「この前髪を、一日中キープできたなら…」前髪がお気に入りの形に決まる度、そんなつぶやきを漏らしていませんか?
形あるものは必ず壊れるとは言うものの、せっかく時間をかけてセットした前髪をキープできず、崩れていくのをどうすることもできないときの切なさは、女の子なら誰しも一度は体験したことがあるのではないでしょうか?
そんな悩める女性のために今回は、美容師さんもサロンワークに取り入れている、前髪を一日中キープするためのスタイリング術を大公開しちゃいます!
前髪は、女性の第一印象を左右するとても大切なパーツです。美しい前髪がキープされているだけでも、一日キマって見えますよね!
「私も、雨にも負けず、風にも負けない!そういう前髪が欲しい!」というそこのあなた!
肌らぶ流「前髪キープ術」ぜひ、チャレンジしてみて下さい
目次
1.前髪を一日中キープ!するための3つのルール
まずは、前髪を一日中キープするために守りたい、3つのルールをご紹介します。
この3つのルールを守ることで、朝仕上げた前髪のスタイリングを、夜までしっかりキープしやすくなるのです!
ぜひ、実践してみてくださいね♪
■ルール1.お風呂上りは即ブロー!
前髪を一日中キープするために、お風呂から上がったら、すぐに髪を乾かすようにしましょう。
濡れた状態の前髪は、クセが付きやすくなっています。
お風呂上りに付いたクセは、翌朝になると取れにくくなってしまうこともあるので、お風呂から上がったら、できるだけすぐに前髪をドライヤーでしっかりと乾かし、不要なクセが付いてしまうのを防ぎましょう。
■ルール2.朝のブローは根元までしっかり濡らしてから!
前髪を一日中キープするためには、毎朝前髪を、根元から濡らしてブローすることが大切です。
前髪の生えグセや流れは、前髪の根元から始まっています。
前髪のスタイリングを行う際は、根元からしっかりと水で濡らし、寝グセや生えグセを一度リセット!してからブローしましょう。
■ルール3.仕上げのヘアスプレーは必要な部分だけに!
前髪を一日中キープするためには、仕上げのヘアスプレーを必要な部分のみに使用することが大切です。
アイロンやコテで作った前髪の形をキープする上で、ヘアスプレーやワックスといったスタイリング料、特にヘアスプレーは欠かせませんが、つけ過ぎると前髪に重さが出て、前髪キープの妨げになることもあります。
スタイリング料は、必要な部分のみに狙ってつけるようにしましょう!
2.実践!!前髪を一日中キープするスタイリング術【基本編】
それではいよいよ、前髪を一日中キープするためのスタイリング術をご紹介します!
まずは、どんなアレンジの前髪であろうとも変わらない、基本的な「崩れにくい前髪の作り方」をご紹介します。
1章でご紹介した3つのルールを念頭に置いた上で、ぜひ一緒に実践してみて下さい♪
【使用アイテム】
・ドライヤー
・ロールブラシ
・ヘアスプレー
◆前髪キープスタイリング術①お風呂上りのブロー
前髪のスタイリングを一日中キープするために、お風呂から出たら、できるだけ早めにドライヤーで髪を乾かしましょう。
前髪に限らず髪は、濡れた状態のままだとクセが付きやすくなってしまいます。
夜のうちにしっかりドライヤーで乾かし、生えグセや流れグセを整えることが、明日の前髪キープにつながるのです!
【前髪をドライヤーで乾かすコツ】
前髪を乾かすときは、髪のみを乾かすのではなく、前髪の根元にもドライヤーを当て、根元からしっかりと乾かしましょう。
根元にドライヤーを当てる時は、上から押さえつけるように当てるのではなく、前髪を下から上方向に持ち上げる感覚で当てましょう。
そうすることで、前髪の根元のふんわりとした立ち上がりを、キープしやすくなります。
また、頭皮から20cm程度離してドライヤーをかけるようにしましょう。
◆前髪キープスタイリング術②前髪の生えグセを抑えるブロー
前髪を一日中キープするために、前髪の生えグセや寝グセを取るためのブローから始めましょう。
前髪を一日中キープするためには、前髪の生えグセを徹底的に取り除く必要があります。
その為、一度前髪を根元からしっかりと濡らし、生えグセをリセットしてから、丁寧にブローすることが大切です。
【生えグセをリセットするコツ】
まず、根元から濡らした前髪を、夜と同じ要領で半乾きの状態まで乾かします。
前髪が、触れると若干冷たく感じる程度の半乾きの状態になったら、前髪全体をブラシで左に流しながら、ドライヤーを当てます。
頭皮からドライヤーを20cm程度話して、毛流れに沿うように風を当てましょう。
次に、今度は前髪全体をブラシで右に流しながら、ドライヤーを当てます。
これを髪が完全に乾くまで繰り返します。
根元に出てしまった生えグセをブラシで矯正するような感覚で、前髪全体をブラシでしっかりと抑えながら、ドライヤーの風を根元部分に当てましょう!
◆前髪キープスタイリング術③前髪をふんわりとさせるブロー
前髪のスタイリングを一日中キープするには、前髪のふんわりとした立ち上がりをしっかりと作ることが大切です。
前髪一本一本が自力で立ち上がり「ふんわり感」をキープできるよう、丁寧に根元からブローしていきましょう。
【前髪のふんわり感を作るコツ】
ふんわり感を長くキープする為、前髪を上下で2つに分け、ブロックごとにブローをしていきます。
下のブロックは毛先中心に内巻きのクセを作るため、毛先をブラシで巻き込み、ドライヤーを当てながら3秒間キープします!
上のブロックは根元にふんわりとした立ち上がりを作りたいので、ブラシを前髪の根元に当て、頭皮に対して45度程度斜め上に向かって引き上げながら、ブラシを毛先に向け、ゆっくりと滑らせていきます。
前髪の上下ともにブローが済んだら、上下を合わせてブラシでさっと梳かし、馴染ませましょう。
◆前髪キープスタイリング術④前髪をキープしやすくするヘアスプレー
前髪を一日中キープするために、前髪のスタイリングをヘアスプレーでしっかりとセットしましょう。
ヘアスプレーにはさまざまな種類のものがあります。
「スーパーハード」のようなホールド感のあるヘアスプレーは、かえって前髪が崩れやすくなることがあるので、前髪キープには髪型をナチュラルにセットしてくれるタイプのものがおすすめです。
ヘアスプレーのつけ過ぎも、前髪キープの妨げとなることがあります。ヘアスプレーは、必要な部分にのみ使用することが大切です!
【ヘアヘアスプレーで前髪をキープするコツ】
前髪を夜までキープするためには、ヘアスプレーを前髪の内側、根元部分に付けることがポイントです。
前髪の根元をヘアスプレーでコーティングすることで、ふんわりとした立ち上がりを夜までキープしやすくなります。
根元にヘアスプレーをしたら、前髪の表面をさっとブラシでとかし、形を整えて完成です!
3.前髪アレンジ別!前髪キープスタイリングのコツ
こちらでは、2章の前髪キープスタイリングの基本をベースにして、前髪のアレンジ別に、前髪キープスタイリングのコツをご紹介します!
今回は、前髪の中でも特に人気のあるアレンジである、【斜め前髪】【パッツン前髪】【長め前髪】の3つの前髪のキープ方法をご紹介します。
いつものヘアスタイリングにほんのひと手間をプラスするだけでできてしまうので、ぜひ実践してみてください♪
【使用アイテム】
・ドライヤー
・ロールブラシ
・ヘアスプレー
・カーラー(大・小)
・クシ
3-1.前髪アレンジ・キープスタイリング術【斜め前髪編】
斜め前髪をキープするためのポイントは、以下の2点です。
・カーラーでクセをしっかりつける
・ヘアスプレーで表面を整える
【斜め前髪キープスタイリング◆手順】
①前髪を上下で分け、同じサイズのカーラーで毛先から巻く
根元のブローが済んだら、前髪を上下で2つのブロックに分けます。
上下それぞれ、同じサイズのカーラーで毛先から根元まで巻き、クセが付くまで放置します。
②前髪の内側にヘアスプレーをかける
クセが付いたらカーラーを外し、前髪の内側の根元に、ささっとヘアスプレーをかけます。
根元のふんわり感をキープするためのヘアスプレーです。根元のみにかけましょう!
③ヘアスプレーをかけたクシで前髪の表面を整える
流す向きや形を整えたら、ヘアスプレーをかけたクシで、前髪の表面をさっと整えます。
前髪の毛流れを整え、前髪表面の美しさをキープするためのポイントです。
しっかりと梳かしてしまうと、前髪にヘアスプレーが付きすぎてしまうので、ヘアスプレーの付いたクシで梳かす回数は、1~2回程度に収めましょう!
3-2.前髪キープスタイリング術【パッツン前髪編】
パッツン前髪をキープするためのポイントは以下の2点です!
・癖の付け方を上下で変える
・ヘアスプレーで割れクセを抑える
【パッツン前髪キープスタイリング◆手順】
①前髪の下の部分を、カーラーで巻く
根元のブローが済んだら、【基本編】と同じ要領で前髪を上下2つに分け、カーラーで巻きます。
下のブロックは毛先を中心にカールを付けたいので、毛先から前髪の中間あたりまで巻きます。
②上段のブロックを上方向に引き上げながら巻く
上段のブロックには根元の立ち上がりが欲しいので、上方向に引き上げなら、毛先から根元まで巻いていきます。
③前髪の生えグセを抑えるように、指で馴染ませる
前髪を持ち上げ、内側の根元にヘアスプレーをかけます。
その後、前髪を下ろしてから、前髪の根元をもみほぐす感覚で、指先をジグザグに動かし生えグセを抑えます。
前髪全体の毛先が内巻きになるよう、ブラシで形を整えたら完成です!
3-3.前髪キープスタイリング術【長め前髪編】
長め前髪をキープするためのポイントは以下の2点です。
・カーラーで前髪に外巻きのクセを付ける
・ヘアスプレーで根元の立ち上がりを保護する
【長め前髪キープスタイリング◆手順】
①分け目を決めて、ブロッキングする
根元のブローが済んだら、前髪を仕上がり通りの形で左右に分け取ります。
②前髪をカーラーで外巻きに巻く
前髪を、外巻きになるようにカーラーで巻きます。
前髪に立ち上がりを作りたいので、上方向に引き上げながら、毛先から根元まで巻き収めます。
③根元を持ち上げながらヘアスプレーをかける
カーラーを外したら、前髪の根元付近を持って上方向に持ち上げ、前髪の内側の根元にヘアスプレーをかけます。
長めの前髪は、前髪の重さで根元がぺちゃんこになりがちです。
根元の立ち上がりをキープするため、しっかりと上に持ち上げながらヘアスプレーをすることがポイントです。
4.前髪キープの大敵は水分量と髪のダメージ
「前髪のキープ方法はわかったけど、結局前髪はなぜ崩れるの?」と、根本的な疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこでこの章では、前髪キープの「大敵」、その正体をご紹介します!
【前髪キープの大敵「前髪崩れの原因」】
①前髪の水分量の変化
前髪のキープが難しい原因の一つに、前髪の水分量の変化が挙げられます。
前髪の水分量は、空気中の湿気や汗といった、外部の水分が髪の内部に浸透してくることにより変化することがあります。
前髪内部の水分量が変化することによって、前髪は膨張しやすくなったり、うねりや生えグセによる割れ目などが発生しやすくなり、スタイリングをキープすることが難しくなってしまうのです。
②前髪のダメージ
前髪のキープが難しい原因の一つに、「前髪のダメージ」が挙げられます。
乾燥などによりダメージを受けた前髪は、キューティクルが剥がれてしまっている場合があります。
キューティクルは髪の周囲を覆う、いわゆる髪の保護膜のような役割を果たしているとされています。
そのため、ダメージを受け、キューティクルが剥がれた状態の前髪は、湿気や汗といった外部の影響を受けやすくなり、スタイリングをキープしづらくなってしまうのです。
5.まとめ
肌らぶ流「前髪キープ術」いかがでしたか?
前髪は、髪型だけでなく顔の印象さえも左右する、女の子にとって特別なパーツの一つです。
前髪のスタイリングを夜までしっかりとキープすることができれば、忙しい仕事や気乗りしない勉強も、気分よく片づけることができそうですね!
あなたもぜひ、肌らぶ流「前髪キープ術」で前髪を保ち、素敵な毎日を過ごしてくださいね♪
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肌らぶライター
肌らぶ編集部
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鳴海 千穂
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