ここ数年、雑誌やSNSでよく見かけるようになった「パーソナルカラー」「イエベ」「ブルベ」という単語たち。
なんとなく聞き流しているけれど、「一体何のことかわからない」「見分け方がわからない」という人もいるはず。
また、「いやいや、わからない訳がない!肌の色のことでしょ?」と思っている方、実はそれ、完璧には正しい認識ではないんです…
そこでこの記事では、パーソナルカラーについて正しく理解していただくため、パーソナルカラーの概念・見分け方、パーソナルカラーが分かるとどんなメリットがあるのか、そしてそれぞれに似合う色をご紹介します。
この記事の最後にも書かせていただいていますが、「このパーソナルカラーだから、この色しか身につけてはいけない!」「絶対に似合わない!」というわけではありません。
自分を魅力的に見せる一つの手段としての物であると捉えて頂きたいと思います。
パーソナルカラーって?
概念
パーソナルカラーとは、「その人の生まれ持った肌・目・唇・瞳などの色や、髪の色や質感に雰囲気が調和した、その人に似合う色」のこと。
パーソナルカラー診断では、「赤色は似合うけれど青色は似合わない」ということでなく、「どんな色の赤なら似合うのか、どんな色の青は似合わないのか」という形で、ご自身の「似合う色」を知ることができます。
また、自分ではわからない場合、プロに診断してもらうことで、第三者の客観的な立場からの判断を得ることができます。
似合う色を知るメリット
パーソナルカラーの効果には…
肌色を明るくする
血色をよくみせる
シミやシワなどの肌悩みを目立たなくする(=肌を綺麗にみせる)
小顔にみせる
実年齢よりも若くみせる
などがあります。
逆に、自分に似合う色と極端に違う色を身に付けてしまうと…
顔がくすんでみえる
肌悩みが目立つ
実年齢よりも老けてみえる
なんてことになってしまう可能性があります。
自分に似合う色を知ると…
第一印象が良くなる
買い物での失敗を減らせる
自分の魅力を引き出してくれる色を身につけることで、自信がつく
似合う色の組み合わせが分かるようになり、ファッションセンスが良くなる
などのメリットがあります。
パーソナルカラーの見分け方
パーソナルカラーには、黄味を含んだ暖かい色味が似合う『スプリングタイプ』『オータムタイプ』である「イエローベース(イエベ)」と、
青みを含んだ爽やかな印象の色が似合う『サマータイプ』と『ウィンタータイプ』である「ブルーベース(ブルベ)」の二つに分けられます。
それぞれの特徴・見分け方をご紹介します。
各タイプの特徴・見分け方
スプリングタイプ
肌:イエロー系の肌の色、肌が薄く血色が出やすい
髪:黒髪から明るいブラウンまで様々、黄色がかったベージュ
目:明るいブラウンから濃いブラウンまで様々
頬:ピーチピンク
唇:サーモンピンク
サマータイプ
肌:ピンク系の肌の色、日焼けすると赤くなりやすい
髪:黒髪から明るいブラウンまで様々
目:明るいブラウンから濃いブラウンまで
頬:ピーチピンク
唇:サーモンピンク
オータムタイプ
肌:マットな質感、日焼けすると残りやすい
髪:ダークブラウンに近い 目:ブラウン系
頬:ややオレンジピンク系
唇:オレンジ系
ウィンタータイプ
肌:褐色系
髪:黒髪
目:黒、黒目と白目の境目がはっきりしている
頬:血色が少ない、青みピンク
唇:ローズ系
各パーソナルカラーの似合う色と似合わない色
スプリングタイプ
スプリングタイプの方には、春の花の色やフルーツ、シャーベットカラーなどの、明るく鮮やかでクリアな色味が似合います。
黄色味が少し入ったホワイトやイエロー、オレンジ、サーモンピンク、ベージュ、黄緑などです。
アクセサリーはゴールド系、髪色はゴールドブラウンやチェスナットブラウンなどの黄色味が入ったカラーがおすすめです。
避けた方が良い色は、くすんだ色や青みがかかった色です。顔の血色を悪く見せてしまったり、顔の印象が暗くなってしまうかもしれません。
サマータイプ
サマータイプの方には、涼しげで、グレーがかかったくすみのある色が似合います。ベビーピンク、紫、ライトグレー、ココアブラウンなどです。
アクセサリーはシルバー系、髪色はラベンダーやライトアッシュブラウンなどがおすすめです。
避けた方が良い色は、黄色味の入った色や、極端に鮮やかな色です。
オータムタイプ
オータムタイプの方は、暖かく、深みのあるカラーが似合います。カーキ、テラコッタ、ブラウン、マスタードなどです。
アクセサリーはゴールド系、髪色はマロンブラウン、チョコレートブラウンなどの色味がおすすめです。
避けた方が良い色は、青み系や、極端に鮮やかな色味です。
ウィンタータイプ
ウィンタータイプの方は、青み系の鮮やかな色が似合います。ホワイト、ワインレッド、バーガンディーなどです。
アクセサリーはシルバー系、髪色はワインレッド、アッシュブラウンなどが似合います。
避けた方が良い色は、黄色味の強いカラーや、薄い色です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、パーソナルカラーの概念や、見分け方がわからない方向けに、それぞれのタイプごとに分けてご紹介しました。
自分の「似合う色」と、「好きな色」が違う場合も、安心してください!
自分がその色の洋服などを身に付けることで幸せな気分になれたり、自信を持つことができるのなら、パーソナルカラーと真逆の色味であっても問題ないのです。
「この色が好きだけど、どうしても似合わない!」という方は、小物などに取り入れてみるのもオススメです。
ですから、あくまで「パーソナルカラー」は、自分を魅力的に見せて自信を持つための一つの手段として捉えていただければと思います。
そのための第一歩として、是非この記事を参考にしてみてください!
もえにし 綺麗になるために日々奮闘している女子大学生。 化粧品検定の勉強を生かしつつ、コスメ・スキンケアなどの正しい知識や最新情報を発信します! 詳細を見る
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肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。