「マスクをするようになってから肌が荒れた気がする。もしかして合っていないのかも」とお悩みではないでしょうか?
マスクを外すことができればいいのですが、風邪や花粉シーズンに頼もしい味方となってくれるマスクは、なかなか外すことはできないことも多いですよね。
そこで今回は、マスクをつけているときに考えられる肌荒れの原因や、マスクの選び方のポイント、マスク着用時に特に気をつけていただきたい自宅でのスキンケアのポイントなどをご紹介します。
マスクを上手に使って、快適なマスク生活を送りましょう。
マスクの着用で肌荒れする主な原因
代表的な原因3つ
マスク着用時の肌荒れの主な原因として想定されるものを、3つご紹介します。
マスクによる摩擦
マスクをつけていればそれが必ず肌にあたるので、あたった部分がこすれて(摩擦)肌荒れの原因となっていることが考えられます。ゴムひも部分がこすれる場合も同様です。
物理的な摩擦を与えることは、肌の乾燥や肌荒れの原因になることもあるといわれています。
とくに顔の大きさに合っていないマスクをしていると、マスクがずれやすくなったり、強く肌に擦れやすくなったりすることも考えられます。
マスクの繊維が肌に合わない
マスクにも種類が多くあり、使っている素材もさまざまなので、その繊維が肌に合っていないと肌荒れを引き起こすこともあります。
家庭用のマスクは、大きく分けてガーゼマスクと不織布(ふしょくふ)マスクの2つに分類できるでしょう。
小学校の給食当番で使っていた方も多いであろう「ガーゼマスク」と、多く流通している「不織布マスク(使い捨てマスク)」です。
マスクをつけていると肌荒れすると思う方は、ご自身のマスクの繊維を確認してみてください。その素材が自分の肌に合っていない可能性も考えられます。
●ガーゼタイプのマスク
主に綿織物を重ね合わせたマスク。最近では中に専用のフィルタを縫い込んで、花粉などの通過を防ぐためのものもあるようです。
●不織布タイプのマスク
使い切りを前提にしたものが中心。繊維が絡み合うことによるフィルタとしての役割も期待できます。
マスク内の蒸れ
マスクの中が蒸れていると雑菌が繁殖しやすく、その雑菌によって肌荒れが起きることも考えられます。
マスクは、喉の乾燥を防ぐためにも使えますが、同時に湿気やすい環境をつくっているといえるのです。
自分の息が充満しており、体温によって温められているマスクの中は、雑菌が増加しやすい条件がそろっているといえるでしょう。
肌荒れ対策!マスクを選ぶ5つのポイント
マスク選びのポイント5つ
せっかくマスクを使うのであれば、肌荒れは防ぎたいものですよね。
しかし、マスクを選ぶときになにか注意していることがある、という方は意外と多くないかもしれません。
ここでは、マスクを選ぶ際に意識したいポイントを、5つご紹介します。
マスクの選び方にまで気を配り、賢く活用しましょう。
マスクの素材を確認する
一般的に広く使用されている不織布マスクの魅力は、使い捨てなので毎日清潔が保て、洗う手間などがないことです。
ただ中には、その繊維が肌に合わないという方もいらっしゃるでしょう。
顔にあたる部分だけ綿(コットン)素材になっているマスクなどもありますので、その場合は上手に活用してみることをおすすめします。
中にガーゼをはさむのも◎
すでに買ったマスクがどうしても肌に合わないという場合は、中にガーゼをはさむことでマスク素材が肌にあたるのを防ぐと方法があります。
中途半端なサイズだと口を動かす度にずれてしまうので、マスクと同じくらいの大きさを買う、または大きめサイズを買って切ると良いでしょう。(切るときは清潔なハサミで切りましょう)
ガーゼマスクを使う
どうしても肌に合う使い捨てマスクがないという方は、最初からガーゼマスクを使ってみるのも選択肢の一つです。
使い捨てではないので毎日洗うという手間はかかりますが、今までずっと使い捨てのマスクを使用していた方は一度試してみてみるのもおすすめです。
ガーゼマスクを使うときのポイント
<1.毎日替える>
1日使ったマスクには雑菌が付着しています。洗わずに日をまたいで使うことは控えましょう。
洗うときは洗濯機だと手間が減らせますが、ほつれが気になる場合はネットに入れたり、手洗いすることをおすすめします。
<2.素材をチェック>
使い捨てマスクを選ぶときと同様に、事前にマスクの繊維・素材を確認しましょう。
肌らぶ編集部おすすめ:参考商品
参考までに、綿100%のガーゼで作られているマスクをご紹介します。
顔にフィットするサイズのマスクを選ぶ
マスクは、顔に自然とフィットするサイズを選ぶとよいでしょう。サイズがしっかり合っていて、マスクと顔に隙間が少ないものを選ぶのがおすすめです。
サイズが大きすぎると、隙間ができてマスクとしての役割を果たせなくなるかもしれませんし、反対に小さすぎると摩擦が起きやすくなります。マスクをつけたら、鏡を見て横方向からもフィット感を確かめてみましょう。
ゴム(ひも)部分は太めを選ぶ
頬や耳元が肌荒れする場合は、マスクの口元部分ではなくゴム部分のひもがこすれることが原因となることもあります。やわらかく太めのひもを採用しているマスクを選ぶなど、工夫をしてみるとよいでしょう。
マスクを着用する時に心がけること
マスクをつけている時に心掛けたいポイント2つ
ここでは、マスクをつけているときに心がけたいただきたい簡単なポイントを2つお伝えします。
時間マスクしたままは避ける
マスクを長時間つけっぱなしにしていると、蒸れによって雑菌が繁殖し、肌荒れの原因の1つになることもあります。
また、肌にマスクがあたると摩擦が起き、これが肌荒れの一因になることも考えられます。
マスクをつけていると肌荒れをしやすいという方は、長時間同じマスクを着用し続けるのを避けましょう。
ある程度の時間着けたら、なるべく新しいマスクに替えることをおすすめします。
外したマスクを清潔に扱う
食事のときなどに、一時的にマスクを外すタイミングもありますよね。
その際は、着用していたマスクをデスクの上にそのまま置いたり、カバンの中にぐしゃっと入れないようにしましょう。
机の上や鞄の中は汚れている場合もあり、清潔な場所だとはいえません。マスクを外している間にさらにマスクに雑菌がついてしまい、再度着用するときに肌に雑菌が付いてしまうこともあります。
そのため、外したマスクは清潔に扱うように心がけましょう。
肌荒れを防ぐために!マスクシーズンのスキンケアポイント
マスク生活でのスキンケアポイント4つ
どれだけ自分に合うマスクを選んでも、肌にあてている以上、最低限の摩擦は避けられません。
そこで、マスクをつけているシーズンは、いつも以上に自宅でのスキンケアに気を配る必要があります。
女性はもちろん、男性もきちんと保湿をして肌をすこやかに保ちましょう。
この章では、スキンケアのポイントを4つご紹介します。
ナチュラルメイクを心がける
クレンジングや洗顔の際に起きる摩擦の影響を考えると、マスクを使用している期間はなるべくナチュラルメイクにすることをおすすめします。
しっかりメイクであればあるほど、夜にオフするときの摩擦などは避けて通れないものだからです。
これ以上余計に肌に摩擦を与えないためにも、特にベースメイクはナチュラルにして、シーンに応じてきちんと感を出したい場合は、目元のポイントメイクなどでメリハリをつけるなどして、上手に工夫をしてみてください。
洗顔とクレンジングは丁寧&こすりすぎないように行う
クレンジングと洗顔を行うとき、余計な力でごしごしこするように洗うのは控えたいところです。
クレンジングで丁寧にメイクを落としたら、洗顔料はしっかり泡立て、泡で汚れを浮かせるように洗い落としましょう。
また、熱すぎるお湯だと必要な皮脂まで落としてしまうこともあるといわれています。
「ちょっとぬるいかな?」と思うくらいのぬるま湯がおすすめです。
★洗顔の方法についてはこちらの記事もご参照ください。
>>【正しい洗顔方法って?【8つのNG洗顔とおすすめの洗顔方法】温度に注目♡】
化粧水はハンドプレスしてつける
化粧水をコットンでつけるか手でつけるかは、好みで選んでいたいて問題ありません。どちらのつけ方にもメリットがあります。
メーカーが推奨しているつけ方を優先にしたうえで、特に指定がないといった場合などは、手でつけるのもよいでしょう。
手に十分な量の化粧水を取ったら、肌を包み込むようにハンドプレスして、やさしくなじませます。
ここでも、摩擦が起きないように丁寧に行うことを意識しましょう!
口周りの保湿は入念に行う
マスクが特にあたりやすい口周りは、いつもより念入りに保湿することをおすすめします。
保湿には、水分と油分の両方が必要です。化粧水で水分を与えたら、美容液や乳液(またはクリーム)をつけて油分も補いましょう。
こすりすぎないようにするべきなのはいうまでもありませんが、口元の皮膚は顔の他の部位に比べて特に薄いといわれています。
指の腹を使って包み込むようなイメージで、繊細な口元を保湿しましょう。
★保湿についての詳しいポイントはこちらです。
>>【すこやかな肌は保湿から!保湿化粧品のおすすめと選び方】
最後に
いかがでしたでしょうか?健康のためと思って使用しているマスクが、不快感の原因になるなんてことは避けたいものですよね。
ぜひ、今回ご紹介したマスクの選び方や自宅でのスキンケアのポイントを意識して、快適なマスク生活を送ってください。
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。