『流し前髪』それは、女の子をとっても可愛く見せてくれる、魔力を持つ前髪!
前髪をふんわりとおでこにかけて斜めに流すだけで、顔の印象を小さく見せてくれる上、目元の印象を強めてくれるから、笑顔の好感度もぐんと上がってしまうのです。
しかし、憧れのあのアイドルのように、「かわいい流し前髪を作りたい!」と気合を入れてやってみたけれど、「なかなかうまくいかない…」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
実は、流し前髪を上手に作るには、ちょっとしたコツが必要なのです。
そこで今回は、実際に美容師さんもサロンワークに取り入れている、とっておきの「流し前髪の作り方」をご紹介します!
ぶきっちょさんでも簡単に!ふんわりとした流し前髪を作ることができてしまうので、ぜひ、あなたもチャレンジしてみてください♪
1.流し前髪の作り方には3つのパターンがある!
おでこにふんわりとかかり、毛先がくるんとカールした流し前髪は、それだけでとってもキュートですよね。
そんな流し前髪の作り方を、今回は3パターンご紹介します!
3つの作り方の適した活用方法も合わせてご紹介するので、目的に合わせて使い分けてみてください。
このように、流し前髪の3つの作り方には、それぞれに異なる特徴があります。
今回は、3つの流し前髪の作り方を順番にご紹介していきます!
それぞれの特徴を捉え、その日のスケジュールや時間に応じて、使い分けてみてくださいね。
2.流し前髪をきれいに作るための下準備
流し前髪の作り方をご紹介する前に!
流し前髪をキレイに仕上げ、尚且つキレイな状態を長時間キープしやすくするために欠かせない、流し前髪の下準備の方法をご紹介します。
流し前髪の下準備は、大きく分けて2つのステップがあります。
どちらも大切なステップなので、手を抜かずにしっかり行いましょう!
◆流し前髪の下準備①お風呂上りは即ブロー
流し前髪をきれいに仕上げるには、前日の夜や当日の朝、お風呂から出たら、すぐにドライヤーで髪を乾かすことが大切です。
前髪は濡れた状態の時、生えグセやうねりが強く出やすいという特徴を持っています。
前髪が濡れた状態の時に出た生えグセやうねりは、後から修正を試みても、なかなかうまくいかないことがあります。
生えグセ、うねりが付いてしまう前に、お風呂から出たら、できるだけ早めにドライヤーで乾かしてしまいましょう!
前髪をドライヤーで乾かすときは、前髪の根元部分からドライヤーを当て、乾かしましょう。ドライヤーは、前髪の上方向から当てるのではなく、前髪の下方向から上方向に、前髪を持ち上げる感覚で当てることがポイントです。
また、ドライヤーをあてるときは、頭皮から20cm程度距離をとって乾かすようにしましょう。
下方向からドライヤーを当てることで、前髪の根元にふんわりとした自然な立ち上がりを作ることができるので、流し前髪がかわいく決りますよ♡
◆流し前髪の下準備②前髪の生えグセをブローで抑える
流し前髪をきれいに仕上げるために、朝のスタイリングは、前髪を根元からしっかりと濡らしてブローをしましょう。
流し前髪のキレイな流れを長時間キープしやすくするには、まずは前髪の生えグセをリセットしなければいけません。
前髪の生えグセは、水で濡らすことでリセットすることができます。
前髪の根元部分からしっかりと水で濡らし、丁寧にブローしていきましょう!
一度、根元までしっかりと濡らした前髪を、夜と同じ手順で半乾きの状態まで乾かします。
その後、前髪全体をブラシで左に流し、ドライヤーを当てます。
ドライヤーをあてるときは、頭皮から20cm程度距離をとって乾かすようにしましょう。
今度は前髪全体をブラシで右に流し、ドライヤーを当てます。
左右の動きを、前髪が完全に乾くまで数回繰り返します。
根元の生えグセを矯正するつもりで、ブラシでしっかりと抑えることがポイントです!
3.流し前髪の作り方【ブローで作る、流し前髪編】
下準備が完了したところで、いよいよ流し前髪の作り方をご紹介します!
まずは「ブローで作る流し前髪」の作り方です。
◆ブローで作る、流し前髪①前髪を上下でブロッキングしてブロー
前髪の流れを長く保つには、前髪の根元からしっかりと流れを作る必要があります。
よりしっかりと流れをつくるため、前髪を上下で2つに分け、ブローはブロックごとにしていきます。
まずは下のブロックから!
下のブロックは毛先から前髪の中間あたりまでをブラシで巻き込み、クセを付けるため、3秒程度ドライヤーを当てます。
次に上のブロックをブローします。
上のブロックは、根元にふんわりとした立ち上がりを作るために、ブラシを前髪の根元部分に当て、頭皮に対し、大体45度の角度で斜め上に向け、引き上げながらブラシをゆっくりと毛先に向けて滑らせていきます。
上下ともにブローができたら、上下を合わせて、ブラシで軽くとかし、馴染ませます。
◆ブローで作る、流し前髪②前髪の根元にヘアスプレー
流し前髪の崩れを防ぐため、前髪の根元にヘアスプレーをかけます。
ヘアスプレーは髪をまとめるためのものですが、つけ過ぎるとかえって前髪がくずれやすくなることもあります。
ヘアスプレーの上手な使い方は、【必要な部分にのみ使用すること】です!
流し前髪の場合、ヘアスプレーは前髪の内側、根元部分にのみ付けることがベストです。
前髪の根元にヘアスプレーをかけることで、前髪の根元のふんわりとした立ち上がりを、長時間キープしやすくなります。
ヘアスプレーをかけたら、前髪の表面をブラシでとかし、整えて完成です!
4.流し前髪の作り方【コテで作る、流し前髪編】
次に、「コテで作る流し前髪」の作り方をご紹介します。
コテで作る流し前髪は、コテの熱により、前髪の流れをしっかりとクセづけることができます。
そのため、前髪が崩れやすくなる雨の日や、今日は絶対に前髪を崩したくない!という特別な日に、ぜひ試してみてください。
◆コテで作る、流し前髪①前髪を、流したい方向とは逆の方向にまとめる
前髪の流れをキレイにつくるために、まずは前髪を、流したい方向とは逆の方向に集めます。
前髪を集めたら、毛先に対して並行に温めたコテを置き、毛先から根元のやや手前まで巻いていきます。
前髪の根元のやや手前まで巻き込んだら、そのまま3秒キープします。
コテは熱くなっているので、おでこに触れてしまわないよう、注意しましょう。
※やけどには十分注意してください。
◆コテで作る、流し前髪②前髪を流したい方向に向け、クシで整える
前髪に内巻きのクセが付いたら、コテを外してスプレーの付いたクシで、流したい方向に流れを整えます。
「なぜ、一度流したい方向とは逆の方向へ集めるのか?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
実は、この手順は流し前髪をキレイに作る為に、とても大切なポイントです。
初めから流したい方向に向け前髪を集め、コテで巻いてしまうと、コテで巻き込む際に根元のふんわりとした立ち上がりが抑えられてしまうことがあります。
前髪の根元の立ち上がりが失われると、流し前髪は「ぺちゃんこ」な印象になり、可愛さが半減してしまいます!
面倒くさくても、流し前髪をふんわり可愛く仕上げるために、一度流したい方向とは逆側にまとめる手順を、飛ばしたりしないようにしましょう!
5.流し前髪の作り方【カーラーで作る、流し前髪編】
お次は、カーラーで作る流し前髪の作り方です。
カーラーは、前髪を巻いたまま他の作業をすることができるので、寝坊した朝や短時間で身支度をしなければならない時に、おすすめです。
かわいい流し前髪を作りながら、身支度の時短にも繋がるのは、うれしいですね。
◆カーラーで作る、流し前髪①前髪をスタイリングウォーターで濡らす
カーラーのクセをよりしっかりと付けるために、まずは前髪をスタイリングウォーターで濡らします。
(※スタイリングウォーターがない場合は、水でもOKです。)
予め前髪を濡らしておくことで、コテによるクセをより、しっかりと付けることができます。
この時、前髪を完全に濡らしてしまうと、カーラーのクセづけに時間がかかってしまいます。
前髪が少し湿って、しんなりとして感じられる程度、に留めましょう。
◆カーラーで作る、流し前髪②前髪を流したい方向とは逆に集め、カーラーで巻く
流し前髪をふんわりと仕上がるために、コテの時と同じように、流したい方向とは逆側に前髪を集め、カーラーで巻きます。
前髪の毛先側にくるんとしたカールを付けるため、カーラーは毛先部分から巻いて、根元のやや手前まで巻き込みます。
(※前髪の量が多い、前髪を厚めに作っていると言う方は、「ブローで作る流し前髪」と同様に、前髪を上下2つに分けてそれぞれカーラーで巻いてもOKです。)
カーラーを巻き終えたら、そのまましばし放置します。
その間に、メイクや着替え、洗濯、掃除など必要な用事を済ませておきましょう!
前髪にクセが付いたら(大体10分~15分前後の放置時間が必要)、カーラーを外して、スプレーの付いたクシで流したい方向に向け形を整えて完成です!
カーラーのクセが付きにくい、前髪がまだ湿っているけれど、もう時間がない!と言う時は、前髪をカーラーで巻いたまま、ドライヤーで乾かしながら、クセづけしましょう!
6.まとめ
流し前髪の作り方を、「ブローで作る流し前髪」「コテで作る流し前髪」「カーラーで作る流し前髪」の3つのパターンに分けてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ふんわりとした流し前髪は顔を小さく、そして目を大きく魅力的に見せてくれる、女の子の強い味方です。
しかし、「前髪が崩れた」ただそれだけで気分に暗い影が出てしまうのが、乙女心というものですよね。
そんな時はぜひ、今回ご紹介した流し前髪の作り方を試してみてください。
雨の日も風の日も!そしてどんなに忙しい朝でも、ふんわりとした流し前髪をキープしやすくなりますよ!
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
【流し前髪の作り方、3つのパターンと特徴】
①ブローで作る流し前髪
流し前髪の作り方の中で、もっとも簡単な作り方です。
流し前髪の3つの作り方の中でも、使用アイテムと手順が最も少ないので、日常使いにおすすめです。
⇒ブローで作る、流し前髪の作り方はこちら!
②コテで作る流し前髪
流し前髪を、コテを使用して作る方法です。
コテの熱で、流すクセをしっかりと作るので、流し前髪を長時間キープしたい日におすすめの作り方です。
⇒コテで作る、流し前髪の作り方はこちら!
③カーラーで作る流し前髪
流し前髪を、カーラーを使用して作る方法です。
カーラーで前髪に流れるクセをつけながら、別の用事をすることができるので、時間がない、急いでいる時におすすめの時短テクニックです。
⇒カーラーで作る、流し前髪の作り方はこちら!