第1子を出産し次の妊娠を考えたいけれど、自分の年齢や体力、上の子の育児など、いろいろ考えて、タイミングを迷ってしまっていませんか?
今回は、二人目妊活を始める前に知っておきたい5つのポイントをご紹介します。
①次の妊娠を考えるタイミングは?
②妊娠はいつからできるのか?
③上の子との年齢差のメリット、デメリットは?
④最初の妊活とちがうことはあるのか?
⑤妊娠しにくい場合とは?
妊娠や出産は個人差が大きく、環境も違うので正解はひとつではありませんが、
ママが妊活を始める前に、知っておきたい情報をご紹介します。
1.次の妊娠のタイミングは?
二人目の妊活で大切なのは、ママの年齢と体力だと言われています。
一般的に、女性の妊娠適齢期は20代と言われていますので、出産年齢を考えると、なるべく早い方が良いということになるでしょう。
女性の卵子は年々老化していき、一般的に35歳を超えると妊娠率は急激に低下すると言われています。35歳を目前にしている、あるいは超えている女性が二人目の妊娠を望むのであれば、なるべく早く妊活を始めるのがおすすめです。
2.妊娠はいつからできるのか?
次のポイントは、出産後、いつから妊娠が可能かということです。
出産後、生理が再開される時期にも個人差がありますが、だいたい産後3~4か月後の人が多いと言われています。早い人では1~2か月で再開する人もいて、生理が再開されると単純に妊娠する可能性は発生します。
ですが、生理が再開し妊娠可能になっても、体が妊娠の準備ができているかというと、そうとは限らないようです。母体の回復には個人差があり、子育ての面から考えても、1人目を出産後すぐに再度妊娠することはあまり望ましいことではないと言われています。
「妊娠可能=妊娠に適している」とはならないため、産婦人科の医師と相談などをして、無理のない妊活に臨みましょう。
3.上の子との年齢差別メリットとデメリット
ママにとって二人目の妊活で気になるポイントのひとつは、上の子の育児との両立ではないでしょうか。ここでは、上の子との年齢差についてご紹介します。
①1歳差
いわゆる年子である1歳差の場合、一人目の出産の後、避妊を行わずそのまま二人目を妊娠したというケースも多いようです。
上の子が1歳の時に、赤ちゃんが生まれるので大変さは2倍ですが、子育てで大変な時期がいっぺんに終わるというメリットもあるのではないでしょうか。
年齢が1歳しか変わらないため2人の子どもの興味が似ているので、同じおもちゃや同じ場所で遊ばせることができるというのも良い点として挙げられるでしょう。
その反面、おむつ、食事、授乳、お出かけの準備など、すべて2人分なので、パパや周りのサポートは必要不可欠です。
②2歳差
上の子が2歳の時に、下の子を出産というケースです。
年子ほどではないですが、子育て時期が重なることで、大変な時期が短くなるというメリットがあるでしょう。
反面、上の子の赤ちゃん返りが激しいのが、この年齢差ということもよく耳にしますので、上の子へのフォローが大切になってくる場合もあるかもしれません。
新生児用品やベビー服などを使う時期がずれるので、上の子のおさがりが使えるというメリットもあります。
③3歳差
上の子が3歳になっての出産というケースです。上の子から「弟が欲しい」、「妹が欲しい」と言われて妊活を決心、というママ、パパもいるようです。
メリットとしては、この年齢になると上の子が積極的に弟や妹の面倒を見てくれるということが考えられるでしょう。ママが赤ちゃんの世話にかかりきりになっても理解を示してくれるのも、この年齢差ならではのメリットです。
デメリットとしては、中学、高校、大学と進学時期が重なるため、2人の子の行事が重なり、経済的な負担がかかるタイミングも重なってしまう場合があるということがあげられます。
④4歳差以上
この年齢差になると、ママ、パパの年齢的、体力的なことが一番問題になるようです。第1子の誕生が20代のカップルであれば、4歳差は理想的な年齢差とも言われています。
上の子が下の子の面倒を見てくれるし、進学時期もずれるというメリットがあります。ただ、この年齢差で二人目の妊娠を計画すると、上の子のベビー用品をいつまでも取っておかなければならないなど、子育て期間が長くなるというデメリットもあるかもしれません。
4.最初の妊活とちがうことはあるのか?
基本的に妊活で気を付けなければいけないことは、最初の時と同じだと言われています。
妊活で気を付けていただきたいことを、お伝えします。
・アルコール、タバコは控える。
・体を冷やさないようにする。
・葉酸を1日0.4mg程度を目安に摂りいれる。
・カフェインを摂りすぎない。
・基礎体温表をつけて排卵日を予測し、夫婦の時間を作る。
年齢を重ねているので、一人目の時以上に妊娠、出産のために健康を維持することは大事になっていることを、忘れないようにしましょう。
また、上の子の育児をしながらの妊活なので、親の協力、夫の協力は、一人目の時以上に、大切となってくるでしょう。夫婦の時間を作るために、周りにも協力してもらいましょう。
5.妊娠しにくい場合とは?
一人目の子を妊娠、出産できたのだから、二人目も簡単にできるはずと思っていても、すんなり計画通りに妊娠できない場合もあるでしょう。
考えられる原因として、次の3つが挙げられます。
①年齢
年齢を重ねていくことで、体も変化し、第1子の時と同じように妊娠できるとは限らないようです。
子どもを二人以上産みたい女性は、なるべく早く二人目の妊活を始めることをおすすめします。
②夫婦生活の変化
子どもが生まれると、家庭環境は大きく変化します。
子育てをしている状況で、夫婦だけの時間を持ちにくいことも、二人目の妊娠を遅らせてしまうことはよくあると言われています。
③もともと妊娠しにくい
第1子の時はたまたま偶然に妊娠できた可能性も考えられるため、2人目になって不妊に気づく方もいるようです。
6.二人目不妊の対策
第1子出産後、女性の体に変化があり、妊娠しづらくなっている可能性もあると言われています。なかなか二人目を妊娠しないと感じたら、不妊外来のある産婦人科で相談してみるのがよいかもしれません。
7. まとめ
二人目の妊活も、気を付けることは、基本的に一人目の時と同じだと言われています。ただ、上の子の育児、年齢、体力などの状況が変わっているため、一人目の時と同じようにいかないこともあるのを忘れないようにしましょう。
特に女性の年齢は、二人目の妊活に関係してきます。35歳以上の女性は、なるべく早く妊活を始めることをおすすめします。また、妊活を半年続けても妊娠できない人は、産婦人科の不妊外来を受診することも視野に入れてみてくださいね。
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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