メイクをしっかり落とせてすこやかなお肌を保てる、基本的なクレンジングクリームの使い方をお探しではないでしょうか?
洗い上がりのしっとり感が魅力のクレンジングクリームですが、自分の使い方に不安がある…という方も多いのでは。
使い方を間違っていてもある程度は落とせるかもしれませんが、これからご紹介する使い方を試せば、もっと気持ちよくメイクを落とすことができるはず。
早速今夜から試して、洗い上がりを実感しましょう!
1. 基本的なクレンジングクリームの使い方
クレンジングクリームには、一般的に水で洗い流すタイプと拭き取るタイプがありますので、それぞれの使い方をご紹介いたします。
1-1.洗い流すタイプ
① 手を洗ってよく拭く
スキンケアの基本はキレイな手で行うことです。しっかりと洗いましょう。
濡れた手でクレンジングクリームを使うと、メイクが落ちにくくなることもあります。
お風呂場OK、濡れた手でもOKという商品でも、手を洗った後はなるべく水気を取るようにしましょう。
② 先にアイメイクをポイントメイクリムーバーで落とす
アイメイクをしている場合は、ポイントメイクリムーバーを使用して先にアイメイクを落としましょう。
リムーバーをコットンにたっぷり浸み込ませ、目元にのせて1分程度待ってから、コットンを滑らせるようにして落としてください。
多少のアイメイクが残っていても大丈夫ですので、ゴシゴシと擦らないように注意しましょう。
③手にクリームをとる
量は各商品の説明に従いましょう。目安は500円玉の大きさです。
※量が少ないと手と肌の間で摩擦が起きやすくなってしまいます。十分な量を使いましょう。
④Tゾーン→Uゾーンの順でなじませる
比較的皮脂の多い額から鼻にかけてのTゾーンから先になじませます。
その後、顎(あご)・頬のUゾーンになじませます。
力を入れすぎず、クリームが白色から透明っぽくなるまでくるくると円を描くようにやさしくなじませましょう。
⑤目元・口元をやさしくなじませる
目元・口元の周りはより小さな円を描くようにくるくるとなじませます。
⑥ぬるま湯で洗い流す
熱すぎると肌に必要な油分まで取ってしまい、肌がかさつきやすくなることもあります。
逆に冷水だとクリームが肌になじみにくくなることもあるため、メイクが落ちきらずに、毛穴をふさいでしまうことで、ニキビができたりする可能性もあります。
若干ぬるめかな、と思うくらいの温度でOKです。
⑦よく泡立てた洗顔料で洗顔する
クレンジングクリームは、洗い流したつもりでも肌に残りやすいため、クレンジングの後に洗顔料できちんと落としてあげる必要があります。
洗顔もできるタイプのクレンジングクリームであれば、必ずしも洗顔が必要というわけではありませんが、もし気になるようであれば洗顔料を使いましょう。
ここでもこすりすぎを避けるために、洗顔料は先によく泡立てておき、泡で汚れを浮かすようになじませます。
すすぎの際は前髪や髪の生え際、あご下など洗い残しのないように注意しましょう。
⑧清潔で肌触りの滑らかなタオルで拭き取る
洗顔後の肌はデリケートな状態です。
ゴワゴワしたタオルを使用したり、ゴシゴシ拭くのは控えましょう。
1-2.拭き取るタイプ(拭き取り方)
先にクリームを手の平で温めることやなじませ方については、洗い流すタイプの①~⑥までと同様なのでそちらをご参照ください。
ここではクリームの拭き取り方についてご紹介します。
①先にティッシュをあててある程度のクリームをとっておく
※肌をこすらないように意識しましょう。
②顔全体を包み込むように蒸しタオルをあてる
【蒸しタオルの作り方】
1.水で濡らしたタオルをゆるめに絞る
2.耐熱皿にのせる
3.電子レンジで40秒〜1分程度温める
※タオルがとても熱くなっている場合があるので、やけどに注意しましょう
③蒸しタオルでクリームを拭き取る
タオルでこすりすぎないように意識しながら、優しく抑えるようにしてクリームを取ります。
1度ではなかなか取りきれないので、タオルの面を変えながら、なるべくキレイな部分で拭き取るようにしましょう。
もし、タオルを全面使用してもまだクリームが残っていた場合は、蒸しタオルをもう一枚用意して拭き取ります。
④よく泡立てた洗顔料で洗顔する
肌に残ったメイク汚れやクレンジングクリームを落とすため、必ず洗顔料も使用しましょう。
⑤清潔で肌触りの滑らかなタオルで優しく拭き取る
2. よりきれいにメイクを落とすための6つのポイント
日頃の自分の行動を振り返りながら、これからご紹介する6つのポイントをおさえていきましょう。
2-1.メイクの濃さによってクレンジング料を使い分ける
ウォータープルーフのベースメイクを使用した日は、クレンジングオイルやクレンジングリキッドなどでメイクを落とすようにしましょう。
クレンジングクリームは、普段用のメイクを落とすのに向いた、ナチュラルな作りのものが多いです。
平日はナチュラルで軽めのメイク、休日はウォータープルーフのアイテムを使ったしっかりメイク…というように、日によってメイクの濃さが異なる方は、2つ以上のクレンジング料を持っておき、その日のメイクによって使い分けることをおすすめします。
2-2.クレンジング料を使うのは日焼け止め・メイクアップ料を使った日だけにする
クレンジングは、日焼け止めやメイクアップ料を使用した日にのみ使うことをおすすめします。
油性の汚れが付いていない肌にクレンジング料を使うと、必要なうるおいまで奪ってしまい、肌悩みの原因となることもあるからです。
ほこりや汗などの汚れは洗顔料で落とすことができるので、クレンジングはその日の状況によって上手に活用するようにしましょう。
2-5.鏡を見ながらメイクを落とす
クレンジングをする時は鏡を見て、なじませきれていない箇所がないか確認しながらおこないましょう。
クリームがついているだけでは、メイクは落とせません。
使い方を意識していても、人によってなじませるのが得意・不得意な箇所があります。
見ていなかったという方は、早速今日から意識してみてください。
2-4.マッサージを兼ねての長時間のクレンジングは控える
クレンジングしながらマッサージもできるという商品もありますが、そういったものを使うときは、マッサージに集中しすぎて時間をかけすぎたり、力を入れすぎたりすることのないように気を付けましょう。
2-5.「落ちていないかも?」と思ってもまずは洗顔料で洗い流してみる
基本的な使い方を実践しても、クレンジングクリームをすすぎ流した後に、肌にヌルつきを感じる場合もあるかと思います。
その場合は、もう一度クレンジングをしたりこすったりするのではなく、まずは洗顔料で丁寧に洗顔してみてください。
クレンジング後に多少ヌルつきがあっても、洗顔料で落ちるのであれば問題ありません。
2-6.丁寧にすすぐ
クレンジング後の肌はデリケートな状態です。
クレンジングクリームをすすぐときは、ぬるま湯を手のひらですくい、肌にかけてすすぐようにしましょう。
忙しいときなどは、どうしても面倒に感じてしまうこともあるかもしれませんが、なるべく丁寧にすすぐことが大切です。
3. クレンジングクリームの仕組み
みなさんは、「転相(てんそう)」という現象についてご存じですか?
少し難しい話にはなりますが、クレンジングクリームを理解するためにも、ぜひ読んでみてください。
■転相とは
クレンジング料は主に油と水からできていますが、クレンジングクリームは手にとった状態で拡大すると、水が油を包んでいます。
肌についたメイクを浮かせるためにはメイクの原料と同じ油が必要なので、このまま油が閉じこもったままの状態では落とすことができません。
しかし、肌の表面でメイクや皮脂となじませていくと、それらが混ざり合っていき、徐々に油が外側に出てきて、油と水が逆転するのです。
この、油と水が逆転する現象が「転相」と呼ばれています。
これによって、クレンジングの油分でメイクの油分を浮かせ、キレイに落とすができるのです。
この現象は、クレンジングしている時に、指で感じることができます。
指の腹でクリームを肌になじませていると、重みや硬さを感じていた指先がフッと軽くなるはずです。
このテクスチャーの変化によって、「転相」が起きたことがわかるでしょう。
特に固めのクリームやこっくりしたタイプのものは転相に時間がかかると考えられます。
そういった場合は、顔につける前に手のひらで軽く温めるとよいでしょう。
また、クリームの量が多すぎても転相に時間がかかってしまう場合があると考えられます。
いつまでたっても軽くならない場合は、適量ではない可能性があるので、確認してみましょう。
但し、少量すぎても肌に摩擦が起きるのでNGです。
こすらなくても滑らかになじませられる範囲で調整してみてください。
4. クレンジングクリームの使い方まとめ
基本的なクレンジングクリームの使い方や、使うときに意識しておいてほしいポイントなどをご紹介しました。
クレンジングは、そのあとのスキンケアのためにもとても大切なお手入れなので、もし自分のクレンジングに満足していないという方は、改めて見直してみてくださいね。
毎日のスキンケアタイムを、より実りある時間にしていきましょう!
◆クレンジング 肌らぶ関連記事◆
◆市販もプチプラも!おすすめクレンジング
◆マツエク長持ち!おすすめクレンジングと選び方
◆【保存版】あなたの肌に合うクレンジングの選び方
◆【プチプラ限定】おすすめクレンジング
◆クレンジングオイルは乳化をするとどうなるの?
◆【クレンジングまとめ】選び方・使い方・おすすめ
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 詳細を見る
あわせて読みたい記事
お悩み別ケアの人気記事ランキング
肌らぶ編集部おすすめの記事
PR 2022.02.28 Mon 多角的アプローチでお肌をケア!シミュートで年齢シミを徹底ブロック【PR】 #PR #クリーム #しみ PR 2021.03.25 Thu 乾燥がひどい時に試して!オルビス「アクア」の保湿スキンケア【PR】 #PR #オルビス #乾燥 #保湿 PR 2021.03.10 Wed 年齢にとらわれない いきいきした印象に!オルビス「ユードット」【PR】 #40代 #PR #オルビス #保湿 #化粧水 #洗顔 PR 2021.02.26 Fri 薄毛治療だけじゃない!?自毛植毛でヘアラインを整える【PR】 #hair-自毛植毛- #hairline-へアライン- #kogao-小顔- #PR #小顔 #抜け毛・薄毛
肌らぶライター
肌らぶ編集部 肌らぶ編集部は、美容のプロとして1記事1記事にプライドを持ち、あなたのキレイに寄り添う情報・知識を分かりやすく伝えるために日々執筆をしています。 miho 元美容師でヘアケアグッズや韓国コスメなどが大好きな美容オタクです。美容師免許を活かしてヘッドスパ二ストなどをしていました。 ヘアケアの正しい知識やお肌も髪も全身美しく綺麗になれるような役立つ情報を発信していけるよう頑張ります♪ karintou 肌らぶ読者の皆さま、はじめまして。かりんとうと申します。お花や植物、ナチュラルなコスメが大好きな美容ブロガーです。栄養や食事を通して、わくわくするような美容情報をわかりやすくお届けします。 もんにゃんい 여러분 안녕하세요~ 韓国系色白マッチョ目指して邁進中の理系大学院生です! 韓国アイドルをきっかけに自分磨きに目覚めました。 美容に興味のあるみんなの味方です✌🏻理想に近づけるようにがんばりましょう!잘 부탁해요〜〜〜 朱墨 しがないコスメオタクの初心者ライターです。「自分らしく、自由に楽しく」がモットーです。よろしくお願いします。
★使用後の蒸しタオルについて
使用後の蒸しタオルは、一度お湯で軽くすすいである程度のクリームを洗い流せば、洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗うことができます。
すぐには洗濯機を回さないという場合は、風通しの良いところで乾かしてから、洗濯機に入れましょう。
濡れたまま放置するのは、雑菌が繁殖する原因になることもあるので控えましょう。