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お悩み別ケア

2020.09.02 Wed

美肌に激変!「ほうれい線を消す方法」シワをなくすケアとは

#しわ #ほうれい線

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

ほうれい線を消す方法を、原因や種類、食べ物やコスメの成分、美容医療まで詳しくお伝えします。

ほうれい線ができる【3つの原因】

ほうれい線は

①加齢

②乾燥

③生活習慣

によってできます。

①加齢が原因の、ほうれい線を消す方法

加齢が原因のほうれい線は

1.エラスチンとコラーゲンが減少

2.筋肉・筋膜(SMAS)のたるみ

3.リガメント(靭帯)のたるみ

4.皮下脂肪の重み

5.骨量が減少

が、主な原因です。

1.エラスチンとコラーゲンが減少

エラスチンとコラーゲンの量は、25歳頃をピークに減少していく一方(*1)。
エラスチンとコラーゲンはお肌の表面(表皮)を内部(真皮)から支えている、いわば家屋における「柱」。
柱をどんどん失っていく家屋は倒壊してしまうことと同じで、エラスチンやコラーゲン量が減少すると支えきれなくなった内部からの崩れが起こり、「深いシワ=たるみ」を作ります。

つまり、たるみが「ほうれい線」の実体です。

元々お顔の中でも皮下脂肪が多くふっくらと付いている頬なので、たるみが他の部分よりもクッキリと目立ちやすく「ハの字状の深い溝(みぞ)」のような線に見えます。
*1参考サイト

2.筋肉・筋膜(SMAS)のたるみ

人体は加齢に伴い、筋肉が萎縮したり量がどんどんと減少していき(*2)、たるみが生じたり表情の変化が乏しく無表情につながります。

更に…
●マッサージ、スクラブ
●パッティング
●美顔器、ローラー、カッサなどの物質
これらによる摩擦・こする・叩く・刺激
●エクササイズ、顔ヨガ、タバコの喫煙行為
による皮膚・筋肉・リガメント(靭帯)への負荷
●無表情による更なる筋力低下
これらも皮膚や脂肪を支えている筋肉に対し、衰えを促進し「たるみ」を過剰に生成します。

基本的にお顔の皮膚は露出している他部位に比べ薄い傾向があるため、「極力、触らない」ことが老化スピードをUPさせないポイント。

「何となくよさそうな気がする」
「お手入れをしたという気分になる」
「科学的根拠はわからないけれどお店の人が『効く』『いい』と言っているから」
という理由で、自分で不必要なシワを作り出してしまうことは取り返しがつきませんね…

そしてまた、筋肉を包んでいるのが筋膜で、こちらも主成分はコラーゲンです。

*2参考サイト

3.リガメント(靭帯)のたるみ

エラスチンとコラーゲンがある「皮膚の真皮」は骨に固定されていますが、それを繋ぎとめている部分を「リガメント(靭帯)」と言います。
リガメントは主にコラーゲンでできていますが、皮下脂肪の重みに耐え切れなくなり伸びてしまい「たるみ」が起こります。

4.皮下脂肪の重み

加齢により代謝が衰え、脂肪が蓄積します(*4)。
また、体重増加に伴い脂肪が増加することでも筋肉などの他部位に負荷をかけてしまうため、たるみが生じます。
*3参考サイト

5.骨量が減少

女性は50歳前後に閉経を伴う女性ホルモン(エストロゲン)の減少とともに、骨量が大幅に減少します(*4)。
また、男女とも65歳以降、加齢に伴い腸の働きが衰え、骨量が減少するため骨粗鬆症になりやすくなります(*5)。
お顔の骨量が減って萎縮することによって「頬や上顎がへこむ」「鼻が広がる」「顔が長くなる」など骨格に変化が起こります。
萎縮した部分にくぼみや隙間ができるため、たるんだ部分がほうれい線となって現れます。
*4参考サイト
*5参考サイト

加齢によるほうれい線を消す方法は、原因からもわかるように

美容皮膚科による医療

のみになります。
美容医療はお肌の状態や個人差があるため、美容皮膚科の医師による診察で決まります。
美容皮膚科による医療をする際は、まずは「カウンセリング」や「相談」からがオススメです。
しかしながら、原因によっては自分でほうれい線をケアする方法(シワをケアおよび予防)があります。
それは次からの方法と共通していますので、参考にしてみてください。

②乾燥が原因の、ほうれい線を消す方法

乾燥が原因のほうれい線は

1.乾燥
2.エラスチンやコラーゲン不足
3.紫外線

によってできたシワです。

1.乾燥

皮膚の表皮(角質層)の保湿は「①皮脂」「②セラミド(細胞間脂質)」「③NMF(天然保湿因子)」の3つが機能を担っています。
そして表皮と真皮の両方の保湿は「④ヒアルロン酸」が担っており、真皮ではエラスチンやコラーゲンを支えています。
それら4つとも紫外線や乾燥、栄養不足によって減少します。

①「皮脂」が減少すると、セラミドやNMFが保っている水分が蒸発しシワができます。

②「セラミド」が減少すると、お肌表面のキメが整っている状態が崩れ、外的要因から保護できない状態になり硬化や肌荒れ、ちりめんジワなど浅いシワができます。

③「NMF」の主成分はアミノ酸(タンパク質)のため、減少すると酸化・糖化という老化が起こり、深刻な乾燥やシワになります。

④「ヒアルロン酸」が減少すると、エラスチンやコラーゲンを支えきれなくなり、真皮から起こる深いシワが生成されます。

消す方法(対策)

①セラミドやヒアルロン酸、NMFが含まれたスキンケアコスメを使う。ただしヒアルロン酸は表皮までの浸透で真皮までは浸透しません。

②セラミドを増やす豆、こんにゃく、ワカメ、ひじきを食べる。

③健やかなお肌やトラブルのない皮脂を保つため、お菓子、パン、インスタント、ファストフード、揚げ物、お惣菜、ラーメン、マヨネーズ、サラダ油などに含まれる油脂(オメガ6)やバター、マーガリン、ショートニングは摂取回数を減らしながら、魚(サバ、サンマ、イワシなど青魚)、生のアマニ油、生のエゴマ油などに含まれる油脂(オメガ3)になるべく置き換えるよう健康的な食生活を工夫する。

④エラスチンやコラーゲンを増やす材料である必須アミノ酸・非必須アミノ酸・ペプチド(タンパク質)摂取のために「動物性タンパク質(卵、魚、肉など)」と「植物性タンパク質(豆、豆腐、納豆、豆乳、高野豆腐、味噌汁、アボカドなど)」をバランスよく摂取する。

⑤コラーゲン配合のコスメを塗っても真皮まで浸透することや体内のコラーゲンが増えることはありませんが、表皮に対する保湿剤の1つとしては利用できます(ただし保湿力はセラミド以下です)。

⑥ヒアルロン酸そのものの経口摂取や投与は現段階では相反する効果の結果が存在するため、体内のヒアルロン酸量を増やす「LPS(リポ多糖)」が多く含まれたワカメ、メカブ、あした葉、ヒラタケ、カスピ海ヨーグルト、有機栽培による根菜類を皮から丸ごと(有機栽培ではない場合LPS量が少ない)を長い時間水にさらさず、加熱する場合は180度以下にて食べる。

⑦老化(糖化・酸化)を防ぐ緑黄色野菜や果物など抗炎症・酸化物質・NMF生成を促すビタミン(A、C、E、B2、B5、B6)を含んだ食品を食べる。

⑧抗酸化対策

→「酸化」は、健康な人の体内は弱アルカリ性で保たれていますが、過剰な活性酸素によってバランスを乱し酸性に傾くと細胞にダメージや炎症を引き起こします。免疫力が下がり病気になったり、疲労感やシミ、たるみやシワ、くすみの原因になります。
抗酸化物質は体内でも作られますが、加齢によって減少しますので
「抗酸化物質」を含む食べ物を摂取する
  ・緑黄色野菜や果物、ビタミンC(アスコルビン酸)
  ・ポリフェノール
  ・アスタキサンチン(紅鮭、キングサーモン、銀鮭、鮭フレーク、スモークサーモン、マダイなど)
  ・カルノシン(鶏肉など)
  ・トリテルペン(ブドウ、トマト、ゴーヤ、リンゴの皮、ローズヒップ、漢方以外の甘草)
  ・コエンザイムQ10(イワシやサバなどの青魚、豚肉、きな粉、鶏肉、大豆)
  ・アルファリポ酸(トマトやブロッコリーなどの緑黄色野菜、海藻類)
●活性酸素が発生する肥満や紫外線、タバコや大気汚染物質、細菌やウイルス、アレルギー、激しい運動やストレスを避ける
といった、生活を心がけます。

⑨抗糖化対策

→「糖化」は、過剰に摂取した糖分や炭水化物が体内でコラーゲンなどのタンパク質と結合し「老化タンパク質」に変質します。変質した「老化タンパク質」は黄色に変色し、シミ、たるみ、シワ、くすみを作り出します。
そのため、スイーツやアルコール、砂糖や炭水化物過多の食生活は習慣にはせず、「たまに」楽しむものとしてチェンジすることが大事です。

⑩紫外線を防ぐ日焼け止めやサングラス、上着や帽子、日傘を使う。

2.エラスチンやコラーゲン不足

エラスチンやコラーゲンが加齢や乾燥以外に大きく減少する要因として、「紫外線」があります。
日常から室内にいる時も含めて紫外線を防ぐことや、体の内外からの抗酸化(老化)対策、有酸素運動、エラスチンやコラーゲンを増やすためタンパク質やビタミンをバランスよく食生活に取り入れてみてください。
ビタミンは、タンパク質や抗酸化物質を助ける役割も持っていますので同時摂取がオススメです。

また、表情ジワ対策として有名な「ボトックス(ボツリヌス毒素)」は、筋肉を収縮させるカテコールアミンを50%抑制しますが、「アルジルリン」というアミノ酸(タンパク質)からできた物質は40%抑制することから、バランスよくタンパク質を食生活に取り入れることの重要性がおわかりになるかと思います。

3.紫外線

紫外線を浴びると「光老化」といって

皮膚にヤケドのような炎症を起こしメラニン色素を生成するUVB(紫外線B波)によるシワ、しみ、皮膚がん、白内障を促進するもの
真皮まで届く浸透力を持ち、エラスチン・コラーゲン・ヒアルロン酸を生み出している「繊維芽細胞」にダメージを与え変性させ、UVBが生成したメラニン色素を酸化させて黒く色素沈着させるUVA(紫外線A波)によるたるみ、シワ、シミを促進するもの

があります。
地表に届く紫外線の99%がUVAとも言われており、室内にいても浴びているため年間を通した紫外線対策をすることが大切です。

①外出時は日焼け止め、日傘、帽子、長袖の上着、サングラスを着用する。

②室内にいる時でも日焼け止めや紫外線防止効果のあるコスメを使う。

③抗酸化・抗糖化などの老化予防ができる食材を日々に取り入れる。

④乾燥や皮脂トラブルなどの肌荒れ対策スキンケアを行い、保湿し、紫外線からのダメージを防ぐ。

⑤シワ対策コスメを使用する。

 例)
 ・安定型ビタミンC誘導体(水溶性ビタミンC誘導体、脂溶性ビタミンC誘導体、高浸透型リン酸型ビタミンC誘導体)
 ・ニールワン
 ・リンクルナイアシン
 ・純粋レチノール
 ・トリテルペン(ツボクサ(別名:シカ、ゴツコラ、マデカソサイト)
 ・アスタキサンチン
 ・プロリン
 ・トレチノイン(皮膚科医による処方) など。

③生活習慣が原因の、ほうれい線を消す方法

①スキンケアやクレンジング、洗顔やスクラブでお顔を「こする」行為も表情ジワを作ります。

②歯並びや口呼吸によって、年齢問わずほうれい線のようにクッキリとしたシワができます。

③ストレスや喫煙は糖化が起こり、老化によってシワができます。

④無表情はたるみを引き起こしほうれい線を作りますが、眉間にしわを寄せたり強く口を膨らませたり吸う行為、皮膚や毛穴を触るなど「同じ表情や動作の繰り返し」によってもシワができます。

⑤運動不足により筋肉量が少ないことからシワができます。

 →有酸素運動によって筋肉量が増えるほど、筋肉から分泌されるマイオカイン(マイオネクチン)という物質も多くなり「シミ、しわ、毛穴、お肌の色ムラ」が少ないということがわかっています(*6)。
そのことから、人体で一番大きな筋肉がある「ふともも」の筋肉量を効率よく増やす有酸素運動である「スクワット」や「HIIT(高強度インターバルトレーニング)」「階段の上り下り」などを日常の習慣として最初は1分程度から始め、10分以内の運動として行い、ダイエットや疲労回復、ストレス発散を兼ねた一石四鳥を取り入れてみてはいかがでしょうか。
*6-1参考サイト
*6-2参考サイト

残念ながら、「顔を利用したマッサージやエクササイズでほうれい線が消える」「塗るとほうれい線がなくなる」といった科学的根拠のない商法や方法が巷に溢れています。

しかし、「原因と結果」というメカニズムさえ理解していれば、
「マッサージや顔面エクササイズで、人間の自然現象である加齢によるエラスチンとコラーゲンの減少を抑えることやエラスチンとコラーゲンは増える?もしもそうなら常にエクササイズしている状態な喫煙者の頬にはほうれい線がないことになるけど…頬がコケている人が多いのはなぜ?信ぴょう性ある?」
「人体の皮膚内部(真皮層)まで浸透するとは提示されていないクリームや美容液がほうれい線を消すのなら、お肌にジュースをこぼしてしまったら人体の内部(血管がある真皮)まで浸透してしまい危険なのでは?」
など、冷静な判断ができるようになり、非現実的な情報や商法に踊らされることがなくなります。

【年代別】ほうれい線を消す方法の順番

20代

まず②乾燥が原因の、ほうれい線を消す方法を。
半年以上続けてステップUPしたい場合は③生活習慣が原因の、ほうれい線を消す方法も一緒にプラスしながら、1年後のお肌を楽しみにしてみてはいかがでしょうか♡

30代・40代以上

急いでいるかたは①加齢が原因の、ほうれい線を消す方法を。
お家でケアをしたい場合は、②と③の両方をまずは1年続けてみることがオススメです。

まとめ

今の時代は、効果がないまたは逆にお肌に損傷を与えシワやたるみを生成する方法を選ぶことなく最短で希望のお肌を手に入れることができるようになりました。
毎日の笑顔ライフに役立てていただけると嬉しく思います。

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アバター画像 肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る

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