ワキガ 原因

アバター画像

2016.08.03 Wed

ワキガの7つの特徴とは?ワキガかどうかチェック!

#ワキガ

※ 本記事にはプロモーションを含む場合があります。

ワキガ 特徴「ワキガ(腋臭)の特徴って何だろう?」「ワキが臭うし、自分はワキガ(腋臭)かもしれない…」と、お悩みではありませんか?

自分の体臭が気になると、「ワキガ(腋臭)かな?」と思う方は多いですが、ワキが臭うのは、ワキガ(腋臭)以外の原因もあるので、ワキガ(腋臭)の特徴を正しく理解し、丁寧にチェックすることが大切です。

今回は、ワキガ(腋臭)の特徴や、普通の汗臭との違い、ワキガ(腋臭)の原因や臭いへの対策の仕方などについてお話しします。気になる臭いの原因がワキガ(腋臭)なのかどうか、まずは自分でチェックしてみてください。

※チェックは、一般的に言われるワキガ(腋臭)の基準の目安です。多く当てはまったからと言って、ワキガ(腋臭)と断定されるものではありません。


1.ワキガの7つの特徴

チェック
そもそも、ワキガ(腋臭)とは、ワキからワキガ臭(腋臭臭)を発生することを指します。ワキガ臭は、汗の臭いの種類の1つですが、汗臭さとは違う、特徴的な臭いがするようです。

ワキガ(腋臭)は、ワキの臭いが特徴的ですが、さまざまな特徴があります。一般的に言われるワキガ(腋臭)の特徴を、7つに分けてお話しします。あなた自身はワキガ(腋臭)なのかどうか、これからご紹介する特徴に当てはまるかどうかチェックしてみてください。

※このチェックは、一般的に言われるワキガ(腋臭)の基準の目安です。多く当てはまったからと言って、ワキガ(腋臭)と断定されるものではありません。

【ワキガの特徴】
特徴1 耳垢(みみあか)が湿っている
特徴2 服のワキの下に色のあるシミが付く
特徴3 脇毛が濃い(柔らかい)
特徴4 親がワキガ
特徴5 汗をよくかく
特徴6 ワキの下から独特の臭いがする
特徴7 脇毛に白い粉が付く

それぞれの項目について、簡単にお話しします。

特徴1 耳垢(みみあか)が湿っている

ワキガ(腋臭)の方の多くは、耳垢が湿っていると言われています。カサカサした耳垢とは違い、見た目はとけた飴のようにベタベタしていて、黄色や茶色っぽい色をしているそうです。

耳には基本的に汗腺がありませんが、ワキガ(腋臭)の原因である「アポクリン腺」は、耳の中にも存在していることがあり、アポクリン腺を多く持つワキガ(腋臭)の人は、耳垢が湿っているそうです。

耳垢は、病院での診断の基準にもなるそうですが、耳垢が乾いていたらワキガ(腋臭)ではなく、湿っていたらワキガ(腋臭)とは言い切れないとされています。

特徴2 服のワキの下に色のあるシミが付く

ワキガ うつる
着ている服のワキの下に色のあるシミが付くことも、ワキガ(腋臭)の人の特徴として挙げられると言われています。シミの見た目は、日本人の場合は黄色や茶色が多いとされています。

シミが付くとワキガ(腋臭)の疑いがあると言われるのは、「アポクリン腺」から出る汗に、シミの原因となるものが含まれているためのようです。ワキには、アポクリン腺の他に、「エクリン腺」という汗腺がありますが、エクリン腺から出る汗には、色が付くものが含まれていないと言われています。

一点気をつけていただきたいのが、普段から制汗剤を使う方は、制汗剤で服にシミが付くこともあるということです。服にシミができるかどうかは、制汗剤を使わないときにチェックするようにしましょう。

特徴3 脇毛が濃い(柔らかい)

ワキガ(腋臭)とは、脇毛の見た目にも特徴が見られると言われています。その特徴は、同じワキガ(腋臭)でも、男女で異なります。
・男性の脇毛…フワフワした柔らかい毛
・女性の脇毛…毛が濃い

という特徴があると言われています。

アポクリン腺をたくさん持つ男性は、脇毛がサラサラで、柔らかいことが多いようです。女性の場合は、毛が濃かったり、太かったり、一つの毛穴から数本生えているといった特徴が見られるとされています。

アポクリン腺は、ワキだけでなく、陰部や乳輪にも多くあるため、これらの場所の毛が濃くなることもあると言われています。

特徴4 親がワキガ

子どもがワキガ(腋臭)の場合、親もワキガ(腋臭)のことが多いというのも特徴です。それは、脇にあるワキガ(腋臭)の原因である「アポクリン腺」の量が、生まれつきの体質で決まるためだと言われています。

ワキガ(腋臭)かどうか、ご両親に確認してみてください。もし、ワキガ(腋臭)の自覚がないようなら、耳垢の状態や、脇毛、服の黄ばみなどがないか、たずねてみてもよいでしょう。

ただし、両親がワキガ(腋臭)であっても、子どもがワキガ(腋臭)にならない場合もあるようです。

特徴5 汗をよくかく

脇汗 デオドラント
ワキガ(腋臭)とは、ワキの下に汗をよくかくという特徴もあるようです。多汗症などで汗を多くかくという方もいるかと思いますが、ワキガ(腋臭)の場合は、
・季節に関係なくかく
・緊張しているなど、状況に関係なくかく

という点がポイントです。

アポクリン腺からかく汗は、季節や心理状態とはあまり関係なくかくことが多いと考えられています。暑くてかく汗や緊張してかく汗は、アポクリン腺からではなく、エクリン腺から出ることが多いと言われています。

特徴6 ワキの下から独特の臭いがする

ワキガ(腋臭)とは、ワキの下から、ツンとするような、独特の臭いがすることが特徴的です。同じワキガ(腋臭)でも、離れたところにいても臭いが判別できることもあれば、臭いがあまり出ない場合もあるので、簡単にはチェックできないかもしれません。

臭いの詳しい特徴は、「2.ワキガの臭いの特徴」を参考にしてみてください。

特徴7 脇毛に白い粉が付く

制汗剤を使用していないときに、脇毛に白い粉が付くのも、ワキガ(腋臭)の特徴だと言われています。白い粉は、アポクリン腺から出た汗が、結晶となったものだそうです。

ただし、条件があり、白い粉が付くだけで、ワキガ(腋臭)と判断するには早いようで、
・耳垢が湿っている
・白い粉からツンとした臭いがする

という2点を満たしているか確認することが必要だと言われています。

耳垢が湿っていて、さらにその粉がツンとした臭いがするという場合は、ワキガ(腋臭)の可能性があると考えられています。

2.ワキガの臭いの特徴

ワキガ どんな臭い
ワキガ(腋臭)とは、鼻にツンとくる臭いが特徴的です。しかし、そう言われてもピンとこない方のために、日常で嗅ぐことのある臭いの中から、ワキガ(腋臭)の臭いと似ていると言われることのあるものの例を、いくつかご紹介します。

ワキの臭いが気になる方は、その臭いが下記のものと当てはまるかどうか、チェックしてみてください。ワキガ(腋臭)の臭いとしてよく挙げられるのは、

・スパイスの臭い(カレー、タンドリーチキン、ジャンバラヤ など)
・鉛筆の芯
・古い洗濯バサミ(劣化したプラスチック)
・硫黄のような生臭い臭い
・ニラ
・玉ねぎ、長ねぎ、

などのようなものです。

ただし、同じワキガ(腋臭)でも、人によって臭いの特徴や強さが変わってくるので、臭いの感じ方には個人差がある可能性があります。あくまで参考としてください。

3.ワキガの臭いと汗の臭いの違い

ワキガ(腋臭)の臭いと汗の臭いの違いや、ワキガ臭の発生する仕組みなどについてお話しします。

3-1.ワキガ臭と汗臭の決定的な違いは「汗腺」

ワキガ(腋臭)とワキガ(腋臭)でない臭いは、出る汗腺が違うことが、大きな違いです。

ワキガ(腋臭)とは、「アポクリン腺」という汗腺から出る汗が原因で、ワキガ(腋臭)ではない臭いは、「エクリン腺」から出る汗が関係しています。
ワキガ 仕組み①

アポクリン腺とエクリン腺から出る成分は異なり、それぞれの汗が皮膚にいる雑菌に分解されたときに、臭いが発生すると言われています。

アポクリン腺から出る汗はエクリン腺から出る汗に比べ、たんぱく質や脂質、アンモニア、糖質など、さまざまな成分が含まれているため、強い臭いを発するのだと考えられています。

3-2.ただの汗の臭いの特徴

ワキガ(腋臭)の臭いも結局のところは汗の臭いですが、ワキガ(腋臭)ではない汗の臭いの特徴は異なると言われています。

エクリン腺から出る汗の臭いの特徴は、

・生乾きの洗濯物の臭い
・ムワッとした臭い
・酸っぱい臭い
・古い雑巾のような臭い

というようなものが挙げられます。

ワキガ(腋臭)の臭いとは違いますが、こちらの臭いの方が身近で、なじみが深いのではないでしょうか。汗の臭いは、体を動かした後や、暑い時期に気になるかと思いますが、体を毎日洗い、汗をかいたら着替えるなど、清潔を保つように心がけてみてください。

4.ワキガの臭いは自分でわかる?

子供 鼻づまり
ワキガ(腋臭)の臭いは、自分でわかる場合もありますが、わからないというケースも多いようです。自分で気づくことが難しいこともあるので、気を許せる友人に聞いてみたり、専門の医師に診断してもらうのが確実だと言われています。

臭いというデリケートな問題だからこそ、友人にも相談しにくい方はや気になる方は、病院を受診してみてはいかがでしょうか。

5.気になる臭いは「心」が関係している?

デリケートゾーン におい

ワキガ(腋臭)をはじめ、体臭は「心」が関係していることがあると言われています。

具体的には、臭いを気にし過ぎるあまり、実際は臭っていないのに、周囲の人のしぐさ(鼻をこする、ひそひそしゃべる、など)が、自分の体臭に対するものなのではないかと感じることがあるようです。

臭いが気になって、緊張して汗をたくさんかいてしまったり、1日に何度もシャワーを浴びなければ気が済まなかったりなど、日常生活で不便な思いをしていたら、皮膚科などでワキガ(腋臭)の診断を受けてみることをおすすめします。

6.ワキガか気になる方は病院へ行く

ワキガ(腋臭)は、自分では臭いを認識するのが難しく、さらにワキガ(腋臭)かどうかを判断するのも、単純ではないと言われています。

自分がワキガ(腋臭)かどうか気になる方や、どのように臭いの対策をしたらよいかを知りたい方は、一度病院へ行ってみるのもよいでしょう。

6-1.ワキガの診断なら皮膚科へ

ワキガ(腋臭)かどうかを知りたいという方は、まずは皮膚科に相談するのがよいとされています。

すでにお話しした通り、ワキガ(腋臭)は汗腺が原因ですが、原因はさまざまにある言われています。気になる臭いがエクリン腺から出ているという場合もあると言われているからです。

あらゆる可能性から、総合的に判断してもらうためにも、皮膚科に相談するのがよいでしょう。

6-2.ワキガの診断方法

ワキガ(腋臭)は、問診と臭いなどのチェックで診断されることが多いと言われています。問診では、耳垢のことや、親がワキガ(腋臭)であるかなどを聞かれることが多いようです。

また、実際に臭いを嗅ぐ際は、ワキにガーゼなどをはさみ、その臭いを嗅いだり、ワキを拭いたガーゼの臭いを嗅いだりといった方法で行われると言われています。

7.ワキガの対策

ワキガ 原因

ワキの臭いが気になるけれど、病院に行くか悩んでいるという方は、まずは自分でできる対策を試してみてはいかがでしょうか?病院に行き、ワキガ(腋臭)だと分かった方も、日常的に取り入れられる、基本的なワキガ(腋臭)の対策をご紹介します。

対策1 脇毛をそる

ワキの臭いが気になる方は、脇毛をそるのがよいと言われています。脇に毛が生えていると、ワキにかいた汗が蒸発せずに蒸れて、雑菌が繁殖しやすくなると考えられています。ワキで雑菌が増えると臭いも出やすくなります。

もし、そるのに抵抗があれば、脇毛を切るだけでも、臭いを多少は抑えることができるようです。

対策2 脂質・たんぱく質を摂り過ぎない

ワキガ(腋臭)は、食べるものによっても、臭いの種類や強さが変わることがあると言われています。ワキガの場合は、アポクリン腺から出る、たんぱく質や脂質などの成分が、臭いのもととなるため、食事では脂質やたんぱく質などを過剰に摂り過ぎないように意識してみてください。

完全に脂質やたんぱく質を摂ってはいけないというわけではないので、栄養のバランスを整え、肉ばかり食べずに、野菜も積極的に摂るようにしてみましょう。

対策3 ワキは丁寧に洗う

タオル
ワキを洗うときは、丁寧に、こすらないように気をつけましょう。ワキの皮膚には、体臭をすこやかに保つ働きもあると考えられています。

ワキを清潔にしようと、念入りに洗う方も多いかと思いますが、洗い過ぎないように心がけることも大切です。

肌触りのよい柔らかいタオルや素手で、ソフトに洗うようにしましょう。

対策4 制汗剤を活用する

ドラッグストアなどで手に入るものでよいので、制汗剤を活用してみるのもおすすめです。制汗剤は、汗や臭いを抑えてくれます。汗の量が多い方や、しっかり臭いを抑えたい方は、肌にフィットし、余分な皮脂や汗でも落ちにくい、クリームタイプの制汗剤がよいとされています。

対策5 着る服を工夫する

ワキの汗や臭いの気になる方は、着る服も工夫するのがおすすめです。汗や臭い対策に良いとされているのが、綿(コットン)素材のものだそうです。綿は、汗を吸い取ってくれ、さらに発生した臭いが服の外に出るのを防ぐ働きが期待できると言われています。

汗取りパッドがワキに付いたインナーや、服に貼れる汗パッドなどもあるので、上手に活用してみましょう。

8.まとめ

ワキガ 対策 商品
ワキガ(腋臭)の特徴や、汗の臭いとワキガ(腋臭)の臭いの違い、対策などについてお話ししました。ワキガ(腋臭)かどうかをセルフチェックするポイントはいくつかありますが、しっかりとした診断を受けるなら、病院へ行ってみるとよいですね。

あなたの気になる臭いはワキガ(腋臭)が原因なのか、あるいは他のものなのか、それがはっきりすれば、より正しい対策ができるでしょう。

◆ワキガ・汗・多汗 肌らぶ関連記事◆

脇汗対策!知っておくべき原因と対策

ワキガ関連記事 新着一覧
汗・多汗関連記事 新着一覧

この記事をシェア

アバター画像 肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る

あわせて読みたい記事

肌らぶ人気記事ランキング

肌らぶ編集部おすすめの記事

肌らぶライター