美容や健康によく、さまざまな魅力を持つことで知られているアロエ。
アロエジュースやアロエヨーグルトなどの市販品も多く出回っていますが、せっかくだから自分で料理をして、食事に取り入れてみたいと思いますよね。
でも、「アロエってどうやって食べればいいの?」「アロエの食べ方を知りたい!」と、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、おいしいアロエの食べ方やアロエの魅力をご紹介します。
アロエを食事に取り入れて、健康を意識したおいしくヘルシーな食卓を目指しましょう!
1.アロエの食べ方|下処理編
それではさっそく、アロエの食べ方をご紹介していきます!
アロエの可食部分は大きく広がった葉です。中はゼリー状になっており、一般的にこの部分を食べます。
なお、生のアロエには灰汁があるため、下処理をきちんとして灰汁抜きをすることをおすすめします。
アロエにもさまざまな種類がありますが、ここでは、食用として有名なアロエベラの食べ方についてお伝えします。
アロエの種類についての詳しい説明は、「3.アロエの種類」をご覧ください。
【アロエの下処理の方法】
①アロエの葉をきれいに洗い、5cmほどの大きさにカットします。
②両サイドのトゲの部分を切り落とします。
③皮の部分を丁寧にむきます。
④皮がむけたら食べやすい大きさにカットします。
⑤鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したらカットしたアロエを鍋に入れ、1、2分ゆでます。
⑥ザルにあげて素早く氷水で冷やしたら下処理は完成です!
2.アロエの食べ方|おすすめレシピ編
下処理が済んだら、調理に移っていきましょう!
ここでは、肌らぶ編集部のおすすめアロエレシピを6つ、ご紹介します。
◆アロエの刺身
【材料】
下処理をしたアロエ 適量
【作り方】
①下処理をしたアロエを、薄くそぎ切りにします。刺身にする場合は、下処理の際にあまり小さくカットしすぎないようにしましょう。
②お皿に盛りつけたら完成です。しょうゆやポン酢につけて食べましょう。薬味としてわさびやしょうが、にんにく、小葱などをつけるのもおすすめです。
アロエのぬるぬるぷるんという食感がクセになります♡ カットするだけというお手軽調理なので、料理が苦手な方にもおすすめ。お酒のおつまみにもぴったりですね♪
◆アロエとマグロの和風カルパッチョ
【材料】(2人分)
マグロ 1/2柵
下処理をしたアロエ 1/2枚
玉ねぎ 1/4個
★ポン酢しょうゆ 大さじ2
★ごま油 大さじ1
★すりおろしにんにく 少々
【作り方】
①玉ねぎは半量をみじん切りに、もう半量を薄くスライスにして、どちらも水にさらしておきます。
②マグロと下処理をしたアロエは薄くスライスして、冷蔵庫で冷やしたお皿に並べます。
③お皿に並べたマグロとアロエの上に、水気をよく切ったスライスの玉ねぎをのせます。
④みじん切りにした玉ねぎの水気をよく切り、★の材料と一緒によく混ぜてカルパッチョソースを作ります。
⑤ソースをお皿に並べたマグロとアロエにかけたら完成です。お好みでマヨネーズをかけるのもおすすめです。
まぐろの旨味とアロエのつるんとしたのど越しで、さっぱりと仕上がります。
ソースの材料をオリーブオイル・レモン汁・塩コショウに変えて、洋風にしてもおいしそうですね。
◆豚肉とアロエの卵とじ
【材料】(2人分)
豚こま切れ肉 150g
下処理をしたアロエ 100g
卵 2個
だし汁 1/2カップ
酒 大さじ1
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
【作り方】
①卵は溶いておきます。アロエは下処理の際に食べやすい大きさにカットしておきましょう。
②フライパンにだし汁と酒、豚肉を入れて中火にかけ、煮立ったらを砂糖としょうゆを入れてさらに4~5分煮ます。
③アロエをフライパンに入れて火が通ったら、溶き卵の2/3を回し入れて弱火にし、蓋をして1分ほど加熱します。
④蓋を開けて卵に適度に火が通っていたら、残りの卵を回し入れて火を止めます。
⑤再び蓋をして10秒ほど蒸らし、余熱で卵がほどよく固まったら、お皿に盛りつけて完成です。
加熱されたアロエはとろとろの食感に♡ 半熟の卵とからめて食べると絶品です。
しっかり濃い目の味付けで、ご飯にもよく合います。
◆エビとアロエのペペロンチーノ
【材料】(2人分)
スパゲティ 160g
えび 8尾
下処理をしたアロエ 100g
にんにく 1かけ
とうがらし 1本
オリーブオイル 大さじ2
塩 少々
コショウ 少々
【作り方】
①鍋に1リットルのお湯を沸かし、塩大さじ1(分量外)を入れる。お湯にスパゲティを入れ、通常のゆで時間よりも1~2分程度短めにゆでます。
②エビは殻をむいて塩水で洗い、3等分に切っておきますs。
③薄くスライスにしたにんにくと輪切りにして種をとったとうがらしを、大さじ1のオリーブオイルで炒めます。このとき、にんにくを焦がさないようにじっくり弱火で炒め、しっかりと香りを出します。
④にんにくの香りが立ってきたらエビを入れ、エビに火が通り始めたらお玉1杯分のパスタのゆで汁を加えて塩コショウで調味します。
⑤ゆであがったパスタとアロエ、残りのオリーブオイル大さじ1を加えてさっと和え、お皿に盛りつけたら完成です。
にんにくの香りが食欲をそそります♪
ぷりぷりしたエビとさっぱりとしたアロエがスパゲティに絡み、いくらでも食べてしまえそうですね。
◆アロエのシロップ煮
【材料】
下処理をしたアロエ 200g
砂糖 100g
レモン汁 少々
【作り方】
①鍋に下処理をしたアロエと砂糖を入れ、木べらでゆっくりとかき混ぜながら5~10分ほど弱火にかけます。
②砂糖が溶け、水分が出てきたらレモン汁を加えて火を止め、荒熱をとります。
③冷蔵庫で冷やしたら完成です。
生のアロエを使用したい方は、水100ccを加えて作ってみてください。水をワイン100ccに変えると、コンポートにもなります♡
そのまま食べてももちろんおいしいですが、無糖ヨーグルトにまぜればアロエヨーグルトになります。アイスにトッピングしたり、炭酸水で割ったりするのもおすすめです♪
冷蔵庫で1週間程度保存が可能ですが、なるべく早く食べきりましょう。
◆フルーツジュースのアロエゼリー
【材料】
果汁100%フルーツジュース 200cc
アロエのシロップ煮 50~100g
粉ゼラチン 5g
熱湯 大さじ3
【作り方】
①熱湯と粉ゼラチンを混ぜ合わせ、粉ゼラチンを溶かします。
②お好みの果汁100%フルーツジュースとアロエのシロップ煮を汁ごと混ぜて、そこに溶かしたゼラチンを加えます。
③型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
フルーツジュースは桃やオレンジ、グレープなどお好きな果物のものを使用しましょう♪
ただし、キウイフルーツやパイナップルなどの酵素が多い果物だと、たんぱく質が分解されてしまいゼラチンが固まりにくいので注意が必要です。
3.アロエの種類
アロエとは、主にアフリカなどに生息するユリ科の植物です。
さまざまな種類があるといわれていますが、日本で主に知られているのは、「アロエベラ」と「キダチアロエ」の2種類だと考えられます。
①アロエベラ
アロエベラはアロエの種類の1つで、葉肉が厚く、成長するととても大きくなります。
一般的に食べられているのはこのアロエベラで、今回もアロエベラを使用してご紹介しました。
アロエベラを食べるときは、葉の表面の皮を取り除き、葉の中身のゼリー状の部分だけを食べるのが一般的です。
アロエベラを選ぶときは、本場といわれるアメリカやドミニカ産であることや、食品添加物が少ないことなどに注目するとよいと言われています。
②キダチアロエ
キダチアロエは、日本で栽培されているアロエの1つですが、葉は細長く、葉肉が薄いため、食用には向いていないでしょう。
4.アロエの魅力とは?
アロエにはさまざまな美容・健康上の魅力があるといわれています。そのため、昔から食用として使われたり、薬や化粧品に使われたりしています。
この章では、アロエ(ここではアロエベラ)が持つとされる、主な魅力をお伝えします。
①すこやかな美肌をサポート
アロエの葉のゼリー状の部分に含まれている多糖類には、水分を引き付けてくれる働きがあると言われています。
そのほか、アロエに含まれる植物ステロールなどの働きによって、弾むような、うるおいのある肌をサポートしてくれると考えられます。
さらに、アロエには代謝を良くする働きもあるなど、肌に嬉しい働きをたくさん持っているのだとか。
みずみずしい美肌を目指したい方は、日頃からアロエを意識して摂取してみるといいかもしれませんね♡
②体内環境を整えるサポート
アロエの葉のゼリー状の部分に含まれる多糖体には、体内環境を整える働きもあると言われています。
また、食物繊維も豊富に含まれているので、「最近すっきりしないな…」という方は、アロエを摂りいれてみてはいかがでしょうか。
③すこやかな体作りをサポート
②の体内環境にも関わりますが、アロエはすこやかな体作りをサポートしてくれる働きを多く持っていると考えられています。
「仕事を頑張りたい」「お酒を飲むときは思いっきり飲みたい!」「毎日元気に楽しみたい」という方は、適度な運動や規則正しい食生活などにプラスして、アロエを日常に取り入れてみてください。
すこやかな体作りをサポートしてくれるでしょう。
5.アロエの食べ方|注意点
おいしく食べられてさまざまな魅力があるアロエですが、なにごとも、適量を守ることは大切だと言えますよね。アロエの魅力を十分に実感するためにも、自分の体調を考慮して食べるようにしましょう。
①多量に摂取しすぎない
基本的にバランスのよい食事を心がけることが大切です。
アロエばかりを食べるのではなく、野菜や肉・魚など、さまざまな食材を食べるように心がけましょう。
また、アロエはビタミンCやビタミンEなどと一緒に摂取するとよいと言われています。
他の栄養素との働きもうまく活かして、美味しくアロエを取り入れていきましょう。
②妊娠中や持病のある方は主治医に相談する
妊娠中は体がとてもデリケートな状態です。普段食べなれていないなどを摂取すると、体に負担がかかってしまうことがあります。
また、持病がある方や服薬中の方も、アロエを食べるときは事前に病院で主治医に相談してみるとよいでしょう。
6.アロエの食べ方|まとめ
アロエの魅力や食べ方をご紹介してきましたが、試してみたいレシピはありましたか?
アロエは、きちんと摂取量を守って食べれば、私たちの健康や美容の頼もしい味方になってくれます。
ぜひ、おいしく調理して毎日の食卓に取り入れてみてください!
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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