グルコサミンなどと並んで耳にすることも増えてきた“プロテオグリカン”という成分。
「プロテオグリカンって何?」「どんなふうに摂ればいいの?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実際のところ、何が良いのかもっと知りたいですよね。
プロテオグリカンは、たいせつな自然の恵みから抽出された成分です。
今回は、「プロテオグリカンとは?」とあわせて、プロテオグリカンをお試しになりたい方・ご購入をお考えの方向けの情報も合わせてご紹介します。
最後に、膝など節々が気になり始めた方が気をつけたほうがよいポイントについてもご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
1. プロテオグリカンとは?
「プロテオグリカン」は、最近では健康食品だけでなく、化粧品などに保湿成分として配合されていることなども増え、数年前よりも目にすることが増えてきました。それでもまだまだご存じない方も多いのではないでしょうか?
現在、私たちが健康食品や化粧品の成分として目にする「プロテオグリカン」とは、牛や豚などの動物やサケの鼻部分などの軟骨から抽出されたもので、通称で”軟骨成分”と呼ばれることも多いです。
人間の体内でも、膝などの関節部分や皮膚などに存在するといわれてます。
ただし、人間の体内のプロテオグリカンは年齢とともに減ってしまうともいわれています。
軟骨成分と言うと、グルコサミンやコンドロイチンを想像される方も多いでしょう。
実は、グルコサミンもコンドロイチンもプロテオグリカンから作り出すことができるといわれています。
いつまでも自分でいきいきと歩みたいと願う方々にとって、プロテオグリカンは注目必至の成分といえるでしょう。
また、プロテオグリカンは専門家の間では、昔からその存在は知られていました。
ただ、昔は成分の抽出が難しく、あまりに高価だったので、一般的な健康食品や化粧品に使われることはなかったようです。
現在は、鮭の鼻の軟骨からプロテオグリカンを抽出する技術が発見されたためコストダウンが可能になり、複数の健康食品メーカーがプロテオグリカンを活かそうと商品開発・販売を始めています。
2. プロテオグリカンの取り入れ方
では実際に、プロテオグリカンをどう取り入れていけばよいでしょうか。
最近では保湿成分のひとつとしてプロテオグリカンを配合したエイジングケア※化粧品などもあります。(※年齢に応じた潤いのお手入れのこと)
健康サポートのために取り入れたいとお考えの方の場合は、毎日の食事からバランスよく摂るように心がけるとよいでしょう。
しかし、プロテオグリカンは軟骨成分ゆえに、食事からまとまった量の摂取がなかなか難しい成分かもしれません。
例えば、毎日たくさん鮭の軟骨を食べるというのは、よほどの工夫がなければおそらく続けにくいものです。
食事から、十分な量を継続して得ることがむずかしい場合は、サプリを活用して不足を補うのも、ひとつの賢い方法ではないでしょうか?
☆食事からプロテオグリカンを摂る場合☆
鮭の鼻軟骨を食材とする料理をふだんの食事に取りいれてみましょう。
東北の郷土料理で、氷頭なます(ひずなます)という料理があり、プロテオグリカンを摂ることができると言われています。
(氷頭なます:鮭の鼻の軟骨と大根などを酢でつけた料理)
3. プロテオグリカンサプリ選びの3つのポイント
プロテオグリカンサプリを選ぶ際にチェックしたい3つのポイントをご紹介します。
①自然由来原料
サプリも食べ物のひとつ、口にいれ、体をつくる材料になるものです。
食のルーツをたいせつに考えるなら、自然由来原料のサプリかどうかチェックしましょう。
人の歴史の中で、長く食されてきた食材を原料にしているものなどは魅力的ですね。
②一日に飲む粒量が多すぎないものを選ぶ
健康のためには、日々の栄養バランスを良好に保ち、それが「続けられること」が大事なポイントです。
飲みやすい大きさや、粒量のものをぜひ選びましょう。
一日に何粒も飲まなければいけない場合、手間ですし、継続が面倒になってしまう可能性もあります。
ほかにビタミンサプリなどもお飲みの方ならなおさら、飲む粒数は少ないほうが楽ではないでしょうか。
一度に飲むにしても、毎食後に飲むにしても、できるだけ少ない粒数のものを選びましょう。
③製造工程が信頼できるメーカーを選ぶ
昨今は消費者の意識がたかまり、製造工程をオープンにするようにしているメーカーも多いですが、それでもまだ不透明なメーカーも少なからずあるのが現状でしょう。
製造工場が、「健康食品GMPガイドライン」に基づいた認定を受けている等、製造に関してまじめに取り組んでいるメーカーをチェックしましょう。
4. 生活のなかで気をつけたいポイント
節々のエイジングサインが気になり始めたら、毎日の生活のなかで気をつけたいポイントがいくつかあります。
ちょっとした心がけが、からだのためには大事ですので、ぜひ、できることからとりいれてみてください。
5-1 肥満予防
筋肉が必要以上に減るほど痩せる必要はありませんが、標準的な体重を意識し、過度な肥満にならないように気をつけましょう。
肥満は、膝などの関節にかかる負荷を増大させるのでよくないと言われているからです。
膝には、走るときには体重の10倍の力がかかることもあると言われていますので、2~3キロの違いでも、大きな違いになると考えられています。
太り過ぎないよう、体重のコントロールを意識しましょう。
5-2 姿勢に気をつける
足を組む、お姉さん座りをする、左右どちらかに体重をかける、カバンをいつも同じ側にかける、などの偏りや歪みのもとになる習慣を見直しましょう。
姿勢の歪みが、節々の負担につながることもあります。
以下のようなポイントに気をつけてみてください。
・歩く時は、音を慣らさないようにやわらかく着地する。
「ドン」とか「ドスン」と音がするような着地は、膝への負担が大きいと言われています。やわらかく着地するように心がけましょう。
・足の裏の一部に体重が偏らないように立つ・歩く。
例えば、足の外側にばかり体重がかかるような立ち方歩き方はよくないとされています。
一度自身の靴の裏を見て、靴底のすり減り方が偏っていないかチェックしてみましょう。
一部がすり減っているのを発見したら、ふだんの歩き方を見直してみることをおすすめします。
5-3 バランスの良い食生活
じょうぶな体、健康な体を保つためには、バランスの良い食生活がとてもたいせつです。
日本の伝統的な「1汁3菜」という考え方を基に、主食・主菜・副菜・果物を意識することで、理想的なバランスの食生活に近づくことができると言われています。
外食時もこの食事スタイルを意識しながら、メニューを選んだりするとよいでしょう。
〈バランスの良い食事の基本例〉
・主食 ご飯・パン・めん類など(炭水化物)
・主菜 魚介類・肉類・卵・大豆製品など(良質たんぱく質)
・副菜 野菜類・海そう類など(ビタミン・ミネラル)
・その他 乳製品・果物類
あわせて、十分な睡眠や規則正しい生活リズムも意識することもおすすめします。
5-4 適度な運動
人生を自分でいきいきと歩むためには、ふだんから適度な運動をとりいれて健康な体を保つこともたいせつです。
関節まわりの筋肉をストレッチでほぐしたり、関節のまわりの筋肉を鍛えるエクササイズなどをとりいれたりしてみましょう。
エクササイズの例をご紹介します。
※注意:痛みや違和感がある方は無理に行わないでください。医療機関を受診し、医師に相談しましょう。
膝まわりの筋肉のエクササイズ
太ももの前側の筋肉を使うエクササイズをしましょう。
いきなり体重のかかるような運動をするのではなく、椅子に座って足を上げる運動で太ももの筋肉を鍛えるのがおすすめです。
①椅子に浅めに座って、座面のふちを手でつかみます。
②一方の足は膝を曲げて普通に地面に下ろします。
③もう一方の足は前方に出します。
④伸ばした方の足首を90度に曲げます。
⑤伸ばした方の足をゆっくりと、床から10センチほど上げます。
⑥5秒間保ちます
⑦ゆっくりと下ろします。
⑧2~3秒ほど休みます。
⑨左右変えて、同様に行います。
⑩20回を1セットとして、1日に2セット行いましょう。
筋肉を使う前後はストレッチを行って、筋肉をリラックスさせるように心がけましょう。
無理のない範囲で、毎日行うのがおすすめです。
5. プロテオグリカン|まとめ
今回は、「プロテオグリカンとは?」から、プロテオグリカンの取り入れ方、サプリの選び方、お得な試し方、節々のために気をつけたいポイントまでまとめてご紹介しました。
老いには逆らえませんが、心で負けないことが大事です。
いつまでもいきいきと、趣味に仕事に輝くライフスタイルを続けるために、できることからはじめてみてください。
プロテオグリカンサプリも、栄養バランスの不足を補うアイテムとして、ぜひ一度お試しになってみることをおすすめします。
※健康のためには、正しい食生活と適度な運動が必要です。健康食品は、食生活の不足を補う食品として、目安量を参考にし、摂りすぎに気をつけましょう。
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
あわせて読みたい記事
インナーケアの人気記事ランキング
肌らぶ編集部おすすめの記事
PR 2022.02.28 Mon 多角的アプローチでお肌をケア!シミュートで年齢シミを徹底ブロック【PR】 #PR #クリーム #しみ PR 2021.03.25 Thu 乾燥がひどい時に試して!オルビス「アクア」の保湿スキンケア【PR】 #PR #オルビス #乾燥 #保湿 PR 2021.03.10 Wed 年齢にとらわれない いきいきした印象に!オルビス「ユードット」【PR】 #40代 #PR #オルビス #保湿 #化粧水 #洗顔 PR 2021.02.26 Fri 薄毛治療だけじゃない!?自毛植毛でヘアラインを整える【PR】 #hair-自毛植毛- #hairline-へアライン- #kogao-小顔- #PR #小顔 #抜け毛・薄毛
肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。