「お店や雑誌で一目ぼれして買ったチーク。いざつけてみると、なんとなく肌になじまない・・・」そんな経験はありませんか?
チークは、自分の肌色に合っていないものを選んでしまうと、肌浮きしやすくなったり、くすんだ印象を与えてしまうこともあります。
今回は、イエローベース・ブルーベースごとに似合うチークの色、さらに年代別におすすめしたいチークや色をご紹介します。
チークの入れ方・塗り方のポイントまでお伝えしますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
1.チークの選び方|種類と特徴
チークにもさまざまな形状のものが存在します。チークを種類によって選ぶこともあるかと思いますので、はじめにそれぞれの特徴をおさらいしておきましょう。
★【イエベ・ブルベ別】チークの色の選び方は次の章でご紹介します。
パウダーチーク(粉状)
もっとも広く浸透しているパウダーチークは、その名の通り粉状のチークを指します。ブラシを使用することで、ふんわりとした仕上がりになるのが特徴です。
一般的にプレストパウダー状(固形状)が多いですが、よりふんわりと仕上がるルースタイプもあります。お好みで使い分けるとよいでしょう。
クリームチーク(練り状)
クリーム状のチークは、内側からにじみ出るような血色感を演出できる点が魅力的です。また、パウダーチークの前に使うことで、よりしっかりと発色させることもできます。
肌をしっとりと仕上げたい乾燥肌の方にもおすすめです。
リキッドチーク(液体状)
リキッドタイプのチークは液体状なので、肌色を生かした色味を表現しやすいのが特徴です。
みずみずしくやわらかな発色で、透明感のある濡れたようなツヤ肌を演出します。
2.【イエベ・ブルベ別】似合うチークの選び方
自分に似合うチークを選ぶ際、意識すべきポイントのひとつが肌の色・パーソナルカラーに合わせて選ぶことです。
まず初めに、自分の肌のベースカラーを確認していきましょう。
「イエローベース」と「ブルーベース」の見分け方
一般的に、肌色には大きく分けて2つの種類があると言われています。
それぞれの特徴により当てはまる方が、あなたのベースカラーに近い可能性が高いといわれています。チェックしてみましょう。
■イエローベースの特徴
イエローベースは、黄色みを帯びた温かみのあるイメージの肌色です。
- どちらかというと色黒で肌が黄み寄り
- 日焼けをすると小麦色になりやすい
- 手のひらの色が黄色~オレンジに近い色味
- 目の色は茶色っぽい(写真で目が赤く光る)
- 真っ白な色よりもクリーム色が似合う
- グレーよりもブラウンが似合う
- シルバーよりゴールドの方が肌のなじみが良い
■ブルーベースの特徴
ブルーベースは、青色みを帯びた涼しげで爽やかなイメージの肌色です。
- どちらかというと色白で肌が青み寄り
- 日焼けをすると肌が赤くなりやすい
- 手のひらの色が青みがかったピンク~赤紫のような色味
- 目の色は黒っぽい(写真で目が光らない)
- クリーム色よりも真っ白な色が似合う
- ブラウンよりもグレーが似合う
- ゴールドよりシルバーの方が肌なじみが良い
★詳しくはこちら→パーソナルカラー セルフチェック診断
【イエベ・ブルベ別】似合う色
自分自身のベースカラーが分かったら、次は似合う色を確認しましょう。
■イエローベースと相性の良い色
イエローベースにおすすめの色は、肌になじみやすい黄み寄りのカラーです。
自然な血色感のある肌に仕上げたいならコーラルピンク、ピーチ、サーモンピンク
元気でフレッシュな印象にしたいならオレンジ系
落ち着いた雰囲気を目指すならベージュ系や黄みよりのブラウン
などを選んでみてはいかがでしょうか。
■ブルーベースと相性の良い色
ブルーベースにおすすめの色は、透明感を演出しやすい青み寄りのカラーです。
ナチュラルな印象に仕上げるならピンクベージュやスモーキーピンク
肌の透明感を強調したいならラベンダー
華やかな雰囲気に仕上げるならローズ系、ベリー系
といったような使い分けもおすすめです!
3.【年代別】似合う色&おすすめチーク
先の章でご紹介した通り、チークの色はベースカラーに合うものを選んだり、他のパーツのメイクとのバランスを見ながら選ぶのがおすすめです。
しかし今回はさらに、自分の年代に合うチークをお探しの方へ向けて編集部がおすすめをセレクト。ベースカラー(イエローベースもしくはブルーベース)と年代を掛け合わせて、おすすめのチークと色を選びました。
どれを使えばいいかわからないという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【10代×イエベ】おすすめチーク
イエローベース肌の10代の方には、フレッシュさを活かしたオレンジのチークがおすすめです。
■マジョリカ マジョルカ クリーム・デ・チーク OR313
【10代×ブルベ】おすすめチーク
10代のブルーベースの方は、ラベンダーのチークで肌の透明感を引き立ててみてはいかがでしょうか。
■セザンヌ ナチュラル チークN 14 ラベンダーピンク
★レビューはこちら→《セザンヌ ナチュラルチークN レビュー》
【20代・30代×イエベ】おすすめチーク
20代・30代のイエローベースの方におすすめしたいのは、コーラルピンクやサーモンピンクなどの黄みがかったピンク。自然な血色感を演出することができます。
■NARS ブラッシュ 4013N ORGASM
【20代・30代×ブルベ】おすすめチーク
ブルーベースの20代・30代の方には、肌なじみのよいヌーディなローズをおすすめします。立体感を出しつつ、上品さも演出することができますよ。
■イヴ・サンローラン ブラッシュクチュール 6 ロゼ サハリエンヌ
【40代・50代×イエベ】おすすめチーク
40代や50代のイエローベース肌には、やりすぎ感のない血色感をプラスしたいところ。日常使いもしやすいコーラルのチークを取り入れてみてはいかがでしょう。
■クレ・ド・ポー ボーテ ブラッシュデュオプードル 104
【40代・50代×ブルベ】おすすめチーク
40代・50代のブルーベース肌には、チークで華やかさをプラスしましょう。ツヤ感のあるローズ系のチークを選べば、表情がいきいきと見えるはずです。
■ミュゼル ノクターナル フェイスカラー RO01 ローズスカイ
4.チークの入れ方・塗り方のポイント
納得のいくチークを選んだら、次に意識したいのがチークの入れ方。最後に、チークの入れ方・塗り方について改めて意識しておきたいポイントをお伝えします。
① パウダーチークのポイント
●チーク用のブラシを使用する
パウダーチークを使用する際に専用のブラシを使うのはもはや当たり前ですが、付属のブラシが小さい・硬いといった場合には、別途専用のブラシを用いることもおすすめします。
粉含みのよいしっかりしたチークブラシを使うことで、色もきれいに発色しやすく、ムラなく仕上がりやすくなります。
●パウダーチークをつける際は余分な粉を落とす
パウダーチークをブラシにしっかり取ったら、必ず手の甲やティッシュなどで余分な粉を落としてからつけましょう。
このひと手間で、チークのつけすぎやムラづきを防ぐことができます。
② クリームチーク&リキッドチークのポイント
●きちんと肌になじませる
クリームチーク・リキッドチークは、指先やスポンジを使ってなじませながら使用しますが、なじませ方が甘いとムラになってしまいます。指に取ったら一度手の甲などで量を調節し、それから頬にのせましょう。
また、頬になじませる際は力を入れすぎるとベースとなるファンデーション等がよれてしまいがち。やさしく、軽くパッティングするようになじませましょう。
●つける範囲を意識する
クリームチークやリキッドチークは、適当に広げてしまうと赤ら顔のようになってしまうこともあります。
一度チークの幅を広げ過ぎてしまうと修正が大変なので、付ける範囲は理想よりもやや小さめから始めることをおすすめします。鏡で見ながら、横顔も意識して仕上げましょう。
チークの濃淡バランスについて
チークの濃淡、つまりチークをメイクの主役にするかどうかは、メイクの全体バランスとなりたいイメージによって決めましょう。
かわいらしい雰囲気にしたいとき、甘い仕上がりにしたいときはチークを主役にし、その分ほかのパーツの主張を控えめにします。
逆に大人っぽく仕上げたいとき、ナチュラルに仕上げたいときはチークを控えめにし、リップもしくはアイシャドウにインパクトをおいたメイクにするとよいでしょう。
メイクの最後には、大きめの鏡で全体を確認することを忘れないようにしてくださいね。
5.まとめ
チークは、顔全体の印象を決める重要なアイテムです。
自分の肌色やなりたいイメージに合わせて、自分至上No.1のお気に入りチークを見つけましょう!
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