洗顔料をよく泡立てる

パピ主婦

お悩み別ケア

2021.04.14 Wed

ゆらぎ肌に優しい化粧品は?敏感なお肌にも優しいのアイテムの選び方

#ゆらぎ肌

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

ゆらぎ肌が、どんな状態かご存知ですか?

・普段使っている化粧水が合わなくなってきた
・急にニキビや吹き出物ができるようになった
・花粉の時期は肌が荒れやすい

など、一時的にお肌のバリア機能が低下し、わずかな刺激にも反応しやすくなっている肌のことです。
肌が敏感になっている時期は、適切なスキンケアをしましょう。
この記事では、ゆらぎ肌の方のために覚えておきたいスキンケアのポイント、化粧品の選び方を紹介しています。
「肌に合うスキンケアが知りたい!」とお悩みの方は最後まで目を通してみてくださいね。

ゆらぎ肌とは?

ゆらぎ肌の悩み

ゆらぎ肌とは肌のバリア機能が低下し、一時的に敏感でデリケートな状態になっていることを指します。
普通肌や脂性肌の方でも、何かのきっかけで急にゆらぎ肌になってしまうことがあるのです。

・季節の変わり目による寒暖差
・花粉
・紫外線などによる外部刺激
・睡眠不足
・ストレス
・ホルモンバランスの乱れ
・偏った食生活

など、あらゆる要因で、ゆらぎ肌を引き起こします。

ゆらぎ肌の主な症状

・乾燥
・かゆみ
・赤み
・ヒリヒリ
・かぶれ
・ニキビや吹き出もの

人によって症状はたくさんあります。
バリア機能が低下した肌は、非常に乾燥している状態で少しの刺激でも、肌トラブルを起こしやすいのです。

”ゆらぎ肌”と”敏感肌”はよく一緒にされてしまいがちですが、実は違いがあります。

ゆらぎ肌:一時的に肌状態が不安定になっている
敏感肌:慢性的で日頃から刺激に弱い

もし、季節の移り変わり時期だけトラブルがおきやすい場合、ゆらぎ肌になっているかもしれません。

ゆらぎ肌の方におすすめのスキンケア

ゆらぎ肌の悩み

ゆらぎ肌のスキンケアには、3つのポイントを意識しましょう。

①保湿をしっかりすること

乾燥肌が進み、皮脂膜がない状態になると、髪の毛やホコリが肌に触れるだけで刺激を与えます。
保湿を十分にしましょう。

肌が乾燥しやすい状態なため、朝・晩だけではなく乾燥したら保湿をします。皮脂膜がある状態を常にキープしましょう。

②負担のかからないケアをする

ゆらぎ肌はとても敏感な状態なので、少しの摩擦も刺激となり炎症を起こします。
刺激をなるべく与えないように、優しくケアするのがポイントです。
例えば、洗顔時はゴシゴシと洗わないように気をつけたり、化粧水はコットンではなく手のひらでハンドプレスしたりすることを意識しましょう。

③洗顔やスキンケア用品を見直す

シンプルかつ優しいものに変えて、肌を守ることがポイントです。
今まで使用していたスキンケア用品の中に、アルコールやエタノールなどの刺激となる成分が含まれている場合は、使用を一旦ストップしましょう。

肌トラブルの要因が生活習慣の乱れにある場合は、まずは規則正しい生活を送ることからスタートするのも忘れずに!

正しい洗顔方法は?

洗顔方法の手順

いつも何気なくやってしまう洗顔方法ですが、改めて一つずつ順を追って確認してみましょう。

正しい洗顔方法の手順

①顔に付着している花粉やホコリを落とすためにまずは清潔な手で予洗いをします。
この時、32度から35度のぬるま湯がベストです。

②洗顔料を1cmから2cmの適量を手のひらに出し、よく泡立てます。
洗顔料をよく泡立てる③皮脂分泌が活発な、おでこや鼻のTゾーンから泡を乗せます。
おでこや鼻のTゾーンから泡を乗せる

次にUゾーンのケアです。まずはアゴやフェイスライン、そして乾燥しやすい頬へとのせましょう。
Uゾーンに泡を乗せる

最後は皮膚の薄い目元や口元です。

④手のひらで泡をプッシュするような感覚で泡に汚れを吸着させていき、汚れを落とします。
この時、ゴシゴシ洗いは禁物ですよ。
手のひらで泡をプッシュするような感覚で泡に汚れを吸着⑤生え際のすすぎ残しに気をつけながら、全体の泡をすすぎましょう。
すすぎの回数はだいたい15回から20回がベストです。

⑥清潔なタオルで、優しく水分を拭き取ります。
清潔なタオルで優しく水分を拭き取る⑦洗顔後の乾燥を避けるために、すぐにスキンケアを始めましょう。

洗顔時の注意点

32度から35度のぬるま湯で洗顔をしましょう。冷たすぎても熱すぎても×。

冷たい温度で洗顔をすると毛穴が開かず、奥に詰まった毛穴汚れを落とせません。
毛穴の黒ずみが気になるようになったりニキビや吹き出物ができたりなど、肌トラブルを引き起こします。
一方お湯の温度が熱いと、肌に必要な皮脂やうるおい成分までも流してしまため、十分注意が必要です。

洗顔料は必ず泡立てましょう。量の少なすぎる泡やゆるすぎる泡は×。

泡立てずに洗顔ペーストをそのまま顔に付けていませんか?
さらに、泡が少なすぎてもゆるすぎても肌への負担になります。
負担のかからない洗顔をするためにも、キメ細やかなふわふわ泡を作るのはマストなんです。

泡立て方法は、以下の手順です。
①小さなお椀を作るイメージで、手のひらを丸めます。
②手のひらにペーストを適量のせましょう。
③様子を見ながらお湯を少量ずつ加えていきます。

ポイントは、指先を立てて空気を含ませながら泡を作ることです。
手のひらを逆さにしても垂れてこないくらいの弾力さがベスト。お肌への密着力が高まります。
時間がないときは、泡立て専用のネットや泡で出てくる洗顔料を使うのもオススメですよ。

手のひらで優しく洗いましょう。ゴシゴシ洗いは×。

泡をクッションにして、手のひらでプッシュしていくだけでOK。
泡が皮脂や汚れを吸着するため、ゴシゴシと洗う必要はありません。
なるべく、短時間で済ませましょう。

鏡で確認をしながらすすぎましょう。すすぎ残しは肌トラブルの元になるので×。

生え際やフェイスライン、そして小鼻の下などはすすぎ残しが多い部位です。
肌トラブルを避けるためにも、すすぎ残しに気をつけましょう。

補足ですが、入浴中にシャワーですすぐのは控えましょう。
シャワーの水圧は肌への刺激となり、トラブルを引き起こす可能性があります。
シャワーの温度を熱めに設定している方はとくに要注意。
上でもお伝えしましたが、適切な温度はあくまでも「ぬるま湯」です。
入浴中の洗顔は、洗面器にぬるま湯を溜めてからすすぐなどの工夫が大切だと言えます。

ゆらぎ肌の方は朝のみ水洗顔にしましょう

朝と夜の1日2回、泡洗顔をしている人も多いでしょう。
肌が敏感になっている時は、朝を水洗顔のみにして負担を少しでも減らします。
朝は日中と違って就寝中に分泌された皮脂やホコリが付着している程度。泡洗顔までしなくても十分ケアできます。
水洗顔とは言え、冷たい水ではなく、ぬるま湯で洗いましょうね。

クレンジングの選び方

クレンジングの選び方

お肌が乾燥して刺激に敏感になっている時や既に炎症を起こしている時は、クレンジングも低刺激なものに変えましょう。特に洗浄力の強いものは、できるだけ避けます。
洗浄力が高ければ高いほど、お肌の油分が失われ、さらに乾燥を引き起こしてしまうからです。

刺激が強いクレンジング

一般的に洗浄力が高いといわれているのは、オイルクレンジングです。
それに加えて、シートで拭き取るタイプのクレンジングもオススメできません。
シートタイプは摩擦による肌負担が大きいので、肌トラブルを悪化させてしまう恐れがあります。
コットンに出して拭き取るローションタイプも同様です。
肌が敏感なゆらぎ肌の方は、オイルタイプやシートタイプそしてローションタイプを使用しない方が賢明かもしれません。

マイルドにケアできるクレンジング

肌負担が少ないものは何かと言うと、ミルクタイプやクリームタイプです。
ミルクタイプは肌への優しさがピカイチ。しかし洗浄力が低く、使い勝手が悪いところが欠点です。
一方クリームタイプは、乾燥して敏感なゆらぎ肌の方には最適なクレンジングと言えます。
なぜなら、クリームタイプには適度に油分が含まれているので乾燥しにくく、かつ洗浄力も優れているものが多いのです。

とは言え、メイクが濃い場合はクリームタイプを使用しても落ちにくいと感じることがあるかもしれません。
落ちないからと言って時間をかけてクルクルとメイクを落とす行為は、摩擦となりお肌に刺激を与えてしまいます。
つまりお肌がデリケートな状態の時は、極力クレンジングに時間をかけないためにも、お湯で落とせるコスメを使っておくのも一つの手段と言えるでしょう。

化粧水・美容液の選び方

化粧水の選び方
化粧水や美容液を選ぶときに押さえておきたいポイントは以下の通りです。

保湿力の高さ

ゆらぎ肌の方は、とにかく保湿力の高い化粧水を使用することがポイント
例えば、保湿力の高い代表的な成分は「アミノ酸」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」などがあります。
また、バリア機能を整えてくれる「セラミド」や水分を閉じ込めてくれる「ワセリン」など、これらの潤い成分が配合されている化粧水を使用すれば、乾燥しにくいのでオススメです。

刺激となる成分が含まれていない

保湿力が高くても、刺激となりそうな成分が含まれているものは控えたいところ。
選ぶ際は、成分表示の確認を意識しましょう。
特にエタノールなどのアルコールが含まれている化粧水を使用すると、お肌がピリピリしてしまうことはありませんか?
アルコールは肌の水分を蒸発させ、乾燥を引き起こしてしまいます。

したがって「アルコールフリー」や「エタノールフリー」と記載されている化粧水を選ぶのがポイント!
「敏感肌用」「低刺激性」「パッチテスト済み」などの記載がされている商品もあるので、店頭で試してみると良いでしょう。

ブースターを使用

保湿効果を高めるために「ブースター」と呼ばれる導入美容液を化粧水の前に使用するのもオススメです。
導入美容液は肌を柔らかくする役割があり、その後につける化粧水の浸透力を高めてくれます。
乾燥に悩んでいる方は是非活用してみてはいかがですか?

乾燥に悩んでいる方は是非活用してみてはいかがですか?

ゆらぎ肌の方は自分の肌質に合った化粧品選びを

ゆらぎ肌は、外的要因と内的要因によって肌のバリア機能が低下している状態です。
内的要因は生活を見直すことが大切ですが、「花粉」「紫外線」「寒暖差」などの外的要因を完全に避けるのは難しいもの。
でも、肌の状態に合った化粧品選びと、正しいスキンケア方法を取り入れれば、バリア機能を回復させることは十分に可能なんです。

それだけでなく、紫外線予防として日焼け止めを使用したり、花粉から肌を守る花粉症対策ミストを使用したりして、肌への刺激を極力抑えて肌環境を整えていくことも大切ですね。
ゆらぎ肌で悩んでいる方は、今日から肌を優しくいたわってあげることを意識しましょう!

この記事をシェア

パピ主婦 パピ主婦 まだまだ新人ライターのパピ主婦です!わんこ1匹と2人の子供をもつ母です。読みやすい、わかりやすい記事を目指しています☆ 詳細を見る

あわせて読みたい記事

お悩み別ケアの人気記事ランキング

肌らぶ編集部おすすめの記事

肌らぶライター