「まわりの人は涼しい顔をしているのに、自分だけだらだらと汗をかいている…」
「手汗がひどくて、握手やハイタッチができない…」
そんな汗かきの悩みを抱えている人は、少なくないのではないでしょうか?
汗は、「汗をかきたくない」と焦れば焦るほど、次から次へと流れ出てしまいますよね。
「どうして私はこんなに汗をかいてしまうの?」とお悩みの方に向け、今回は汗をかきやすい人の特徴や主な原因、そして汗をかきにくくするために自分でできる対策などをご紹介します。
1.汗かきという定義はない
まず始めに、「私は汗かきだ」とお悩みの方にお伝えしたいことがあります。
それは、「汗かき」には明確な定義がない、ということです。
汗は、「汗腺」という汗が出る穴から出てきます。
汗腺の量や汗腺から一度に出てくる汗の量には個人差があります。
汗腺が多く、汗を大量にかきやすい人もいれば、汗腺が少なく、汗をかきにくい人もいます。
人間が一日にかく汗の量に関して、「汗を何リットルかくと健康」や「汗を何リットルかくと汗かき」という明確な数値による定義はありません。
明確な定義がない以上、あなたが「汗かき」であるかどうかはあなたの主観、または周囲の方があなたに持つ印象でしかないということなのです。
2.汗かきと思われる主な原因
では、人はなぜ「私は汗かきだ」「あの人は汗かきだ」という印象を持ってしまうのでしょう?
以下は、「汗かきな人」「汗をかきやすい人」という印象を与えてしまいがちな事柄と、それぞれの事柄が引き起こされる主な原因です。
「自分は汗かきだ」と感じている方は、自分に当てはまるかチェックしてみてください。
・体の目立つ部分(顔や手のひら、脇)に汗をかきやすい
・いっぺんに、どっと汗をかきやすい
・汗のニオイが強い(と感じられる)
いかがでしょう?当てはまる事柄はありましたか?
上記3つの事柄は、自分だけでなく周囲の人にも汗をかいていることが明確に伝わりやすいことが特徴です。
目に見えやすい部位にかく汗は、「汗をかいている」という印象を強く与えがちですし、一度にどっと出てしまう汗は衣服に汗染みを作ってしまいがちです。
人間の嗅覚に訴えてしまうニオイの強い汗は、視覚以上の拡散性を持って周囲の人に如実に汗の存在を知らしめてしまうのです。
3.良い汗のかき方ができる生活習慣
前章で、汗かきだという印象を与えてしまう3つの事柄をご紹介しましたが、これらの事柄に当てはまったからといって、「私は汗かきだ」と感じる必要はありません。「汗かき」に定義はないのですから。
とはいえやはり、「私は汗をかきやすい?」「汗かきだと思われている?」と感じながら過ごす毎日はとても苦痛です。
できることなら、「出来るだけ汗をかかないようにしたい」または、「汗かきだと思われてしまう要因を遠ざけたい」と思いますよね。
そもそも「汗をかく」という行為は、私たちがすこやかな毎日を過ごす上でとても大切な自然現象です。
私たちの身体は汗をかくことで体温を最適な状態に保っています。
そのため、汗をかくという行為自体を完全に排除することはできませんし、する必要もないのです。
大切なことは、「汗かき」だという印象を与えてしまいがちな汗のかき方ではなく、人目を気にする必要のないすこやかな汗のかき方を身に付けることです。
この章では、自分は汗かきだと感じる方、そしてそんな不安を少しでも和らげたいと思っている方に向け、理想的な汗のかき方を身に付けるために自分でできる対策をご紹介します。
①軽い有酸素運動を定期的に行う。
運動は、理想的な汗のかき方を目指す上でとても大切です。
私たちの身体は運動をすることで血行が良くなり、体温が上がります。
体温が上がると必然的に、上がった体温を下げるために汗をかきます。
ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳といった一定の運動を継続して行うことができるものが理想的です。
②入浴はシャワーだけでなく湯船につかる
理想的な汗のかき方を身に付けるためには、浴槽にじっくりと体を浸けることも大切です。
湯船にしっかりと浸かることで、徐々に上がっていく体温に応じてじんわりと汗をかくことができるので、理想的な汗のかき方としておすすめです。
③食物繊維や水分をたっぷり摂る食生活をこころがける
理想的な汗のかき方を身に付けるためには、食生活の見直しも大切です。
食物繊維や水分を積極的に摂り、腸内環境を整えましょう。
腸内環境が整備されると自ずと血行がよくなり、理想的な汗のかき方が身に付きやすくなります。
④ストレス解消のための趣味や楽しみを持つ
汗をかくという行為と精神の間には、深い関係があるとされています。
極度の緊張やストレスを感じることで汗が止まったり、一気に大量の汗をかいてしまうことがあります。
理想的な汗のかき方を身に付けるため、ストレスを溜めないように意識しましょう。
疲れやストレスを感じたら我慢をせず、リラックスできる習慣を見つけましょう。
⑤汗はこまめにふく
汗は、かいた直後にはニオイを有してはいないとされています。
かいた汗をそのままにしておくことで、ニオイの元となる菌が繁殖し、ニオイを発するようになってしまうのです。
汗のニオイ菌が育ってしまう前に、汗をかいたらなるべく時間をおかず、デオドランドシート等で拭き取りましょう。
4.まとめ
汗かきの原因についてご説明しましたが、いかがでしたか?
「汗かき」という明確な定義はありません。そのため、「私は汗かきだ」と感じている方は、自身でそう思い込んでしまっていたり、人目を気にし過ぎている可能性もあります。
大切なことは「汗をかく量を減らす」ことではなく、「理想的な汗のかき方を身につける」ことです。
今回ご紹介した対策を元に、理想的な汗のかき方を身に付けてくださいね、
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
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肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。