「大量にわいてきたコバエの発生源はどこ?」、「コバエの発生源を突き止めて根絶やしにしたい!」
部屋を飛び回る不快なコバエは、どこから発生するのか気になりますよね。コバエには、いくつか種類があり、それぞれ発生源も対策方法も異なります。
今回は、コバエの発生源と、防ぐための対策、駆除の方法などをご紹介します。
1.コバエの発生源
私たちが日常見かけるコバエには、4種類います。コバエは、小さなハエを総称したもので、一口にコバエと言っても、それぞれ発生源が異なります。出没しやすい順にご紹介します。
1-1.ショウジョウバエの発生源
・生ごみ(腐った野菜、果物)
・腐った植物
・ぬか味噌
ショウジョウバエの特徴:キッチンでよく見かけます。目が赤色で、体は黄色みがかった茶色です。体調は、2mmで、すばしっこいのが特徴です。
生ごみや腐った植物のにおいに誘われ、窓やドアの開閉のすきに入ってくるショウジョウバエが、生ごみなどに卵を産みつけることで発生するといわれています。
1-2.ノミバエの発生源
・生ごみ
・腐った植物
・動物のフン
・虫の死骸
・肉料理
・野菜料理
ノミバエの特徴:体長は2~3mm程度で、体は黄色みがかった茶色です。ショウジョウバエ以上に動きが速いのが特徴です。特に好きなのはローストビーフと野菜料理で、食べ物やごみのにおいに誘われて部屋に入ってくるといわれています。
腐った植物や生ごみ、不衛生な排水管、ペットのフンや虫の死骸などに卵を産み付けて発生する場合があります。
動きがとても速いため、ちょっとした家のドアの開閉のすきに家の中に侵入します。
ノミバエは、動物のフンや死骸から発生するものがいるため、ノミバエがたかった食器を使ったり、食べ物を食べたりすると、お腹を壊したりする可能性があります。
1-3.キノコバエ
・緑地
・観葉植物
・植木鉢
(発生源は詳しくわかっていません)
キノコバエの特徴:体の色は黒く、体長は1~2mmで、小さなものは網戸の隙間をすり抜けることができます。明け方から10時までの間に発生しますが、コバエの中でもあまり害がない種類だといわれています。
発生源が特定しにくく、観葉植物や植木鉢、緑地などが発生源と言われています。部屋の明かりに誘われ、風の流れに乗って部屋に侵入します。自分の力で飛ぶ力はありません。
1-4.チョウバエ
・排水口
・浄化槽
・下水
チョウバエの特徴:灰色や黒色の体で、体長は5mm程度です。湿気が多く、薄暗い場所を好み、お風呂やトイレなどでよく見かけます。蝶(チョウ)のように飛び、夜間に活発に活動する場合があります。
不衛生な排水口や浄化槽などの腐敗物(ヘドロ)から発生するといわれています。
2.種類別コバエを防ぐ方法
コバエによって発生源や、好む香りが異なるため、コバエの種類別に、発生を防ぐ方法をご紹介します。