「何気なく行っているクレンジングだけど、もっといい方法ってあるの?」「クレンジング(メイク落とし)にはどんな種類があるの?」「もっと自分に合ったクレンジング方法は?」「クレンジングの選び方は?」など、クレンジングについてのお悩みはありませんか?
毎日のクレンジングで使用するメイク落としは、基本的に「メイクの濃さ」と「肌の状態・特徴」の両面から考えて選ぶことが望ましいとされています。
しかし値段や口コミ、何となく目についたから…などという理由のみでクレンジング(メイク落とし)を選んでいるという方も多いのではないでしょうか?
今回は“知らないと損をする”クレンジング(メイク落とし)の種類や特徴、肌の特徴に応じた選び方をご紹介していきます。また、クレンジングの方法についても解説致します!
ぜひ、おさらいという意味でも「自分が使っているクレンジングが本当に自分に合っているか」「クレンジング方法は適切か」を確認してみて下さい。
1.クレンジングの大前提5カ条
クレンジング(メイク落とし)にはいくつか種類があります。それぞれの特徴を知る前に、「きちんとクレンジングを行うための大前提」を知っておきましょう。
前提知識がないと、どんなに自分に合ったクレンジング(メイク落とし)を選べても、本来の魅力が引き出せないだけでなく、肌への負担にもなりかねません。
①クレンジング(メイク落とし)はベースメイクに合わせる
クレンジングという行為の目的は、当然のことながら「メイクを落とすこと」です。
クレンジング(メイク落とし)はベースメイクの濃さに合わせて選びましょう。〈ベースメイクが濃い日〉と〈ベースメイクが薄い日〉でクレンジング(メイク落とし)を使い分けるというのもおすすめです!
メイクが落ち切らず肌に残ってしまうことは、肌への負担となりうるので、しっかりベースメイクを落とせるクレンジング(メイク落とし)を選びましょう。
②アイメイク(ポイントメイク)とベースメイクは別だと考える
なかなか落ちない頑固なアイメイクやリップメイクなどのポイントメイクを基準にして、クレンジング(メイク落とし)を選んでしまうのはNGです。あくまで「ベースメイク」を基準にしてメイク落としを選ぶことが、ポイントです。
目元や口元などにバッチリメイクをしている場合は、ベースメイクを落とすクレンジング(メイク落とし)とは別に専用のポイントメイクリムーバーを用意して、そちらで目元や口元のクレンジングをしましょう!
③落とすとき、ゴシゴシこすらない
クレンジングを行う際は、手のひらではなく指先を使うようにしましょう。
手のひらは力が入りやすく、そのままゴシゴシこすると、自分で思っている以上に肌へ摩擦による負担がかかります。
クレンジングは基本的に毎日行う方が多いでしょう。毎日の積み重ねが、3年後・5年後・10年後のシミやしわなどの原因をつくってしまうこともあるかもしれません。
ポイントメイクリムーバーを使う際も、こするのではなく「やさしくなでるように」使用しましょう。
④すすぎにはぬるま湯を使う
クレンジング(メイク落とし)をすすぐときの水温は、常温に近い状態のぬるま湯をおすすめします。
熱いお湯ですすぐと、しっかりクレンジングできる気がするかもしれませんが、必要な皮脂までも落としすぎてしまうことがあるといわれています。
必要な皮脂が洗い流されてしまうと、肌の乾燥につながることがあります。肌が乾燥した状態が続いてしまうと、肌を守ろうとして皮脂が過剰に出てしまうこともあり、カサカサするのに脂っぽいなどという肌の状態になりかねません。
また、冷たい水でのクレンジングは、毛穴が引き締まるような気がするかもしれませんが、クレンジングの際のメイク落としの洗浄成分やメイク汚れが落ちきらないことがあり、洗い残しが肌の負担となることがあります。
クレンジング(メイク落とし)をすすぐ際は「少し冷たいかも?」と感じるくらいのぬるま湯を使うようにしましょう。
⑤メイクは”その日のうち”に必ず落とす
メイクは必ずその日のうちにクレンジングをして落としましょう!
どれだけ疲れていても、お酒を飲みすぎたとしても、例外を設けないようにしたいものです。
「今日くらいは平気」と思っていても、日中からメイク料がずっと肌に乗った状態は、肌にとって理想的とは言えません。
また、メイクだけではなく外気のホコリ、チリ、排気ガスなど、目に見えない汚れなども付着していますので、帰宅したときの肌は汚れたっぷりな状態です。
どんなにつらくてもだるくても面倒でも、帰宅したらすぐにクレンジング&洗顔をしてメイクと汚れを落としましょう!そして、その後ゆっくりおやすみください。
2.クレンジング(メイク落とし)7種類の特徴
クレンジング(メイク落とし)には、主に以下の7種類があります。
それぞれのクレンジング(メイク落とし)は、配合されている「成分」「テクスチャー」などが異なります。
【1.クレンジングの大前提5カ条】でもご紹介した通り、クレンジング(メイク落とし)は「ベースメイクの濃さに合わせて選ぶ」ことを意識しながら、自分の肌に合うものを選びましょう。
下の図は、あくまでも参考程度にご覧ください。
ここから、それぞれのクレンジング(メイク落とし)の特徴や、肌らぶ編集部おすすめの商品などをご紹介します。
2-1.クレンジングオイル
クレンジングオイルは、「しっかりメイク」「バッチリメイク」の方におすすめのクレンジング(メイク落とし)です。
メイクは油性の汚れであり、同じく油性のクレンジングオイルは、メイクなじみの良さが期待できます。
クレンジングオイルでクレンジングを行う際のコツは、しっかりオイルを乳化させることです!
★クレンジングオイル関連記事
・クレンジングオイルの使い方と活用法
・クレンジングオイルの乳化について
★肌らぶ編集部おすすめクレンジングオイル
使い勝手のよいポンプタイプで、保湿成分が配合されているクレンジングオイルをご紹介します。
■ファンケル 無添加 マイルドクレンジングオイル価格:973円(税抜) 内容量:60mL(ハーフサイズ)
無添加*にこだわる「ファンケル」のクレンジングオイルです。
水のように軽やかなテクスチャーのオイルがあらゆるメイクに素早くなじみ、こすらなくてもメイク汚れをするんと落とします。肌に必要な水分は残しながら毛穴汚れまですっきりと洗い上げるので、肌を清浄にしながらつるつるとした肌触りのみずみずしい肌に。
WEB限定で、約1ヵ月試せるトライアルボトルが、500円(税抜)で販売中です!
*防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤無添加
2-2.リキッドクレンジング
リキッドクレンジングは水分をベースとしており、さらっとしたテクスチャーが特徴です。別名「水クレンジング」と呼ばれることもあります。
ベタつきやヌルつきが少なく、さっぱりとした使用感がお好みの方におすすめです。
マツエクをつけている方には、オイルフリーのリキッドクレンジングが良いでしょう。
★リキッドクレンジング関連記事
・リキッドクレンジングのメリット・使い方・肌らぶ編集部おすすめ商品
★肌らぶ編集部おすすめクレンジングリキッド
なじませて洗い流すタイプの、リキッドクレンジングをご紹介します。
■オルビス クレンジングリキッド
価格:1,334円(税抜) 内容量:150mL
メイクにすばやくなじんでスルスルと汚れを落としてくれます。
保湿成分「ヒアルロン酸」を配合。肌のうるおいを保ちながらクレンジングできます。
お風呂などで使える利便性と、ヌルつきやベタつきのない快適な使い心地も魅力の1つでしょう。
無香料、無着色。まつげエクステOK。※一般的なグルー(シアノアクリレート系)
詰め替え用があるので、使い続けるほどコスパがアップするのもポイントです。
2-3.クレンジングジェル
クレンジングジェルは、弾力のあるテクスチャーが特徴のクレンジング(メイク落とし)です。
そのテクスチャーによって、手による肌の摩擦を抑えることも期待できます。みずみずしい使い心地なので、さっぱりした洗いあがりがお好みの方にもおすすめです。
クレンジングジェルには、主に「油性ジェル」「オイルイン水性ジェル」「オイルフリー水性ジェル」などのタイプが存在します。
★クレンジングジェル関連記事
・クレンジングジェルの選び方と使い方
・肌らぶ編集部おすすめクレンジングジェル
★肌らぶ編集部おすすめクレンジングジェル
今回は、テクスチャーがなめらかなジェルクレンジングの中から、しっとりした洗いあがりで、まつ毛エクステをしていても使えるものをピックアップしました。
■オルビス クレンジングジェル
価格:1,334円(税抜) 内容量:150g
肌の上にのせると、濃密でとろりとした液状の感触で肌になじみ、なめらかにメイクオフできます。
しっとりした洗い上がりが魅力で、肌の乾燥・摩擦による負担が気になる方にもおすすめ。
保湿成分として、「ヒアルロン酸ナトリウム」「マリンコラーゲン」「ローヤルゼリーエキス」配合。肌をすこやかに保つ成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合。
無油分、無香料、無着色、アルコールフリー。
*一般的なグルー(シアノアクリレート系)を使用の場合
2-4.クレンジングクリーム
クレンジングクリームは、クリーム状のテクスチャーなので手と肌の間でクッションのような役割をし、摩擦が起きにくいのが特徴のクレンジング(メイク落とし)です。
油分を含んでいるので、クレンジング後も肌がしっとりしやすいという魅力があります。
★クレンジングクリーム関連記事
・クレンジングクリームの使い方
・クレンジングクリームの仕組み
・肌らぶ編集部おすすめクレンジングクリーム
★肌らぶ編集部おすすめクレンジングクリーム
チューブタイプで、ほのかな香りつきのクレンジングクリームをご紹介します。
■モイスティシモ クレンジングクリーム
価格:3,500円(税抜) 内容量:120g
★モイスティシモをフルラインで試せるトライアルセット3,200円(税抜)あり★
植物由来の保湿成分、サクラエキス・オウレンエキスを配合。
とろけるようななめらかなクリームが、肌にのせるとオイル状に変化し、肌を清浄にしながらやわらげます。
しっとりとした洗い上がりが魅力的です。
やさしくおだやかな印象のジェントルフローラルの香り。
⇒肌らぶ編集部が【モイスティシモ】を実際に試したレビューはこちら>>>
2-5.クレンジングミルク
クレンジングミルクは、なめらかなテクスチャーが特徴のクレンジング(メイク落とし)です。
肌が乾燥しやすいという方にも比較的使いやすいでしょう。
★クレンジングミルク関連記事
★肌らぶ編集部おすすめクレンジングミルク
今回は、乾燥肌の方でも使いやすいやわらかなテクスチャーのものを選びました。
■カバーマーク トリートメント クレンジング ミルク
価格:3,000円(税抜) 内容量:200g
保湿成分MCキトサンが配合されています。
9種類のエッセンシャルオイルをブレンドした、柑橘系アロマの香りが心地よく感じられるアイテムです。
メイク汚れをすっきりと落しながら、しっとりうるおった肌へ。
触れると心地よいなめらか肌に仕上げます。
2-6.アイメイクリムーバー
アイメイクリムーバーは、落ちにくいマスカラやアイライナーなどのポイントメイクを落とすためのクレンジング(メイク落とし)です。
アイメイクなどの落ちにくいメイクを落とそうとすると、ついついゴシゴシと強い力でこすってしまい、肌に負担をかけてしまうことがあります。
ウォータープルーフタイプやロングラスティングタイプの化粧品でアイメイクをした際には、アイメイクリムーバーで落とすと良いでしょう。
★アイメイクリムーバー関連記事
★肌らぶ編集部おすすめアイメイクリムーバー
コットンに出して使用する、拭き取りタイプのポイントメイクリムーバーをご紹介します。
■M・A・C ジェントリー オフ アイ アンド リップ メイクアップ リムーバー
価格:2,800円(税抜) 内容量:100mL
保湿成分キュウリエキス配合。
オイルとローションの2層タイプ。2層が濁るまでよく振ってからコットンに適量を含ませ、メイクとよくなじませ、やさしく拭き取ります。
ダマスクローズウォーターの香り。
2-7.クレンジングシート
クレンジングシートは、「疲れてもうメイクを落とす気力がない…」「突然のお泊りになっちゃった!」などの緊急時にも心強いアイテムです。
コンビニやドラッグストアでも手軽に買えるので、困ったときはクレンジングシートの力を借りるのもいいですね。
★クレンジングシート関連記事
★肌らぶ編集部おすすめクレンジングシート
ポイントメイクも落とすことができる、クレンジングシートをご紹介します。
■専科 すっぴん磨きクレンジングシート
価格:680円(税抜) 内容量: 44枚入り
ウォータープルーフマスカラなどのばっちりアイメイクや、小鼻の黒ずみ、不要な角質まで絡めとるようにしてすっきりオフ。肌を磨くように整えてくれます。
整肌・保護成分としてキシリトール、BG配合。
10枚入りの携帯用もあります。
3.肌質別クレンジング(メイク落とし)の選び方
一般的に、肌質は以下の3つに分けられることが多いようです。そこでここでは、それらの特徴別にチェックしておきたいクレンジング(メイク落とし)を選ぶポイントをご紹介します。
・乾燥しやすい
・皮脂が多い
・敏感になりやすい
また、それとは別に「まつ毛エクステ」をしている人は、まつ毛エクステが取れてしまうことがあるので、クレンジングの選び方にお困りの方も多いのではないでしょうか?
ここでは、まつ毛エクステ(マツエク)をしている人に向けたクレンジングの選び方も合わせてご紹介していきます。
3-1.乾燥肌のクレンジング
肌が乾燥しがちな方のクレンジングは、肌に摩擦などの負担をかけないようにすることと、過度にうるおいを落としすぎないようにすることがポイントです。
乾燥しやすい肌向けのクレンジング方法などをご紹介していますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒【乾燥しがちな肌向け:クレンジングの選び方・使い方】
3-2.脂性肌(オイリー肌)のクレンジング
皮脂が多く、オイリーになりがちな肌の場合、皮脂が多いためにしっかり落とそうとして「クレンジングオイル」を選ぶ方も多いかもしれません。しかし基本的に、皮脂は洗顔のときに落とすものです。
なので、クレンジング(メイク落とし)の選び方としては、はじめにお伝えした通り「ベースメイクが落ちるかどうか」という基準で判断するのがよいでしょう。
クレンジング方法をはじめ、皮脂が多い肌(オイリー肌)のスキンケアポイントなどをご紹介していますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
⇒【オイリ-肌向け:スキンケアのポイント】
3-3.敏感肌のクレンジング
一口に敏感肌と言っても、人によって認識に差はあります。大切なのは、メイクや自分の肌に合ったメイク落としを選び、クレンジングすることです!
敏感肌向けのクレンジング方法などを紹介していますので、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
⇒【敏感肌向け:クレンジングの選び方・使い方】
3-4.マツエク(まつ毛エクステ)中のクレンジング
せっかくマツエクをつけたのに、クレンジングや洗顔で取れてしまってはもったいないですよね。
まつ毛エクステをつけている人のためのクレンジング方法などをご紹介していますので、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
⇒【マツエク派の方へ:肌らぶ編集部おすすめクレンジングと選び方】
4.クレンジング まとめ
いかがでしたか?
クレンジングの基本は、「メイクを落とすこと」です。
きちんとクレンジングをしてメイクを落とし、その後の洗顔で汚れをしっかり落としましょう。そうすることでその次に使用する化粧水や美容液などが肌になじみやすくなるとされています。
今回ご紹介した選び方も参考にしていただき、自分に合ったメイク落としでクレンジングしましょう!
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