「頭皮が乾燥していて何とかしたい」「頭皮が乾燥する原因を知りたい」と思っていませんか?
髪や肌の乾燥に比べると、頭皮の乾燥に意識を向けている方はあまり多くないかもしれません。しかし、頭皮も髪や肌と同じく頭皮も丁寧にお手入れすることが大切です。
今回は、頭皮が乾燥する主な原因や対策方法、保湿におすすめの頭皮用ローションなどをご紹介します。
1.頭皮が乾燥する主な原因
では、頭皮が乾燥する原因にはどんなものがあるのか、見ていきましょう。
「髪のケアはしっかりしている」という自覚がある方も、意外な盲点があるかもしれません。
1-1.シャワーの温度が高すぎる
シャンプーやリンスなどの際に使用するシャワーの温度が高すぎると、頭皮に必要な皮脂も洗い流されてしまうことがあるといわれています。
後述しますが、シャワーの温度はぬるま湯がおすすめです。
熱めのお湯でさっぱり洗うのが大好き!という方は、今一度温度を確認してみましょう。
1-2.シャンプーの頻度が多い・頭皮に合っていない
シャンプーを一日に2回以上行ったり、自分の頭皮に合わないシャンプーを使い続けることも、頭皮の乾燥を招く原因につながることがあるといわれています。
頭皮を清潔に保とうとするあまり何度もシャンプーをすることは、頭皮に必要なうるおいを奪ってしまうことに繋がりかねません。
また、洗髪後に頭皮のカサつきを感じるようであれば、シャンプーが頭皮に合っていない可能性も考えられます。
1-3.ドライヤーを至近距離であてている
髪を早く乾かそうと、ドライヤーの温風を頭皮からあまり離さずにあてることも、頭皮の乾燥につながりやすくなるといわれています。
熱風によって頭皮の水分が失われやすくなるためです。また、頭皮だけでなく髪の乾燥・パサつきにもつながりかねません。
1-5.頭皮の紫外線対策をしていない
紫外線は肌の水分を蒸発させ、結果として乾燥を招く原因になることが知られています。これは、頭皮にも言えることです。
顔や体の皮膚と同じように、頭皮も紫外線を浴びています。また紫外線は、太陽が沈むまでは冬や雨の日でも降り注いでいます。
肌だけでなく、頭皮にも年間を通した紫外線対策が必要といえるでしょう。
1-6.温度・湿度の変化(寒さや風など)
寒い季節は空気が乾燥し、乾いた空気に触れることで頭皮も乾燥しやすくなります。
また、室内でもエアコン(暖房や冷房など)によって空気が乾燥していることが考えられます。
部屋全体はもちろん、オフィスの席や普段いる場所にエアコンの風があたりやすい配置になっていると、風が直接頭皮に当たることがあるかもしれません。
1-7.栄養不足や血行不良
食生活や生活習慣の乱れによる、栄養不足や血行不良が間接的に頭皮の乾燥を招いている可能性も。また冬の寒さなど、季節的な原因も考えられます。
外食やコンビニ弁当、カップ麺などが続いていませんか?
職場や家族環境、友人・恋愛関係、住環境の変化などはありませんでしたか?
特にストレスについては、自覚がない方も多いようです。
この機会に、ここ最近の生活に変化があったかどうか、自分自身を振り返ってみてはいかがでしょう。
2.乾燥頭皮に!肌らぶ編集部おすすめ保湿ローション
頭皮の乾燥対策として気軽に始められるのが、頭皮用の保湿ローションを活用した保湿ケアです。
もちろん手持ちの化粧水(顔に使用するもの)でもよいですが、せっかくなら頭皮用として販売されているローションを使ってみてはいかがでしょうか。
今回は、参考までに肌らぶ編集部おすすめの頭皮用ローションをご紹介します。頭皮に直接なじませやすいノズルタイプ、もしくはミストタイプの容器を採用しているものの中から選びました。
■キュレル 頭皮保湿ローション
■ノブ スカルプローション(医薬部外品)
ほどよくとろみのあるローションが角質層に浸透してうるおいを与え、ふけ・かゆみを防ぎます。さっぱりした使い心地なので、重たい使用感が苦手な方にもおすすめです。
コンパクトなので持ち運びにも便利。無香料・無着色。
■ジョンマスターオーガニック ディープスキャルプFTボリューマイザー
ミストを直接頭皮にスプレーする簡単ケアで、すこやかな頭皮と髪を保ちます。
整肌成分ゴボウ根エキス、保湿成分オオバコエキス・キュウリエキスなど配合。
根元から弾むような、さらっとくし通りのよい髪に導きます。タオルドライ後の濡れた髪にも、乾いた髪にも使用OK。
3.頭皮の乾燥対策【その他のポイント】
この章では、保湿ローション以外での頭皮の乾燥対策についてお伝えします。
頭皮の乾燥は、放置するとフケやかゆみなど、その他の肌悩みの原因にもつながる可能性があります。乾燥を防ぎ、すこやかな頭皮をめざしましょう。
3-1.きちんと洗髪をする
不適切な方法でシャンプーを続けることで、頭皮の乾燥につながってしまうこともあるといわれています。普段何気なく行っているという方も、ぜひこの機会にシャンプーの方法や手順を簡単におさらいしましょう。
ポイント①シャンプーはぬるま湯で!
シャワーの温度が高過ぎると頭皮の乾燥につながることもあるといわれています。シャンプーはぬるま湯でするのがおすすめ。
ポイント②シャンプーの頻度は1日1回まで!
シャンプーの頻度は多くても1日1回にとどめましょう。
ポイント③シャンプー液は事前にしっかり泡立てる!
顔に使う洗顔料などと同様、シャンプーは手で泡立ててから髪につけ、頭皮を指の腹でマッサージするように洗います。
ポイント④最後のすすぎは念入りに!
シャンプーの洗い残しがあると頭皮にとって負担を与えてしまうことがあります。ぬるま湯でしっかり流すようにしましょう。
3-2.自分に合ったシャンプーを使う
頭皮の乾燥とシャンプーには、深い関係があるといえるでしょう。
その際、自分の頭皮やその状態に合ったシャンプーを選ぶことはとても重要になってきます。
ずっと同じシャンプーを使っている方、特にこだわりがなく家族と共用のシャンプーを使用している方などは、もしかしたら今の頭皮の状態にそのシャンプーが合っていないのかもしれません。
この機会に、使用するシャンプーを見直してみてはいかがでしょうか。
シャンプーを選ぶ際は、成分表示などもチェックしてみましょう。たとえばアミノ酸系洗浄成分が配合されているシャンプーには、「ココイル○○」「○○ベタイン」といった表示があるのが特徴です。
☆肌らぶ編集部おすすめシャンプー☆
ここで参考までに、肌らぶ編集部おすすめのシャンプーをご紹介します。
今回は公式ホームページで購入が可能かつ、アミノ酸系の洗浄成分をメインに配合しているシャンプーを選びました。ぜひ参考にしてみてください。
■アロマのやさしさ シャンプー
保湿成分としてホホバ油と小麦胚芽油を配合。時間があるときには「泡パック」もおすすめです。
コンディショナーの役割もかねているので、時短に繋がるのも嬉しいポイント。
公式ホームページの通販だけでなく、一部店頭でも購入できます。
■mogans(モーガンズ) シャンプー
シャンプーとコンディショナーがセットになったトライアルキット(税抜680円)もあります。
気になる方は、ぜひそちらから試してみてはいかがでしょうか。
■アスタリフト スカルプフォーカスシャンプー
きめ細やかな泡で頭皮をすっきりと洗い上げ、髪にハリ・コシ・ツヤを与えます。
保湿成分ヒト型ナノヘアセラミド・アスタキサンチン・コラーゲン・ヒアルロン酸などを配合。
ダマスクローズをベースとしたフローラルハーバルの上品な香りが、バスタイムを優雅に彩ります。
3-3.頭皮マッサージを行う
血行をよくするためにぜひ取り入れていただきたいお手入れの一つが、頭皮のマッサージです。タオルドライ後やドライヤー後の清潔な頭皮を、指の腹を使って丁寧にマッサージしましょう。
さきほどご紹介したような頭皮ローションや頭皮美容液を付けた後に行うのもおすすめです。
☆頭皮マッサージの詳しい手順などはこちらの記事も参考にしてみてください。
3-4.ドライヤー前にタオルドライする
入浴後は、まずタオルドライしてしっかり髪の水気をおさえてからドライヤーをかけましょう。ドライヤーの前にタオルドライをして髪と頭皮から水分をある程度とっておくことで、ドライヤーの時間を短くすることにつながります。
タオルドライする際は、髪をタオルで両側からはさむようにして水分をとっていきます。
ドライヤーをかける際は、以下のポイントも意識してみてください。
②頭皮から20センチほど離してあてる
③髪の根本からドライヤーをあてていき、最後は毛先という順番で乾かす
3-4.紫外線対策をする
紫外線のダメージで頭皮を乾燥させないためには、年間を通した紫外線対策が大切です。
帽子や日傘などを上手に活用し、直射日光にあたるのを避けるように意識しましょう。髪の分け目も毎日同じにするのではなく、少しずつ変えて紫外線がずっと同じところにあたるのを防ぐことをおすすめします。
最近では頭皮用のスプレータイプの日焼け止めなども販売されていますので、状況に応じて取り入れてみてはいかがでしょうか。
3-5.室内の温度・湿度管理に気を配る
外の空気の湿度を自分で調節することはできませんので、せめて室内は適切な温度・湿度を保つようにして、頭皮の乾燥を防ぎましょう。部屋の状態に合わせて加湿器などを活用するのもおすすめです。
エアコンを使う際は温度や湿度管理だけではなく風の向きにも注意し、風が頭皮にあたり続けないように気を付けましょう。
3-6.栄養を十分にとる
食べ物の好き嫌いが激しかったり、無理なダイエットをしたり、外食に頼り切った食生活を続けたりしていると、栄養バランスが傾きがちです。
健康な体を目指すためには栄養バランスの整った食生活が必要不可欠。
バランスのよい食事を意識したうえで、以下のような栄養素も上手に取り入れてみてくださいね。
ビタミンA:豚レバー・鶏レバー・にんじん・モロヘイヤ・かぼちゃ など
ビタミンB6:鶏レバー・鶏ささみ・マグロ・カツオ・バナナ など
ビタミンC:赤ピーマン・ブロッコリー・じゃがいも・柿 など
ビタミンE:アーモンド・かぼちゃ・うなぎ など
亜鉛:牡蠣・鶏肉・カニ・ロブスター・ナッツ類 など
たんぱく質:肉類・魚介類・卵・乳製品・豆類 など
また、脂分の多い食生活にも注意が必要。乾燥以外の頭皮悩みの原因にもなりえます。
さまざまな栄養素をまんべんなく摂取することが大切です。
3-7.血行をよくする
冷えや過度なストレスは、血行を悪くする一因になりかねません。
冬はもちろん、夏でも冷房などで寒さを感じるのであれば、温かいものを飲んだり1枚重ね着するなど冷え対策をしましょう。
そして、規則正しくストレスをためすぎない生活を意識して、全身の血行を良くすること意識してみてください。
4.まとめ
頭皮の乾燥の原因と対策方法をみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
頭皮の乾燥の原因にはさまざまあり、乾燥した頭皮はダメージを受けやすく、さまざまな悩みを引き起こすきっかけにもなりかねません。頭皮の乾燥ケアは日々心がけることをおすすめします。
頭皮の乾燥対策はさほど難しいものではありません。ぜひ、できるところから実践してみてはいかがでしょうか。
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