ニキビが出来やすい方へ！クレンジングの選び方とおすすめアイテム

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「ニキビができちゃったけれど、今使っているクレンジングを使い続けてよいのかな？」
「ニキビができた肌にも使えるクレンジングってどう選ぶの？」とお悩みではありませんか？
ニキビのある方でも使えるクレンジングは、ニキビの状態にあまり関係なく、「界面活性剤の配合量」・「含まれる油分」・「テクスチャー（厚み）」の3つから判断することがおすすめです。

今回は、ニキビが気になりがちな方のクレンジング料の選び方をはじめ、肌らぶ編集部おすすめのクレンジングをご紹介していきます。

1．ニキビがある方でも使えるクレンジングを選ぶ3つの基準

ニキビ肌に使えるクレンジングは

①界面活性剤の配合量
②含まれる油分
③厚み（固さ）
の3つから判断することをおすすめします。

これらの3つの基準と、あなた自身の「メイクの濃さ」を考慮して選ぶようにしましょう。

メイクの濃さと合わないクレンジングを使うと、メイクが落ちにくかったり、逆に肌に必要な油分まで落としてしまうことがあります。
メイクの落とし残しや肌の油分の不足はニキビの原因となることもあるので、気を付けましょう。

1-1．どのくらい洗浄できるか

ニキビのクレンジング料を選ぶ際は、成分表示などで「界面活性剤の配合量」を確認することが重要です。

ニキビができている肌というのは外的刺激に敏感になっている状態にあります。
クレンジングに含まれる「界面活性剤」は、メイクを落とす役割（洗浄成分）であり、クレンジングオイルなどの良く落ちるクレンジングほど界面活性剤が多く含まれることがほとんどです。

以下の図は、濃いメイクを落とすことに長けた順番にクレンジングを並べたものです。
濃いメイクを落とすことができるということは、「界面活性剤」がより多く使用されているということです。
つまりニキビに悩んでいる方は、この図の下の方、「薄いメイク」に適したタイプのクレンジングがおすすめということになります。

また、以下は界面活性剤の一例です。
クレンジングの成分表は、配合量が多いものから順に記載されています。
ニキビが出来ている場合、これらの代表的な界面活性剤が成分表の上部に記載されているクレンジング料は避けることをおすすめします。

■界面活性剤の例
ラウリル硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸アンモニウム
キシレンスルホン酸ナトリウム
スルホン酸ナトリウム
パレス-3硫酸ナトリウム　etc
⇒「～硫酸」「スルホン酸」「Na（ナトリウム）」「アンモニウム」などが付く

オレス−10
ステアレス−20
オクチルドデセス－25　etc
⇒「～レス」「～セス」などが付く

オレイン酸PEG−20グリセル
ステアリン酸PEG−15グリセル
ポリソルベート20
ポリソルベート60　etc
⇒「PEG－○○」「ポリソルベート○」などが付く

コカミドDEA
コカミドMEA　etc
⇒「～ミド」が付く

1-2．含まれる油分

ニキビのある肌に“油分”はなるべく控えましょう。

クレンジングに含まれる油分はアクネ菌（ニキビの原因の1つ）のエサになってしまうことがあると言われています。

界面活性剤と同様に、配合成分を確認して、なるべく油分の少ないものを選ぶようにすることが大切です。

1-3．厚み（固さ）

ニキビには“摩擦”も大きな刺激となることがあるため、厚み（固さ）があるものがおすすめです！

クレンジング料に厚みがあることで、手のひらと顔の間でクッションの役割を果たしてくれるので、肌に触れたときの摩擦を少なくできるのです。

例えばクリームやミルクタイプなどは固さがあり、手のひらで厚みをつくりやすいのでおすすめのクレンジングタイプだと言えます。

2．ニキビが気になる方に、肌らぶ編集部がおすすめしたいクレンジング

この章では、ニキビが気になる方に、肌らぶ編集部がおすすめしたいクレンジングをご紹介します。
【1．ニキビのある方でも使えるクレンジングを選ぶ3つの基準】でご紹介した3つの基準を満たし、なおかつ3,500円（税抜）で購入することのできるクレンジングを選びました。
クレンジング選びの参考にしてみてください。

■【医薬部外品】ノブ ACアクティブトライアルセット（クレンジングリキッドAC）

販売会社：常盤薬品工業株式会社　ノブ事業部
価格：1000円（税抜）
容量：メイク落とし20ml　洗顔料15g　化粧水（モイスト）20ml　乳液6ml　化粧水（ノーマル）2ml×2個

■ディセンシア　つつむ　クレンジングクリーム

販売会社：株式会社ディセンシア
価格：2,200円（税抜）
容量：100g

3．ニキビを作らないためのクレンジングポイント

クレンジング料を選んだら、今度はクレンジングのやり方も見直してみましょう。
クレンジングには、大きく分けて4つのポイントがあります。
自分のクレンジング方法は大丈夫かな？と確認してみてくださいね。

①クレンジングはベースメイクに合わせて選ぶ

クレンジングは、その日のメイクに合わせて選ぶことが大切です。

もちろん、前の章でご紹介したようなニキビ肌におすすめのクレンジング料を選ぶことは大切ですが、その上でその日のベースメイクの濃さに合わせて使い分けることもおすすめです。

ニキビを気にするあまり使い心地のライトなクレンジングばかりを使ってしまうと、メイクが落ち切らず肌に残ってしまうこともあります。
こうした洗い落としのメイクは、肌への負担となることもあるので、メイクが濃い日にはしっかりベースメイクを落とせるクレンジングを選ぶことも大切です。

②アイメイク（ポイントメイク）とベースメイクは別にする

一言にメイクと言っても、ファンデーションやアイライナー、チーク、マスカラと様々なアイテムがありますよね。

すべてのメイクをきれいに洗い落とそうとすると、なかなか落しきれない強固なメイクに合わせてクレンジングを選んでしまいがちです。
しかし、洗い落としが簡単なベースメイクに、しっかりと洗い落とすことができるクレンジングは必要ありませんよね。

目元や口元などにバッチリメイクをした日は、ベースメイクを落とすクレンジングとは別に、ポイントメイクを落す用のクレンジングを用意しましょう。
全体を同じクレンジングで洗う必要はありません。
必要な部分に必要なクレンジングを使う、という発想を持つことが大切です。

③落とすとき、ゴシゴシこすらない

クレンジングを行う際は、手のひらではなく指先を使い、緩やかに行うようにしましょう。

手のひらは力が入りやすく、そのままゴシゴシ擦ってしまうと、自分で思っている以上に肌へ摩擦が生じてしまうことがあります。
あまり力を込めず、指先で肌を撫でるようにして時間をかけて落すよう心がけましょう。

④すすぎにはぬるま湯を使う

クレンジング料をすすぐときの水温は、常温に近い状態のぬるま湯がおすすめです。

熱いお湯は肌に必要な皮脂まで洗い落としてしまうことがあります。

必要な皮脂が洗い流されてしまうと、肌の乾燥につながることがあります。
肌が乾燥した状態が続いてしまうと、肌を守ろうとして皮脂が過剰に出てしまうこともあり、ニキビの原因となることもあります。

また、冷たい水でのクレンジングは、クレンジングの際のメイク落としの洗浄成分やメイク汚れが落としにくくなり、洗い残しが肌の負担となってしまうことがあるといわれています。

クレンジング料をすすぐ際は「少し冷たいかも？」と感じるくらいのぬるま湯を使うようにしましょう。

4．まとめ

いかがでしたか？

ニキビのためのクレンジング選びは、「界面活性剤」「油分」「厚み（固さ）」がポイントになります。
今回ご紹介したクレンジングが全てではありませんので、店頭などでお買い求めになる場合は、上記3つのポイントを基準に選んでみてください！