クレンジングオイルに上手な使い方ってあるのかな?とお考えではありませんか?
クレンジング料は、洗顔料では落とすことのできない油性の汚れ(メイクなど)を落とすためのスキンケアアイテム。
その中でも特にオイルタイプは、すっきりメイクを落とすことのできるとても便利なクレンジング料です。
本日は、クレンジングオイルを味方につけるための上手な使い方や、意識していただきたいポイントについてご紹介します。
クレンジングオイルはメイクになじませて洗い流すだけでいいのでは?と思っている方も必見です!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1.【肌らぶ編集部おすすめ】クレンジングオイルの使い方
クレンジングオイルの使い方としてまず意識していただきたいのが、メーカーやブランドの推奨する使い方を守るということです。
特に説明がない場合や、推奨されている使い方を踏まえたうえで方法を見直してみたいという場合には、これからご紹介する、肌らぶ編集部おすすめのクレンジングオイルの使い方も、ぜひ試してみてください。
「使い方」といっても、そんなに難しいものではありません。
普段のクレンジングオイルの使い方を見直すという意味で確認してみてくださいね。
① 手を洗って清潔にする
たくさんの雑菌がついたままの手で顔に触れると、さまざまな肌悩みが起こりやすくなってしまいます。
クレンジングのみならず、「スキンケアの前には必ず手を洗って清潔にする」ことを意識しましょう。
② 目元・口元のメイクを先に落とす
クレンジングオイルで全てを一気に落とそうとせず、ポイントメイクは先に落としましょう。
アイメイクや口紅の汚れが混じったクレンジングオイルでベースメイクを落とそうとしても、簡単には落ちにくくなってしまいます。
無理に落とそうとすると力が強くなり、肌への負担が増えることにもつながります。
この時点で完全に落とそうと無理矢理こするのもよくないので、大半のポイントメイクが落ちたら次のステップへ進みましょう。
③ 手のひらにクレンジングオイルを出す
お使いの商品に「乾いた手のひらで」と説明書きがある場合は、必ず手を拭いてからオイルを出しましょう。
「お風呂場・濡れた手でもOK」というクレンジングオイルの場合も、多少なら構いませんができるだけ手についた水は振り払っておくことをおすすめします。
クレンジングオイルに水が加わるとメイクが落ちにくくなり、肌をこすりすぎてしまうため、肌に負担がかかりやすくなってしまいます。
皮膚の表面にある角質層は、非常に薄いため、摩擦による影響を受けやすい部分なのです。
④ Tゾーンから先に肌にのせてなじませる
上記で説明したように、できるだけ肌への摩擦を減らすために、比較的皮脂量が多いとされるTゾーンから先になじませます。
Tゾーンになじませられたら、肌全体にもクレンジングオイルを伸ばしていきましょう。
ポイントはこすらないことと時間をかけすぎないことです。
⑤ 少量の水を手にとり乳化させたら、顔全体になじませる
水を手にとり乳化させる、ここがポイントです!
乳化させることでクレンジングオイルと水がなじみやすくなり、キレイに洗い流しやすくなるとされています。
写真のように、透明のクレンジングオイルが水を加えることで白く濁りましたよね。
これが「乳化」です。
新たにクレンジングオイルを出す必要はないので、手についているオイルに水を数滴垂らします。
手のひらで乳化させたら、顔全体につけてクレンジングオイルを浮かせるようにそっとなじませます。
1回でうまくなじまなかった場合は、クレンジングオイルが白く濁るまで繰り返します。
⑥ ぬるま湯で洗い流す
お湯が熱すぎると肌に必要な油分まで取ってしまうことがあり、肌が乾燥しやすくなってしまいます。
逆に冷たすぎる水だとクレンジングオイルが固まりやすく、メイクが落ちきらないこともあります。若干ぬるめかな、と思うくらいの温度でOKです。
⑦ よく泡立てた洗顔料で洗顔する
油性のメイクを落とすためのクレンジング料と違い、洗顔料は汗やほこりなどの水性の汚れを落とす役割があるので、基本的にはクレンジング後に洗顔料での洗顔は必要です。
また、落とし切れなかったメイクとクレンジング料を落とす役割もあります。
洗顔料は十分に泡立てて、ゴシゴシとこするのではなく、泡のクッションで汚れを浮かすイメージでなじませます。
すすぎの際は、前髪の生え際やあご下などに洗い残しがないように注意しましょう。
洗顔もできるクレンジングオイルの場合はこの項目は必要ありませんが、⑥で洗い残しのないよう、この点も踏まえて入念にすすいでください。
⑧ 清潔で肌触りのよいタオルで水分をふき取る
洗顔後の肌は、落としたメイクと一緒にうるおいも奪われているので、デリケートに傾きやすくなっている状態です。
ゴワゴワしたタオルを使用したり、強くゴシゴシ拭くのは控えましょう。
水滴のついた肌にタオルをそっとあてて、水分を吸わせるようにおさえます。
いかがでしたか?
「乳化」という言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかと思います。
乳化については各商品の使い方にも載っていない場合が多いですが、これをするかしないかでメイクの落としやすさや肌への負担の違いが感じられるでしょう。
ではどのくらい差が出るのでしょうか?実際に試してみました!
2.クレンジングオイルの使い方|乳化による違い
商品説明にも載っていない場合が多い「乳化」ですが、乳化した場合としなかった場合で肌にはどのような違いがあるのか、実際に肌らぶ編集部員の肌で試してみました。
2-1.実験内容
- 実験1 乳化ありの場合 1で紹介した手順の通りに行う
- 実験2 乳化なしの場合 1で紹介した手順の⑤の乳化だけをとばして行う
この2パターンで実験し、メイク落ちと肌の感触を比べました。
なお、今回はベースメイクを落とすことのみの実験とし、ベースメイクでは化粧下地→リキッドファンデーション→パウダーを使いました。
2-2.実験結果
■実験1 乳化ありの場合(1で紹介した手順の通りに行う)
・なじませ時間:65秒
・乳化時間:30秒
・すすぎ回数:14回
感想:乳化させて水とクレンジングオイルをなじませていたおかげで、すすぎのときは水をかける程度で力を入れることなく楽に落とすことができました。
■実験2 乳化なしの場合(1で紹介した手順の④の乳化だけを除く)
・なじませ時間:65秒(実験1と一緒)
・乳化時間:なし
・すすぎ回数:20回
感想:すすぎはじめの感触はよく、「こっちのほうが落ちやすい!?」と思って10回すすいで鏡を見ると顔全体に白い膜が。
落ちていると感じたのはクレンジングオイルの膜がはってヌルヌルしていたからのようでした。
結局この膜を落とすのに時間がかかったせいで、すすぎ回数は20回と多くなり、特に鼻のあたりは落とすためにゴシゴシと力をかけすぎてしまいました。
その結果、洗った後の肌が若干つっぱって乾燥した感じがしました。
3.クレンジングオイルの使い方|気をつけるポイント
こちらではクレンジングオイルを使用する際に、気を付けてほしい使い方を4つご紹介します。
3-1.クレンジングしながらのマッサージは基本的に控える
クレンジングオイルを使った際に、一緒にマッサージを行うことは避けましょう。
クレンジングオイルはメイクを落とすために作られたアイテムで、マッサージに適したものではありません。
また、クレンジングオイルは力を入れることなく落とせるからいいのであって、そこに余分な力を入れてしまったら肌に負担がかかりやすくなってしまいます。
マッサージするのであれば、きちんと汚れを落とした後、専用のマッサージクリームを使用しましょう。
3-2.クレンジングオイルを使うのは日焼け止め・メイクアップ料を使った日だけにする
クレンジングオイルは、日焼け止めやメイクアップ料を使用した日にのみ使うことをおすすめします。
油性の汚れが付いていない肌にクレンジングオイルを使うと、必要なうるおいまで奪ってしまい、肌への負担が生じることもあると言われているからです。
ほこりや汗などの汚れは洗顔料で落とすことができるので、クレンジングオイルはその日の状況によって上手に活用するようにしましょう。
3-3.クレンジングオイルの量をケチらない
クレンジングオイルは、使用量をケチらずに目安量を確認して、適量を使用するようにしましょう。
少ない量で落とそうとすると、オイルを無理矢理肌へ広げようとすることになり、肌への摩擦にもつながりかねません。
ケチっているつもりはなくても、オイルが広がらない、強くこすらないと汚れが落ちないという方は、クレンジングオイルの量を増やしてみてください。
3-4.肌に合わないと感じたら使用をやめる
今までに紹介した使い方をしているにもかかわらず肌に違和感を覚えたら、クレンジングオイルの使用を控えることも視野に入れてください。
クレンジングオイルは、比較的濃いメイクでも簡単に落とせるようにつくられています。
肌が乾燥しやすい・デリケートに傾きやすい肌の方は、常に肌の状態を意識しながら使うようにしましょう。
また肌に合わないと感じた場合は、クレンジングオイルでないと落ちないような濃いメイクはしないようにすることをおすすめします。
4.【肌らぶ編集部おすすめ】クレンジングオイル
肌らぶ編集部がおすすめする、肌を清浄にしてすこやかに保ってくれるクレンジングオイルをご紹介します。
■POLA Dクレンジングオイル
内容量:200ml・レフィル195ml
価格:3,600円(税抜)
保湿成分:ゴールデンニームエキス・ベビーピーチエキス・ルイボスエキス・黒糖エキス・紅茶エキス・紅藻エキス・大豆エキス・ローズヒップオイル・アンズエキス
■アテニア スキンクリア クレンズ オイル
内容量:175ml
価格:1,700円(税抜)
保湿成分:バオバブオイル・アルガンオイル
★化粧水も試せるお得なセットあり★
レモングラスやベルガモットなどの自然由来の精油をブレンドした、バスタイムも楽しくなるような心地のよい柑橘系の穏やかな香りが特徴的です。(無香料タイプもあります。)高級感のあるパッケージも魅力です♪
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■ファンケル 無添加 マイルドクレンジングオイル
内容量:120ml
価格:1,700円(税抜)
保湿成分:PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン・ジグリセリン・グリセリン
★お得なトライアルボトル463円(税抜)あり★
無添加*にこだわる「ファンケル」ならではのクレンジングオイルです。
水のように軽やかなテクスチャーのオイルがあらゆるメイクに素早くなじみ、こすらなくてもメイク汚れをするんと落とします。
肌に必要な水分は残しながら毛穴汚れまですっきりと洗い上げるので、肌を清浄にしながらつるつるとした肌触りのみずみずしい肌に整えてくれます。シンプルなパッケージも魅力です!
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*防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤無添加
■ルナメアAC クレンジングオイル
内容量:120ml
価格:2,100円(税抜)
保湿成分:セイヨウナシ果汁発酵液・ヒオウギエキス・アーチチョーク葉エキス・ビルベリー葉エキス・
★ルナメアのスキンケアがラインで試せるトライアルセット1,000円(税抜)あり★
ベタつきのないサラッとしたオイルがスルスルと肌の上を伸び、メイクを浮き上がらせてニキビのもとになる毛穴に詰まった汚れもスッキリと洗い落とします。
ハーブ由来の4種の保湿成分*が肌の乾燥を防ぎながら洗い上げ、しっとりとした肌ざわりに仕上がります。
ノンコメドジェニックテスト済み(すべての方にコメド(ニキビのもと)ができないということではありません。)、合成着色料不使用。シンプルで涼しげなブルーのボトルも魅力です♪
*セイヨウナシ果汁発酵液、ヒオウギ抽出液、ビルベリー葉エキス、アーティチョークエキス
■シュウ ウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル
内容量:150ml/450ml
価格:150ml/4,400円(税抜)450ml・11,500円(税抜)
整肌成分:シア脂・サフラワー油・スクワラン・ホホバ種子油・ツバキ種子油・オタネニンジン根エキス・ダイサンチクエキス
保湿成分:トウモロコシ胚芽油
カシミアのようななめらかなテクスチャーで、心地よく汚れを落としてくれるシュウウエムラのクレンジングオイル。美容液のようなとろみのある濃密なオイルが肌のうるおいを守りながら汚れを洗い流し、すっきりクリアな素肌に洗い上げます。心地よいバスタイムを過ごせそうな柔らかな植物の香りも魅力です♪
濡れた手でも使えて、W洗顔不要。時短ケアとしても活躍してくれそうですね。朝の洗顔時にも使えます。
シュウウエムラのクレンジングにはいくつか種類があり、目的や肌に合わせて選べるのも魅力です♪
※マツエクOK(一般的なグルー<シアノアクリレート系>をご利用の場合。)
5.まとめ
クレンジングオイルの基本となる使い方と、その中で意識していただきたい「乳化」について、またクレンジングの際に意識しておきたいポイントなどをお伝えしました。
ポイントは常に”丁寧”を意識することです。続けることで、肌にうれしいメリットをたくさん実感できますよ。
メイクを楽しむためにも、土台である肌がとても重要になります。
まずは、普段のクレンジングオイルの使い方を振り返ることから始めましょう。
今回ご紹介したクレンジングオイルの使い方、ぜひ今日から実践してみてくださいね!
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肌らぶ編集部
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肌らぶライター
肌らぶ編集部
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鳴海 千穂
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