「頭皮の毛穴にも角栓が詰まるって本当?」「髪の細さや頭皮のベタつきが気になってきたのはそのせいなのかな?」「角栓をお手入れしたい!」と思っていませんか?
頭をかいたときに爪に白い粒がついてきたり、抜け毛の毛根に白い塊がついていた場合は、頭皮の毛穴に角栓が詰まっていることが多いそうです。
今回は頭皮の角栓のお手入れ方法として、頭皮クレンジングの方法と一般的に言われている正しいシャンプーの方法をご紹介します!
1.頭皮の角栓の正体は?放置するとどうなる?
まずは、頭皮の角栓の正体と、角栓を放置するとどうなるのか見ていきましょう。
どうすれば角栓のお手入れができるのか、そして頭皮ケアの大切さがわかるはずです。
1-1.角栓の正体は皮脂と古い皮膚が混ざったもの
頭皮の角栓の正体も、皮脂や古くなった皮膚(角質)が混ざり合って固まったものだと考えられています。
皮脂が多く出ていたり、肌リズムが乱れたりすると角栓ができやすくなるようです。
1-2.角栓を放置すると頭皮や髪の傷みの原因に!
角栓を放置すると、髪の生える道を歪めてしまい、髪にうねりやクセが出たり、髪が細くなってしまう可能性があると言われています。
また、頭皮に皮脂がたくさんある状態だと、皮脂をエサとする雑菌が増えてしまうなど、頭からイヤなニオイが出る原因になることもあるそうです。
角栓ができやすい頭皮の環境を放置すると、のちのち髪や頭皮の悩みができることにつながってしまうかもしれません。
2.角栓対策!頭皮クレンジングの方法
頭皮の毛穴に詰まりがちな角栓が気になる方は、オイルを使った頭皮クレンジングを行うことがおすすめです。
頭皮クレンジングは、オイル(油分)同士はなじみやすいという性質を利用して皮脂を浮かせ、洗い流す方法です。
毛穴の角栓や汚れなどの脂分が浮きあがらせ、そのあとのシャンプーで洗髪することで汚れが落ちやすくなると言われています。
2-1.頭皮クレンジングの方法
頭皮クレンジングは、髪を濡らす前に行っていきましょう。
頭皮クレンジング後、シャンプーで洗い流すので、入浴前や半身浴中に行うのをおすすめします。
①ブラッシングで皮脂を浮かしやすくする
ブラッシングをすることでも髪や頭皮の汚れが浮き上がってくると言われています。
また髪の絡まりをあらかじめといておくことで、マッサージやその後のシャンプーでの髪同士の摩擦によるダメージも与えにくくできるすそうです。
②オイルを手に取り、指の腹で頭皮全体になじませる
500円玉サイズのオイルを手のひらにとり、髪ではなく頭皮にオイルをつけることを意識し、指の腹で頭皮全体になじませていきましょう。
頭皮の毛穴から汚れや皮脂を揉み出すように頭皮を押しながら揉んでいきます。
力を入れ過ぎないように、優しい力加減で行っていきましょう。
③2~3分頭皮マッサージをおこなう
頭皮全体をやさしい力でマッサージしていきます。
特に皮脂汚れが溜まりやすい髪の生え際やつむじなど、べたつきを感じやすいところはしっかりとマッサージを行いましょう。
④5~10分待って頭皮の皮脂汚れを浮かす
頭皮にオイルをなじませ、マッサージをしたら、5~10分ほど時間をおいて、皮脂がオイルとなじむのを待ちましょう。
この時、蒸しタオルやシャワーキャップがあればぜひ使ってみてください。
頭皮を温めることで毛穴が開き、詰まっていた角栓もより浮き出てきやすくなると考えられています。
⑤オイルと汚れをすすぐ
皮脂がオイルとなじんだら、しっかりとシャワーで流していきます。
シャワーの温度はぬるま湯がよいでしょう。
水と油は混ざりにくいため、シャワーで流していくことで、皮脂などの汚れと混ざったオイルが浮いて流れていくとされています。
不要な皮脂などの汚れと混ざったオイルは、数分かけてしっかりとすすぎましょう。
⑥シャンプーでオイルと汚れを洗い落としきる
最後にシャンプーをして、頭皮や髪に残っている汚れやオイルを洗い流していきます。
一度洗ってみて、ヌルヌルした感じが気になる場合は、もう一度洗ってもよいでしょう。
オイルを使用して頭皮クレンジングをしているため、髪や頭皮には自然にうるおいが与えられると言われています。
そのため、頭皮クレンジングを行った日は、コンディショナーやトリートメントはつけないでおきましょう。
もちろん、指通りの悪さを感じるときなどは、毛先を中心に少量のコンディショナーやトリートメントを付けてみてください。
なお、頭皮クレンジングは1~2週間に1回がよいと言われています。
やりすぎるとオイルが頭皮に残ってしまう可能性があるので、やり過ぎには注意しましょう。
2-2.頭皮クレンジングに!肌らぶ編集部おすすめオイル
頭皮クレンジングに使うオイルはサラサラとした使用感のものを選ぶと良いでしょう。
ここでは頭皮クレンジングに肌らぶ編集部がおすすめしたいオイルをご紹介します。
頭皮クレンジングに使用しやすいサラサラとしたテクスチャーで、頭皮や髪だけでなく、全身のお手入れに使用できるオイルを選びました。
■ナチュラルオーケストラ オーガニックホホバオイル
■サンナチュラルズ プレミアムピュアジェイオイル
美容のために品種改良されたアリゾナ産のKEIKO種と呼ばれるホホバの品種だけを使用しています。
サラサラとした使用感で、しっとりと地肌になじみ頭皮と髪にうるおいを与えます。
3.頭皮の角栓詰まり対策【正しいシャンプーの方法】
頭皮クレンジングで角栓を洗い流せたとしても、これまで通りのお手入れではすぐにまた頭皮の毛穴が角栓で詰まってしまうかもしれません。
頭皮の毛穴に角栓が詰まらないよう、毎日のシャンプーで頭皮と髪の汚れや余分な皮脂を洗い落とせるように、一度洗髪方法を見直してみましょう。
①入浴前に髪をとく
入浴前に髪をといておきましょう。
髪や頭皮の汚れや不要な皮脂が浮きやすくなり、シャンプーで洗い落としやすくなるそうです。
また、洗髪の際に髪同士が絡みにくくなるので、髪を傷みにくくすることが期待できると言われています。
②シャンプー前にシャワーでしっかり汚れを落とす
シャンプーをする前に、まずは数分かけて予洗いしておきます。
しっかりと予洗いをしておくと、水だけで落とせる汚れを流すことができ、いつもと同量のシャンプーをしても、泡立ちが変わってきます。
このとき、シャワーの温度はぬるま湯が良いそうです。
シャワーの温度が高すぎると、髪や頭皮の皮脂を洗い流してしまいやすくなり、乾燥の原因になることがあります。
逆に、シャワーの温度が低すぎると、毛穴が開きにくくなってしまい、毛穴に詰まった汚れや皮脂が洗い流しづらくなってしまうことがあるようです。
③シャンプーを泡状にして髪にのせる
シャンプーをそのまま髪につけて、髪の上で泡立ててしまうと、髪同士が必要以上に擦れ、キューティクルがはがれてしまったり、髪が絡まって抜けてしまったり、髪を傷める原因になることがあると考えられています。
シャンプーは髪に直接つけるのではなく、手にシャンプーと少量の水を取って混ぜ合わせ、泡状にしてから頭皮にのせるようにしましょう。
④指の腹で優しく洗う
シャンプーの泡を頭の上にのせたら、指の腹を使って優しく髪と頭皮を洗いましょう。
角栓を少しでも洗い流したいからといって、ゴシゴシと洗って力強く擦ったり爪をたてたりしてしまうと、頭皮が傷ついてしまう可能性があるので避けましょう。
洗う時は、頭を両手で掴むようにして、頭皮の毛穴から汚れや不要な皮脂を揉み出すようなイメージで、少しずつ手を動かしていきます。
そうすると毛穴の角栓も浮きやすくなり、洗い流しやすくなるでしょう。
しかし、角栓が気になるからといって長時間洗うことは避けましょう。
⑤しっかりゆすいでシャンプーと汚れを流しきる
シャンプー後は、シャンプーや不要な皮脂が頭皮に残らないように、しっかりとゆすぎましょう。
シャンプーやスタイリング料などが頭皮に残ってしまうと、角栓のように頭皮に詰まってしまう場合があります。
少なくとも数分間はシャワーでしっかり流すようにしましょう。
☆肌らぶ編集部おすすめシャンプー☆
さっぱりとした使用感のシャンプーをご紹介します。
■オレンジシャンプー
4.頭皮の角栓詰まり対策【保湿のお手入れ】
皮脂が多いと、角栓ができやすくなってしまうと言われています。
そして、皮脂が多く出てしまう原因の一つに、肌の乾燥が考えられます。肌が乾燥すると本来のうるおいを保とうと、過剰に皮脂が出てしまうことがあるそうです。
皮脂が過剰に出ることを予防するためにも、頭皮の保湿のお手入れも行ってみましょう。
頭皮にうるおいを与えて健やかな頭皮を目指すには、頭皮用のローションを使うと良いでしょう。
■頭皮用ローションのつけ方
頭皮用の保湿ローションはシャンプーをしてドライヤーで髪を乾かす前、タオルドライ後のタイミングか、ドライヤーをかけた後がおすすめです。
頭皮全体に保湿ローションをつけ、優しく頭皮を揉むようになじませていきましょう。
日差しを浴びやすい頭頂部やフケ、かゆみなどを感じやすい部分には少し多めにローションをつけておくとよいでしょう。
☆肌らぶ編集部おすすめ頭皮用ローション☆
頭皮にうるおいを与える頭皮用ローションをご紹介します。
■POLA シンフリー 薬用トニック【医薬部外品】
メントール配合ですっきり爽快な使い心地が魅力的。
使用する際は、ボトルを逆さにし、頭皮に直接ローションをつけることができます。
5.頭皮の角栓詰まり対策【生活習慣】
頭皮クレンジングやシャンプーで毛穴に角栓が詰まることを防ぐことに加えて、頭皮の皮脂が過剰に出ることを防ぐため、生活習慣を見直すことも大切です。
皮脂が過剰に出ないように、意識したい生活習慣のポイントを2つ見ていきましょう。
5-1.脂質を控え栄養バランスの良い食事を摂る
脂分の多い食生活を続けると皮脂が多く出やすくなると言われています。
毛穴に角栓が詰まったり、頭皮にかゆみやニオイが出てしまったりすることに繋がると考えられているのです。
悩みのない健やかな体を保つためにはもちろんのこと、頭皮・髪のためにも栄養バランスが整った食事で体の内側から健康を目指しましょう。
ビタミン類、ミネラル、たんぱく質は、ぜひ積極的に取り入れていただきたい大切な栄養素です。
・カツオやマグロなどに含まれるビタミンB6
・レバーやモロヘイヤなどに含まれるビタミンA
・赤ピーマンや柿などに含まれるビタミンC
・かぼちゃやアーモンドなどに含まれるE
・カキや納豆などに含まれる亜鉛
・肉類や魚類に含まれるたんぱく質
などを意識してみましょう。
普段、外食が多い方は、料理を選ぶ際に和食を選ぶようにしたり、いつもより野菜をたくさん摂るようにしたりするなど、栄養バランスを意識することが大切です。
5-2.ストレス発散&睡眠時間を確保する
頭皮を健やかに保つには、体に無理をさせないことも大切です。
忙しくても、定期的にストレス発散をするようにしたり、睡眠時間はしっかり確保するようにして、体を健やかに保てるように、生活リズムを整えるようにしましょう。
ウォーキングやジョギングなどの軽い運動をするようにしたり、趣味に打ち込んだり、湯船にゆっくり浸かったりして、ストレスを溜め込まないように気をつけましょう。
また、睡眠時間を確保するために、「この時間にはベッドに入ろう!」という目安の時間を決めるなど、何となく夜更かししてしまうことがないように意識してみてください。
うまくストレス発散をして、しっかり睡眠時間を確保できていれば、頭皮だけでなく、体調も整いやすくなります。
できるところから、はじめていきましょう。
6.まとめ
頭皮の角栓の正体や放置するとどうなってしまうのか、そして頭皮の角栓のお手入れとしてのクレンジング方法やシャンプーの方法をご紹介しました。いかがでしたか?
とにかく頭皮の角栓が気になって仕方ない!という方は、まずは頭皮クレンジングを試してみることをおすすめします。
そして、毎日のシャンプーや頭皮の保湿で皮脂が過剰に出ることを予防して、悩みのない地肌を目指しましょう!
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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