インナーケア
2015.05.31 Sun魅力だらけのえごま油で健康・キレイをキープ!えごま油の摂り方
えごま油とはどんなものか、どんな魅力があるかご存知ですか?
あまり聞きなれないかもしれませんが、えごま油は私たちの体にとって良い働きをしてくれるので、健康的にキレイになるために積極的に摂りたい油なのです。
今回は、えごま油の魅力に迫ります!
1.えごま油とは
『えごま』とはシソ科の植物で、えごまの種子から抽出された油が『えごま油』です。
しそ油と呼ばれる事もあります。
一部の地方でえごまは、食べると10年長生きするという意味が込められ『ジュウネン』とも呼ばれています。
えごま油には、「α-リノレン酸」という成分が豊富に含まれていて、このα-リノレン酸は健康に良い働きをしてくれます。
~えごま油に含まれるα-リノレン酸~
α-リノレン酸とは植物油の主成分で、「必須脂肪酸」の一つです。
必須脂肪酸とは人間に不可欠な栄養素で、体内で作ることができないため食品などから摂取する必要がある脂肪酸です。
α-リノレン酸が不足すると脳や神経などにも影響が出るとされているため、積極的に摂りたい成分です。
α-リノレン酸は熱に弱く、熱を加えると壊れやすくなるため、加熱せずに摂るのがおすすめです。
2.えごま油の魅力
えごま油には健康に良い働きがたくさんあるとされています。
油と健康は結びつかないと思う方も多いかもしれませんが、えごま油のα-リノレン酸が血行をよくし、健康に良い働きをすると言われています。
えごま油を摂ることで期待できる働きを、3つ説明します。
①頭の栄養になる
えごま油に含まれるα-リノレン酸は、体の中で「DHA」「EPA」という栄養素に変化します。
DHA・EPAは、脳の栄養として働くという話は有名ですよね。
物忘れが心配な方や、勉強を頑張りたい方などは、摂ってみてはいかがでしょうか。
DHA・EPAとは青魚などに豊富に含まれる栄養素で、体のめぐりをサポートをし、血行をよくする働きもあります。
いつまでも若々しく元気でいたい方のサポートをしてくれるでしょう。
質が大事!DHA EPAサプリメントを選ぶ3つの条件とおすすめ
②ダイエットサポート
えごま油は体に溜まりにくいと言われています。
えごま油に含まれるα-リノレン酸は、脂肪の分解をする酵素リパーゼのサポートをしてくれます!
さらに食事などでα-リノレン酸を摂ると、腹持ちが良くなると言われているため、食欲を抑えるのにも期待ができます。
③美肌キープ
えごま油に含まれるα-リノレン酸には、肌を健やかに保つ働きがあります。また、肌のうるおいを保つコラーゲンの生成をサポートしてくれ、肌のハリ・潤いが期待されます!
コラーゲンは年齢とともに生成する力が減っていくため、シワやハリが出る前に、「そろそろ…」と思った方は積極的にえごま油などでα-リノレン酸を摂ると良いでしょう。
3.えごま油のおすすめな取り方
えごま油の取り方には2点ポイントがあります。
■1日に小さじ1杯(5g)程度
α-リノレン酸の1日の推奨摂取量は2gとされています。
えごま油の約60%はα-リノレン酸が含まれていますので、小さじ1杯(約5g)程度が1日の目安となります。
健康に良い働きをしますが、油なので小さじ1杯で約50キロカロリーあります。
たくさん摂りすぎるとカロリー過多になり、気分が悪くなったりお腹が緩くなったりすることもあると言われているため、1日小さじ1杯程度にしましょう。
■熱を加えずに摂る
えごま油は熱に弱いため、熱を加えずそのまま取り入れるのが理想的です。
熱を加えるとα-リノレン酸が壊れやすくなってしまいますので、料理に使う際は、最後にかけるのが良いでしょう。
人によっては、味のクセや匂いが気になるという方もいます。
気になる方は味噌汁などの味がしっかりした料理に取り入れると、あまり気にせずに食べられます。
~料理に取り入れる方法~
・ドレッシングの代わりにサラダにかける
・お刺身にかける(カルパッチョなど)
・バター、マーガリンの代わりにパンにのせる
・卵かけご飯に小さじ1杯かける
・お味噌汁を飲む前に小さじ1杯入れる
・加熱したお肉、野菜などとからめる
味噌汁程度の熱であれば、α-リノレン酸は壊れにくいと言われています。
~えごま油の味や匂いが苦手な場合~
えごま油がどうしても苦手という方は、亜麻仁油を代わりに取り入れても良いでしょう。
亜麻仁油は、「アマ」という花の種子から抽出した油です。
α-リノレン酸の量はえごま油より少なめではありますが、亜麻仁油にも豊富に含まれています。
個人差はありますが、亜麻仁油の方がクセが少ないと感じる方もいらっしゃいますので、えごま油がどうしても合わない方は、亜麻仁油も試してみてください。
亜麻仁油について詳しい情報はこちらの記事をご覧ください。
4.えごま油 保存のポイント
えごま油は、保存する際に注意したいポイントがあります。
■冷蔵庫で保存
■2か月程度で使い切る
えごま油は他の油と比べて酸化しやすいため、開封後は冷蔵庫や低温の場所で保存しましょう。
えごま油は瓶状のものが多く空気に触れやすいため、開封してから2か月程度を目安に使い切るようにしてください。
酸化した油を摂ると健康に良くない影響を与えることもありますので、小さめの瓶を購入するなど、早めに使い切ることを心がけましょう。
5.まとめ
えごま油には嬉しい魅力がたくさんあります。
1日小さじ1杯程度の摂取であれば、気軽に続けやすいと思いますので、毎日1杯のえごま油を取り入れてみてください。
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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