人種、すべての性別の尊重を理念としています。

JEANASISは、「こだわりを持つ女性、自分のスタイルを持った女性にクオリティーの高い素材とシルエットで、飽きのこないアイテムを提案」(引用:JEANASISのHP)するファッションブランド。

この二つのブランドがコラボし、2020年7月31日から、JEANASISは1万2千円以上の購入者にMINI M・A・Cのリップスティック(使い切りサイズのリップスティック)3色の中から好きな色をプレゼントするキャンペーンを始めました。

RMK × AKIKOAOKI

rmkとakikoaokiのコラボ

(引用:RMK × AKIKOAOKI)

RMKとは、1997年にRUMIKOにより創業されたコスメブランド

現在は、KAORIをクリエイティブディレクターに就任しており、「なりたい私に、輝く私に、もうひとつのクローゼットの提案」(引用:RMKのHP)をコンセプトに、人気のリキッドファンデーションから鮮やかなポイントメイクまで展開しています。

KAORIさんは、メディアのインタビューでこう仰っています。

AKIKOAOKIとは、デザイナー・青木明子が手がけるウィメンズファッションブランド。「ファッションを生きる行為そのものと捉え、それを纏うひとの生き方や姿勢が感じられる衣服を提案」(引用:AKIKOAOKIのHP)します。

2019年、この二つのブランドが初のコラボレーションが実現。
8/30に行われた、AKIKOAOKI 2020 SS COLLECTIONのバックステージメイクをRMKが担当しました。

「コスメブランドとファッション」の融合が増えている理由

ここからは、なぜ「コスメブランドとファッション」の融合が増えているのか、筆者なりの考えをご紹介します。

これら二つの融合が増えている理由。それは、メイクはメイク、ファッションはファッションというように別々に切り離して考えるのではなく、「ファッションに合わせたメイク」もしくは「その日の気分や状況に合わせたメイク」としてそれぞれを楽しむ考え方が増えてきているからだと考えます。

特にその考えが象徴的であるのは、RMKのコンセプトである、「なりたい私に、輝く私に、もうひとつのクローゼットの提案」(引用:RMKのHP)という言葉です。

普通、「クローゼット」と聞くと、”洋服”の収納スペースのことを想像しますよね。

しかしRMKは、それとは別の「もうひとつのクローゼット」、つまり「フェイスクローゼット」(引用:マリ・クレール スタイルのHP)を提案しているんです。

RMKディレクターのKAORIさんは、あるインタビューで「フェイスクローゼット」に込めた想いについて、こう仰っています。

「毎日気分やシチュエーションにあわせて洋服を選んでいても、メイクは同じ・・・という女性は意外に多いはず。でも、洋服を選ぶようにその日にあわせて、ナチュラルに、モードに、スイートにと、もっとメイクも楽しんで欲しい。そんなメッセージを込め、RMKを継ぐにあたって『フェイスクローゼット』という言葉を考えました」(引用:長谷ちかこさんのアメブロ

このような、メイクを毎朝作業のようにこなすのではなく、その日の気分や状況に合わせて変化させて楽しんで欲しいという考えが広まりつつあるからこそ、メイクとファッションの融合という新しい形が生まれたのではないでしょうか。

まとめ

今回は、コスメブランドとファッションブランドの融合の例と、それらがなぜ増えているのか、私の考えをお伝えしました。

メイクをファッションのように楽しむという考え方やメイクブランドとファンションの融合は、これから更に広まっていくでしょう。

様々な色のカラーマスカラやアイライナーが発売され、シーンやファッションに合わせてそれらを使い分ける人が増えているのは、それらの影響の表れとも言えるのではないでしょうか。

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アバター画像 もえにし 綺麗になるために日々奮闘している女子大学生。 化粧品検定の勉強を生かしつつ、コスメ・スキンケアなどの正しい知識や最新情報を発信します! 詳細を見る

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