「前髪のうねりが気になってしょうがない!」「くせ毛のせいで、毎朝整えるのが大変」など、セットがうまくいかない日は、それだけで朝から憂鬱になりますよね。
実は、くせ毛は直すポイントを抑えさえていれば今よりもっとくせが目立ちにくくヘアセットすることはできると言われているんです!
今回は、前髪のくせ毛をセットで直すテクニックや原因、お手入れ方法をご紹介します。
1.前髪のくせ毛の原因
はじめに原因を知ることで、直し方のポイントが掴みやすくなったり、自分に必要なお手入れを見つけるきっかけとなるでしょう。
すぐに直し方やお手入れ方法が知りたいという方も一度原因を確認することから始めてみてください!
くせ毛には生まれつきの体質に加え、主に3つの原因があると考えられています。
(セットでの直し方やお手入れ方法は、第2章でご紹介します。)
原因①誤った髪のお手入れ
前髪のくせ毛の原因の一つとして、不要な皮脂や汗などの汚れによる頭皮の毛穴詰まりが挙げられるそうです。
生え際に(毛穴)に障害物がある状態では、生えてきた毛が歪んでしまい、髪がうねってしまう可能性があると言われています。
原因②生活習慣の乱れ
睡眠不足や偏った食事などが原因で頭皮に充分な栄養が行きわたらなくなると、くせ毛のようにうねった毛が生えてきてしまうことがあると考えられています。
また、体が栄養不足になって、頭皮に栄養が均一に届けられなくなると、髪の太さが不均等になってしまう傾向にあるようです。
原因③ホルモンバランスの変化
成長や加齢、生活習慣の乱れによって起きる、ホルモンバランスの変化により、うねった形のくせ毛が生えてくることがあると言われています。これは、ホルモンバランスの乱れが原因で皮脂が増えてしまうことがあると考えられているためです。
また、ホルモンバランスの変化に加え、子供の柔らかい髪質から、大人の髪質に変化する際、くせ毛のようにうねりやすい髪質に変わる可能性もあるようです。
2.前髪のくせ毛を整えるヘアセット
根本的に髪質を変えるのは無理だと言われているくせ毛、仕方ないとあきらめてしまう前に、一度セットでストレートに整える方法を試してみませんか?
ポイントをつかめば、今よりもうねりを抑えることが期待できますよ。
前髪のくせ毛をヘアセットで整える方法をお教えします。
2-1.温・冷風で形をキープ
前髪のくせ毛は、ドライヤーの温風と冷風を使ってまっすぐに直しましょう。
ただ乾かすだけでは、くせ毛をまっすぐに直すことはできません。
髪の毛は、タンパク質でできているとされています。そのため、髪の毛は熱を当てると柔らかくなり、冷やすと固まるという特徴があるそうです。
この特徴を生かして、前髪のくせ毛をまっすぐな状態にキープしてあげましょう。完全に直すことが無理でも、うねりを和らげることはできるかもしれません。
ただ、頭皮や毛髪が乾いたままでは、あまりくせを整えることはできません。髪が乾いているときは、ドライヤーを使ってブローする前に、一度頭皮や毛髪を濡らすことが大切です。
2-2.アイロンでしっかりのばす
ドライヤーのブローだけでは前髪がまっすぐにならない人や雨の日など湿気が多い日は、ヘアアイロンでしっかりめに伸ばし、ドライヤーの冷風を使ってストレートに直していきましょう。
さらにヘアスプレーやヘアワックスなどで、形が崩れにくくすると良いでしょう。
雨の日など、どうしてもセットが崩れやすくなる日は、こまめに手直しができるように、スプレーで固めるのではなくヘアワックスを軽く付けることをおすすめします。
ただ、ヘアワックスは意外と水分が多いので、つけ過ぎには注意しましょう。
ヘアアイロンで直す時の抑えておきたいポイントもご紹介します。
♦ヘアアイロンのポイント♦
①はじめにヘアオイルをつける
傷みやすい前髪のくせ毛を熱から守るように、へアオイルなどをはじめに塗りましょう。
そうすることで、髪同士の摩擦を抑えることも期待できると言われています。
②少量の髪を毛先から根元の順番で当てる
少量の前髪を、ヘアアイロンで軽くはさみ伸ばしていきます。熱による影響を少しでも減らすために、各部位だいたい2~3秒ずつ当てていきましょう。
③仕上げに冷風を当てる
前髪にこもった熱を散らすために、ヘアアイロンの後は前髪に軽く手をそえたまま、ドライヤーの冷風を当てましょう。
また、冷風を当てることでキューティクルが引き締まると言われているので、より形をキープしやすくなるそうです。
3.前髪のくせ毛が気になる!日頃のお手入れ方法
くせ毛の方は髪が傷みやすいので、お手入れをしっかりすることが大切だと言われています。
前髪のくせ毛も、毎日のお手入れ次第でうねりやハネをある程度抑えることが期待できるので、取り入れられるものだけでも試してみましょう。
前髪のくせ毛が気になる方に、次はお手入れ方法を3つご紹介いたします。
①毛髪より頭皮をしっかりと洗う
「毛穴詰り」が原因で、くせ毛になってしまったり、くせが強くなってしまわぬように、泡立てたシャンプーで頭皮をマッサージするように洗いましょう。
洗髪前に、前髪の絡みをブラッシングで解き、シャワーを地肌に1分ほど当てしっかり濡らしてから洗うようにするのがポイントです。
そして、シャンプーなどが頭皮の毛穴に残らないように、よくすすぎ流すことも重要になります。
②髪の毛を摩擦から守る
前髪のくせ毛は傷みやすいので、くせを強くしてしまわぬように髪に与える摩擦を最小限に抑えることが大切です。
髪の毛は、濡れたままにせず乾かすことが大事だと知っている方でも、摩擦を意識している方は少ないのではないでしょうか?
毛髪同士の摩擦に気を付けないと、髪のお手入れの際に無意識に、くせ毛を悪化させてしまう可能性があると言われています。
前髪をブラッシングする際の理想的な手順は、毛先の絡まりをとってから、毛流れに沿ってとかすという順番です。
ヘアジェルやトリートメントオイルで、摩擦がおきにくいように気を付ける工夫も必要ですね。
またお風呂後のタオルドライやドライヤーでのブローの際にも、摩擦に注意してください。
タオルドライのときは、髪の毛は擦らずに、優しい力でタオルに包み込みぽんっぽんっとたたいてみましょう。タオルでゴシゴシと擦ってしまうと、毛髪が傷んでしまう可能性があります。
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4.前髪のくせ毛が気になる方にも意識してほしい生活習慣
生活習慣が乱れてしまうとホルモンバランスが乱れ、頭皮に皮脂が過剰に出てしまうことがあると言われています。
前髪のくせ毛対策の第一歩として、生活習慣を整える所から始めてみましょう!
生活習慣を整えるためのポイントをご紹介します。
①バランスの良い食生活
すこやかな体や髪を保つ・作るためにも肉、魚、野菜、米、豆などをバランスよく食事で取り入れることが大切です。
また、髪の毛を構成しているタンパク質や不足しがちなビタミン群も意識的に摂り入れてみましょう。
<ビタミンC>
・ブロッコリー・赤ピーマン・菜の花・柿・いちご
<炭水化物>
・肉類・魚介類・卵・牛乳・チーズ・納豆
②生活リズムを整える
すこやかな体や髪を保つために、リズムの整った生活習慣を心掛けましょう。
なるべく決まった時間に眠り、起きるというように、睡眠時間のリズムを整えるのがおすすめです。
仕事などで、寝る時間が不規則な場合は、決まった時間に起きるようにすると、お腹の空く時間などが一定になり、生活リズムが整えやすくなると言われています。
また、朝起きるのが苦手だという人は、起きたら朝日を浴びたり、筋トレなどをして体に朝が来たと教えるという方法もおすすめです。
5.まとめ
前髪のくせ毛を気にする憂鬱な日を1日でもへらせるように、今回ご紹介した前髪のくせの直し方やお手入れ方法を1度試してみてはいかがでしょうか?
くせ毛は髪質だからとあきらめずに、何か1つ行動を起こしてみることをおすすめします。前向きな新しい自分で、前髪のくせ毛も好きになれると良いですね!
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
次に、ドライヤーでブローする際の抑えておきたいポイントをご紹介します。
①ドライヤーを振って乾かす
くせ毛は傷みやすいと言われているため、前髪の方をばさばさと動かしながら乾かすと摩擦で髪が傷んでしまう可能性があります。髪を持ち上げ、ドライヤーを振りながら頭皮から風を当てていきましょう。
②風は根元から毛先へ向けて当てる
キューティクルが、閉じるように前髪の根元から毛先へ向けて、風を当てることが大切です。
前髪のくせ毛は、毛がうねっていたり回転しているため、正常な髪よりもキューティクルが開きやすく、剥がれやすい状態だとされています。
キューティクルが開いたままでは、空いている隙間から余計な水分を吸収してしまい、くせが強くなってしまうことがあるそうです。梅雨の時期に、前髪のくせが出やすくなるのはこのためでしょう。
③毛を少し引っ張りながら熱風を当て、次に冷風を当てる
くせ毛の前髪を下へ引っ張り、そのままの状態で前髪やおでこ付近の頭皮を乾かし、温風で柔らかくなった髪を冷風で固めます。
なるべく、ぴんっとまっすぐにひっぱり、少しでもまっすぐな状態をキープできるようにしましょう。