花嫁にとって、ドレス選びと並んで重要なのが結婚式当日のヘアメイクではないでしょうか。
プロのヘアメイクさんにお願いする場合、事前にメイクリハーサルのある会場がほとんどですがイメージを伝えたり、「ちょっと違うな…」と思ってもなかなか言い出せなかったり、結婚式のヘアメイクに後悔が残る花嫁さんも少なくないようです。
そこで今回は、理想の花嫁メイクを叶えるためのポイントを徹底的に解説!ヘアメイクさんとのコミュニケーションの取り方や、パーツ別メイクのポイントなどを詳しくご紹介していきます。
また、結婚スタイルの多様化に伴い、最近では結婚式当日のメイクをセルフで行う花嫁も増加中!ということで、花嫁セルフメイクのポイントもお伝えします。
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花嫁メイクをプロに頼むときのポイント
結婚式専門の会場や、ホテルで挙式・披露宴を考えている場合には、ヘアメイクを会場専任のプロスタッフにお願いする方が多いと思います。
「イメージしていたメイクと違った…」なんて後悔しないためにも、ヘアメイクさんとの意思疎通は不可欠!ここでは、失敗しないために花嫁メイクをプロに頼むときに知っておきたいポイントをベース・アイ・チーク&リップなど顔のパーツ別にご紹介していきます。
ここだけは押さえておきたい!プロと話すコツ
顔のパーツ別にポイントをご紹介する前に、大前提としてヘアメイクさんとまずお話しておくべきことをご紹介します。しっかりとコミュニケーションをすることで、理想のヘアメイクは叶えましょう!
①イメージをしっかり伝える
ナチュラルなのか、クラシカルなのか、トレンドを意識したヘアメイクにしたいのか…まずは自分のなかの「花嫁メイク」のイメージをきちんと伝えましょう。
花嫁さんのヘアメイクカタログや、SNS上に投稿されている理想のイメージをスマートフォンなどに保存して実際にみてもらうのが確実です。
同様に、「こういうメイクは好きじゃない」というマイナス意見も先に伝えておくとスムーズです。
②コンプレックスを伝える
イメージを明確に伝えるほかにも、自分がコンプレックスに思っていることを最初に伝えておくことが大切です。プロは、言わなくても顔の短所を長所に変えるメイクをしてくれるものですが、コンプレックスは人それぞれ。
他人からみたら「え?そんなことないでしょ」という部分が本人にとっては大問題なこともありますね。
自分の顔のどのパーツが気に入らないのか、どうしたいのかを伝えておくと、プロの技術でそのパーツを重点的にカバーしてくれるはずです。
③かならずリハーサルをしてもらう
結婚式の本番前には、当日担当してくれるヘアメイクさんにリハーサルをお願いし、かならずフルメイクをしてもらいましょう。カメラを持参して写真映えを確認するのもおすすめです。
リハーサルで気になる点については、どんどん要望を伝えるようにしてください。
また、メイク方法にこだわりがある場合は一部分を自分でさせてもらうように頼めることもあります。
ポイントは、臆することなく思っていることをヘアメイクさんに伝えること。相手もプロなので、花嫁の気持ちを汲んでメイクを修正してくれるはずです。
④ヘアメイクさんの意見も取り入れる
メイクのプロであるヘアメイクさんは、花嫁をさらに美しく彩るために客観的な視点で真剣に取り組んでくれています。気になる点についてはどんどん質問した方がいいですが、プロの意見にも耳を傾ける余裕は持ちましょう。
例えば、花嫁メイクがしっくりこなかったという卒花さんの意見の中には「メイクが濃すぎるように感じた」という声をみかけます。
ただ、花嫁メイクが濃く感じがちなのは、”ウェディングドレスに顔が負けないように”という理由や、”写真映えをよくするため”という理由も含まれています。
メイクが濃く感じたときに我慢して口をつぐむ必要はありませんが、濃いメイクには理由があることを知って妥協点を探ることがきっと後悔のない花嫁メイクへの近道です。
花嫁メイク:
ベースメイクをお願いするポイント
ここからは、いよいよ顔のパーツ別にヘアメイクさんにお願いするポイントをご紹介していきます。まずはメイクの土台となる肌!
一般的に、プロのヘアメイクさんがついてくれる結婚式では挙式・披露宴中も花嫁の近くにヘアメイクさんが常に待機してくれ、メイクがよれたり汚くなってしまったらすぐに直してくれるのであまり心配はいりません。
肌質に合ったファンデーションをプロがきちんと選んでくれますが、「いつもTゾーンのテカリが気になる」「ファンデーションがひび割れやすいのが嫌」など気になる点は先に伝えておくようにしましょう。
ベースメイクが時間経過とともにどうなるかをチェックするためにも、リハーサルでメイクをしてもらったら少なくとも挙式・披露宴を合わせた3時間程度はメイクを落とさないようするのがおすすめです。
また、もう1つチェックしていただきたいポイントはリハーサルで使用したファンデーションが肌に合うかどうか。事前にファンデーションでかぶれたことがあるかアンケートをとる会場が多いですが、結婚式準備に追われる花嫁の肌は不安定になりやすいもの。
心配なときにはいつも使っているファンデーションを持参するなどの対策を取ることもできるので、相談してみてくださいね。
花嫁メイク:
アイメイクをお願いするポイント
続いては、顔全体の印象を大きく左右するアイメイクについてです!
■アイシャドウのカラーはどうする?
ここでは、一般的にアイシャドウのカラーが与えるイメージについてご紹介します。アイシャドウのカラーは、濃淡やパール・ラメの有り無しによっても印象が変わります。
ドレスやブーケ、アクセサリーとのバランスをとりながらヘアメイクさんと話し合ってみてください。
●エレガントなイメージ
上品で洗練された目元を目指すなら、ピンクベージュやゴールドなどの肌なじみのいいヌーディーなカラーがおすすめ。繊細なラメやパールで質感をコントロールして華やかさをプラスして。
●キュートなイメージ
ふわりと柔らかいエアリーキュートなイメージの花嫁を目指すなら、やさしい色みのパステルイエローやピンク、グリーンがおすすめ。ブーケや花冠で基調になるカラーと合わせることで統一感のあるメイクに仕上がります。
●ゴージャスなイメージ
大人の色気を感じさせる華やかでゴージャスな雰囲気を目指す方には、グレーやカーキ、ブラウンなどダークカラーで目元の印象をアップする方法がおすすめ。色はチーク・口紅で足すイメージで仕上げましょう。
■一重・奥二重の対策は?
一重・奥二重が気になっている場合は、まずそのことをヘアメイクさんに伝えてコンプレックスをカバーするメイク方法に重点をおいてもらいましょう。
普段からアイプチを利用している方で、当日もアイプチをしたい場合にもまずは相談をするようにしてみてください。普段どおりの目元で結婚式当日を楽しみたい場合には、セルフメイクでアイプチをした状態でメイクをしてもらえることもあります。
花嫁メイク:
チーク&リップメイクをお願いするポイント
ブライダルメイクだけでなく普段のメイクもそうですが、パーツメイクは全体のバランスをみたときに融合し、調和していることが大切です。
アイメイクにポイントをおく場合はチーク&リップは控えめに、光沢感やみずみずしさをプラスする程度におさえましょう。また、印象的な赤リップをプラスしたい場合は目元をカラーレスにするなどバランスをとるようにしてみてください。
花嫁メイクをセルフ(自分でやる)ためのポイント
結婚式のスタイルが多様化するなかで、オリジナルウェディングにこだわる花嫁さんが自分でメイクを担当する、いわゆるセルフメイクをする場面が増えてきているといわれています。
そこで、この章では花嫁メイクをセルフでしたい方に向けてポイントを詳しくご紹介していきます!花嫁メイクをセルフでする必要があってドキドキ…という方は、こちらをぜひ参考にしてください!
これだけは押さえておきたい!花嫁セルフメイクのコツ
パーツ別にセルフ花嫁メイクのポイントを詳しくご紹介する前に、まずは花嫁メイクを成功させるためのコツを2つご紹介します。
①セルフ花嫁メイクは「崩さない」
花嫁メイクをセルフでする場合、挙式・披露宴中にヘアメイクを直すことは難しいと考えた方がいいでしょう。普段の服装とは異なるドレス姿でのぞむ結婚式は、空調や照明の影響で予想よりも汗をかいたり、感動的なシーンに涙ぐむこともあります。うっかりTゾーンがテカってしまったり、マスカラやアイラインが落ちてパンダ目になってしまうことのないように「崩れない」に重点をおいたメイクをする必要があります。
パーツ別のポイントでは崩れにくいメイク方法について詳しくご紹介しますが、テカリが気になりやすい方は皮脂を吸着する化粧下地、涙対策にはウォータープルーフタイプのコスメなど化粧品から対策することも大切です。
②花嫁セルフメイクは「華やかに」
「特別な結婚式だからって、あんまり化粧が濃くなるのはいや…」そう思って、普段どおりのメイクで結婚式にのぞもうとしていませんか?
ウェディングドレスはどんなにシンプルなものを選んでも、やはり普段の服よりはきらびやかなもの。得に普段ナチュラルメイクの方だと、どうしても顔のインパクトが弱くなってドレスに負けた印象になりがちです。
また、結婚式にはたくさんの写真撮影が付き物です。やはり、毎日メイクよりは少し濃いめ、華やかめの写真映えメイクをするのがおすすめです。
“濃い”ではなく”華やか”な印象になるメイクのポイントを詳しくご紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
花嫁セルフメイク:
ベースメイクのポイント
ここでは、キレイに塗ったファンデーションを崩さないためのポイントを4つご紹介します。崩れないメイク=厚塗りではないので、実践してみてくださいね♡
■まずはしっかり保湿!
ベースメイクの前には化粧水、乳液、クリームなどで肌をしっかりと保湿しておきましょう。
■肌質に合わせた化粧下地を選ぶ
ベースメイクを崩さないために、テカりやすい部分には皮脂を吸着してサラサラに保つ化粧下地を、乾燥しやすい部分には肌のうるおいを保つタイプの化粧下地を使用しましょう。
■マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベースEX
価格:2,600円(税抜)
■ポール&ジョー モイスチュアライジング ファンデーションプライマー S
価格:3,500円(税抜)
■ファンデーションはスポンジで密着させる
ベースメイクのポイントは、自然なツヤ感を肌に演出すること。崩れにくさの観点から、乾燥が気になりやすい方であればクリームタイプ、そうでなければリキッドタイプのファンデーションを選ぶことをおすすめします。
ファンデーションはスポンジを使って肌になじませましょう。スポンジを使うことで余分なファンデーションが肌から取り除かれてファンデーションが肌に密着しやすくなり、薄付きの印象になります。
■パウダーはTゾーン・下まぶたに重点的に付ける
ファンデーションのよれを防いでくれるフェイスパウダーですが、付けすぎるとせっかくのツヤ感が損なわれてのっぺりした印象の肌になりやすくなってしまいます。
顔に均一に付けるのではなく、メイクが崩れやすいTゾーン・下まぶた・小鼻に重点的につけるようにしましょう。
花嫁セルフメイク:
アイメイクのポイント
アイメイクは、美しく仕上げるのはもちろん、メイクをキープすることも大切です。ウォータープルーフタイプの化粧品を使用しながら、パンダ目を防ぐポイントを3つご紹介します。
■余分な油分を取り除く
ウォータープルーフタイプの化粧品がにじんでしまう原因の1つに油分があげられます。アイメイク前には目元に薄くフェイスパウダーをのせ、スキンケアやファンデーションなどの余分な油分は取り除くようにしましょう。
■アイラインの上にアイシャドウを重ねる
アイラインを引いたら、上から薄くアイシャドウを重ねましょう。こうすることで、アイライナーの余分な油分をパウダーが吸着してくれ、にじみにくくなります。
ただし、アイシャドウを重ねすぎると粉っぽくなってしまいます。ブラシを使って、薄付きを意識するようにしてください。
■つけまつ毛やまつ毛エクステもおすすめ!
もちろんウォータープルーフタイプのマスカラを使うのもいいですが、簡単に上向きまつ毛をキープできてメイク崩れが気にならない方法としては、つけまつ毛・まつ毛エクステもおすすめです。
ただし、つけまつ毛は上手につけられるようになるまでに練習が必要です。もし、つけまつ毛を使いたい場合には事前に何回かリハーサルをするようにしましょう。
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花嫁セルフメイク:
チークメイクのポイント
チークメイクは花嫁の顔に血色感をプラスし、ハッピーなオーラを作ってくれる大切な要素です。チークの持続性を高めるためのテクニックとしては、パウダータイプのチークの前にクリームタイプのチークをのせること。
色みをキープできるだけでなく、自然なツヤをプラスしたり、グラデーションをつくることができます。
■CHICCA(キッカ) フローレスグロウ フラッシュブラッシュ
価格:リフィル 3,000円(税抜) / ケース 2,000円(税抜) / スポンジ 1,000円(税抜)2個入り
クリアな発色は透明感あふれる仕上がりに。くすみにくく、さまざまなタイプのファンデーションとも相性の良いアイテムです。
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花嫁セルフメイク:
リップメイクのポイント
飲んだり食べたりするとすぐに落ちてしまう口紅…ある程度は仕方ないとしても、ノーリップ状態になってしまうのは困りますね。唇の血色感をキープするためには、口紅の前にティントタイプのリップを塗るのがおすすめです。
ティントタイプのリップは唇の角層を染めるように色素がつくため、キープ力が高いのが特徴。ティントタイプのリップを仕込んでおくことでノーリップ状態を回避しやすくなります。
■クリニーク チャビー スティック ティント モイスチャライジング リップ カラー バーム
価格:2,400円(税抜)
花嫁メイクまとめ
今回は花嫁メイクのポイントについて詳しくご紹介してきました。花嫁メイクで後悔しないためには、まず理想のイメージをしっかりと固めることです。
そして、事前にリハーサルをすること。プロのヘアメイクさんにお任せする方は、気になることは何でも相談するようにしてください。セルフメイク派の方は、できれば何度もリハーサルを重ねることで完成度が高まります!
プロにお任せする派もセルフ派も、理想の花嫁メイクで当日を楽しんでくださいね♡
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