顔のむくみ、どうやってとったらいいの?今すぐ解消したい!と方法をお探しではありませんか?
むくんだままの顔では朝からテンションも下がりますし、人に会うのも億劫になってしまいますよね。そこで、朝のひと手間で顔のむくみ対策ができる方法をお伝えします。
顔のむくみは身体からのサインかもしれません。むくみの原因と予防法も合わせてご紹介いたしますので、ぜひチェックしてみてください。マッサージなどを上手に取り入れて、スッキリフェイスを目指しましょう!
※まぶたのむくみでお悩みの方は、こちらの記事をご参照ください。
1.朝に行う、顔のむくみ対策
顔がむくんでいるときは、血行を良くすることが大切です。そこでおすすめなのが「冷温パック」と「首マッサージ」です。
【ステップ1】冷温パック
「顔を温める⇔冷やす」を繰り返します。洗顔後、スキンケアの前に行いましょう。
① タオルを2枚用意する
② 「冷」タオルを作る
1枚は水で濡らします。冬は水道水そのままでもよいですが、夏は水がぬるいため、洗面器または丈夫な袋に氷水を入れて濡らします。
③ 「温」タオルを作る
もう1枚は熱めのお湯(43~45度くらい)を入れた洗面器にタオルを入れるか、水で濡らして軽くしぼったタオルを電子レンジで40~1分程温めて蒸しタオルを作ります。(直後はかなり熱くなっているので、必ず適度に冷まし、やけどに注意しましょう)
④ 交互にあてる
冷たいタオルと温かいタオルを20秒ずつ、交互にあてます。(3セットくらい)
【ステップ2】首マッサージ
次に首をほぐすことで、顔をスッキリさせることが期待できます。
① 首のストレッチ
まずは首をほぐしましょう。 首を回します。(5周くらい) 首を右に傾けて、左のラインを伸ばします(5秒くらい)。→左も同様に行います。
② 首にクリームを塗る
何もつけずにマッサージすると、滑りが悪く肌に負担がかかりやすいので、クリームを塗りましょう。
滑りさえよくなればどんなクリームでも良いですが、あとで紹介するようなマッサージクリームを使用すると顔のマッサージも同時にできるのでおすすめです。
③ 首筋をさする
指の腹を使って、耳の後ろから鎖骨あたりまでを少し強めの力で約10回上下に撫でます。
顔のむくみ対策に便利なアイテム【肌らぶ編集部おすすめ】
すぐに実践できる対処方法をご紹介しましたが、こちらでは、時間をかけてでもしっかりマッサージをしたいという方にぜひ常備していただきたい、自宅でのお役立ちアイテムをご紹介します。
★マッサージクリーム
メイクをする前に顔の気になる部分もマッサージすることで、より顔の印象をすっきり見せることが期待できます。肌への摩擦による負担を防ぐために、指のすべりをよくしてくれるマッサージクリームを取り入れましょう。
保湿成分が配合されているマッサージクリームをご紹介します。
保湿成分としてパシャンベエキス・ヤナギランエキス・ポンカン果実エキスなどを配合。肌にハリとうるおいを与えます。洗い流しもできるタイプなので、お風呂での使用もおすすめです。
2.むくみとは?
顔がむくんでいなければ、毎朝の顔のむくみケアにかかる時間も、有効に使うことができますよね。そこで、これ以上むくみに悩まないためにも、そもそもむくみとは一体何かを知ることから始めましょう。
むくみは「浮腫」と書きます。つまりは単純に身体の中の水分量が多くなったり、血行が悪く、水分が特定の場所に集中してしまった結果、膨らんで見えてしまうことを指すのです。
また、顔のむくみは、基本的に朝に起こりやすく、夜は足に目立つことが多いようです。それは重力が関係しているためと考えられています。
日中は、立っていることや座っていることが多いので、重力で上から下へ水分が下に向かうため、夕方から夜になると足に水分がたまりやすくなります。
そして、寝ている間は、身体が横になっているので、日中にたまった水分が足から顔に再度流れ、顔がむくみやすくなるのです。
3.むくみの主な5つの原因
むくみの原理が分かったところで、むくみにつながる主な原因として考えられていることを、5つご紹介します。普段の自分の行動に当てはめて考えてみましょう。
3-1.塩分の摂り過ぎ
塩分を摂り過ぎると、高くなった塩分濃度を薄めようとして、身体から喉が渇いたというサインが出ます。そしてそのサインにより水を飲み過ぎてしまい、余分な水分がたまることで、むくんで見えてしまうことがあります。
塩分だけで水は飲んでいないという場合でもむくみが出ることがあります。これは、体内にある水分を逃さないようにするため、身体が水分をためこもうとする現象が起きるためだと考えられています。
3-2.アルコールの飲み過ぎ
アルコールを飲むとトイレが近くなりますよね。その結果身体から水分がなくなる→喉が渇く→水を飲み過ぎてしまう、という流れができてしまうと、むくみの原因になることがあります。
また、塩分と同じように、アルコールだけで水を飲まなかった場合でも、身体が水分を溜め込もうとするためむくみに繋がることがあります。 さらに、お酒のつまみで塩分を摂り過ぎるというのも原因の一つです。
3-3.血行が悪くなっている
水分を摂り過ぎていても、きちんと流れているのであれば排出されるので、すぐむくみに繋がるということは考えにくいでしょう。
むくんでいるということは、血行が悪くなっているというサインでもあります。 運動不足や長時間のデスクワークなど、身体が全然動いていないと血行は悪くなりますし、冷え性の方も血行が悪くなりやすいのでむくみやすくなると言われています。
3-4.ホルモンバランスの影響
女性の場合、月経前や月経中に顔や身体がむくみやすくなることがあります。
月経前に多く排出されるといわれるホルモンは、体内に水分をため込む働きがあるといわれています。
また、月経が始まると全身の血行が悪くなり、結果、顔など「部分的」にむくみが現れると考えられています。
3-5.病気のサイン
むくみがずっと続くようであれば、身体のどこかに異常があるサインかもしれません。 軽視しないで一度病院で診てもらうことも視野に入れましょう。
4.むくみの対策法
むくみの原因は分かったけど、具体的にどうしたらいいかお悩みの方のために、今日から始めてほしい4つの対策方法をご紹介します。
4-1.塩分を抑える工夫をする
一般的に、1日の食塩摂取量は、成人男性が8g未満、成人女性が7g未満と言われているので、超えないように注意しましょう。といっても、塩分量を常に計算することは難しいと思いますので、以下のポイントを最低限抑えるようにしましょう。
◆塩分以外で味付けをする
いつも醤油と塩で味付けするのではなく、ゆず、コショウ、レモン、すだち、しそ、みょうがなど、酸味や香辛料を使って料理をする工夫をしましょう。
◆麺の汁は残す
特にラーメンなど、麺類は汁に多くの塩分が含まれています。全部飲みほすのではなく、できるだけ残すようにしましょう。残すことに心苦しさがある方は、初めから違うものを選択肢に加えることも大切です。
◆「減塩」商品だからと油断しない
みそや醤油などで「減塩」をうたい文句にしているものもありますが、減塩だからといって多く入れたり食べ過ぎてしまっては元も子もありません。何事もやりすぎはよくないことを意識しましょう。
4-2.カリウムを積極的に摂る
健康的な食生活を心がけたうえで、状況に応じてカリウムを上手に取り入れるのもよいでしょう。
◆カリウムを多く含む食品
《果物》メロン・スイカなど
《海藻》ひじき・昆布など
《野菜》さといも・アボカド など
《その他》大豆・納豆・カツオなど
◆カリウムの摂り方
茹でたり煮たりした場合は、そのまま食べるかスープなどで煮汁も摂取できるようにすることをおすすめします。
4-3.締め付けるパンプス・ガードルは控える
身体を締め付けてしまうような靴や服・下着、ストッキングなどは、できるだけ控えましょう。
特に女性の場合、靴のサイズが合っていないことも多いので、見直してみてください。
4-4.休憩タイムのストレッチ
デスクワークで座りっぱなしの方ほどむくみやすいので、途中で特に足を意識して動かすようにしてください。
仕事をしながら座ったままできるストレッチと、コピーを待ちながらなど立っている時間を有効活用できるストレッチを紹介します。帰りの電車の中でやるのもおすすめです。
■座りながらできるストレッチ
かかとは床につけたままで、つま先を上に上げます。30回くらいやりましょう。
■立ったままできるストレッチ
つま先は床につけたまま、思いっきりかかとを上にあげます。ふくらはぎがぴーんと伸びていることを意識しながら、30回くらいやりましょう。
5.最後に
顔のむくみを中心に、顔のむくみ対策方法や、むくみの原因・予防法などをご紹介しました。
顔のむくみの原因は、顔だけではなく全身にあるということがお分かりいただけましたでしょうか?
本日お伝えした食生活の改善や適度な運動で、顔をはじめ、全身のむくみのお悩みから解放されましょう!
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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